ここは日本の何処かにある山の小屋。そこには二人の少年少女がいた
「ねぇ、裕翔」
「どうしたんだ?玲奈」
虹色の髪をした少年の名前は裕翔。金色の髪をした少女の名前は玲奈。玲奈は裕翔に聞いた
「私達ってこれからどうするの?ヒーローに捕まって
玲奈は不安なのか裕翔に近づいた。裕翔は抱き寄せて言った。
「大丈夫。玲奈は俺が守る」
その時だった。扉が壊され、ヒーロー達が入ってきた。
「君達、大丈夫かい?」
裕翔は玲奈を後ろに隠した。
「大丈夫、俺達は君の味方だ。さぁ、親御さんのところに帰るよ」
ヒーローは裕翔達に手を伸ばした。玲奈は少し怖いのか、涙目になっていた。それを見兼ねた裕翔はヒーロー達を睨んだ。
「こっちに来るな!!」
叫んだが届かず、ヒーローに捕まった。
「裕翔…!裕翔!裕翔!!」
裕翔と玲奈は家族ではない為、離された。
「クソッ!!玲奈を離せ!!玲奈に触れるな!クソッ!クソッ!!離せよ!!!」
玲奈は車に乗せられそうになるが抵抗を続けていた。
「ッ!!玲奈!!」
玲奈は裕翔の声でハッとなり裕翔を見た。
「必ずッ!必ず迎えに行く!それまで待ってろ!!待ってるんだ!!!」
玲奈が乗った車が走り出した。裕翔も車に乗せられ、玲奈とは真逆の方向にある家に連れて行かれた。
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これは少年が少女と出会う前の話
少年の両親はヒーローをしていた。殆どの人が憧れる職業だった。表ではカッコイイヒーローだ。
だが、裏では違った。これは少年が4歳になった時の事だった。
「先生。この子の個性はなんですか?」
「個性は………ありません」
その一言で両親は変わった。家に帰ると家事、炊事を全てさせられた。裕翔と言う名前は呼ばれず、『無個性』もしくは『無能』と呼ばれ、少しでも忘れたりすると物を投げられ、個性の的にもされた。幼稚園にも保育園にも通わせてもらえなかった。
「おい、無能。さっさと準備をしろ」
「無個性。お風呂沸いてないんだけど。どういう事かしら?」
「おい無能。飯も作れないのか?!」
「無個性。さっさとしてくれる?」
「おい無能。喋ることもできないのか?さっすが無能だな」
そんな毎日だった。だがある日、二人に緊急要請が来た。家を出たあと、裕翔は逃げ出した。近くの山に逃げた。そして、その山にあった小屋で金色の髪をした少女と出会った。
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気づけば家に着いていた。
「何処に行ってたの?!心配したのよ?!」
気持ちもこもってない言葉。
「おかえりなさい」
そして、家に入った瞬間。いつもの感じに変わった。
「全く、流石無能だ。俺たちに迷惑をかけるとは」
ガシャンッ!
コップを投げられ、コップは壁にぶつかって割れた。
「おい無能。これを片付けろよ?いいな?」
「……」
「チッ、お前には口がないのか?オラ!喋ろ!」
殴られ、蹴られ、的にされた。そこで、意識が消えた。
これは、ヒーローを嫌う少年と少女の話
USJで出る脳無は
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何もしない
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