お気に入りの件数も1000を超えて困惑を隠せません
ですがこの話はここで終わってしまうんです
あとがきに言い訳タイムをしますのでそこまでお付き合いいただければ幸いです
どのような人物なのだろうか。
郭嘉は呂匡の陣で知己の荀攸の伝手を使って黄巾との最終決戦の前に呂匡と会う機会を設けさせてもらった。
郭嘉は戦術が好きだった。幼いころから戦術書、兵法書を読んで育った。豫州潁川郡の出身で、様々な知識人とも知り合った。知識人とは多く知り合えたが、兵法を語り合える相手は少なかった。
郭嘉が憧れたのは呂匡だった。自分の年齢も知らなく、字はおろか真名すらない。そのために中央の知識人達は呂匡を馬鹿にした。郭嘉はそのことでよく口論をおこした。郭嘉の言い分は呂匡は軍人であり、勝つことが仕事なのだからそれ以外はどうでもいいことだと言い張った。しかし、知識人の多くは彼を認めなかった。呂匡に関してだけは、同郷の荀彧とは決して話は合わなかった。
郭嘉は将来を見通す才能を持っていた。
それを知っている友誼を結んだ人々から出仕を求められたが、彼女は拒否し続けた。そして、あまりにもしつこくなったので彼女は旅に出た。目的地は決まっていた。
呂匡が戦い続けた幽州。
彼女はそこに入り、幽州に住む人々から呂匡の話をきいて回った。幽州に住む人々は皇帝の名前は知らなくても、呂匡の名前は絶対に知っていた。そして呂匡を絶対的な守護者として自慢そうに話すのだ。
郭嘉が幽州で呂匡に聞いて回っていた時に、一人の老人と知り合った。その老人は呂匡の戦歴をよく知っていた。何より戦場での動きも詳しく知っていた。郭嘉は歓喜した。
呂匡が投獄されたことにより、呂匡軍は解散させられた。養子である呂布は行方不明。呂匡軍の叩き上げで有名な黄忠は荊州に行き、程普は孫堅の下についた。呂布を除いた二人は中央からの招聘を拒否しての行動だった。
そのせいで呂匡軍の戦歴は知っていても、軍の動きは知らない人物ばかりだった。それでも郭嘉は呂匡が戦った地に赴いて、彼女なりに考察をしてみたりしたが、それでも呂匡の動きはわからなかった。
酒場で出会った老人に郭嘉は呂匡での戦場での動きを教えて欲しいと願った。だが、その老人に断られた。自分は平民で他人に教えられる学がないという理由だった。
しかし、郭嘉はせっかく呂匡の戦術を知る機会を逃したくなかった。
だから、三日間老人の家に訪問して頭を下げ続けた。老人の家は粗末なものだった。結婚はしていないのか、老人は家に一人だった。初日と二日目は断られたが、三日目にようやくあまり言いふらさないことを条件に話してもらえることになった。
そして老人は語った。辺境の守護神として戦い続けている男の戦場を。
郭嘉は前もって幽州での呂匡が戦った戦場の地図を用意していた。それに駒をおきながら老人に呂匡の動きを教えてもらった。
郭嘉はその動きに戦慄したと同時に歓喜した。
呂匡の動きは軍略や兵法には頼らない戦いだった。全ては経験と直感によって戦っていたのだ。自分の知らない戦いかた。土地を利用し、人を利用し、時には気候すら利用する。それは生き残るために磨かれた戦の結晶と言ってもいい。
郭嘉は色々なことを質問し、老人もできる範囲でそれに答えてくれた。
五日間。郭嘉は老人に教えを乞いた。そして最後に尋ねたのだ。呂匡の戦をよく知る貴方は何者なのかと。
老人は高騎と名乗った。
郭嘉はその名前を知っていた。呂匡の副官として何十年も戦い続けた男の名前だった。郭嘉は慌てた。何せ相手は自分が尊敬する男の下で戦い続けていた男だったからだ。
高騎は呂匡の投獄後に軍から身を退いた。幽州の軍からは止まって欲しいという声が出ていたそうだが、彼はそれを拒否して隠棲した。
