そういえば、ウマ娘の学年設定が全く持って意味不明何ですけど同じように思う同士いますか?考えてもドツボにはまりそうなので独自的な解釈も増えるかもしれないです
このテイオーちゃん、チームスピカに入れて欲しいって言う声が多いんですけど、個人的には専属トレーナー付けてしっとりさせるのもありだなーと言うので迷ってます。これ専属トレーナー付けながらチーム入れるのかな?
入学式から数日。
今日は新学期が始まってから最初の選抜レース。年4回だけ行われるレースはウマ娘たちが有能なトレーナーにアピールをして、一方のトレーナーたちはレースにおいて有能だと感じたウマ娘たちを勧誘するための場でもある。
試験時のレース結果とこの選抜レースの結果を含めて、トレーナーたちは勧誘合戦を繰り広げる。
そのためにボク達はこのレースに全力を尽くす。ボクたちの夢のためにも。
僕の夢はただひたすら『走って一位になる事』
特に勝ちたいレースがあるという訳でもないけど、強いて言うならばクラシック3冠取ってみたいなーとか思っていたり。
目の前には緑一面の
山道と硬いアスファルトしか走った事無いボクは、妙な高揚感がこみ上げてくる。
走れ、走れ。そして一位になれ!
そう僕の本能が囁く。
このレースは
そもそも、ジュニア級のウマ娘は2000mより長い距離を走るレースが存在しないため、選抜レースにも同じように2000mを越えるレースはないという。
「ボクはもっと長くてもいいんだよなぁ。それだけ多く走れるってことだし」
ボクはスプリンターだと言われるほど短距離が強いってわけでも無くて、鍛えたパワーとスタミナ、そして天性の速さで殴っていくスタイル。
だから速いペースをスタミナで継続して出力していけば自然と勝てる。だから、ボクとしては長ければ長いほど得意になってくるのだけど、速さもパワーも併せ持ってるとなると中距離も行けちゃうことになる。
けど、僕個人的には長く走れた方が良いなぁと思う。トレセン学園に来てからぜんぜん走れてないし。
練習コース開放がこの模擬レースの次の日だからもう我慢の限界を超えそう。そろそろ足がうずうずしてきた。
ちなみに、今回使うコースは内回り1700m外回り1800mの直線が短く傾斜がきついことで有名な中山レース場を元に整備されたらしい。同室のマヤノトップガンが言ってた。
この模擬レースは9人レースで、出走も9人。枠番は9枠9番の大外だった。実は前のレースで模擬レースが数回行われていてバ場は荒れ気味。
ただし荒れたバ場や重バ場程度でボクの走りが悪くなることは無い。
集合のアナウンスがかかった。ようやっと走れるようだった。同室で真っ先に仲良くなったマヤノは次のレースで出走するらしい。
次のマヤノのレースを見ていくのもいいかもしれない。
ついにゲート入りとなる。奇数番から順にゲートに入るのが通常。ボクは大外9番で奇数なので最初に入ることになる。
ゲートは幅約1mと狭い。そんな狭い圧迫感のあるゲートをウマ娘たちは苦手とする。
基本的に、ウマ娘は狭いところが嫌いなのは一般的に良く知られている事だ。
ゲートに入るということは、ウマ娘にとってそれだけで強いストレスになる。その強いストレスで、ゲートが開いても出遅れてしまったり、出走前にゲートを潜ってしまったり、蹴っ飛ばしたりするウマ娘も居るらしい。
ボクもゲートが嫌いで蹴り飛ばしたくなるが、それを理性で無理やり抑えつける。
模擬レースにはレース実況が入る。本物のレース同様に行われるそれは、ジュニア級ひいてはクラシック級で活躍するかもしれない若いホープを見つける場として公開されており、意外と人気もあるらしい。
ボクはそんなアナウンスなんて聞いている余裕がないほどストレスが溜まり始めてるけどね。早く開かねぇかな、このゲート。
『各ウマ娘、体制が整いました。……さぁ、ゲートが開いた。おっと、9番トウカイテイオー少し出遅れた!』
ゲートが開いた。反応が遅れ、バ群の後方に順位を置いた。
『先に飛び出したのは2番ケープブラック。9番トウカイテイオーは入試レースで余裕の一着を取った、最も今後が期待されているウマ娘です。』
……芝ってこんな気持ちよく走れるんだ。走る感触、視界すべてが感動的とすら思える。
感動に打ち震えながら疾走感を味わっていると、テンションが上がっていたからか9番手最後尾から3番手まで上がっていたため、意識して加速を取りやめてしばらく風を切る感触を味わおう。
『トウカイテイオー、出遅れましたが3番手まで巻き返しました。順位を振り返っていきましょう。2番、ケープブラックが一番手です。それから二バ身離れて5番、1馬身差で9番、1/2バ身差で4番……』
……そろそろ最後のコーナー。おおよそ2000mだと2分くらいで回るけど、あっという間だった。未だ3番手として足を溜めていたけど。
これから本気だ、スパートをかけよう。きつい坂道や下り道、カーブと言う存在も山道を好きで走っていたボクからすれば難しいわけが無い。
『ここからがボクの……無敗伝説の始まりだよ!』
自分の中の心の声が一番に成れと囁く。無敗であれと囁く。
そんなのは……ボクからすればあたり前のことだっ!
