デジたんに自覚を促すTSウマ娘の話   作:百々鞦韆

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ウマ娘2、学園の日常尊いし新曲もすこだしあとヒト耳の掘り下げが可愛くてすき(語彙力)URAシナリオとの棲み分けもしっかりしてるし。
なんといってもウマ娘の4コマ漫画的日常を覗いているような感じがたまらねェ……あれもう「プロ」の創った公式薄い本だとおもいます(語彙力)

あ、今回薬物()描写がありますのでご注意を。


束の間の大合戦

「つまり、すこればすこるほど強くなる?」

 

「あくまでもその可能性が高い、というだけの話さ。我々ウマ娘はまだ未解明なことが多い種族。あるいはウマムスコンドリアの性質なのかもしれないが、そもそも存在自体が憶測の域を出ない。それと同様に、まだ観測されていない未知の物質、それこそ“絆”をトリガーとして活性化するような微生物、もしくはホルモンなんかがあるかもしれないっ!そ、こ、で、だ!話の早い君なら分かってくれるだろう?見たまえ、ここに先日私が製作した薬品がある……うわっ眩し。自分で作っておいてなんだが、どうしてこんな色になったんだろう。はははっ」

 

「部屋の電気より明るくないですかソレ。とにかく、その蛍光レインボーカラーの液体を飲めばいいんですね?」

 

ある冬の日の昼下がり。栗東寮の一室、というかデジたんとタキオンさんの部屋にて、僕はタキオンさんの話に聞き入っていた。

ウマ娘に関するとある俗説、母さんの言葉を借りて言うと「恋が原動力」的なアレについてのことだ。正月にふとそのことを考えてから、それがどうも気になって、学園に戻ってきてすぐさまタキオンさんを訪ねてみたところ、彼女は狂気の笑みを浮かべたのち研究室に数日閉じこもった。そして今に至る。

 

「あ、あの、タキオンしゃん……?大丈夫なヤツですかソレ、何かこう、またオロールちゃんが暴走したりは……」

 

ふと、さっきからタキオンさんのことを不安そうな目で見つめているデジたんが口を開いた。

 

「心配はいらないよデジタル君。確かに効果は前回とほぼ同じさ。被験者の強い情動や欲求に基づき、秘められた肉体の力を引き出す。ただし、私もさすがに反省したよ。前回とは効果の強さを変えている」

 

「ほっ……効果が弱まってるなら、前のようにひどいことにはならないで済みそうですね」

 

「え?何言ってるんだい、逆だよ逆。むしろ効果を倍増させた。おかげで被験者は眠気を感じたりすることもなく、すぐさま効果を実感できる」

 

「ホワィッ!?」

 

前回、というと、タキオンさんと初めて出会った日のことだ。あの時僕は盛られた薬によって正気を失い、デジたんに襲いかかった。当時の僕は彼女を脅かしてしまったことを悔やんだが、今現在の僕は違う。合法的にデジたんを襲えるんならそれでいいし、そもそもデジたんだって満更でもない感じだし。行くところまで行ってやる。

 

「ふふふっ、それじゃオロール君。ぐいっとやっちゃってくれたまえ、ほら、ぐいっと!」

 

「タキオンさん、なんだかテンションがおかしいような……。ひょっとして徹夜しました?」

 

「ああ、どうだろう……。確かにここ四日くらいは寝てないような……まあそんなこと今はどうでもいい!早く飲んでくれ!」

 

ワクワクを隠しきれていないタキオンさんから、この部屋で一番明るい液体の入った試験管を受け取る。

 

「はい、いただきまーす……ん゛ぉッ!」

 

甘っ!相変わらず死ぬほど甘い。

……と思ったら次は酸味、いや塩味、苦味、とにかく目まぐるしく味が変わっていく。見た目通りの混沌とした味わいだ。正直言うと吐きそう。きっと今の僕の顔は面白いくらいに歪んでいるだろう。

 

「オロールちゃん?あの、顔がすごいことになってるけど……これってホントに大丈夫なんですかタキオンさん!?というかあたしここに居たらまずいんじゃ……あ、いや、オロールちゃんに襲われるんならそれはそれで……」

 

辛い、なんだこれ。辛いを通り越して痛い。

喉が、いや、体が焼けそうだ!内臓が燃えている、体の至る所が熱い!