高騎にとって軍とは呂匡の副官であり、それが全てだったのだ。
高騎は呂匡の最初の部下であり、年も近かったのですぐ仲良くなったそうだ。そして呂匡が将軍となった時にその副官となり、戦い続けた。呂匡が張奐の勧めで養子をとった時、彼もまた混血の少女を養子にした。そして将来は呂匡の娘を補佐するための教育をしたと言った。
郭嘉は思わず尋ねてしまった。呂匡の娘と貴方の娘はどうなったのか、と。
高騎はただ遠い目をして言った。
再び深紅の呂旗が翻るの待つために雌伏している、と。
それは呂匡が再度戦場に戻ってくるのを待っている発言だった。
そしてその日から数日後、高騎老人は静かに亡くなった。同じ村に住む人々は彼の経歴を知っていたのか、静かに涙を流していた。
郭嘉は高騎老人の葬式の資金を出して幽州から去った。それは自分が幽州で学ぶことはなくなったと思ったからだ。
それから郭嘉は名前や経歴を隠しながら各地の諸侯や豪族の下で軍師として賊などを打ち破った。そこには兵法書等で学んだことだけでなく、高騎老人から教わったことを含んでいた。どこでも彼女を召し抱えようとしたが、彼女はそれらをすべて拒否した。
自分が仕えるべきなのは誰だ。
常に自問自答を繰り返した。その旅の途中で同行者もできた。郭嘉と同じく軍師である程昱と武芸者の趙雲だった。二人とも曲者だった。程昱は常に眠そうな雰囲気を出していながら、誰よりも注意深かった。趙雲は誰かをからかうことをやめなかったが、武芸に関しては貪欲だった。なんとなく気があったので三人で旅している時に黄巾の乱がった。
郭嘉は冀州が決戦地になることが見えた。
だから二人に言って冀州に残ることにした。そして郭嘉が目論んだ通り各地の諸侯が集まってきていた。曹操、袁紹、袁術、馬謄、孫堅、公孫瓚。皇甫崇、慮植、朱儁の三将は漢の将軍なので除外しても、数多い英傑達が集まった。三人で各地の諸侯を回った。袁紹と袁術は論外。馬謄と孫堅は及第点だが、仕える気にはならなかった。唯一仕えてもいいと思ったのは曹操だったが、なんとなくまだ早いと感じて下がった。程昱は曹操に仕えることになり、趙雲は公孫瓚の白馬義従が気に入ったらしく、客将をすると言って別れた。郭嘉も曹操から直々に推挙されたが断った。理由は自分でもわからない。ただ、まだ仕えるべきではないと思ったからだ。
そして数日後、郭嘉は驚くべきものを見た。
深紅の呂旗を掲げた一団が官軍へと合流してきたのだった。それから慌てて知己の相手に話しを聞くと、皇甫崇が呂匡の解放を願い出てそれが認められて荊州黄巾軍を討伐に出ていたらしい。しかも、官軍が手を焼いていた荊州黄巾軍を二ヶ月という短期間で殲滅させた。
郭嘉はそこからの動きは素早かった。呂匡に目通りを願ったのだ。最初は呂匡の子飼いの将である程普に断られた。しかし、諦めきれずに知己の荀攸が呂匡軍の参謀を務めていることを知って、そこから程普と黄忠と会う機会ができた。そこで郭嘉は正直に自分は呂匡に憧れていることを語った。そして彼の戦歴や戦術等も幽州で高騎という老人から習ったことを話した。それまで全く興味を示していなかった程普と黄忠が高騎の名前が出た瞬間に表情が変わった。
それからすぐに呂匡と会わせてもらう機会を作ってもらえた。郭嘉は一つの焚き火に案内された。そこには赤い髪で褐色の肌に刺青が入っている少女と、黒髪を後ろでまとめている少女が座っていた。
郭嘉は黙って焚き火の側に座った。
呂匡軍は天幕を使わないことを知っていたからだ。おそらくはこの焚き火が呂匡軍の重臣達が集まる会議場なのだろう。
少女達はこちらを横目で一瞥するだけで口を開くことはなかった。郭嘉も口を開くことはしなかった。これから会う呂匡に飲み込まれないために覚悟を決めるためだ。
