本当は昨日書き上げて投稿する予定だったのですが、昨日の朝、目を覚ますと目が腫れてたんですね^^;
しかも瞬きするだけで激痛!w
その痛みから逃れるために、昨日は15時間寝てました……すみません(T_T)
さてちょっとした事
狐の鳴き声って、コンコン、じゃなくて甲高い鳴き声なんですね、初めて知りました(`●∀●´)
どう聞いても、コンコンなんて聞こえないのに、どうしてコンコンという鳴き声になっているんでしょうか?
ゆ~きやコンコン あ~られやコンコン
子供に間違った知識を教えてもいいんでしょうか……?w
外に出ると日はもう高く上っていた。取り敢えずは村の中心のほうへ向かって歩く。
いつも歩いている途中、会った村の人に「こんにちは」って言うと、
「こんにちは」って言う。
キューちゃんが「こんにちは」って言うと、
「こんにちは!
って言う。木霊でしょうか?いいえ、木霊ではありません。差別です。
こんな風に、たまにキューちゃんにだけ笑顔で元気よく挨拶する野郎共がいる。おまけに酷い奴ではすれ違うときにこっちを睨んでくし……まあ、こっちは気付いていない振りをしているが。
ちなみに、キューちゃんの名前は人の間だけ
さて、今日も差別的な挨拶があるのかと思っていたら、そんな挨拶は無かった。というか、何だか皆元気が無かった。あの、年中元気ですよ!みたいな野郎共でさえだ。
「皆さん今日は元気がないですね」
「ふむ、ちょっと聞いてみるかな」
それから近くに居た女性に声をかけた。
「こんにちは」
「あ、こんにちは……」
この人もちょっと声に元気が無い。
「今日は村全体に元気が無いようじゃが、何かあったのか?」
「明日が満月の日なんですよ」
「満月?満月だと何かあるのですか?」
隣で聞いていたキューちゃんが聞き返す。
「ああ、そういえばお二人共ここに来てまだ間もなかったですね。実は、この村では満月の日の昼間に鬼が出て、食べ物やお酒を奪っていってしまうんです。色々と罠を仕掛けたり、腕に自身のある方が何人も束になって相手をしても敵わなくて……」
最後は悔しそうに言った。なるほど、それで村全体に元気が無いのか。それにしても鬼、か、そういえば鬼にはもう長い間あったことが無いな。確かに鬼は強かったがどうにも出来ないほどじゃなかったはず……
「なら、ワシが何とかしようじゃないか」
そう言うと二人とも驚いて、
「「何とかするって、相手は鬼なんですよ!?」」
見事に二人揃って同じことを言った。キューちゃんまで驚いていたのはこっちも少し驚いた。
「大男数人でも手も足も出なかったというのに、一人でどうするというのですか。無駄死にするだけですよ」
「そうですよ、流石に目麗さんでも無理がありますよ!」
「なぁに、これでも鬼と戦って勝ったことくらいはあるから大丈夫じゃろう」
急に二人の動きが止まった。それから数秒した後に、
「え、え?そ、それは本当なんですか!?」
と、女性の方が掴み掛かるような勢いで言ってきた。これに少したじろぎながら「あ、ああ、ほんとじゃよ」と答えると、「この事を他の方にも伝えないと」そう言って、どこかに走って行ってしまった。
「本当に鬼と戦うんですか?」
ようやくキューちゃんが復活したようだ。さっきみたいに興奮はしていないようで安心した。
「まあ、この村に居るならそれくらいの事をしたほうがいいのかと思っての。そんなに心配か?」
「いえ、ただ、少し嫌な予感がするので……」
「大丈夫、伊達に長く生きとらんよ」
そう言って頭を撫でると「そう、ですね」と言って笑った。この時の笑顔は自分でも分かる程の苦しい笑顔だった。
次の昼ごろ、外に出てみると誰も居なかった。まあ、この辺りには自分達以外住んでいないから当たり前だが。
昨日、他の村の人に鬼について色々と聞いてみたところ、鬼の名前は