 

「あぁ、デジタル君はこの部屋に居てくれ。情動のターゲットがいなければ薬の効果が十二分に発揮されない」

 

僕の内の炎はやがて耳先から尻尾の先までを燃やし尽くした。次の瞬間、視界は非常にクリアになり、デジたんやタキオンさんの鼓動音が激しく鼓膜を穿った。

 

「……キモチイイ」

 

圧倒的全能感。しかし、それだけ。

デジたんを愛しているのはいつものこととして、とくに精神に異常を感じたりはしない。むしろ、不安や恐怖が消えて冷静になっていると言えるくらいだ。

 

「……ふむ、それでは少しテストをしてみよう。オロール君、33550336×8128は?」

 

「272697131008」

 

「おおッ!では87539319を二つの立方数の和で表すと?」

 

「167の3乗と436の3乗?あ、228と423、それに255と414も同様ですね」

 

「素晴らしいッ!」

 

思考が分裂している気がする。いつものようにデジたんは可愛いなぁなどと考えていたら、僕の口が勝手にタキオンさんの質問に答えた。本音を言うとちょっと怖い。

 

「オ、オロールちゃん?大丈夫……ッ!?ちょっ、さりげなく目がギンギラギンに輝いてるんですケドッ!?虹色になってるケドッ!?」

 

「あっはっは、本当だ。まるでどこぞの無敵な配管工みたいだよ。しかし意識はあるようだね。ふむ、興味深い反応だ……」

 

「あ、タキオンさん。僕、こうして今も普通に会話ができる状態ですけど、どうしてですか?前回より効力が強いんですよね?」

 

「ふゥむ……あくまでも仮説だが、君の精神が増幅された情動に耐えられているのではないだろうか。側から見ても、オロール君の抱くデジタル君への好意は常軌を逸しているようだしねぇ。まあ、シンプルにまとめると、無限×無限は変わらず無限である、ということだ」

 

ふむ、なるほど。

僕の愛は無限大、ゆえに納得!超納得!

 

「そ、それなら、安心……?」

 

「どうだろうねぇ。要は常人にしこたまおクスリを注入したとしても、普段のオロール君の狂気には追いつけないわけだから、うん。まったく安心できないねぇ、あははっ」

 

ああ、さっきからデジたんの微粒子が僕の体内に入ってくるのをひしひしと感じる。最ッ高にキモチがいい!タキオンさんの話を聞く限りでは、このクスリは僕にとってだけ都合の良いクスリみたいだ。僕自身どうしてこんなことになっているのかまったく分からないが、それもウマ娘の神秘、ウマ娘の魅力ということにしておこう。

 

こんなに感覚が研ぎ澄まされて、かつてないほどに身体をコントロールできて、それでいて心はどこまでも澄み渡っている。そういえば、デジたんと競い合ったレースでも、こんな感覚を味わった。

コンマ数秒の間の、二人きりの世界。

 

「あっ……領域(ゾーン)、きちゃ……」

 

「うえぇっ、ちょっ、なにその漢字にカタカナ英語でフリガナついてそうなカッコいいワード!?」

 

「分かったよデジたん。やっぱり愛だったんだ」

 

「……ほえっ?」

 

答えはずっと僕の中にあった。

愛だ!愛だけが僕を解き放ってくれる!