「おまえが高騎の行方を知る者か」
突如響いた巌のごとき声。そこにあったのは威厳と威圧感、そして戦人特有の気配だった。郭嘉はその人物が呂匡だと気付き、すぐに臣下のごとき礼をするが、現れた老人はそれをめんどくさそうに解かせると焚き火の近くに座る。近くには程普と黄忠がいた。
「高騎はどうなった?」
「一年ほど前に亡くなりました」
呂匡の問いに答えると、呂匡は瞑目した。
「どのようにして死んだ」
「私に将軍の戦歴、戦術、軍の運営方法などを教えてくださった後に安らかに亡くなられました」
郭嘉の言葉に呂匡は動じない。しかし、郭嘉には自分が最も信頼する人間であり、共に多くの戦場を駆け抜けた戦友の死を悼んでいるように感じた。
「高順」
「……はい」
そして呂匡は一人の名前を呼んだ。それに反応したのは黒髪の少女だった。そこで郭嘉は初めてこの少女があの老人の養子だったことを知った。高順は真っ直ぐに呂匡を見つめていた。
「今日、一晩だけ泣け」
呂匡の言葉に高順は少しだけ表情を崩す。それからすぐに立ち上がるとその場から立ち去った。戦友の死を悼む。しかし指揮官は動揺を戦場に持ち込んではいけない。だから呂匡は一晩で気持ちの整理をつけろと言ったのだろう。
高騎老人の言う通りだった。
呂匡は部下や戦友を大事にする。自分には家族と呼べる存在がいなかったためか、自分の軍をそれに見立てる。そんな存在が上にいるために呂匡軍には一体感がある。それは他の諸侯の軍には見られないことだった。
「郭奉孝だったな。高騎のことは感謝する。何か礼をしたいが、残念ながら俺は牢獄から出されたばかりで礼をすることができない」
「それならば!」
呂匡の言葉に思わず声が大きくなる。程普と黄忠は少し驚いた表情で見ていたが、呂匡と赤髪の少女は動じずに郭嘉を見ている。郭嘉は一度咳払いをすると再度口を開く。
「呂将軍の側で今回の戦を見させていただきたい」
そこで初めて呂匡の表情が変わった。どちらかと言えば呆れたような表情だ。
「みたところおまえは武芸を収めているようには見えない。それでうちの軍に入りたいと言うのか?」
「郭奉孝は軍師としてその知略を知られています」
郭嘉に助けを出してくれたのは荀攸だった。その荀攸の言葉に呂匡は頷いた。
「いいだろう。だったら荀公達と一緒に本陣にいるがいい」
「いえ、できることでしたら呂将軍の駆ける最前線に見させていただきたい」
呂匡の言葉に郭嘉はあくまで呂匡の側で見たいと言った。そこで初めて呂匡の表情が変わった。
「馬に乗れるか?」
「嗜み程度には。しかし呂将軍の騎馬隊の動きにはついていけないでしょう」
「槍は?」
「無理です」
「弓」
「引けません」
呂匡の問いに答えていく郭嘉。どれもある程度は使えるが、呂匡軍の基準で考えたら使えないと同義だ。
「それで最前線に出たいと言うのか?」
「諦め掛けていた呂将軍の戦を肌で感じるまたとない機会です。私はそれを逃したくありません」
そこで呂匡は大きく笑い飛ばした。
「ならばどうやってついてくる」
「誰かの騎馬の後ろに乗せていただけたらありがたいと思います」
「邪魔だと判断したら敵陣であろうとその場で捨てて行くぞ?」
「構いません」
郭嘉は本気でそう思っていた。自分が憧れ続けた呂匡軍の戦い。たとえそれによって自分の命を落とすことになっても経験してみたいことだった。
郭嘉の覚悟を見たのか、呂匡は口の端を上げて笑った。
「布」
「……ん」
呂匡の言葉に赤髪の少女が答える。この少女が呂匡の養子である呂布なのか。
「おまえの赤兎馬の後ろにくくりつけてやれ。邪魔になったら捨ててしまえ」