「それと、日が一番高く上る頃に来るんだったか?何かこだわりでも……っと、誰か来たようじゃな」
気付けばこっちに歩いてくる人影が見えた。
「妖力が感じられんし、かといって霊力も感じられん……まあ、例の鬼じゃろ」
暫くこっちに来るのを待っていると角らしき輪郭が見えてきた。
「やっぱり鬼か、妖力を操れるのなら簡単にはいかんかもしれんの」
それからお互いの顔が見える位置にまで来た。背の丈は結構低く、見た目は黒髪のロングヘアーの女の子だ。
「どんな鬼かと思ったら、随分と可愛らしい鬼じゃな」
「む、可愛いと言われて嬉しくない訳じゃないが、あんまり見た目で判断するのはよくないと思うぞ」
「確かに、見た目で判断するのはよくないの」
特にキューちゃんが、というのは心に閉まっておく。ちなみに、キューちゃんには村の中心のほうに居てもらっている。
「で、あんたは何?私と話したかっただけ?それとも……私と殺り合うの?」
そういった瞬間、鬼、戦鬼が妖力を開放した。まだ本気じゃないだろうが結構な量だ。
「殺し合い、とまではいかぬが、そうじゃな……取り敢えず、追い返されてはもらおうかの」
「へぇ、これで怖気づかず、おまけに減らず口までたたけるなんてね。普通の奴ならとっくに逃げてるよ。あんたが強いのか、それともただの馬鹿なのか……ま、やれば分かる事、後者じゃないことを願うよ」
そう言うと、一歩で間合いを詰めて来た。これには少し驚いたが、顔を目掛けて来た拳は何とか躱した。躱した拳が顔の横を突いたとき、ものすごい風圧と音がした。その後、直ぐに蹴りが来たのを後ろに大きく飛び退いて躱しながら間合いをとる。
「いきなりとは酷いもんじゃな」
「躱したから別にいいじゃないか、結構余裕そうだったし」
「これでも内心、結構驚いておるんじゃよ」
肩を竦めながらそう言い返す。すると、戦鬼は楽しそうに笑った。
「ははは、面白い。これならもっと力を出せそうだ」
すると、さらに戦鬼の妖力が上がった。さっきよりも速い動きで今度は蹴りを放つのを躱しながら足払いをし、そこから浮き上がった身体に踵落としをする、が、それを片手で受け止められた。
「お、おおっ!?」
「惜しいね」
足を掴まれたまま地面に背中から叩きつけられ、受身を取ることができずに肺の中の空気が押し出される。そこからさらに拳で追撃が来るのを躱さずに左手を翳す。掌に小さい鏡が出てそれに戦鬼の拳が当たると同時に、メキッと音がした。音は鏡からではなく戦鬼の拳からだ。一瞬怯んだ隙に、掴まれた足の反対の足を使って戦鬼に腹部に蹴りを入れ、距離をとった。
「……それがあんたの能力か」
「いや、こいつの能力、わしの能力ではない」
「……?何を言っているんだ」
「そのままの事を言ってるだけじゃ」
実際にこの能力は八咫烏の時の能力ではなくて、この人間の能力だ。この姿になったときからこの能力”ありとあらゆるものを反射する程度の能力”を知っていたが、あまり使う気がしない。この能力は鏡を出して、それに当たったものを全て反射するという能力だ。ただ、ちょっとした決まりがあり、左手で出した鏡は物理的な攻撃を全て反射し、右手で出した鏡は物理的なもの以外のものを全て吸収してから反射するという感じになっている。おまけに使う力は出す鏡の大きさに比例していて、大きければ大きいほど使う力が増える。ちなみに、さっき出した掌サイズの大きさのでさえ十回使えるか使えないかだ。初めてこの姿になったときにでかいのを使って瀕死の状態になったのを今でも覚えている……
「さあ、どうする?まだやるのか?」
「止められないねぇ、こんな楽しいの……あんたなら、全力を持ってやれるよ」
そう言うと一気に妖力が上がった。恐らく、これが戦鬼の全力だろう。妖力の量には余り差は無い。そこには苦痛などは一切なく、寧ろそこには喜びがあった。戦鬼は戦う事を楽しんでいる。毎回決まった時間、決まった場所に態々現れるのはこういうのを待っていたからかもしれない。手加減をして相手をするのは相手に失礼なのかもしれない。
