ま、仕方ないですね……
気を取り直して、皆さんこんばんは~ (≧∀≦)ノ
未だ、風邪を引き摺っている作者です
前回、名前だけ出た、建角身、前回言ったような気もしますが、建角身命さんから採らせていただきました。
八咫烏は、建角身命の化身と言われたりしますからね(たしかぁ
今回↑が短いように↓も前回、前々回より短いです(^^;)
「分かったか」
「もう十分すぎるくらいに」
あれから小一時間くらいたった。途中、話が脱線していたような気もするが、そのことを指摘すると面倒なことになりそうなので口を出さないでおく。
神力について分かったことは、霊力や妖力みたいに自然と回復せず、信仰でのみ回復するらしい。それに、妖力や霊力に比べて密度がかなり違うらしい。それを、解りやすく?例えてもらった。
「まず、自分の体を壺と考える。そして、少し大きい丸っぽい石を霊力、同じ大きさくらいの角が立っている石を妖力、水を神力とする。壺に入れるとき、石だとどうしても隙間が出来てしまうが、水だと隙間無く入れることが出来る。ここで、同じ壺でも入っている量が違うことになる。これが、さっき言った密度の違いだ。使うときは、壺の中に入っているのを使う。霊力と妖力は共に石だから、使っても拾うことが出来る。だが、水は一度出してしまうと拾えない。水をためるには雨、つまり信仰が必要だ。それに水の性質を変えることが出来るように、神力もその性質を変えることが出来る。で、その性質が………」
このあと、少ししてから話が脱線し始めたので省略。解りやすく、と言ったはずなのに長くて少し解り辛かった。ちなみに性質は、威力を上げたり、鎮静の効果があったり、治癒力や生命力を高めたりするそうだ。生命力を高めることが出来るので植物の成長もよくなるそうだ。それと、御利益もこの神力で得ることが出来、その御利益の内容はそれぞれで違うらしいが、能力を持っているならそれに関係した御利益があるらしい。今は、神力の量が少ないからまだ無いらしいが。
「色々教えてくれて助かったんじゃよ」
「そうか、それならよかった」
「それじゃこれで」
そう言って帰ろうとしたら肩を掴まれた。
「今度は、私の頼みを聞いてくれるか?」
「ん、まあ、こっちの頼みも聞いてくれたしの」
「そうか、じゃあ洩矢のところに伝言を頼まれてくれないか」
「そこに何と伝えればいいんじゃ?」
「二日後の早朝、信仰を奪ってやるから覚悟しておけ!とな」
「わかった……って、それ、宣戦布告じゃろ!?」
しかも、何さらっと言ってんの!?
「ま、あまり気にするな」
いや、気にするし……
「頼まれてくれるよな?」
まあ、これはいい笑顔で……
「仕方がない、で、洩矢とは何処におるんじゃ?」
「洩矢を知らないのか、ミシャグジで聞いたことはあるか?」
「ああ、ミシャグジは今日聞いたの。だいたいあっちの方角じゃろ?」
そう言って、今日聞いたミシャグジがいる神社の方角を指差す。
「方角はだいたい合ってる。そこにいる神に伝えてくれ」
「正直あまりいきたくないが、しょうがない。キューちゃん、行くぞ」
「ほぇ?もう終わったんですか~?」
「こっちが話をしているときに寝ているとはの~?」
「痛い痛い痛~い!」
そんな奴には頭をグリグリだ。
「目が覚めたか?」
「……はい」
それから、洩矢の神社がある方へと飛んだ。
「お、あれじゃな」
神社は本当に大きくて判り易かった。
「一応着く前に、人の姿のほうになっておくか」
それから、何時もの人の姿になってから神社の近くに降りた。
「立派な神社ですね~」
キューちゃんの言う通り、立派な神社だ。
「妖怪が褒めたって何もでやしないよ」
声がしたほうを見てみると、そこには大きな二つの目玉が特徴的な帽子を被った女の子がいた。
「で、何しに此処に来たんだい?参拝でもするのかい?」
笑ってそう言っているが、目が全然笑っていない。
「此処の神に伝言があってきたんじゃよ」
「へぇ~、
ん?
