先生の後を着いていき、イリス達の部屋に案内された。
「ここが君達二人の部屋だよ」
「ね、ねぇ先生」
「どうしたんだい?」
イフはイリスの後ろに隠れながら言った。
「私達に個性の使い方教えてくれるよね…?」
「当たり前だよ」
______________________
あれから数年が経った。イリス達は7歳になった。
「なぁ、博士。脳無に使えそうな個性のヒーローはいたか?」
イリスはヒーロー達の個性を調べながら言った。
「ふむ。ムッ?おぉ!この個性じゃ!!」
博士は俺にパソコンの画面を見せた。
「えぇっと…イレイザーヘッド?個性は……抹消?……ほぉう。個性を一時的に消す……か」
「どうじゃ?人形はできるか?」
「あぁ。これが脳無に加わればかなりの戦力にできる!」
「先生も喜ぶじゃろうな」
イリスは触手の先からイレイザー・ヘッドの人形を作った。博士はその人形を解体。そして、個性が発動する目の研究にあたった。
「それじゃぁ博士。あと頼んでいいか?」
「あぁ。後は、ワシがやるから休んどれ。黒霧、いつものバーに連れていってやれ」
「はい」
イリスは黒霧を通ってイフがいるバーに行った。
「あ、おかえり!良さそうな個性はあったの?」
「抹消って言う個性だ。それを脳無に加えるんだ」
「そっか。で、なにか飲む?」
イフに何を飲むか聞かれたイリスは
「それじゃぁ、いつもので」
「いつものって……水じゃない。黒霧、イフに水を」
「かしこまりました」
黒霧はイリスに水を入れて渡した。イリスはそれを少し飲んでから、脳無に着いて話した。
「脳無は先生と博士が作るヒーローを殺す改造人間だ」
「ですが、完成はまだなんですよね?」
「あぁ、元となる体を何にするかなんだ」
そんな話をしていると先生が子供を連れて来た。
「脳無の体に
「おかえり、先生。後ろの子供は?」
「あぁ、助けを求めていた子供だよ」
「名前はなんて言うの?」
「そうだねぇ、今までの名前は捨てよう。これからは…弔……死柄木弔と名乗るんだ」
子供は何も言わない。イリスはイフと先生と共に博士の下に向かい。脳無の完成を急がせた
______________________
あれから数年。イリス達は20歳、弔は19歳になった。先生はオールマイトと激しい戦いでお互いに致命傷を受けたが、博士の治療によって普通の生活ができるぐらいにまで回復した
「先生、博士。そろそろ本格的に動いたほうがいいんじゃないか?」
「そうだね。何か案があるのかい?」
「あの高校。オールマイトがいた高校。雄英高校の信頼を無くすんだ。」
「ふむ。雄英高校のプロヒーロー達の信頼を無くすのか」
「ちょうど今年からオールマイトが先生をやるらしいからついでにオールマイトの信頼も少しずつ無くせばいい」
博士と先生は少し考えた。
「僕はヴィランを集めてくるよ。博士は脳無を、イリスは弔達にこの事を伝えてくれ」
「わかった。あ、博士。俺達用の脳無の準備を頼んでいいか?」
「うむ。この脳無ならオールマイトに勝てるじゃろう。だが、先に脳無と予備の脳無を選ばしてくれ」
パソコンでどの個体の脳無にするか考え、先生は捨て駒を探し始めた。イリスはイフと弔達がいるバーに向かった。
「弔、雄英にマスコミが集まった時に雄英に侵入する。手伝ってくれ」
「いいぜ」
USJで出る脳無は
-
何もしない
-
手を加える