 

領域(ゾーン)……それは、選ばれしウマ娘のみが到達する未知の場所。サンプルが少なすぎるためにはっきりとしたことは分からないが、領域(ゾーン)に入門したウマ娘は限界を超えて走ることができるらしいッ!」

 

「タキオンさん?あの、どうしてそんなにノリノリで解説キャラを演じておられるのですか……?」

 

領域(ゾーン)には幻影(ビジョン)があり、それは一人一人によって異なる。……らしい。例えば、かのマルゼンスキーさんと競い合ったウマ娘によると、スーパーカーのエンジン音が聞こえた瞬間、彼女が信じられないスピードで加速した、とか。他には、かの生徒会長殿に抜き去られた瞬間に雷を幻視した、と言うウマ娘が何人もいる」

 

つまるところ固有スキルでは?僕は訝しんだ。

では、今の僕は、さながら固有スキル発動中のフィーバー状態ということか。

 

「そ、そのぉ……領域(ゾーン)に入ると、こんなふうに眼の色が変わったりするんですか……?」

 

「いやそれは知らない。というか何なんだろうねソレ、怖っ」

 

「ふっ、ふふふふふ……!分かる、僕には分かる……!僕の、魂が!愛を叫んでるんだ!」

 

デジたんに抱く様々な感情が、愛、という一点のみに集約され、ベクトルが揃ったことで、何か巨大な力が僕の内側から湧いてくる。

 

「まあいい。とりあえずデータを取りたいから、軽くコースを走ってもらうよ」

 

「タキオンさんッ!?あの、今日は珍しく雪が降ってるんですよ!?それも、トレーニングが中止になるくらい積もってますし……!もしオロールちゃんが風邪ひいちゃったら……」

 

「あ、いや、大丈夫だよデジたん。むしろ、さっきから体が熱くってかなわない。はやく発散したくてたまらないんだ」

 

「ほう……?ちょっと確かめさせてくれ」

 

僕の言葉を聞いたタキオンさんは、どこからともなく検温計を取り出した。

 

「ふむ……うわぁ。見たまえよ二人とも。43度。皮膚温でさえこれだ、深部体温がどうなっているのか……考えただけでも笑いが止まらない!」

 

「ああああああっ!?だっだだだ、大丈夫!?オロールちゃん!?どこか痛いとか、頭がクラクラするとかないっ!?」

 

デジたんが慌てた様子で僕に詰め寄ってきた。心配してくれるのは嬉しいが、ご覧のとおり体調に問題はない。なんならいつもより調子が良い。むしろ、あたふたし過ぎて耳から湯気が出そうになっているデジたんの方が心配である。

 

「あ、なんか、意識したら急に火照ってきたかもしれない。……もう我慢できない!行こうデジたん!」

 

「どこへっ!?え?オロールちゃん?どうして窓を開けて……?あッ、びゃああああぁッ!?ちょっ、何をうおおおおッ!?」

 

「タキオンさーん!先にトラック行ってますね!」

 

もはや恒例となったデジたんキャリー。羽毛のように軽い彼女と共に、僕は飛んだ。文字通り。8mくらい。

 

「のおああああああああぁッ!?」

 

「ヒャーァオ!アイ、キャン、フラァイッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「オロールちゃん、温かいよ」

 

「どうも。そりゃまあ、そうだろうね」

 

「温かいけど、そもそもどうしてあたしたち、こんなところにいるのかな」

 

「僕が衝動的に君を抱えて真っ白な絨毯の上にダイビングしたからだね」

 

「うん。だからあたしは上着も着ないままここにいて、それでオロールちゃんが『おいで、あっためてあげる』って言ったんだよね」

 

「何が言いたいんだい、僕の腕の中にいるお姫様」

 

「ここまでしますかネェ、普通」

 

「うん、計画通……ああ、いや、仕方なかった。ちょっと自分を制御できなくて。ハハッ」

 

どっちにしろ僕はいつも普通じゃない。

それに、氷点下一歩手前ともなれば、十二分に防寒をしていたって、おしくらまんじゅうをやってみたくもなるものだ。

 

「タキオンさん、上着持ってきてくれるかなぁ……」

 

