【悲報】転生したらしいんだけど秒でオークと鬼ごっこしてる【どこここ?】 作:火壁
ヴァルボーグ領の高台に賢斗を含めた三人(二人と一匹)はいた。彼らの見下ろす先では至る所に火の手が上がり、眼下で侵略者達が消化活動に奔走していた。
「あの…これ本当に大丈夫なんですか?」
賢斗はこの惨事を起こした張本人に恐る恐るといった様子で尋ねる。当の本人といえば
「何言ってるんですか?悪は滅びるべし、奴等の侵略行為はれっきとした悪ですよ?そんなの消し飛ばすしかないじゃないですか!」
「シュナイダーの故郷ってのご存じですか?あいつら追っ払った後も復興とかあるんですからね?てかそもそもどうやってあんな爆破したんですか」
「奴等の火薬庫からチョロまかしてきました♪」
賢斗にグッドサインをしながら核原は答える。賢斗は頭を抱え、シュナイダーは核原の足元でプンスカと抗議している。
「でも、これ提案したのスレ民ですよ?」
「……安価なんてしなけりゃよかった」
そう。この発端は賢斗にあり、それを実行するための能力が揃っていた。
625:イッチ
てなわけでどうすればいいか助けて
626:名無しの転生者
恥知らずにもスレ民に助けを乞う姿嫌いじゃないよ
627:名無しの転生者
貴様あの啖呵はどうした!
628:名無しの転生者
シュナイダーがこれを知ったらどう思うでしょうか?
629:イッチ
でも利用出来るものは何でも利用するべきやろ?スレ民は何度も修羅場を潜り抜けてる猛者やとワイは信仰しとる。この世界の事に首を突っ込ませるような真似で申し訳ないが頼む。
630:名無しの転生者
>>628 今更定期。せやけどその心意気は買うわ。ワイらがアイデア考えてやるわ
631:名無しの転生者
よし。なら安価やな
632:名無しの転生者
!?
633:名無しの転生者
!?
634:名無しの転生者
!!?
635:イッチ
おいおいおい
636:影糸の対魔忍
シュナイダー死んだわ
637:名無しの転生者
でもおまいらも面白い事欲しいやろ。この作戦でマストなのは『シュナイダーの母親奪還』と『侵略者の排除』だけ。この2つでミスったらいけないのが奪還。侵略者は実際の話トップと幹部ぶち殺せばいいだけで正直手足は3分の1殺すだけでいい。必要な結果が見えてるんだからそこまでの過程をワイらが安価で決めればいいんや
638:名無しの転生者
思ったよりまともな言い分で草
639:名無しの転生者
イッチにアドバイスしながらも自分の安価したい思いが見え隠れしてるの草なんだ
640:名無しの転生者
なるほどな。過程がどうとち狂っていても結果が大成功なら問題無いって事か
641:名無しの転生者
DIO様じゃん
642:名無しの転生者
過程や方法などどうでもいい奴のセリフじゃん
643:名無しの転生者
>637 はDIO様だった……?
644:名無しの転生者
>643 よくわかったな。俺はDIOに憑依転生した一般スタンド使いだ。
645:名無しの転生者
は?
646:名無しの転生者
当たり……当たりか……?
647:名無しの転生者
承太郎に殺される事確定してるし外れは外れじゃね?
648:名無しの転生者
ところがどっこい、承太郎に殺される直前にジョルノが割って入って庇ってくれたのだ。やはり持つべきは息子だなあ!!
649:名無しの転生者
えぇ……
650:名無しの転生者
ジョルノが父親助けるとかマジかよ。てか母親逃げ出してないねんな。
651:名無しの転生者
いや逃げたぞ。その時にもう生まれていたジョルノ(その時はまだ汐華初流乃だった)を捨てて置いていったそれを引き取った形だ。ちなみにその女はもう殺した。
652:名無しの転生者
最後バイオレンスなんよ
653:名無しの転生者
育児放棄する奴に人権は無いしまあ多少はね?(育児放棄でモンハン世界の雪山に放置された一般G級ハンター)
654:名無しの転生者
せやな。それ考えれば今回のお母さん頑張りは称えられるけどイッチじゃなかったらどうなるか分かったもんじゃないよな(ドラクエ9世界で主人公と冒険してるけど道中で赤子引き取る事になった冒険者ニキ)
655:名無しの転生者
はえーやっぱ皆暗い所は見てきたんすねー
656:名無しの転生者
まあ結構な作品に裏設定みたいなのあるし、それが後ろ暗いものなんて定石だし
657:名無しの転生者
偏見だけど分かる。原作通り行くケースのが少ないしそこで世界の暗い部分見て辛いって声結構聞く。
658:名無しの転生者
まあワイらはあくまでも主人公じゃないし世界を守るのは主人公に任せてもええんや。ワイらはワイらの周りを守っていればええんやで。
659:名無しの転生者
それ噂を聞きつけて主人公が仲間にしに来るフラグやないか(一敗)
660:名無しの転生者
>659 は静かに暮らしたい
661:名無しの転生者
どうあがいてもワイらは原作からは逃げられないんやなって
662:イッチ
そろそろ安価やってええか?
663:名無しの転生者
とんでもねえ…待ってたんだぁ……
664:名無しの転生者
安価開始の宣言をしろ!イッチ!!
665:イッチ
安価開始ーーーーー!!
>674
666:名無しの転生者
この手のものには定番やろスニークミッションや
667:名無しの転生者
イッチが敵ひきつけて逃走中
668:名無しの転生者
爆破
669:名無しの転生者
影糸ネキを差し出して事なきを得る
670:名無しの転生者
逃走中ええやん報酬はシュナイダーのマッマで
671:名無しの転生者
前回と一緒や全滅報酬は影糸ネキで
672:名無しの転生者
対魔忍なら突撃がデフォやろ?
