「いいことだらけ」と言うけれど   作:ゲガント

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過去が分かっているキャラはあれど、それを書こうとすると途端に難しくなりますね。





それでは、どうぞ。


夜更かし

「改めて見てもまともな事書かれてる本の方が少ないわね…………これなんか研究のメモ代わりにされたのか全く関係ない事書いてるし。」

「集めてそのままのやつもあるからね。落ち着いたら一回整理しないとなぁ………あ、コーヒー無くなってる。」

 

暫く本に没頭していたエノクとリサは体をほぐしながら言葉を交わす。二人が座る長椅子には、十冊程の本が無造作に放置されていた。本の種類や分厚さはまちまちで、中には絵本らしき物から辞典と呼んでも違和感が無い物まである。一度休憩しようと紙コップを手に取ったエノクだったが、口の中にコーヒーが流れて来ることは無く、少し残念そうに本を片付け始めた。

 

「さて、と。今どこら辺かしら。」

「うーん……あのスタッフさんに飲み物の追加貰うついでに聞いてみようか。」

「あ、私も行くわ。」

 

散らばっていた本をポイポイと放り投げ、雑に虚空の中へとしまったリサに少し苦笑いをしたエノクであったが、気を取り直して自分達のいた部屋の扉を開けて通路に出る。丁寧な装飾が施された額縁のような窓枠からは妖しい光が点々と灯る暗い街並みが見えた。どうやらすっかり夜になっていたらしい。

 

「……目的地に着くまでに明日になってそうだね。」

「じゃあ寝る?それともヤる?」

「取り敢えず後者は無しで。」

「えー………。」

「……依頼終わったら好きなだけしていいよ。」

「俄然やる気が出てきたわ………ふふふふ、エノクに触手で………楽しみだわぁ。」

「まだ着いてすら無いから、一旦落ち着いて。」

 

地味に興奮し始めるリサをなだめるエノクであったが、ふと何かを感じ取ったように顔を上げる。リサも妄想に水を刺されたようで不機嫌な顔をしていた。

 

「………………。」

「………………。」

『お客様、どうかされましたかな?』

 

二人揃って天井を見上げていると、先程のスタッフの男がどこからか現れて話しかけてきた。ワゴンは引いて無いが代わりに掃除道具らしき物を持っている。

 

「あぁ、丁度良かった。少々お尋ねしたいことがあるのですが……よろしいですか?」

『ええ、構いませんとも。して、その内容とは?』

「私達の目的地までどれぐらいかかるか分かるかしら?ここなんだけど……。」

『ふむ、少し拝見させていただきやしょう。』

 

リサが差し出したチケットを覗き込んだ男は少しの間考え込むように無言になったが、ふと顔を上げて声を出した。

 

『そうですな、あと6時間弱といった所でしょうかねぇ。もしお休みになられるのであれば毛布等もご用意致しますが、いかがなさいますか。』

「いえ、大丈夫です。代わりと言ってはなんですが、コーヒーをもう一杯貰えますか?」

『畏まりました。』

 

男はそう言って礼をすると、踵を返して通路を歩き始めた。が、その途中で立ち止まると少しだけ振り返って二人に向けて話しかけてきた。

 

『あぁ、言い忘れるところでした。今現在、この列車にネズミが入って来ていたようでしてねぇ。もし何かありましたら私の所までご一報願えますかな?』

「ネズミですか……それなら、今上に気配がありますけど。」

 

そのエノクの言葉と共に天井からガタガタと音が鳴り響いた。それと同時に先程まで感じていた気配が動き始めたのが感じ取れた。

 

『おや、どこに隠れているのやらと思いましたが…………ご協力感謝いたします。お礼として、こちらの品はサービスさせていただきやしょう。』

 

感心した様子の男の手には、掃除道具ではなくコーヒーの入ったコップ二人と菓子が存在しており、それを二人に差し出して受け取らせるとそのままコツコツと革靴の音を鳴らして歩いていってしまった。顔を見合せる二人であったが、

 

「「ま、いっか。」」

 

の一言で流した。既に目的は果たした上、これ以上関わっても余計な手出しであると分かっていたため、二人は受け取ったコーヒーを持っていそいそと自分たちの部屋へと戻って行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、本飽きたから銃の手入れしてていい?」

「……そうだね、ずっと本を読む訳にも行かないし。」

「じゃ、決まりね。」

 

所変わって、リサとエノクは室内の照明に照らされながら言葉を交わしていた。外は更に闇が深くなっており、窓には二人の姿がぼんやりと反射している。通路も明かりこそついているものの、人の眠りを妨げない位には光量が調整されている。そんな中、二人は本をしまうと、代わりに普段から使っている武器と手入れ道具を取り出した。別で取り出した布の上にそれを乗せると、二人は一つ一つの道具を点検し始める。

 

「あ、少し変形機構が緩んでる。さっさと直しとかないと。」

「それじゃあついでにこの刃部分取り外してくんない?エヴェリンが少し詰まってみたいだから先にこっちしたいの。」

「ん、分かったよ。」

 

