トレーナー:ダイヤ今日はスタミナ作りのメニューをしよう
ダイヤ:わかりました
「これでよし」
どこにでもあるよな、いつも通り今日のメニューを連絡をしたトレーナー。
ウマピョイ! ウマピョイ!
トレーナーの持つ携帯電話から電話の着信音に設定したうまぴょい伝説が流れた。
「もしもし」
『もしもしトレーナーさん』
理事長秘書のたづなさんからの電話であったため、トレーナーは少し緊張している。
『ちょっと書類の不備がありましたので、書類室に来てもらえませんか?』
「わかりました。すぐ向かいます」
書類の不備であったため、トレーナーの緊張はすぐに切れ「ふぅぅ」と息が漏れた。
『それと今日食べに行きましょうね』
なぜ書類室なのか疑問を持ったが、すぐに消え去った。
「は、はい!」
~
「きました~」
トレーナーはドアを開けると部屋は暗く、トレーナーは怖いようで少しだけ顔を覗かせていると、いきなり首元を掴まれて部屋に引っ張られ、壁に押しつけられた後に口の中に異物が入ってきた。
「んっ…・・れろ」
何がなんだかわからないまま、ただただトレーナーに恐怖が襲ってくる。
「・・・ッぷはぁ」
壁に寄りかかりながらずり落ちて、座り込むトレーナーの目には近すぎて誰だかわからなかったが、キスしてきた相手が離れたのでよく顔を見てみると、たづなであった。
「たづなさん?! どういうことですか?」
「好きだからやったことに過ぎません。それに私たちお付き合いしますからなんの問題もありませんよ」
普通に好きですと告白されていたら、トレーナーはたづなと付き合うぐらい信頼と好意はあったが、今は恐怖などの感情によって信頼できて異性として意識していた上司から、生存本能を感じるほどの恐怖の対象に置き換わっていた。
「あれ見てください」
と指さした方にライトと共にビデオカメラがおいてあった。
「あれで今の様子を撮影しています。5分事にクラウドに保存されています」
トレーナーを絶望させるには、ちょうどいい一撃であった。
「べつにあなたを脅迫して犯罪させたり、お金を奪おうとなんて考えていません。ただ」
座り込むトレーナーに目線を合わせて、笑顔で次の言葉に怯えるトレーナー。
「結婚するお付き合いをして欲しいだけです。ここではないどこか遠い地で」
下手な脅しより悪質な気がする。
「い、いやぁ」
トレーナーの泣きそうな声で否定をするが、たづなは距離を詰めてトレーナーの耳元によった。
「あなたが断ればこの動画をばらまいて、セクハラを受けたと言ったらダイヤさん含め皆さんは、どうなるのでしょうね」
「えっ?」
「あなたは誰もが知る有名人。ダイヤさんは財閥令嬢。不祥事を起こしたとなるとマスコミ行動、サトノ財閥の印象は一体どうなるのでしょうか?」
たづなの脅迫にトレーナーはただ無言でうなずくしかなかった。
「偉いですね。それではこれに不備ありましたのでお願いしますね」
自分の思い通りになったことに満足したのか、本来の用事だった不備ある書類をおいて部屋をでていった。
「......」
バタッ
自分のプライドを打ちのめされた人のように、ぐったりとしているが自力で立ち上がり仕事のためとトレーニングの内容を考えるため部屋に帰る。
ー夜に近い夕方ー
「トレーナーさんこっちです」
時間は進み約束の通りいつもの集合場所に二人はあつまった。
「さて行きましょうか」
たづなはトレーナーの腕に抱き着きまるで、周りの人に私たちは付き合っていますとアピールしている。
「あの、離れてください」
「だめでーす。私たちお付き合いしてますよね?」
たづなは恐ろしい目でトレーナーをにらみつけた。
トレーナーは恐怖で付き合っているためか冷汗が止まらない。
「あれ、たづなさんと○○トレーナーじゃないですか」
目的の店に着いたが店のドアから、キタサントレーナーが出てきた。
「こんばんわ」
「こ、こんばんわ」
「あっふーん。自分はこれで失礼しますね」
自分の様子を察してくれるとの願いは、キタサントレーナーは勘違いしたまま店を出て行った。二人はそのまま店に入った。
ーラーメンを食べた帰り道ー
「ここ行きません?」
たづなの指先にあるものは、ホテルであった。
「帰りましょう。明日の仕事あるんですから」
「朝帰りでも大丈夫ですよね。今までもしているんですから」
と酔っていることもあり、トレーナーを引っ張り明るいピンク色の街を通っていく。
ー朝ー
「おはようございますトレーナーさん」
おぼろげな意識の中トレーナーは声する方を見ると、産まれたままの姿のたづながいた。
「え、あっ、お、おはよう......ございます」
「別にシテませんから、私は寝るときは全裸ですので」
「そ、そうですか。あの今何時ですか?」
「9時ですが、私の方から休みの連絡はいれておきましたから安心してください」
たづなは笑顔でトレーナーの頬をツンツンして遊ぶ。トレーナーはやめて貰いたいが拒否したら何されるかわからないため言い出せず、ただ遊ばれるだけであった。
「お水のみます?」
「ありがとうございます!」
いつも寝る前の水分補給を忘れたトレーナーにとってありがたかったが。
これ変なの入ってないか?