他人に負けるのは恐れていない。けど、自分にだけは負けない。
そう思いながら走って来たんだ。42.195kmを走るには不屈の精神が必要なんだ!
強烈なパワーで芝が抉れる。今まで走っていた速度が何だったんだと思えるくらいの速さで景色が流れる。今までの走行音より低く強い音へと変化する。
そして、2番手を抜き去った。残りは一番手。もうすでに1/2バ身。そのままの速さで押し切り、一番手のウマ娘を抜き去った後も更に離していく。
『トウカイテイオー、最終直線で伸びてきた!早い早い、残り200。足色は衰えない!』
『トウカイテイオー、一着でゴール!強いとしか言えない走りでした!後続を7バ身突き放してのゴールでした。2着には3番、続いて3着には7番でした』
最終的に一着でゴール。
入試レースだとダートで出走したから芝で走る機会が無かったけど、芝の特徴的な弾力が病みつきになる。
レースの余韻にぽわぽわ浸りながら、レース場外からマヤノのレースを見るために開いていた観客席へと腰を落とす。この模擬レースに出場したウマ娘は次のレースに興味あれば観客席に座ってのんびりと観戦できる。
模擬レースはそれなりに需要があるとはいえ、やはりG1やG2レースの華々しいレースより少なく観客席も多少は空いている。
ちらちらと視線を感じるけども、あまり気にせずマヤノのレース状況を見る。今はまだゲートに向かっている最中のよう。
マヤノを見ていると、こちらに気が付いたのか大きく手を振ってきた。
とりあえず僕は手を軽く振り返してレースに集中するようジェスチャーを送ると、思いっきり頷いてゲートへと入っていった。
そうすると、ゲートが開いてレースが始まった。マヤノはボク達新しく入ってきた新入生の中でも上位の実力を持ってそうだったけど、見立て通りだった。
同級生や1年上の先輩を突き放して3バ身差でゴールしたからだ。
結局最後までレースを見届けてしまった。終了の鐘が鳴ったので、出口へ向かおうとすると多くのトレーナーがダッシュで駆けてくる。
優秀なウマ娘をスカウトするためらしい。今年は有力バが多いようで結構分散してきているようだけど、僕の方にもそれなりに多くトレーナーさんたちに囲まれることになった。
多くのトレーナーが未来の“未来の愛バ”に向け突進してそれぞれのトレーナーさんの育成方針とかを聞いているが、どれもしっくりこない。
『君をG1レースで優勝させよう』『クラシック3冠を一緒に目指そう』
どれも他のウマ娘達からは魅惑であろう誘い文句を掛けられるが、ボクの心にティッンッ!!!ってくるトレーナーさんはいなかった。
ボクの一番は多くのレースに出てただひたすら走りたいことが一番だ。クラシック3冠も取ってみたいとは思うけどそれは2番か3番目。
とりあえず一杯走りたい僕は練習でもいっぱい走らせてくれるトレーナーが良い。けど、あいにくとそういう事をやらしてくれそうなトレーナーさんはいなかった。
なので決めきれないので保留でと言い残してその場を後にした。
「レースに出るには誰かのトレーナーと専属契約を結ぶかチームに入るしかない。けど、しっくりこないんだよなぁ」
「これが噂の末脚を生み出す均整がとれた鍛え上げられているトモか。入学直後なのによくここまで鍛え上げられているなぁ」
「……って
ひゃあああああっ!!!!!」