「わかった」
その会話で自分が呂匡軍の最前線に行けるということに気づいた郭嘉が感じたのは、恐怖ではなく歓喜であった。
明朝、呂匡は敵陣を眺めていた。供をしているのは布一人だけだった。
穴だらけだ。
呂匡はどこか失望を感じながらそう思った。久しぶりの戦で気がたっている。だが、その相手は民兵に毛が生えた程度の相手だ。自分が死ぬ気を尽くして戦うような相手ではない。
荊州での戦いもそうだった。呂匡にしてみれば大した相手ではなかった。数は多かったがそれだけだ。
「布よ。中央の軍は弱いな」
「……ん」
呂匡の言葉に呂布は頷いた。呂布もまた中央の軍の弱さは知っていた。五千の兵を食わせるために官軍の兵糧庫を襲ったりしたからだ。基本的には自給自足をしていたが、それでも足りない時は官軍を襲った。村を襲わなかったのは父の教えと、呂匡軍は民や異民族出身者が多かったからだ。
異民族は強い者に従う。
だから呂匡に打ちのめされた多くの異民族が呂匡軍に入り、さらにその強さは増した。程普は幽州の豪族の出身だが、そのような出身者のほうが呂匡軍には珍しかった
そして異民族は官軍を嫌った。
それは弱いからだ。弱肉強食。それが異民族の理だった。呂布達は呂匡投獄後の異民族の大侵攻には関わらなかった。それは呂匡がいない官軍がどのような戦をするか興味を持ったからだ。
だが、結果は酷いものだった。
冀州にまで侵攻された時に呂布とその副官だった高順の心に芽生えたのは失望だった。そして官軍が偽の呂匡の旗を掲げたのを見て怒りを覚えた
自分達の都合でお父さんを投獄しときながら、お父さんの名声を利用するのか。
そう思った時に、呂匡軍残党は官軍から兵糧を奪うことに遠慮はなくなった。時には予想以上に兵糧があって、近隣の村に配ったこともある。呂匡軍は腹を空かせる辛さを知っているからだった。
そして呂布は、父の部下だった皇甫崇から書状をもらって、父が解放されることを知った。それから父が投獄された後も鍛え続けていた兵と馬を連れて父に合流した。
五年の牢獄生活で父の体を心配した呂布だったが、杞憂に終わった。少し目が悪くなっていただけで、体は頑健そのものだった。戦場も昔のように疾駆していた。両手に槍を持ち敵兵を薙ぎ払っていた。
それを見て安堵したのが呂布と高順であり、呂匡軍はその呂匡の姿を見て畏敬の念を抱いた。
黄忠と程普も合流し、完全とは言えないが昔のような呂匡軍に戻った。父の副官だった高騎は亡くなったということを、昨日呂匡陣に来た流れの軍師から聞いた。父は黙っていたが、呂布は自分の半身を失われたことに対する悲しみの証明だということに気づいた。
若い頃からの戦友が、戦場で死ねずに病で死んだ。
それが父には苦痛だっただろう。
二人戦場で死のう。
それは呂布と高順が幼い頃にそれぞれの養父が酒を飲みながら語っていたことだった。
「……お父さんは戦場で死ぬ?」
「今更俺が戦場以外で死ねるわけがなかろう」
呂布の問いかけに呂匡は当然のように答えた。言外に友のために戦場で死ぬと語っていた。
「じゃあ布も戦場で死ぬ」
「いい心がけだ」
呂布が言うと、呂匡は笑いながら言ってきた。昔から変わらない笑みだ。呂布はこの包み込むような優しさを持つ笑顔が好きだった。苛烈な戦に似合わぬ笑顔。呂匡軍の多くはまず、呂匡の強さに惚れて、次にその人柄に惚れる。そうして一体感が強い軍が生まれたのだ。
「呂匡様、呂布殿」
二人のところにやってきたのは程普だった。彼女もまた呂匡軍の叩き上げ。一度は孫堅に仕えたが、呂匡の復活を聞いて合流してきた人間だった。
「そろそろお戻りください」
程普の言葉に呂匡は戻り始める。呂布は地面に突き刺していた方天画戟を引き抜いてそれに続く。程普もまた黙って従った。