「そう、か、ならわしも全力でいかねばな」
それから本来の姿、八咫烏の姿に戻る。おまけに妖力は全開の状態でだ。
「これがわしの、目麗の本来の姿、その目に、その身体にしっかりと焼き付けておけ!」
自分と戦鬼を囲むように火柱を出す。
「目麗……か、私の名は戦鬼!目麗、その名をこの胸に刻んでおこうじゃないか!」
その声を合図に戦鬼は拳に全力を籠め、目麗は全身に炎を纏って全力でぶつかり合った。
「あれは、目麗さんの炎……」
遠くに見えるのは巨大な火柱と巨大な烏、八咫烏、それを見た村の人達は騒ぎ出す。それを見て頭の中で思い出したのは目麗との会話、
「キューちゃんは村の中心のほうに居てくれ」
「駄目ですよ!鬼相手に一人は危険です!」
「ん~、キューちゃんには村の中心に居てもらわないと困るんじゃよ」
「と、言いますと?」
「村の者が戦っている最中に来たら危ないし、若しもの時にわしが全力を出せないんじゃよ。全力を出すと村の一つくらいは焼け野原になるからの。で、キューちゃんには村の者がこっちに来ないようにするのと、若しもの時にこの村を炎から守ってほしいんじゃよ」
「私なんかに目麗さんの炎を防げるでしょうか……」
「大丈夫、きっと出来る。自分を信じるんじゃよ!」
自分を信じる……か。
「これは、やれるやれないじゃなくて、やらないといけませんね」
それにはまず……
「皆さん!私より後ろに下がってください!」
そう言うと、あれこれ騒いでいた村の人たちがこっちを注目した。そしてその中の一人が、
「下がるって、宮子さんも……」
「私はいいんです、人ではないですから……ここでこの村と人を守ります」
そう言って火柱のほうを向く。直後、大きな衝撃があり、遠くにあった火柱が大きく揺れた。それから全妖力を籠め、
「
そう言う直前、耳と尻尾が
「私は、自分を信じれたのでしょうか……?」
自分以外には答えない問いを呟いてその場で力尽きた……
「なかなか、しぶといのう」
「くっ、あ」
「なかなか、頑丈な体じゃ……流石に、内側までは、そうではなかろう?」
あの後、お互いにぶつかり合う直前に全身に纏っていた炎も全て一点に集め、ミニ太陽もどきを作ってそれを戦鬼に投げた。躱されはしたが、それが地面にぶつかった瞬間に物凄い爆発が起きた。その衝撃を背中から受けた戦鬼は全身火傷だらけだ。よく火傷ですんだものだと思う。どうやら喉もやられているらしい。
この技を使った自分もかなりの力を使った。もどきでも、ミニ太陽を作るのだから、使う力は洒落にならない。
「まだ、やるのか……!?」
戦鬼は構え、こちらに向かってくる。だが、それは最初のときよりも遅かった。本当に楽しむだけに戦っているのか分からない。
「もう、終わりにしよう……」
残り少ない力を振り絞って戦鬼に向かう。戦鬼の拳が振り上げあられた瞬間、戦鬼の姿に変え、戦鬼よりも速く、全力で戦鬼の腹部に拳を打ち込む。拳を打ち込まれた戦鬼は山まで飛ばされていった。どんだけ力あるんだよ、鬼って奴は……あれ?
「力が……抜けてく……?」
いつの間にか元の姿に戻っていたし、まったく力が入らない。動けなくなるほど力を使ったのか……
「今は、寝ると、する、か……」
そのまま意識を落とすように眠りについた……
如何でしたでしょうか?
もう急いで考えて書いたので色々と誤字脱字等が目立つかもしれません m(_ _)mサーセン
おまけにまだ目が腫れてて痛いです(T_T)
さてさて、もう気力がつきました
後書きを書く気力すらないです
もう眠い……
こんなぐうたらな作者ですみません
感想やお気に入り、ありがとうございます~(≧∀≦)ノ
それではまたお会いしましょう(ー∀ー)ノシノシ