なんか足……いやこの場合はトモと言うべき場所をすりすりと揉まれた感触が来たために凄い悪寒と震えが生じる。
ウマ娘は異様なパワーがある為犯罪には巻き込まれにくい。逆にウマ娘に痴漢をするのは極めて命取りである。
簡単に言えば、反射でボクのトモを揉んでいる変態野郎を後ろ脚で蹴り飛ばしてしまった。
「あ……大丈夫ですか?」
蹴り飛ばしてしまったため急いで後ろを向いて安否を確認する。男性のトレーナーだった。
顔には見事に蹄鉄の跡が残り、足跡が真っ赤になっている。そして極めつけはどこぞのギャグマンガのようにカエルのような形で手足を広げてぴくぴくと手足が痙攣していた。
「……大丈夫じゃなさそうですねこれは。隠蔽しなきゃ!」
「ちょっと待て、なぜそうなる!?」
「あ、生き返った……じゃなくて。生きていたら最初から言ってくださいよ。死んでしまったかと思って焦ったじゃないですか。あと普通ウマ娘の脚を黙って撫でる人なんていないですよ。
変態なんですか?」
「変態ってなんだよ!俺は変態じゃ無くてだな……
あーまぁいいや。俺のチームに入らないか?」
「チーム?」
「あぁ。俺はチームスピカのトレーナーをしている。絶対お前の才能を伸ばしてやるからよ!
俺のチームに入らないか?」
……なるほど。だが、チームスピカは脱退者が最近増えて残り一人しか居ない風前の灯火のチームのはず。とりあえず方針は聞いてみて、それから保留と言う形にして追い返そうかな?
「……練習の方針は?」
「お?俺のチームに興味を持ってくれたのか?それは嬉し「早く答えてください」
分かったよ……」
「俺は基本的に自由に練習をさせている。それが一番才能が伸びる練習だからな!」
へぇ……自由に練習ねぇ。いいかも。他の良識あるトレーナーならボクの練習を見たら絶対やめさせるだろう。
だけどボクの練習はやりたいからやってるのであって、速くなるためにしているわけじゃない。走っていて楽しくなってさらに走ってたらいつの間にか手に入れていた速さなんだ。
だから僕は好きに走らせてくれるトレーナーが良いと思っていたけど。
これはカモがネギをしょってきたような物。あまり邪魔されずに好きに走れそうだ、このトレーナーの元ならば。
だけどここで決めるのも時期尚早。少し様子見をしよう。他に自由に走らせてくれそうなトレーナーがポンと来るかもしれないし。
「そうですね……少し考えます」
「そうか、わかった。入りたくなったら何時来てもいいからな!」
そう言って蹄鉄の跡を付けたチームスピカのトレーナーと名乗った人が後ろを向いて去っていく。
「チームスピカ……ねぇ」
妙にそのチーム名が心の中に残った、これは何時か関わるかもしれないと思ったせいなのかもしれない。
人物紹介
マヤノトップガン
テイオーの同室で、初日で仲良くなった娘。映画トップガンから名前が来ていてちょくちょく飛行機の真似をする。将来アメリカで海軍の戦闘機パイロットをしていそう。
足は結構早い。ただテイオーとは別路線を驀進するのであまりかち合う事は無いかも。
これからは同室としての絡みも入れたいところ
チームスピカのトレーナー
例のトレーナー。アニメのチームスピカのトレーナーさん。テイオーの脚をもみもみした知る人ぞ知る変態さんの名前は沖野トレーナーという。
あの後女性トレーナーに平手を食らった。
作者もテイオーのおみ足を も゛み゛た゛い゛っっ!!!!