宵闇解放シンフォギア   作:火野ミライ

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001:転生の章
1話:転生とガチャと幼い神


地面ではドロッとした赤い液体【溶岩】が辺り一面に広がり、宇宙(そら)からは雨の様に隕石が降り注ぐ。とても生命が繁栄する事が出来ない環境が眼前に広がる。この光景を現すなら、終末やアルマゲドン・アポカリプスなど世界の滅びだろう。

 

だが実際に起きているの真逆で、星の誕生。まぁ、どっちにしても生命が活動するのは無理な状態なんだけどね。そんな惑星?原始惑星?どっちだっけ?

……取り合えず。そんな環境の中、僕は佇んでいた。いや、第三者の視線からなら浮かんでいるの表現が正しいかも。

 

そもそもの話、なぜ僕がこんな場所いるのか。僕自身も気になる疑問だが、まずはここい来るまでの過程を思い出してみる事にする。

 

 

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死んだと思った次の瞬間、僕は白い空間………

と言うより、辺りが光に包まれたような不思議な場所に立っていた。立っていると言っても、地に足が付いている感覚があるにも関わらず、実際に足元を見ると底が見えない。

 

光も明るすぎず、暗すぎない微妙な光量で、目を開いている分には全然苦にならい光量と言う感じで、考えれば考えるほどよく分からなくなってくる。明らかに科学を超越したなにかとしか言いようのない、ファンタジー空間。

 

目の前には銀とも金とも呼べる不思議な髪色に虹色の瞳をした、可憐さの中に神々しさが混じった少女がこちらを見つめている。

 

『誰が少女ですか、誰が!……まぁ、研修神なんですが……

 

頭に優しく響く少女の声。まるで子供の様にムッスとした表情を浮かべた後、直ぐにしょぼくれる。その様子がより少女っぽさを醸し出す。と言うかさっき考えていた事、無意識に口に出ていた?

 

『あ、いえ。言葉に出て無いですよ。私があなたの思考を読んだだけですから。』

 

こちらの疑問に答える彼女の表情はいわゆるドヤ顔で、両腕を腰に置き胸を張っている。正直、驚きよりも微笑ましい気持ちが先だ。なんて言うか、通りすがりに元気な声で挨拶してくる子供を見ている感じ。

 

『子ども扱いしないでください!私、神なんですよ。』

 

こちらに近づいて自慢するかのように宣言する彼女。取り合えず、頭を撫でておく。

 

『えへへ…………』

 

気持ち良さそうに頬を緩めている少女に質問をしてみる。さっきから疑問だらと言うツッコミ話の方向で。

 

「それで神様の君が僕になんの要?」

 

しょうzy……神様に目線を合わせて言葉をだす。

 

『もちろん、転生についてお話をする為です!』

 

どうやら、僕はテンプレ(転生)を体験するようだ。

 

『最初に言っておきますと、転生は生きとし生きるモノすべての命が生涯を終えた際に経験する物です。担当する部署や神によって内容が変化しますが、あなたの場合は運が良い事に記憶を保持して転生します。』

 

先程までの子供っぽさは抜け、説明してくれる彼女。でもやっぱり体系のせいもあるのか、幼さは感じる。

 

『え~っと… まずは……』

 

視線をキョロキョロと動かしたかと思うと、何処からか[マニュアル]と書かれた本を取り出し言葉を続ける。

 

『ふむふむ。まずは転生先を確定させるっと……』

 

出てきた言葉はマニュアルの内容だったけど気にしてはいけない。

 

『え~っと、あなたの転生先の候補は[魔法少女まどか☆マギカ][東方Project][戦姫絶唱シンフォギア]の三つです。』

 

た、戦っても生き残れない!?候補の三つは友人がちょこっと話していたのを聞き流していたぐらいだけど、やばい世界だった気がする。

 

「出来れば、現代ほのぼの系の世界に変更とか出来ない?」

 

『ごめんなさい。他の部署なら可能の場所もありますが、候補はうちは上司の気まぐれで決まる物ですから……』

 

申し訳なさそう俯く彼女。その姿に知り合いの女の子を思い出して、無意識に頭を撫でていた。

 