そう言ってリサからレイテルパラッシュを受け取るエノク。二人が早速作業に取りかかろうとした所で、急にリサが顔を横に向けた。

 

「………そこにいるのは誰?」

 

扉の向こうに語りかけるように放たれたリサの言葉に反応するように小さな人影がビクリと動いた。暫くして、柱の陰に隠れていたその人影は恐る恐る顔を覗かせた。そこにいたのは、二人の外見よりも幼い女の子であった。

 

「……………。」ジーッ

「………どちら様?」

「……………。」ジーッ

 

何も答えずただひたすらこちらを見つめて来る赤毛少女に、思わず顔を見合せる二人であったが、取り敢えず、同性であるリサが椅子を降りて扉に手を掛ける。

 

ガラッ

「………!」

「貴女、名前は?」

 

目線を合わせるように少し屈んだリサは威圧的にならないように首を傾げながら優しく尋ねる。少女は少しの間ポカンと呆けた顔をしていたが、やがておずおずと口を開いた。

 

「……ミカ。」

「そう。ま、取り敢えず入りなさい。夜に小さな子を一人にするなんて事にはしないわ。」

「……いいの?」

「別に気にしないわよ。ね、エノク。」

「うん、そうだね。」

「……おじゃまします。」

 

リサの誘いとエノクの賛成もあり、手を引かれててくてくと入って来た少女……ミカは、促されるままリサの隣に座った。そうした場合、当然机の上にある整備中の銃や武器が目に入る。

 

「わぁ……!」

 

すると、ミカは途端に目を輝かせ、食い入るようにその武器を見つめ始めた。先程までのおどおどとした態度など嘘であるかのようにガバッと顔を上げたミカは興奮した様子で口を開いた。

 

「ねぇねぇ!これじゅうだよね!?はじめてみた!」

「いきなりどうしたのよ。」

「取り敢えず落ち着いて?あんまし煩くしたら他の所で寝てる大人の人に怒られちゃうよ?」

「あ、ごめんなさい……。」

 

突然の変化に面食らった二人であったが、気を取り直してミカに対して話題を振る。

 

「まぁ、そもそも貴女何処から来たのよ。親は一緒じゃないの?」

「えっとね……おとうさんとおかあさんはもうねちゃったの。だけどわたしはあんましねむくなくて………たんけんしてみたくなったの。」

「それで、この部屋についたのかな?」

「うん、あかるかったから。」

 

落ち着いた様子のミカは二人からの質問に一生懸命に答える。その様子は微笑ましい物であった。すると今度はミカが二人へと問いかけた。

 

「それで、お姉ちゃんとお兄ちゃんは?」

「ん?……あぁそういえば、名前言ってなかったわね。私はリサよ。」

「僕はエノクだよ、よろしくね。」

「うん!」

 

ぶっきらぼうながらも丁寧に接してくれるリサとふんわりとした笑顔で優しく接してくれるエノクにほんの少しだけ残っていた警戒心が無くなったのか、ミカは満面の笑みで返事をする。

 

「それで、君は何か気になる武器はあるの?」

「!みせてくれるの?」

「構わないよ、君が満足するまで見ていって。」

「じゃあ、じゃあ、たくさんみたい!」

「落ち着きなさいって。はい、じゃあこれ。」

 

リサは隣で期待で目を輝かせるミカに刃の部分を取り外したレイテルパラッシュを見せる。

 

「これなぁに?」

「銃剣……の銃部分よ。レイピア部分はこっち。危ないからあんまし触るんじゃ無いわよ?」

「……どうやってにぎるの?」

 

そのまま刃部分をエノクに渡し、ミカへレイテルパラッシュを握らせようとするリサであったが、複雑な変形機構や高貴そうな装飾の数々で目が点になっているミカは首をかしげていた。

 

「こうよ。変形させることで剣から銃に変わるの。見てなさい。」

 

レイテルパラッシュを持った方の手首をミカに当たらないようにスナップさせ変形機構を起動する。

 

「装填方法は癖あるけど、中々便利よ?」

「わぁ……かっこいい!」

「……今更言うのも何だけど、変わってるわね貴女。」

 

純粋に喜んでいるミカの姿を見て、改めて思った事を口に出すリサの顔には苦笑いが浮かんでいた。

 

「私達よりも幼い子ってあの子位しか知らないから何とも言えないけど………少なくとも武器を見て喜ぶ女の子って珍しいんじゃない?」

「分からないよ?こんな世界だし、自衛手段の一つや二つは持っててもおかしくないんじゃないかな?」

「んー………そういうもんなのかしら?」

 

エノクの言葉を加味しても、明確な答えが出ないリサはテーブルに肘を乗せ、渡された変形したレイテルパラッシュを色んな角度で眺めるミカを横目で見ながら問い掛ける。

 

