〜イリスSide〜
トゥワイスから連絡が来て、罰ゲーム?の探し人を見つけたとの事で、俺達は集合場所である巨大な倉庫へと着ていた。
「で、義爛じゃ無理だったのか?」
「うん。別の用事で今忙しいんだって」
入口の奥で車が止まる音がした。ドアが開かれ、トゥワイスが入ってきた。
「よぉ!みんな帰ったぜぇ!」
その後ろにはペストマスクを着けた男がいた。
「とんでもないのを連れてこさせたな…イフ」
名前は治崎廻。先生の資料で一度だけ写真を見せてもらったことのある男だ。
「埃っぽいな…用件はなんだ」
「用件って…おいトゥワイス、連合に入るか確認してから連れて来いよ」
「確認忘れてたごめん!!入確認したけど忘れてた!!」
溜息を吐きながら座っていた荷物棚から降りて治崎に挨拶と謝罪をする。
「うちのがすまない。連合に入るかも決めてないのにこんな埃っぽい場所に連れてきてしまって」
「……それよりも連合に入ったとして、計画はあるのか?」
「あぁ、あるぞ。内容は今は話せないが、仲間に加わったら話す」
「今話せ」
「無理だ。それほど貴重な計画なんだよ」
「……ならばこちらも無理だ。ここで内容すら言えないヤツの下で働きたくない。俺には計画がある。この世界から個性を消すことが出来る計画が…どうだ?悪いようにはしない。俺の部下に……」
治崎が最後まで言う前にマグ姉が武器を構え、治崎に殴りかかろうとした。治崎はすぐさま手袋を外そうとした。
「ごめんね極道ちゃん!私達、誰かの下に着くのは嫌なのよ!!」
まずいっ!!治崎の個性は先生の資料によると…!!
俺は個性【重力変換】と【触手】を使って、マグ姉を地面に叩き落とす。
「っ?!」
「マグ姉!!」
「悪いマグ姉、相手が悪過ぎる。お前は大事な仲間だ。ここで失うわけには行かない……すまない。またうちの仲間が失礼な事をしてしまった」
「いや、大丈夫だ。埃も舞ってないし、触られてないから何も起きていない」
「まぁ、取り敢えず話はまた後日でもいいか?」
「いいだろう。これ、連絡先だ」
そう言って渡される名刺。俺はそれを受け取ってポケットに入れる。治崎は仲間が迎えに来るとのことで、俺達は先に家へと戻った。
「おいイリス!なぜマグ姉を叩き落したんだ!普通に止めろよ?!」
「あ、それは悪い。相手がアイツだからな、実力行使で止めないといけない気がしてな」
「極道ってなんですか?」
「極道ってね、私達
俺は名刺に写っている写真からオーバーホールをコピーした。
「久し振りに見たかも」
「そんな個性あったな。忘れてたわ」
「イフは許す。ただし弔お前は駄目だ」
「は?!」
オーバーホールの人形から個性をコピーし、みんなに披露した。
「ヤツの個性はオーバーホール。書いて字のごとく、ヤツは再生と分解の個性が入り乱れた物を持っている。発動条件は不明。だが、あの手袋からして《手》が関係しているだろう」
「それはつまり…」
「あのままマグ姉が突撃したらお前の体は分解されていただろう」
「んま!そんな強いの?」
俺は試しにコップで個性を発動させた。コップは綺麗に粉々に変わり、そしてそこからコップの再生をした。
「つまり、弔の上位互換ってこと?!」
「あぁ、そうだ!「だからどこがだよ!!」」
「何処でもいいだろ?」
後日、トガとトゥワイスが極道き行くことになった。
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