【悲報】転生したらしいんだけど秒でオークと鬼ごっこしてる【どこここ?】 作:火壁
205:名無しの転生者
ワイはやっぱり委員長のまりちゃんやと思う。あの子ならイッチの先導にも適してるやろ。
206:名無しの転生者
それを言うなら颯の方が戦闘で優位に立てるしそっちだろ。遠距離の攻撃はイッチやゆきかぜとも連携を取りやすいはずだ。
207:名無しの転生者
お前らるみたそを忘れるとかにわかか?
208:名無しの転生者
あずきちゃんに決まってるよなあ!!
209:イッチ
まさか授業終わるまでゆっくりとはいえ自分の性癖を織り交ぜてもう一人の予想してるとはたまげたなぁ。
210:名無しの転生者
スレ埋める訳にはいかないからねしょうがないね。
211:名無しの転生者
スレもこれだけでじゃないし更新しとかないとすぐ埋もれるからな。
212:名無しの転生者
そういえば今日任務ってなると影糸姉貴と会うの無理じゃね?
213:イッチ
あっ……
214:影糸の対魔忍
大丈夫ですよ。任務は仕方ありませんからそちらへ行ってください。その後は報告もあるので5日後に同じ場所でどうですか?
215:名無しの転生者
>>214なんか当たり前みたいに言ってるけど同じ世界か分かってないんだよなぁ…
216:名無しの転生者
そう言えばそうじゃん。これで違いましたは面白すぎるぞ。
217:影糸の対魔忍
あ、大丈夫ですよ。同じような任務がある事も把握したのでイッチさんと同じ世界の可能性が特大です!
218:名無しの転生者
…は?
219:名無しの転生者
どうやって分かったんだよ…
220:影糸の対魔忍
イッチさんの任務がどのようなものかアサギさんにバレないようにハッキングしました。これでも前の世界ではプログラマーだったので五車のザル警備なんて壁にもなりません。
221:名無しの転生者
>>219影糸姉貴が急に恐ろしく見える。
222:名無しの転生者
【新情報】影糸姉貴自分の組織のプログラムをザルと言い出す【ハッカー】
223:影糸の対魔忍
>>222違いますー!ちょっとコンピューターの扱いが対魔忍の中では長けてるだけですうー!!
224:名無しの転生者
扱いが長けてる(ハッキング可能レベル)
225:名無しの転生者
普通のプログラマーはハッキング能力を持たない(確信)
226:イッチ
ハッキングしたって事は任務の詳細を知ってるって事ですか?
227:影糸の対魔忍
はい。イッチさんの倒したオークはその付近に潜伏していた奴隷商人の手下のようです。そしてイッチさん、ゆきかぜさんそして篠原まりさんの3人で任務に当たっていただく事になるようです。
228:名無しの転生者
まりちゃん来たアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
229:名無しの転生者
クッソオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
230:名無しの転生者
まりが任務で会えると歓喜する民とまり以外の会いたいキャラじゃなくて落胆する民の反応が綺麗に分かれてるの草。
231:名無しの転生者
颯さんに射込まれたいだけの人生だった…
232:名無しの転生者
ドマゾ湧いてんな。
233:名無しの転生者
マゾで済まないんですがそれは…
234:名無しの転生者
組織の目的とか分からん?
235:影糸の対魔忍
奴隷売買による小銭稼ぎです。対魔忍は普通の女の子より高く売れますからね。調教費以上のお金が入りますから対魔忍が現れたら是が非でも捕えたい所ですし、すぐにでも手放したい危険物でもあるんです。
236:名無しの転生者
>>235改めて聞いてもやっぱり気分の良い話じゃないな。
237:名無しの転生者
こういうのはフィクションだから楽しめるのであって実際やられると胸糞悪くなるのは確か。
238:名無しの転生者
フィクションの世界なんだよなぁ…
239:イッチ
校長室に着いた。アサギさんとさくら先生がいたわ。
240:名無しの転生者
ライブを!ライブを流すんだイッチ!まりちゃんをワイに見せろオオオオ!!
241:名無しの転生者
>>240やべえガチだ!
242:イッチ
こっわ…
『LIVE ON』
243:名無しの転生者
イッチ引いてるじゃねえか。
244:名無しの転生者
しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから。
245:名無しの転生者
ヴォオオオオオアアアアアアアアアア!!
