ティアマト11人の子供達とヒトの咆哮   作:メヂカラサーファー

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えー、この物語には作者の語彙力のなさが所々見え隠れしたり、露出狂の如く大胆に晒してしまっているかも知れないので、そう言う時は誤字報告お願いします。


プロローグ・最後の晩餐

薄暗い部屋。

自然界における光など全く通さないその空間に男とも、女とも取れる人物が現れる。

ここは便宜上「彼」ということにするが、不思議な雰囲気を醸し出しながらゆっくりと彼はその暗い空間の中で僅かに円形に光が当たっている場所へと足を進めて、黄金比に当てはまりそうなほどの美しい口を開ける。

 

「久しぶりだね。何人集まったかな?」

 

久しぶり、一般的な対人との出会いにおける何通りかあるうちの開口一番に開くであろう言葉をこの場に集まる者達に告げる。

 

すると暗闇の中から、紫の甲冑を着て背中から尻尾の生えたとてもじゃ無いが『人間』とは呼びずらい、蟲のような者が口を開く。

 

「残念ながら、対戦後にすぐぶっ殺されたムシュマッヘ、ウシュムガル、クサリク、あと何故か来てないウガルルムを除いた、七体全員揃ってるぜ、でぇ?なんの様で()()()()()()()()()?」

 

「ありがとうギルタブリル、ウガルルムは随分か前に死んでいるのが発見されているから大丈夫だよ」

 

先程、キングと呼ばれた彼は優し顔を浮かべながらギルタブリルに対して返事を返す、嫌みたらしく言った最後の坊っちゃんに対しては完璧なスルーを決め周りを見渡す。

ここにいる者達はそれぞれ、先程、返事を返してくれたギルタブリル、巨大な肉体を持ち、四本のビルかと見間違うほどの大きさをした足を持つムシュフシュ、人間のような姿をした怪物ウリンディム、二足歩行の生物としか表すことの出来ないダブルチュ、対戦後に一切の言葉を喋らなくなったラハム、本性を隠し、文字通り人間の皮を被ったバシュム、一才顔を変えず、ポーカーフェイスを貫く魚人間クルール。

身内とは言え、相変わらず似ても似つかぬ兄弟だ、と心の中で思いながら今回集まってもらった訳を話し始める。

 

「まず一つ目に母さんが殺されてしまった。」

 

彼らの中でざわつきが起こる、勿論彼らはそうそう慌てたりはしない芯の通った性格をしてるが、だが!今回の話はわけが違う。

まず、母について直接的に連絡を取ることのできるのはキングのみであり、勿論居場所も彼の身が知っており、キング以外接触は勿論。簡単な連絡すら取られなかった。

次に、彼らの母はその知識と体を狙われていた、彼女の持っていたその技術力は世界を動かしたかもしれない、しかし、彼女はその選択を選ばなかった。

自分の能力が他者に利用されることを嫌がったのか、または死にたく無いと命の危機を感じ取り出した答えなのか、その理由は恐らくここにいる者達の中でも誰も分からないだろう、いや、もしだれか一体が分かっても、そんな事は他の者達には話さないだろう。

だからこそ、今の今まで確実に母が安心して過ごせる空間を作り、以後彼女はキングとの間にあった非科学的とも呼べる代物である念話によって彼女の容体が確認できていたが。

そこからキングは経緯を話し始める。

 

「一年前の話だ。あの日母さんは突然のように連絡をしてきた。

母さんは途切れ途切れの意識の中で僕たち兄弟に対して四つのことを言い残した、だが言い残したことの前に話しておかなければならないことがある。」

 

そう言うと、キングの顔は今までの青少年のような水々しい顔から、まるで鬼神のごとき顔と殺気を放ちながら、見ただけで寿命が縮まりそうなその面ををその場いる全員に向けて静かに、だが恐怖をしっかりと添えて全員の目の奥の奥まで覗き込みながら言う。

 

「あの時、母さんが隠れた場所を知っているのは僕だけ、もしやとは思うがあの時この中の『誰かが裏切っていた』なんてことがあるんじゃ無いかなぁ、、、、」

 

この場にいるキング以外の全員に冷たい汗が流れる。勿論ここにいる誰もが自分は裏切者ではないと神にすら誓えるが、このキングと言う彼は兄弟の中でも異常とも言える母への愛を持っており、もしも母に対して危害を加えようとするような者が居れば、この兄弟達だろうと寸分の心の迷いなく即座に極刑とするだろう。

その場の全員が身動き一つと取らずに固まっていると、キングは深呼吸を入れる。

 

「勿論、僕は君たちの中に裏切り者が居るなんてのは選択肢からはとっくの昔に外していた」っといつもの優しい顔へと戻してケロッとした声で言う。

 

これまたその場にいる全員は別な意味で固まり、「じゃあ!さっきの恐ろしい地獄の鬼のような顔面はなんだったんんだよ!!」と心の中でキレ気味に思い、者によっては自らの武器をいつでもキングに向けられるようにしながらも、ここにいる誰もがキングには手を出さなかった。