開戦直後、呂匡は疾風のように戦場を駆け抜けた。対峙する黄巾軍を真っ二つに引き裂いたのだ。そこから半分を呂匡、程普、黄忠の三隊に別れて殲滅した。残りの半分は呂匡軍と同じく右翼に配置されていた董卓、公孫瓚、そして慮植本隊が押し包んでいた。
呂匡は合図を出して分離していた部隊を呼び戻す。すぐに程普と黄忠は合流してきた。
「敵将はいたか?」
「いません」
「同じく」
呂匡の問いかけに程普と黄忠は答える。呂匡も討った手応えはなく、呂布と高順を見ても黙って首を振った。逃亡したことも考えたが、最後まである程度は抵抗してきたことを考えると、その可能性は低い。
ならば残り半分か。
呂匡はそう思って黄巾右翼の残党を見る。董卓軍、公孫瓚軍、慮植軍に追い込まれながらも必死に耐えている。呂匡はその中で中心を探す。
見つけた。
呂匡は黄巾右翼で指揮をとる人間を見つけた。馬上で必死に叫び続けいる。多くの騎馬で殺しにいくのは味方が邪魔になる。
「布」
「ん」
「五百であれを殺してこい」
呂匡は片方の槍で黄巾の将を指し示すと、呂布は解き放たれた猟犬のように赤兎馬をかけさせながら黄巾右翼に突入していった。そこで呂匡は呂布の後ろに郭嘉がいたことを思い出したが、気にしないことにした。呂布は邪魔だと判断したら勝手に捨てるだろうし、郭嘉もそれに同意していた。
呂布率いる呂匡軍騎馬五百は無人の草原を行くように黄巾軍を切り裂いていく。呂布は方天画戟を振り回しながら敵兵を屠っていく。近くにいる高順もまた、高騎に教え込まれた狼牙棒で敵兵を殺していった。
「高順」
「おまかせください」
呂布はある程度まで黄巾の将に近づくと、高順に一声かける。高順もそれだけで理解したのか、周囲の兵を散らし始めた。そのまま呂布は一気に黄巾の将に近づく。親衛隊と思われる兵が邪魔してきたが、呂布は方天画戟を一閃してそれを片付けると残った黄巾の将を真っ二つにする。勢いが良すぎて馬まで両断してしまった。呂布は心の片隅で相手の馬に謝罪すると、すぐに馬首を返して離脱を始める。相手の頭を潰して逃げ散る場合もあれば、逆に怒って襲いかかってくる連中もいる。呂布はそれを知っていたから、面倒なことはせずに離脱することにした。すでに高順が退路を確保しているのでそこを通るだけだ。
呂布が高順と共に呂匡に合流すると時には、黄巾右翼は混乱していた。指示を出す人間がいなくなったからだろう。
「残党の処理は連中に任せていいだろう」
「私達はいかがなさいますか?」
呂匡の言葉に訊ねたのは黄忠だった。
「中央と左翼を手伝ってやろう。左翼の朱公偉は知らないが、皇甫崇は上手く合わせるだろう」
おいおいこれから盛り上がりそうなのにここで終わりだって!?
残念ながら終わりなんです
というのもこの作品は自分が公募にだす三国志小説の練習のために書き始めました
そして第三話まで書いたところで執筆の感覚がつかめたので本番の三国志小説を書き始めました
練習作だったので当初は公開するつもりなかったのですが、いろいろな二次創作を整理していてこれを発掘。「まぁ、どうせ見る人いないべ」と思って公開を始めました。
そして続きも書くことはないと思います。何せこれを書いたのは2017年。色々ありすぎてもうどんな展開にしようかと思っていたかも忘れました
ちなみに作者の長く書きすぎて軒並み公募にだせなくなった公募処女作の三国志小説は『草原の武人~異説三国志高順伝~』はノベルアップ+にて公開中です
恋姫関係ない純粋な三国志小説ですがご興味がありましたらGoogleでタイトル検索するとでてきますのでどうぞ。この作品的空気感になっております