一つ、神「メイ」と不思議な空間で会話する
二つ、くじの結果「戦姫絶唱シンフォギア」の世界へと転生することに!
そして三つ、「ルーミア・仮面ライダーオーズ・ゲーム」の三つの力を手にし新たな世界への扉をくぐるのだった…
腹に響く衝撃、耳元に残る残響、目を瞑っていても通る赤い光。
生命の危機を知性よりも先に本能が察するほどの巨大な爆発音が響き渡り、慌てて起き上がる。
「なんだよ、これ………」
視界に入るのは空から絶えず降り注ぐ巨大な岩々。地平線沿いに広がるのは赤い液体。
途轍もない速度で落ちてくる隕石は液体に触れたとたん、大小と際はあるもの爆発を起こす。
そんな異常な光景に、自身の声や体格・地面が無いのに立っている事など、ありとあらゆるものを気にする余裕もなく、只々呆然と立ち尽くす事で精一杯だった。
自分の事に意識が向いたのはそれから数分・数時間、もしかしたら数日後だったのかもしれない。そもそもの話、僕自身の事より先に地面が無いのに立っている事の方に疑問が先に向いた。
足元を含めた空より下は溶岩の海が広がっており、地面と呼べる物は一切ない。たとえあったとしても直ぐに溶岩に飲み込まれるのは火を見るよりも明らかだ。それなのに僕は立っている。
仮に第三者に今の僕の姿を見られたら浮いてるように見えるが、僕としてはしっかりと両足で立っている感覚。この不思議な感覚を一言で表すなら……
不思議と言えば、目が覚めてから1歩も動いて無いのに隕石が僕の傍に落ちて来ない事。それどころか、爆発による暴風や熱を一切感じない。何気なく真上を見上げるとその原因と言うか、理由が分かった。
僕の頭上に降り注ぐ隕石は僕にぶつかる前に、見えない壁みたいなものにぶつかり、その破片や爆発は屋根をつたる雨水の如く僕とその周辺を避けて下に…
その光景を目にし、記憶よりも小さいく短い腕を水平に伸ばし、恐る恐るゆっくりと足を進める。ある程度歩を進めると見えない何かに触れる感覚が指に伝わる。左右上下の空間、まるで僕をを守るかのように見えない壁があるが何となく分かった。
広さとしては一人暮らしかつ物が少ない人なら普通に暮らせるぐらいで、広くも狭くも無い空間。出入り口らしきものは無い。(あったとしても出ないけど)
自身の安全が気休めの物かもしれないが、ひとまず確保されている事に安堵を覚えると共に力が抜け、不可視の床(仮)に座り込む。
座り込んだ事で初めて自身の服装に気が向く。
白黒の服に黒色のロングスカート、胸元には赤いリボンが結ばれており、視界の端に映る自身の髪は金色、靴は赤色だ。見えないし触れないけど左頭部にはリボンに見えるお札が有るはず。
髪をいじる腕や伸ばしている足は細くモチモチしており、肌色は汚れを知らない綺麗な白。股の部分をスカートの上から触ってみるけど、当たり前だが抵抗なくすんなりと撫でる事が出来る。
「ふぅ~」
思いつく限りの確認を終え、手を背中の方へ持っていき体を支える。この時口から零れ出たため息は明らかに少女の物だった。否が応でも自分が妖怪少女に転生したことを理解する。
「だとしても、コレはいったいどう状況だ……」
普通こういう転生物って原作主人公と同い年とか、原作キャラに近しい関係になれる場所に転生するんじゃないのか? 戦記絶勝シンフォニーギアだっけ?よく知らないから、ここが原作にあったら話は別だけど…
《この光景は原作と全く関係ありません》
「そうなんだ…」
頭に響き渡る声に何となく返答する。と言うか、暇すぎて幻聴が聞こえるようになって来たのか…
《幻聴ではなく、人間で言うところの天の声やテレパシーにあたいするモノです》
どうやら聞こえる声は幻聴では無いらしい。なんて言うか、神って何でもありだな…
「それで此処どこ? それにあなたはいったい?」
今、一番気になることを聞いてみる。正直、こんな所で長時間居たら頭がおかしくなりそうだったし、話し相手がいるのはありがたい。
《今、あなたが見ている光景は地球という星が誕生した瞬間を惑星内から見たの光景です。そして私は【リア】、メイの姉です》
メイにお姉さんがいたんだ………… まぁ、神様っていうより妹キャラがしっくりくるけど、本人が聞いたら頬を膨らまして起こるだろうな~
《確かにそうですね… それより今はあなたの事です》
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《___________という訳です。》
事細かく説明してくれたリアさん、説明してくれたことを簡潔にまとめるとこうだ。
メイは研修の身で、本来なら指導者(リアさん)と一緒に僕を転生させるはずだったが、勝手に僕を転生させた。その上、転生させる時間(年代)の場所を空欄にしたまま転生させるというミスが発生。
その結果、僕は原始惑星の地球に生まれた。(転生した)それに休憩から戻ってきたリアさんが気が付き、すぐさま僕を中心に結界の部屋を生成・保護してくれたのこと。
勝手なことをしたメイは転生神の資格を剥奪、生命が暮らせる環境になるまで僕のお守をすることに。時期が来たら、メイの処遇を決めると考えるらしい。その際、僕にも意見を聞くとも言ってた。
うん、変なことに巻きまれたかもしれない…………………………………
更新遅れてすいません。
低頻度の更新ですが、完結目指して頑張っていきますので、よろしくお願いします。
主人公の設定集的なものについて
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