理由は至極真っ当であり、ここにいる誰もが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。たとえ見る者全てが上を見上げてしまうほどの巨大な肉体を持つムシュフシュでも、化け物でありながら人間の武術を学びに学んだギルタブリルでも何考えてっか少しも分からないダブルチュでも、絶対にこのキングには勝てない。

そう言ったこの兄弟達の中でも、絶大的なまでの兄弟間でのその総合した強さへの序列で頂点である()の座に居座り続けているのだ。

そんなことをこの中の誰かが考えていると、キングの口がまた開く。

 

「まず、なぜ僕が『裏切り者』が居ないと言ったのか説明しようか」

 

「まず、母さんを封印した場所を知っているのは僕と母さんだけ、もし連れて行くところを誰かが見ていたとしてもあの場所はどうしたって人間には開ける事は不可能だろう」

 

すると会話に一体入ってくる。

 

「おい、待ちなよ兄貴。」

 

「どうしたんだい?ウリンディム?」

 

会話を切った者のはウリンディム。俗に言う人狼で、人間の様な肉体に狼をくっつけた様な見た目をしており、序列は死んでいる者を除いて[四位]についている。

 

「兄貴の話にゃぁ気になるところが数個ある、質問いいか?」

 

ウリンディムは光の方へと足を進めて他のものよりも前に出て話している。

それに対してキングは相変わらずの雨上がりの空模様の様な顔を浮かべて「いいよ」と静かに言う。

 

「まず、母ちゃんの死を知ってから一年何やってたんだよ?殺した奴の捜査か?復讐に体を動かしてたんか?」

 

と聞いてくると、キングは眉ひとつも動かさずに、

 

「そんな事はしてないさ、怒りで我を失いそうになりながら、ひたすら耐えてようやく昨日気持ちが落ち着いたからこうやって集合をかけたのさ♪」

と笑顔で言ってくる。

 

その様子にウリンディムは元々キングの母への愛が我々とは違うレベルの異常性を持っているとは知っていたが、今のセリフから表面上での落ち着きは見せているが、心の中の奥深い言葉の真の本音からは少しの落ち着きも感じ取れず、その奥にある闇を垣間見てしまい、「そうか、、、」とだけ告げて、まだあった疑問を忘れようとし、下の位置へと戻ってゆく。

 

ギルタブリルが元の位置に戻ると、キングは話を続ける。

 

「続きだけど、もしこの中に裏切り者がいるとすれば母さんを殺してしまうタイミングが僕がゆうのもなんだが、はっきり言って違う。

みんなが知っている様に僕が一番単純な戦闘力で言えば一番弱かったのは母さんを封印した時だ、要するに僕を最も簡単に始末できたのはその時で、もし母さんを殺したのがこの中の誰かだったら確実にその時に母さん

も僕も同時に始末されているはず。さて、何か話は?」

 

今の話に対しては兄弟全員が安堵を浮かべていた、もしキングが考えなしに動いていたら兄弟で殺し合うこととなったのだから、そんな事にもしもなっていたらそれはだれこれかまわず全員勿論お引き取り願いたい案件だ。

 

「坊っちゃん、四つの要件ってのは?」

とこれまた嫌味ったらしく聞く者全てが不快感を得るかの様なイントネーションと音質で腕を組みながらギルタブリルがキングに言う。

 

「ああ、すまない。」

と言うとその四つの件について話し始める。

 

「まず一つ目に[母を殺したものへの復習や仇討ちといった行為はしない]だ。」

 

「ほう、兄上が敵討ちに走らなかったのはこれが、」

と天高くから答えてきたのがムシュフシュであった。

 

もし、この言葉が無ければ確実にキングは己の力全てを使い母を殺したかも知れない者から、関係ないものまでも惨殺し、我々兄弟も手にかけていたであろう、いや結局は我々も怒りで動いていたかもしれんがな。

 

「次に[残りの動きは自由]だそうだ」

 

我々兄弟には対戦後にかけられた制限があり、これは何か抑止力があるわけではない為、勿論破ろうと思えば簡単に破り捨てることができ、なおかつ罰もないときた。それによって、今の今まで守ってきた者と守らなかった者がいると居ることとなった。

 

「|あのイカれたクソったれの下劣野郎どもの血の1mlでも含む物には殺されない事《絶対に殺されるな》だそうだ」

 

この言葉を聞いた全員が「あっ、怒りで盛っているな」と感じ取った。

キングはクソッタレの下劣野郎どもには遺伝子レベルで嫌っており、大体の意味は同じだろうが、言い方は確実に母の言葉ではないのであろう。

 

最後の言葉をキングはゆっくりと全員に向け、言葉を発する。

 

「[自分自身の魂を相応しい人物のために捧げろ]と最後に言った」

 

その場の全員の顔色が一気に変わる。

我々は自分自身の意識を持った[魂]を持っている。そしてこれを他者に対して捧げる方法は一つであり、これ以外の方法では決して不可能であり、その方法は()()()()()()()このただ単純も物だけである。

だが、簡単に聴こえるこの方法すら普通の生き物であれば嫌がる行為であり、、、、、、、いや、勘違いをしていた。ここにいる者達は生物などと言う生優しい枠組みなど狭い者者達、そう、、、、化け物であったか。

 

 




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