「分かった。それで、どうやって決めればいいの?」

 

『……これです。』

 

彼女が出したのは赤・青・白のストライプ模様の箱に、割りばしのぐらいの棒が入った物。よくパーティーとかで使われる古典的なくじだった。それに思わず苦笑いを浮かべながら、一歩引き抜く。手に取った棒には[3]の数字が。

 

『3番なので、戦姫絶唱シンフォギアの世界ですね。次は特典を決めましょう。』

 

くじ箱をどこかにしまって、カプセルガチャの筐体を取り出した。いったい何処から出しているのか不思議でしょうがない。

 

『それでは、3回まわしてください。』

 

筐体のレバーを一回転。取り出し口から、紙が入ったカプセルが出てくる。カプセルを手に取り開封、紙をひろげる。

 

「ルーミア?」

 

そこにはカタカナで[ルーミア]とデカデカと書かれており、注意文なのが見た事無い字で書かれている。直ぐに頭に浮かんだのは、さっきの候補の中にあった東方projectシリーズに出てくる妖怪少女。

 

『見せてください。………この特典は種族・性別・容姿がルーミアになり、ルーミアの持つ能力が使えるようになる。これはかなり当たりですよ!普通は容姿だけとか、能力だけとかですから!』

 

一人(一神?)盛り上がっている彼女を余所に性別が変わる事に項垂れる。そんな憂鬱な気持ちから逸らすように次の特典を引く。

 

カプセルの中に入っていたのは紙には[仮面ライダーオーズ]と書かれており、やはり見た事無い字がその下に長々と書かれている。日本語の部分だけなら普通に嬉しい、だってオーズは僕が一番好きなライダーだからね。

 

さっきみたいな事が有るから純粋に喜べないけど、とりあえず神様に紙を渡して内容を説明してもらう。

 

『ッハ! これはオーズの変身する為のベルトとメダル、それにオーズの器です。けど剣やバイク・サポートメカといったアイテムは付いてこないで、注意してください。』

 

いったい何に注意すればいいんだ??

……まぁ、いいや。最後の一回を引き、紙を見る。書かれている文字は[ゲーム]、普通に考えると欲しいゲームを持っていく感じ? 疑問を感じながら神様に紙を渡して説明を聞く。

 

『これはなんて説明したらいいんでしょうか?』

 

どうやら神様でも良く分からないものらしく、マニュアルと睨めっこしながらあーでもない、こーでもないと言葉をこぼしながら悩んでいる。

 

『習うより慣れろタイプの能力なので説明がしずらいんですけど、RPGなどのゲームで、収集したアイテムをどこかへ収納している事と同じことが出来ます。そして収納したアイテムは整理整頓が出来て、収納した空間の中では時が止まっており食べ物などが腐らないようになっています。』

 

分かったような、分からないような……

 

『使用者のイメージ次第で仕様がかなり変わりますから、まんまり先入観を与える訳にも行かないんでよ。それではすべての工程を終えましたので、質問が無ければ後ろの門をくぐってください。目を覚ましたら新たな人生の始まりです。』

 

いつの間にか僕の後ろには巨大な門が浮かび上がっており、重々しい音をたてながらゆっくりと扉が開く。

 

「じゃあひとつだけ、神様の名前を教えて。」

 

『名前ですか?メイです…』

 

何故聞かれているのか分からいと言うような表情を浮かべながらもしっかりと答えてくれた神様(メイ)。特に名前を聞いた理由は無い。ただ単に僕が気になっただけ。

 

「ありがとう、それじゃ。」

 

別れの挨拶をすまして門をくぐる。その瞬間、僕の意思は眠るように沈んでいく………




旧[宵闇解放 シンフォギア]のプロップを紛失したので、一からやり直し。
今回はプロップ組まずにやっているので矛盾があるかもです。(旧バージョンと混同してる可能性もあり)その際には感想で指摘お願いします。

オリジナルコンボは来ている分は出しますし、募集も続けます。けれど出せるのはだいぶ後になると思いますのでその辺はご理解ください。

あと良ければ感想をください。皆さんの反応次第で展開を変えていくかもなので。(非ログでも感想書けます。)

主人公の設定集的なものについて

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