「どうだか。あの人も大概変人の部類に入るから、もしかすると興奮のあまり持ってくるのを忘れるかもしれない。その場合、僕がずっと君を離さないから安心して」

 

「安心とは……?あ、タキオンさんが来たみたい。手に何か持って……あ、上着!ほっ……良かった!良かったァーッ!」

 

デジたんの目線の先には、こちらに向かって歩いてくる人影があった。白衣を着ているせいで、薄ら積もった雪に紛れて見えにくい……はずなのだが、なぜかその人影はケミカルブルーに発光しているので、すぐに見つけられた。

 

「やあ。デジタル君、上着を持ってきてやったよ。私の気遣いに感謝したまえ」

 

「タキオンしゃぁんッ!ありがとうございますッ!」

 

素早い動きで僕の腕から脱出するデジたん。

 

「なんだよ、そんなに僕に抱かれるのが嫌?」

 

「あっいやそのこれはちがくて!えっとぉ!ちょっとこれ以上は耐えられない……というか、まあ、尊みの過剰摂取になるというか……」

 

「あぁ、なるほど。……ところでタキオンさん。なんでそんな見るだけで不安になる光を纏ってるんですか?」

 

「ああ、これはね。先日作った薬品の効果さ。その辺をうろついていた手頃な人間で実験したところ、太陽のように眩しく発光し、穴という穴から煙を吹き出しながら『内臓が燃えるように熱い、死にたくない』と言っていた。だが、ウマ娘である私の薬剤耐性ならば、むしろ恩恵を受けられると思ってね。飲んでみるとこの通り、カイロいらずさ!君らも使ってみるかい?」

 

「遠慮しときます」

 

名も知らぬトレーナーさんに合掌。

 

「さあっ!そんなことよりも!だよ!とりあえずコースを一周してきてくれ!一刻も早くデータを取りたくてたまらないんだ!」

 

「分かりました。ダートでいいですか?」

 

「ああ。好きに走ってくれたまえ」

 

雪は未だしんしんと降り続け、止む気配を見せない。一歩進むたびに、足元からキュッと小気味良い音がする。深呼吸をすると、肺に刺すような空気が流れ込んでくるが、オーバーヒートを防ぐためにはこのくらいがちょうどいい。

……ところで、てっきりこんな日に走るウマ娘は僕くらいだろうと思っていたのだが、コースに積もった雪には足跡が浮かんでいる。頭のおかしい先駆者がいたようだ。

 

「オ、オロールちゃんの体に当たった雪が、瞬時に湯気に……!なんかオーラみたいになってる!?」

 

体内のギアを一段階上げると、いよいよ熱くなってきた。ここまでくると、僕の身体に排気管が備わっていないのが不思議でならない。

 

「準備はいいかい?それでは計測を始めよう。よーい……スタートッ!」

 

タキオンさんの言葉を頭で理解するより先に、勢いよく脚が飛び出した。

スタートは好調だ。薄ら積もった雪は、かえって僕の足取りを確かなものとしてくれる。何より、タキオン印の脱法ドラッ……おクスリのおかげで、今の僕は超強化状態だ。もしかすると、今までで最もクオリティの高い走りが出せるかもしれない。

 

「……スゥ」

 

空冷システム、順調に稼働中。なんてね。

こんなことを考えている間にも、体中を巡る酸素の動きが把握できる。

キックキックトントン、なんて生優しい音じゃなく、ドーン、ドーンと、一歩踏みしめるたびに爆発が起こっている。

 

「…………!」

 

そして、その時は訪れた。

 

固有スキ……領域(ゾーン)が、見えた。

 

雪景色から、真っ白な世界へ。

前回と違い、僕はその世界に数十秒以上留まることができた。そして理解した。

そこにあったのは、白一色の世界ではない。数えきれないほどの星が、様々な輝きを放っていたのだ。

 

ありとあらゆる色のまばゆい星の輝きが混ざり合っている。その中に、ひときわ輝くものがあった。僕は自然とその光に近づこうとするが、あと一歩のところでその星は逃げ出した。

 

けど、僕はその光が()()()。だからまた追いかける、逃げられる、追いかける、逃げられる……。どこまでも続く星空を、僕はひたすらに駆け抜けた。

 

「……ぉーい、オロール君!ストップ!ストーップ!もう検証は十分だよ!」

 

ダメだ、あと一歩なんだ、あと一歩近づければ……!