その予感は的中しトレーナーは自身の体が、コンロの火が付いたようにとても暑くなっていることを感じる。
「ハァ、ハァ、ハァ」
まるで幼子が高熱をひいたときのように呼吸が早まっている。
「お水にちょっとキツめのあれな薬を入れました。大丈夫ですか?」
「ハァ・・・ハァ・ハァ」
「我慢は体に悪いですよ」
たづなはトレーナーの真横にきてコショコショと耳元で囁く。
「いいんですよ? 私の体あなたの好きなようにして」
トレーナーにはこの誘惑はとても効いていて、たづなをベットに押し倒すが、ギリギリのところで理性は踏ん張っている。
「わたしはあなたのものですから、乱暴にしてもいいですよ」
トレーナーのもろい理性のダムは決壊し、野蛮な獣になった。
それからトレーナーが帰れたのは、夕焼けになりそうな時間帯であった。
腰に傷口があるような痛みを耐えながらも、学園に帰ってきた。
「トレーナーさん!? 大丈夫ですかお昼頃から連絡いれても返信がなくて心配でしたよ!」
「ああダイヤか。ちょっと知人の家でぐっすりしてたよ。ごめんな」
腰痛を隠しながら、いつもと変わらない様子でダイヤに接するが、どこかダイヤの様子がおかしい。
「すみません」
ダイヤの謝罪の言葉と共にトレーナーの顔を抑えられて口に何かが侵入した。
「はむ・・・・・レロ・・・ンッ」
侵入したのはダイヤの舌だった。
「ダイ・・・ヤ.」
再びの恐怖にトレーナーは逃げ出したかったが、人とウマ娘との差にはかなうはずもなく、ただ口内を蹂躙されるだけであった。
「……ッぷはぁ。やっぱり生モノが一番ですね」
「ハァ・ハァ・・ハァ」
なんで自分がこんな目に合わなければならないのか、トレーナーは自分の過去の行いからなにかやらかしたかを考えたが、何一つとして考えつかなかった。
「『なんで自分が緑狐と私にこんな目にあわされているのか』って顔してますよ」
──心を読まれた
トレーナーは後ずさりをしたかったが、いまだにダイヤに顔を抑えてられており動けない。
「何年も一緒にいたからわかります。ですが、あの緑狐と付き合って肉体の関係なのが理解できません。私みたいな高等部のヒトでもわかるように説明・お・ね・が・い・し・ま・す・ね・トレーナーさん」
顔から手を離してダイヤにやさしさが垣間見えたが、そんなものは打ち消されるようにトレーナーの意識は消えた。
N月N日
「あれここは?」
「私の家の地下ですよ」
声する方を見ると檻の向こう側に、勝負服のダイヤがしゃがんでこちらを見ている。
「・・・今何月何日だ?」
「3月11日です。安心してくださいしっかりと大差をつけて優勝しましたから」
安堵感とトレーナーとして担当のレースを見れなかった、焦りの二つの感情をトレーナーを襲う。
「学園に帰るぞ」
「やめておいた方がいいですよ。あなたはこの世に居ませんから」
「はっ?」
ダイヤの一言にトレーナーは声が漏れた。
「あなたが寝ている間に住民票消し、行方不明になるようにしてありますので、ここ以外に居場所がないですから」
この子は恐ろしい。トレーナーはズルズルと壁に寄りかかる。
「私が求めるのは、ただ一つだけです」
牢に入り、トレーナーの上にまたがる体勢になった。
「愛。私に愛をくださいそうしてくれましたら、最高級の生活と私の全てを差し上げます」
「断る」
ダイヤの誘いをはたきおとした。
「・・・はっ?」
「だから断るって。わかるこの言葉?」
ドスのあるダイヤの言葉に、この状況を楽観視しているトレーナー。
「てか、普通にOKしても断ってもどっちにしろここから出す気ないだろ」
「なんですか私のことわかってるじゃないですか」
先ほどまでの緊張した雰囲気はなくなり、ただ1トレーナー、1担当ウマ娘との会話になった。
「とりあえず学校は卒業しろよ」
「その後結婚ですね」
トレーナーは拒否をして暴力などされると思いきっていたので、ダイヤの「はっ?」の発言から、バンバン煽るスタイルになり早く支配してくれとドMみたいになっている。
「そん時になったらな」
「それまでにトレーナーさんの心を支配したら私の勝ちですね」
トレーナー淡い希望はダイヤによってつぶされた。
「それでは失礼しますね。明日から頑張りましょうね!」
ダイヤは牢をでたに鍵をかけてどこかに行ってしまった。
次の日
「トレーナーさん、トレーナーさん」
「はいはい、自分の上にまたがっているダイヤさんどうされましたか?」
トレーナーは目を覚ますと、ラフな私服のダイヤにまたがれながら目を覚ます。
「たづなを行方不明にしてやりました」
「そか」
短い言葉ですこし悲しんでいるかとおもいきや、口角が少し上がり喜んでいる。
「たづな嫌いでした?」
「結構嫌いなタイプの人」
ダイヤの質問にトレーナーは軽々しく正直に答える。
「どこかに逝ってしまいましたね」
「時間かかったな」
「うちの精鋭部隊の数の暴力でやっとでしたから」
ダイヤの言葉にトレーナーの心はおどっていた。
あの暴力フルフルの緑ウーマンから、逃げれたということに。
「さて、トレーナーさんに質問です。私の物になりませんか?」
「断る」
ウマ娘に主導権が握られてこんなにも余裕があるのには理由があった。
その理由は単純明快。トレーナーの性癖である金持ち女の子に監禁されそのまま主導権を握られたまま、ボコスカにやられるというド変態であった。
ダイヤの誘いに乗れば、犬としてダイヤに一生使えるかもしれないし、結婚してサトノ家に花婿として結婚もあるだろうが、この男の満足するものではない。というよりか今の状況に人生一番の満足感を得ている。
「それでは今日も私に対しての躾けですね」
「よろしくお願いしますクソティーチャー」
と打撃音とともにサトノ家の朝は始まる。
今度こそ内容を間違えてない………はず