「すまん、今何と言った?」
「私に何か伝言があるんだろう?」
「……え」
こんなちっちゃい女の子が?まあ、戦鬼もこれくらいだったが……本当に見た目ではわからんもんじゃな。
「今、何か失礼なこと思わなかった?」
「い、いや、ちょっと意外だっただけじゃよ」
心でも読めるのかこの神は……。それにしても、ミシャグジってこんな感じだったっか?
「ふ~ん。で、伝言って誰から」
そう言われて、目的を思い出す。
「おお、伝言というのはかな、軍神からでな……」
それから神奈子の姿になって、
「二日後の早朝、信仰を奪ってやるから覚悟しておけ!」
と、そっくりそのまま言ってやった。どやっ。
「ふん、そんなことか」
何かしら反応すると思ったが、思ったよりも反応が薄かった。
「……何だか、興味無さそうですね」
「まあ、そうじゃな」
たぶん、絶対に負けないという自信があるからだろう。
さて、伝言を伝えたし、後は何を……あ、
「そういえば、伝言は伝えたのに自己紹介がまだじゃったの。目麗じゃ」
「宮子です」
一応、キューちゃんの姿を尻尾と耳が出ているほうに変えておく。理由はもちろんあれだが……
「で、そっちはミシャグジでいいんかの?」
「いや、私は諏訪子、ミシャグジは私が操っているんだよ」
「そうだったのか、いや、失礼したの」
「まあ、知っているのは殆どいないから知らなくても仕方がないさ」
軽く言っている当たり、この対応には慣れているのだろう。それにしても、さっきから諏訪子の目線がこっちではなく、キューちゃんのほうに向かっているような………もしかして、
「キューちゃん、ちょっと後ろ向いてもらってもいいかの」
「……?いいですけど?」
首を傾げながらも後ろを向いた。それから諏訪子のほうを見ると、目の色が変わっていた。
「のう、諏訪子」
「な、なんだい!?」
名前を呼んだだけでこの反応だ。これはちょっと楽しめるかな?それから、諏訪子のところまで行き、耳にこう囁いた。
「触りたいなら遠慮せずともよいぞ。もふもふしていいんじゃよ」
「ッ……!ちが」
「さっきからの、視線がキューちゃんの尻尾のほうにいっておったぞ」
すると、ぐっ、と言って何も言い返してこなかった。これは後一押しか。
「あのもふもふ感はたまらんぞ~。もうそれはそれは……」
これはまさに悪魔の囁きと言ってもいいだろう。
「……ほんとに、いいんだね……?」
その問いに対して、笑顔で頷と、諏訪子の表情が実に悪い顔になった。黒いオーラが見えそうなくらいだ。
「あの、何時まで後ろを向いていれぇりゃん!」
キューちゃんがこちらを向く前に諏訪子が見事な蛙跳びでキューちゃんの尻尾の中に飛び込んだ。びっくりしたのか、痛かったのか、たぶんどちらもだろうが、変な声を上げた。
こうして見ていると、諏訪子が幼い子供にしか見えない。だが、これで私たちよりも力があるのだから、世は不思議なものだ。
それから暫くすると、二人の動きが止まった。気になって近くに行くと尻尾に埋もれて寝ている諏訪子がいた。
「なんじゃ、寝てしまったのか」
「ね、寝てもらったほうが、こちらは楽、になります」
こちらはだいぶお疲れのようだ。頭を撫でながら「お疲れ様」と言うと、少し嬉しそうだった。
「さて、どうしたもんか」
「どうするも、寝ているのを無理矢理起こすのはよくないですよ」
キューちゃんの言うのも一理ある。もし、無理矢理起こしたら祟られかねない。
「仕方がない、勝手にこの神社にでも入るとするかの」
それに、もう日も落ちた頃だし。
「勝手に入って怒られないでしょうか?」
「それだけ気持ちよく寝ているんじゃ、起きたに怒るなんて事はしないじゃろうよ」
キューちゃんを説得してから、神社の中に入った。
その後、目を覚ました諏訪子何か言おうとしたが、キューちゃんの尻尾をちらつかせたら怒りもせず何も言ってこなかった。
如何でしたでしょうか?
序盤、判り辛かったですかね(^^;)
今回は、前回の神奈子に続き、諏訪子が出ました。ケロケロ
そして、もふもふ……
明日、長距離走が……運動部に入っていない人にとってはかなりキツイですね(^^;)
明日からも頑張りましょう(棒読み
それではまた~ (≧∀≦)ノシノシ