673:名無しの転生者
影糸ネキ、奴隷娼婦作戦や!
674:名無しの転生者
影糸ネキの能力で爆破ミッション
675:名無しの転生者
スニークミッション
676:名無しの転生者
おおー
677:名無しの転生者
決まったな
678:名無しの転生者
てか影糸ネキのミッションになっとるがな
679:名無しの転生者
これイッチのスレですよね?
680:名無しの転生者
影糸ネキのおっぱい判明してからエロい目に合わせる気満々で草
681:名無しの転生者
そりゃあのDKPIがブルンブルン揺れる様を見たい…見たくない?
682:名無しの転生者
まあ外れたんですがね
683:名無しの転生者
そのSSは18禁じゃないからね!
684:名無しの転生者
なんだ今の
685:名無しの転生者
まあ気にせず、影糸ネキ爆破頼むで
686:名無しの転生者
気持ちのいい爆破頼むで!
687:名無しの転生者
爆破に巻き込まれて服ビリも期待してるで!
688:影糸の対魔忍
…えっち
689:名無しの転生者
あっ……
690:名無しの転生者
逝ったな
691:名無しの転生者
おかしい奴を亡くした
692:名無しの転生者
あの表情であの台詞は死ぬ
693:名無しの転生者
あーダメダメえっちすぎます!
そんなやり取りがありつつ、現在核原はヴァルボーグ領を占拠している侵略者の建物にある燃料やエネルギー物質を爆破させ、仮設テントやヴァルボーグ領に元々建っていた家々にも火の手が上がり、夜だというのに昼のように明るくなっている。
「爆破ってどれくらいやればいいんですかね」
「とりあえず全滅させずとも今の戦力の3分の1を潰せたら士気も下がりますし、今の感じならあとは本拠地を叩けば十分でしょうね」
淡々と流される会話だが、実際やっている事は侵略者と大差ない爆破テロである。侵略者に対し応戦しなければならないとはいえ、正義の味方の姿か……これが?と言いたくなるような有様だ。
「ひとまずあそこの屋敷に行ってみましょう。影から潜った先では馬のような容姿をした方はいなかったので、残るはあの屋敷の中だけです」
「屋敷…それっぽさが凄まじいですね。ボロボロになってるのは、侵略に耐えた証って感じでしょうか」
「まあ侵略完了されちゃってるので今は敵の仮拠点といった感じですね。元は領主の屋敷だったのでしょうか」
核原が指さす先には屋根に罅が入り、窓ガラスがいくつか割れている屋敷があった。
「あの屋敷だけ爆破しなかったのは…」
「他と比較してもかなりの大きさですし、他でシュナイダー君のお母さんを見なかったという事は消去法ですけどあの屋敷にいると考えていいと思いますからね。お母さんがいなかった時点で爆破したところもあります」
「人の心……」
「転生者ですよ?他者と天秤にかけて重くなった方のために残りを余裕で切り捨てられる精神なんですから……賢斗君はこうはならないでくださいね」
「っ…」
実は賢斗がシュナイダーを助けたのは、スレ民からしてみれば初心の頃自分達を思い出させる行動だった。
転生した直後の転生者は、自身の転生した世界のバッドエンド、自身の推しが死ぬ未来を防ごうと奮戦する。そのために必要な犠牲など勘定に入れずに。そして、それが原作に影響を及ぼすようなキャラであれば、その生存に関わる改変が行われるのは必然だった。
推しを救うために他の人物を見殺しにしたり、推しを助けた事で別の場所で他の人物が殺されたりする。そこに例外はなく、敵味方の関係もない。魅力のある敵も、仲間を分断させるクソな味方も死から回避させた瞬間、他の人物が主役モブ関係なく死ぬ定めにあった人物を助けた数と同数かそれ以上が死ぬ事になる。
当然、多くの転生者がその定説を覆すために抗った。死ぬ要素を徹底的に排除する、死なないように耐久性を極限まで上げる。その他多くの努力を重ねても、死なないだけで四肢を失ったり、凡そ人間の体裁を保てない凄惨な姿に変貌し、芋虫の如く這いずり回る事しかできなくなるという結果だけが残った。確かにそのような結果だけではなかったが、転生者の大いなる力は、物語を大きく変え、最悪な物語を更なる絶望へ導いた。
「賢斗君がこれからどのような人と関わるのかはわかりません。でも、人を助けるために他の誰かを犠牲にするような人にだけはならないでください。…そんな過ちを繰り返すのは、
核原は賢斗から視線を逸らして零す。彼女もまた、過去に過ちを犯し、大切な人を失った者の一人なのだが、それはまた、別の場所で語る事になるだろう。彼女は切り替えるように話を戻した。
「私は残存勢力の撃破後、監禁されている民衆を救出してきます。賢斗君はあの屋敷を攻め落としてください。後で私も行きます」
「わかりました。核原さん、どうかご無事で」
「賢斗君もですよ。無茶だけはしないでくださいね」
互いの無事を祈りつつ、二人は高台を後にする。その後ろ姿をオロオロと交互に確認するシュナイダーは
「メ、メルメルメ~!!」
賢斗の後をついていった。
最近自分にとっての最上は自分の手で作らないといけないんやなって思ってる(何の話)。同人誌だってエロゲだって「もう少しこうあって欲しいなー」ってのがあってもそれは最終判断は作者様だしそれを楽しむべき。それでも自分のベストが欲しいなら自分で作れって思うようになった。
今はエロゲ作りたいなーとなってます。(人生ノープラン男の独白)