246:名無しの転生者
やかまし
247:名無しの転生者
限界オタクのそれ。
248:名無しの転生者
たった数レスでここまでキャラが固定されるのも珍しいな。
249:名無しの転生者
急激な変化が対人ゲー環境のそれ。
250:名無しの転生者
アサギが任務について色々言ってるけどこれもう全部影糸姉貴が教えてくれてるんよな。
251:名無しの転生者
いうて建築物の構造大雑把にだけど把握しとるやん。よくこんな情報とれたな。
252:イッチ
『よくここまで情報が集まるものっすね』
『隠密が得意な子も勿論存在するわ。情報は確かよ』
『ふーん…』
253:名無しの転生者
明らかに疑ってるなイッチ
254:名無しの転生者
まあ奴隷調教やるようなやつらだし捕まえれば捕まえただけ美味しい思いの出来る対魔忍をゾロゾロ釣れるってならやらない手は無いよなぁ。
255:名無しの転生者
? 何やるって?
256:名無しの転生者
マイ〇ラで必要な資材を安定して確保したいならどうする?
257:名無しの転生者
??????
258:名無しの転生者
急に何言ってんだ?
259:名無しの転生者
あーそう言う事?
260:名無しの転生者
分かってそうだけど本当に理解してる?
261:名無しの転生者
こういう事やろ
例えば鉱物でも農作物でも自動で採掘、耕作出来るシステムを作る。そうすればその場の資源や土壌の栄養が枯れるまで目当ての物が手に入る。自分はそれを受け取るだけ。粗方絞りつくしたら次の餌場へ。自然の動物と違うのはシステムさえ出来たら自分が動かなくても利益が得られる所だな。
262:名無しの転生者
え、かなりマズいじゃん。
263:名無しの転生者
実際ここまでやるかは分からないけどな。システムを構築するのにも面倒は付きまとうし対魔忍自体組織だから全部とまでいわずとも向こうの想定以上の戦力を投入すればすぐさま潰れるやろ。囚われてる対魔忍が寝返っていなければの話やけどな。
264:イッチ
それを疑ってるんだけどなぁ…ゆきかぜもまりちゃんも仲間を疑うのかって食ってかかるし…その情報嘘だったら苦しむのこっちなんだぜ?
265:名無しの転生者
対魔忍は仲間を大切にするからね(NTRエンドに目を逸らしつつ)
266:名無しの転生者
寝取られているのに仲間を大切にするのって矛盾するのでは…?ボブは訝しんだ。
267:名無しの転生者
快楽には抗えないからねしょうがないね。
268:名無しの転生者
いうてイッチの言葉も的外れって訳じゃないからアサギもイッチに対して前向きやけどゆきかぜ寄りは崩さないな。
269:名無しの転生者
まあアサギからしてもイッチを信用する材料ないからイッチの意見に正当性があっても疑わなくっちゃいけないんよな。
270:名無しの転生者
イッチの当面の目標は信頼度を稼ぐ事か…
271:名無しの転生者
一定値に達したらエロ回想見れそうだな。
272:イッチ
『それではブリーフィングを終わります。高嶺君は装備の説明をするからもう少し残るように』
『アサギ校長、ちょっと待ってください。私達も話は終わっていません』
273:名無しの転生者
ん?
