あれから数日が経った。死にそうになったが裕翔はずっと耐えた、耐え続けた。時には反抗し、両親に傷を当てた。その血を舐めた。そして、そして、
個性が発現した
「フン!お前は産まれること自体が間違っていたんだ」
「それじゃぁ、もう捨てましょうか」
「いや、誰かに喋るかもしれない。ここで殺そう」
この父親の個性は『触手』だ。相手を拘束したり攻撃したりする。母親の個性は『融合』。物と物を合体させて武器にする。裕翔の個性は相手の血を取り込むと相手の個性を何度でも使える
「俺の個性で首を縛って窒息させてから山に捨てよう」
触手が首に着きどんどん締めようとして行く。
「死んで…たまるか!!」
裕翔は2本の触手を勢い良く伸ばし、両親のお腹辺りを貫いた。
「む、無個性じゃないのか…?」
「あの医者、私達に嘘を……!!!」
「もう黙れ」
裕翔は二人が死んだ事を確認して自分の血を大量に出して家を出た。裕翔は走って玲奈から聞いた家に向かった。向かっている途中で消防車を何台かが同じ方向に行っていた。裕翔は急いで向った。教えてもらっていた家が火事になっていた。
「どうかしたんですか?」
裕翔は近隣の方に話を聞いた。
「あぁ、なんでもここのプロヒーローの個性が暴走して家が爆発。家族全員まだ中にいるらしい」
バァン!!
話を聞いていると、家が爆発し崩れていった。だが、裏の方から玲奈が出ていくのが見えた。
「玲奈ッ!」
裕翔は走って玲奈の後を追った。追って、玲奈と出会った小屋に来た。
「玲奈!!」
「ッツ!!裕翔!」
玲奈は裕翔に気づき、走った。
「会いたかったッ!!」
「ごめん、遅くなっちゃって」
二人は抱き合った。小屋に入った。だが、裕翔は倒れた。止血もせずに走ったからだ。
「裕翔!?裕翔!?大丈夫?!」
意識は少しだけあったが、何もできなかった。
「裕翔!?裕翔!!?」
玲奈は手を握った瞬間。裕翔は無意識に母親の個性を使った。二人は光りに包まれた。
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数秒後、光は収まった。そこには二人の子供ではなく
「え?あれ?玲奈は…何処に?」
『…え?』
「玲奈?!何処にいるんだ?!」
裕翔は玲奈が近くにいないことに気づき、周りを見たが誰もいない。だけど玲奈の声は聞こえた。
「なんで、声だけ聞こえるんだ?まさか、アイツの個性を無意識に発動した?」
『ねぇ、その個性って何?』
「あ、あぁ。個性は融合だ。物と物を合体させることができる。人同士でやると2つの意思を持った体になるとか、ならないとか……」
そこで二人は気づいた。人同士でやると二重人格みたいになる事を。
「これって個性を解除したら元に戻るのか?」
裕翔は個性を解除すると体から玲奈が出てきた。
「「ウッ…」」
元に戻ると二人は頭を抱えた。頭の中に何かが入る感覚がした。すると、知らない記憶が出てきた。
「これって……玲奈の記憶…?」
「裕翔の記憶……?」
二人は同じ体になった事でそれぞれの記憶をわかるようになった。そして、意思疎通ができるようになった
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速報です。○○県、○○市で殺害事件が発生、同じ〇〇県、〇〇市で爆発事故発生。プロヒーロー4名と子供2名の死亡が確認されました
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USJで出る脳無は
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