今のあなたは、本当に幸せなんですか?   作:一時キリカ

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「注意事項です。この小説では、二人の視点を交代して話を進む事が頻繁に起こります」

「タグにもあるけど、片方はオリキャラで別作品と強く関わるよ」

「原作のマギアレコードと設定や物語を変えたり、キャラ崩壊も全然有りなので注意してくださいね? それでは、マギアレコード始まります!!」





Episode00 【Casual passer by・ただの通りすがり】

舞台は新興都市、『神浜市』...

 

何かに導かれ、魔法少女と魔女がこの町に集う。

 

〔⊿£ポーッ!!〕

 

ガッ!

 

「うっ!?..まだっ!!」

 

バシュンッ!!

 

今戦っているのは、ピンクのラインが入った白いケープを纏う魔法少女。クロスボウを武器にし、体当たりして来た魔女の使い魔に反撃に出る。

 

〔ボッ▲€!?〕

 

〔ポポッ◎☆Σ!!〕ダッ!

 

「―――ッ!? そんな、こっちからも...!?」

 

ドッ!

 

「ぅぅうっ!」

 

ズザーッ!!

 

――――使い魔は一体だけではない。

 

奴らは群れを成して、人間達に牙を剥く。少女が一撃を入れる度に、使い魔達は確実に隙を突いてくる。少女は使い魔の体当たりを再び受け、小柄な体を吹き飛ばされては地面に叩きつけられる。

連戦によって白いケープはボロボロになり、彼女の状態を分かりやすく表しているだろう。

 

 

「はぁ...はぁ...はぁ....」

 

((だめ...1回戻らないと...))

 

〔◇₪₫ポーッ!〕

 

「あっ...」

 

本来ならここで少女は気を失い、キミ達の知る"物語(マギアレコード)"になる筈だ。

 

だが....1つの行動が、展開を変えられるかも知れない。

 

 

「たす...けて...」

 

――――!!

 

「え?」

 

『 It's hero time!! −変身−(シフト・チェンジ)!!』

 

ピカッ!

 

『"ジャンヌ・ダルク"! さあ、参ります!!』

 

緑色の閃光と共に現れたのは、旗を掲げ紺色の服に鎧を重ねた金髪の女性。身長は少女と同じくらいだが、自身の倍以上の大きな旗を軽々に振り回す。

 

〔∆¶ポーッ!〕

 

〔〔◑∇℘▣ポッポーッ!〕〕

 

 

「はぁっ!」

 

バキィッ!

 

ガッ!

 

ベキッ!!

 

〔ボォ₶₨₩₪ッ⁉〕

 

シュゥゥ...

 

次々と使い魔を打ち倒し、少女を囲っていた群れは着実に減っている。

 

しかし、身を潜めて少女に近付く影が....

 

〔ポォッ!!〕ダッ!

 

 

バチィンッ!!

 

 

『絡め手で襲うのは賢明ですが...私を前にして、叶うとは思わないことです』

 

「あっ...あの....!!」フラッ..

 

『あらっ!』

 

タッタッタッ!

 

少女は、助けに来てくれた女性に弱々しく手を伸ばす。その声に気付いた彼女は、小走りで少女に近付いて手を取る。

 

『よく耐え抜きましたね...あとのことは私に任せて、ゆっくり休んでください』

 

ギュッ!

 

「あっ....」

 

ここで少女は気を失い、1つのIF(もしも)が確率された。"2度"のフラグを作り出した少女は、新たな物語へと歩み出すことになる。

 

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「う....うーん...ここは..?」

 

一人部屋にしては大きく、部屋の半分だけピンク一色の寝室で目を覚める。ここは...

 

「私の部屋...?」

 

何処から見ても少女自身の部屋だ。

 

「もしかして...さっきまでの事は、夢だった..のかな?」

 

−−−−−−− −−− −−−−−−−ーーー

 

『あとのことは私に任せて、ゆっくり休んでください』

 

−−−−−−− −−− −−−−ーーーーーーー

 

 

 

「ううん、あれは....」

 

そして私は今日も、"また"神浜市に行くこととなる。

 

―――このモヤモヤした気持ちの答えを求めて

 

―――――私を助けてくれた、誰かを知ろうとして

 

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーー

 

 

「...うぅん....あれ?」

 

さっきまで自分の寝室だった場所は、有るはずもない大きな青白いステンドグラスが目に映った。

 

『あらぁ、起きたのね♪』

 

『おっ? やっとお目覚めか!』

 

「アナタ達は....?」

 

『アタシは"ももこ"。で、こっちが調整屋の』

 

『"八雲(Yakumo) みたま"って、言うのよ?。お客様として来るのなら、今後ともご贔屓してちょうだいねぇ』

 

「えっ、あっ、はい..! "環(Tamaki) いろは"です」

 

燕尾服のような魔法少女服、そして間延びした口調で話すみたまさん。ソファーに座って、メロンソーダのジュース缶を口にするももこさんが私が起きるまで待っていたみたいだった...

 

でも...そこには、私を助けてくれた女性の姿は無い。

 

「―――すみません、私を助けてくれた金髪の女性は...」

 

「金髪? さっきいろはちゃんを運んで来た人は、黒髪の人だったよ」

 

「んー。ももこは知らないと思うけどぉ、あの人って色んな姿に変わる魔法が使えるみたいよ?」

 

「え、レナみたいに変身する魔法が使えんのかよ?」

 

「それもちょっと違ってぇ...」

 

私を助けてくれた人はどうやら、さっき来たという黒髪の女性で合ってるのかも知れない。今から出ればきっと、お礼くらいは言えそうだと思う。それからは私の行動は早く、ベッドから起き上がって、あの人に会いに行こうと小走りしました。

 

それに、あの人から....

 

「ベッドを借りさせて貰って、ありがとうございます。ちょっとあの人にお礼だけでも言いに行って来ます!!」

 

「え、いろはちゃん!? まだ外に出ちゃ...」

 

「失礼しました!」

 

バタンッ!

 

「今出たら、絶対アイツに捕まるぞ...って、もう聞こえないか」

 

「大丈夫ぅ、どうせ嫌でも会いに来るわよ?」

 

「どっちが先に会えるやらか....」

 

忠告を聞かずに出て行ったいろはに、ももこは頭を抱える。みたまは特に心配する様子もなく、励みにもならない言葉をももこに送る。

 

さて、いろはというと....

 

 

『今から心置きなく、あなたを町から追い出せる』

 

「あの...私、何かしましたか?」

 

 

青い魔法少女の槍が、いろはに突きつけられていた。

 

 

 

 

 




3話からあまり読まれなくなったので、リメイクの為に0話以外消そうとしたら....間違えて全部消えてしまったという(2敗)

今までお気に入りにしてくれた読者様、大変申し訳無いです....
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