274:名無しの転生者
流れ変わったな
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「どうしたのかしら。話は終わったと言ったのだけれど」
「どこがですか!まだ彼の正体を私達は何も知らないんですよ!あんた何者よ!!」
アサギに声を荒げ、賢斗に指を指しながらゆきかぜは問いたださんと迫る。賢斗は察したという様子でゆきかぜに向き直る。
「それは言わないと駄目なのか?」
「当たり前でしょ!さっきあんたが言った台詞を借りれば『信頼するには情報が足りない』わ!私達と任務に行くならあんたの話を聞かせなさい!」
ゆきかぜの言い分は間違っていない。信頼を得るには自らをある程度晒さなくてはいけないのは賢斗自身理解していた。しかし、立場や現状はかなりあやふやな上、アサギは兎も角ゆきかぜのような上の立場でもない人物にはおいそれと話す訳にはいかないのだ。
「生憎とそれはこっちも同じだ。こっちは何も知らないんだぜ?」
「さっきまでの爽やかさはどこに行ったのよ…私は水城ゆきかぜ。こっちは委員長の篠原まりよ」
「ど、どうも…篠原まりです。えっと…よ、よろしくお願いします…」
賢斗の猫かぶりに呆れながら自身と共に来たまりの名前を述べていく。名前を呼ばれたまりは自身でも自己紹介を始め頭を下げる。
「よろしくどうも。改めて、高嶺賢斗だ。使用する術は雷遁…というのかは分からないが雷を利用する。任務は初めてだから不足な点があるかもしれないがそこはまあ頑張るとするよ」
「……アサギ校長」
「何かしら?」
「こいつの事、一応は信じます。でも何か裏切るような事があれば、その時は容赦しません。それは分かってください」
「いいでしょう。賢斗君、分かっているわね?」
アサギは賢斗に向けて睨みを利かせる。しかし賢斗はどこ吹く風と気にしていない。そのような賢斗にゆきかぜは親の仇を見るように睨みつけ、まりは賢斗とゆきかぜの間に走る険悪な火花にオロオロとしていた。
「では私達はこれで、失礼します」
ゆきかぜ達は不服ながらも校長室を出ていく。アサギは改めてといった面持ちで賢斗に向き直る。
「さっきの台詞」
「え?」
「信頼するには情報が足りないと言った言葉の真意、聞いてもいいかしら」
アサギは事の真意を問い詰める。賢斗の言葉に違和感を感じたのだ。
「俺が感じたのは2つ、奴隷商人というやつらと情報を持って来た対魔忍。アサギさん、情報を持って来た対魔忍は任務開始からどれ程の期間を要したんですか?」
「1年ね」
「今回の規模なら3ヵ月程かしらね」
「ならもう一つ
本当にそれは信頼に足る情報ですか?」
「…あなたのような勘の良い子は好きよ」
アサギは軽く笑みを浮かべる。そして引き出しから新たな紙を取り出した。
「あなたの予想通り捜査に乗り込んだ子は堕ちていたわ。この情報も最初は信じていたけれど後に誤情報を掴ませておびき寄せる餌だと分かった。今回それを教えたのは皆に情報の正誤を見極める事を知ってほしいからだったのだけれど」
「仲間を大切にするあまり信用し過ぎる。そして裏切った奴等の情報を鵜呑みにする、と」
アサギは頭を抱えながら頷く。アサギも現状に苦悩しているようだ。
「私が原因みたいな所があるのが何とも言えないのよね。長老衆も私がなんでも出来ると考えてるのよ。事務仕事だって重要なのがここ最近ようやく分かったわ…」
「それは…お疲れさんです…」
「対魔忍の子やこの学園の生徒達も私に憧れてくれるのは嬉しいのだけど戦闘面ばかり取り上げられてね。あなたの意見は嬉しい誤算だったわ」
「俺が良い刺激になれば、と」
「それはあなた次第よ。出来る事なら自分で気づいてほしいけど、そうも言ってられないの。対魔忍の子達がこれ以上傷ついて堕ちていくのを見ていられない」
アサギは苦虫を噛み潰したような顔で俯く。そしてアサギは賢斗に向き直った。
「あなたのような風が必要なの。力を貸して」
「……分かってるんですか?俺は元々戦いなんて無い世界から来たのに、そんな俺に期待しちゃって」
「……私は、あなたを信じるわ」
「その心は?」
「勘よ。でも、それだけじゃない。あなたは裏切るような事はしない。でしょ?」
アサギは真っ直ぐに賢斗を見据える。賢斗は観念したように両手を上げて降参といった具合におどけて見せた。
「分かりましたよ。その情報もゆきかぜ達に共有しても?」
「勿論よ。私の思惑も伝えてくれると助かるわ」
アサギに軽く会釈しつつ賢斗は校長室を後にする。その直後賢斗は気づいた。
「あ……
装備について聞いてねえや」
すぐ戻るのも気まずいと感じた賢斗はさくらを探して聞き出す事にした。2時間かかった。ゆきかぜには頭を引っぱたかれる事になった。
奴隷調教受けている対魔忍は作者の性癖で決まります。ヒロインもその時に来るかなと。