『オール・フォー・ワンは何が目的なんだ』
緑谷が言ったこと、先生を知っているということはオールマイトと何らかの関係がある。そう思った俺は先生にその話をした。
「多分、アイツはオールマイトと何らかの関係を持ってる」
『ほぉ…継承者か…なら、残り火も小さいだろうね…』
「ヤツの個性は奪うのか?」
『最終的にはね、その話はまた今度にしよう。さ、バーに戻りなさい』
そう言われて黒霧の迎えが来て、バーへと向かった。バーでは新入りが何人かいた。一人はマジシャンのような格好をした人物、一人はスーツを着た男、一人はサングラスをかけた男だ。
「おい弔。
「トガが着た時からだ…おい、お前ら自己紹介しろ」
「自己紹介ついでに血分けろ」
スーツを着た男はトゥワイス、マジシャンはミスター、サングラスはマグネ、通称マグ姉。この中ではミスターとマグ姉の個性が強いだろう。そして弔や荼毘、マスキュラーの血も貰い、敵連合全員の個性をコピーできた。
「なぁ、トゥワイスの個性で増やした人物は個性使えるのか?」
「あぁ!使えるぜ!使えねぇよ!?」
「そうか…」
なら、俺の体の中にある個性だけを増やせたりしねぇかな…それと、色々な物を繋げれば―――
「おい、イリス。襲撃するメンバーだが、俺以外の全員でいいか?」
「黒霧は抜けよ?あ、脳無は入れろよ?俺の脳無じゃなくて、博士が作った脳無」
「わぁーってるよ」
と言っている弔だが、現在野菜を残してフォークを俺に向けていた。そう、食事中なわけだ。
「それでお前らは何をやってるんだ?」
弔と違い、バーカウンターに座ってワイングラス片手に殆どの奴らが何かをしていた。見れば黒霧がマスターをして、トガ達が客として飲み物を頼んでいた。そして黒霧のワープゲートで無理矢理マスター側に連れて来られた。
「ここは頼みました」
そう言い、奥へと消えていった黒霧。俺は溜息を吐きながら荼毘達の方へ振り返った。
「……ご注文は?」
「「「水」」」
「帰れ」
コイツらはバーって何か知ってるのか?自動販売機行けよ。え、もしかして買って来いってこと?
俺はグラスに水道水を入れて荼毘達に渡した。
「で、他の奴らは?」
すると、弔が野菜を食べるのを諦め、荼毘の隣に座った。ジト目で弔を見ると、メニュー表片手にルービックキューブを持っていた。
「あ、すいません。この「敵連合の人は+料金で百万な」…ガキが」
「お前より上だよ」
すると、イフが真剣な顔をしてメニュー表を開いた。その横のトガは血のように赤いワインを見ていた。そして、メニュー表を置いて、手を顎に置き、真剣な目で俺を見てきた。弔達と違う、真面目な物を頼んでくれるだろう。
「注文は「イリスお持ち帰りで」………」
イフなら真面目な物を作ると思っていた俺が馬鹿だった。
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バーで遊んだあと、俺はイフと合体して、先生達に内緒であることをしていた。
『大丈夫なの?』
「あぁ、問題ない。これが完成したら先生や弔が幸せになる世界に近づける…」
そして俺達の中で何かが融合を始めようとしていた。それと同時に俺の目の前でマグ姉の個性とマスキュラーの個性が融合しようとしていた。
この物語の…終が近づいている…なら、主人公達が行く世界を決めよう
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