 

「オロールちゃーん!もう止まって大丈夫だよ!」

 

「ンンンオッケーィッ!!!止まるッ!!!」

 

瞬間、脚のベクトルを180度転換し、全力でブレーキングする。

 

「ほわっ!?まさかのスライドブレーキッ!?」

 

「ほう、どこかで見たことがあるような動きだね。確か、赤いバイクに乗った少年がやっていたような……」

 

激しい運動後の直後にいきなり止まるのは、心臓や筋肉に大きな負担をかけるためよろしくない。のだが、僕は今デジたんを目で見て、声を聞き、匂いを感じ、心で愛でている。よって肉体が最高潮の興奮状態、つまり全力疾走時と同じ状態に保たれているため問題はない。これもウマ娘の神秘だ、多分。

 

「か、完全に強キャラだ……!土煙と湯気の中から出てくる感じがもう、強キャラだ……!」

 

「ホント?じゃあデジたん、僕に惚れた?」

 

「……っ」

 

「あっはっはっはっは!すごいじゃないか、加湿器いらずだよ!……コホン、とりあえず、かなり良いデータが得られた。君の協力に感謝するよ」

 

「いえ、こちらこそお礼を言いたいです。なんというか、新しい感覚が掴めました」

 

僕の体験したアレが果たして領域(ゾーン)かどうかは断言できないが、少なくとも、アレを使えばレースにおいて確実に有利に立ち回れることは間違いない。

 

「それじゃあ私は早速、得たデータをもとに新たな研究へ取り掛かろうと思う。……あ、最後にひとつだけ。実はこのおクスリにはちょっとした欠点があってね」

 

「……は?マジですか?」

 

てっきり、自我を保てなくなる可能性があるだけかと思っていたのだが。そして、僕はそれを克服したはずなのだが。まさか、他にも?

 

「前回の反省をもとに効果を倍増させた結果、服用すると効果時間中は常人離れした能力を発揮できる。しかし効果が切れると、あり得ないほどの疲労が襲ってくる。具体的には、そうだな。瀕死になると言っても差し支えはない」

 

「……ゑ?」

 

「ははっ、先に伝えておくべきだったかもねぇ。いや、しかし!どんなものにも欠点はある!だからこそ美しいのさ!欠点がなければ美しさも存在し得ない!というわけだから。それじゃデジタル君。念のため彼女の側にいてやってくれたまえ。いつもそうしてるだろう?それじゃあ、私はこれで!」

 

「えっあっちょ、タキオンしゃぁーんッ!?」

 

……なんだ?

つまり、ぼくは、これから、すごく疲れて……?

 

ねむい。

いや、ここで寝るのはマズ……イ……。

 

ああ、でも。

デジたんもいるし、いっかぁ……。

 

「あ゛ッ!?オロールちゃぁぁぁあんッ!?ちょ、目を閉じないでッ!?こんなところで寝たら死んじゃうから!?」

 

あったかいなあ。

こころ、あったまるなぁ。

 

「……デジ……たん、あり、が、と……」

 

「うぉお゛おお゛ッ!?逝くなあぁーぁッ!?」




ウマ娘の体温って人間よりも高そうですよね。
湯気を出すデジたん……ア゛ッッッッ!!

作者は数学の最低点数が4点、さらには理系に対し常々八つ当たりしている救いようのないバカなので、タキオンのおクスリの描写がクッッッッッソ適当になっておりますがご容赦ください。

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