「ねぇ。」

「?なぁにおねぇちゃん?」

「何で貴女、そんなに武器とかが好きなの?」

「んーとね、おとうさんがいろいろみせてくれるの!それがいつもたのしいの!」

「武器を見せてくれる、ねぇ……武器商人か何か?」

「んーん、こうぼうがあるの!」

「へぇ、職人なんだ……あ、ちょっとコレ貸してね。」

 

段々と引き出されていく情報の中に気になる事があったのか、ずっとレイテルパラッシュの刃の手入れをしていたエノクは断りを入れ、レイテルパラッシュに刃を取り付けながら話の詳細を聞き始める。

 

「それで、例えばどんな事を?」

「えっとね、ぼろぼろになったぶきをなおしたりしてるの。わたしにはよくわかんないけど、まだとっきょ?がないからつくれないものもあるんだって。」

「あぁ、頭の許可云々……確かそんなのが。」

「むずかしいことはよくわかんないけど、おとうさん、ほんとはじぶんのぶらんど?をもちたいんだってさ。」

 

聞き齧った情報を頑張って話すミカ。彼女の趣味嗜好の理由を察する二人であったが、特に気にする事でも無いため別の話題を切り出した。

 

「あ、こっちも見る?危ないから気をつけてね。」

「ふしぎなかたち~。」

 

エノクは話の間に点検と整備を終わらせ、折り畳んだノコギリ鉈をミカに見せる。すると興味をそそられたのか、覗き込むように刃の部分を見始めた。

 

「ん~?ぼろぼろ~。」

「まぁこれについては長いこと使ってるし、刃を研ぐ技術も自己流だから。教えてくれる人なんかいなかったしね。」

 

ミカの言うとおりテーブルの上に置かれたノコギリ鉈の状態は見た目に限った話ではかなり酷い物である。ボロボロの包帯が巻かれた刃は磨かれているのが分かるぐらいには光を反射しているが、欠けた部分が幾つか見受けられる上、ノコギリ刃も取れている所もある。柄も巻いている布が千切れ、下にある黒ずんだ鉄の棒が見えていた。エノクも、それを承知しているのか、ミカの感想を否定せず、苦笑いをうかべている。

 

「これも、へんけいするの?」

「うん、本当だったら勢い良く振り下ろさなくちゃいけないんだけど………このストッパーを外したらっと。」

 

ガキンッ!

 

「!」

 

柄と刃を繋げている金具部分をいじくられたノコギリ鉈は金属同士がぶつかり合ったような音を立てて開く。自分の身長より少し短い位の長さになったそれを見せられたミカは少し驚きながらも、それ以上のワクワクで胸がいっぱいのようで、そーっと持ち手の部分を触ろうと手を伸ばす。しかし、

 

「あぁ、ごめん。見せた僕が言うのもなんだけど、コレにはあんまり触らない方が良い。」

「?……どうして?」コテン

 

触れる直前にエノクの手がやんわり入り、そのまま受け止められた。不思議そうに首をかしげて尋ねるミカに対し、問い掛けられた当人は口を開いた。

 

「色々とあってね、この武器………少しだけ危ない代物になっちゃったんだ。」

「?ぶきはあぶないものだよ?」

「まぁその通りなんだけど、半分呪われてるみたいなものだからさ。もし君が持ったら……。」

「持ったら………?」

「もう二度と武器を触れなくなっちゃうかもね?」

「!それはいや!きをつける!」

「うん、良い子だね。」ポフッ

 

そう言ってエノクは手を膝の上に戻したミカの頭を優しく撫で、微笑みかける。撫でられるミカも照れながらも嬉しそうに笑っており、その様子はまるで仲の良い兄妹のようであった。

 

「……………………………。」

 

なお、その間リサは淀んだ瞳を一切閉じること無くエノクへと向けていた。それを知ってか知らずか、エノクは頭を撫でていた手を離し、口を開いた。

 

「ま、取り敢えずコレはしまっておくとして………他のも見る?」

「見る~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『さて、もうじき零時、お客様方がそろそろお眠りになる時間なのですが………。』

「あ、あがっ………。」

『これですものねぇ。』

 

呆れたような声を出しながらため息をつくような動作をする影。うっすらと辺りを照らすランプの光はその影の主を照らす。それは、先程までエノクとリサと言葉を交わしていたスタッフの男であった。周りには木箱や荷物らしき物が大量に置かれており、そこが貨物専用の車両であることがはっきりと分かる。しかしこの状況で何よりも目を引くのは、そのスタッフの前で血塗れになって倒れる人間であった。

 

『ご苦労様ですね、わざわざ列車に飛び乗ってまで盗みを働こうとするとは。誰かの命令ですかな?』

「ぎっ………ぐがっ………。」

 

機械的な音声でありながらも呆れの感情がひしひしと伝わってくる男に対し、倒れている人間……盗人は何かを言い返そうとゆっくりながらも体を起こそうとする。が、

 

『おっと、逃げて貰っちゃ困ります故、繋ぎ止めて差し上げましょう。』シュンッ!!

「ァギッ!?」ドスッ

 

スタッフが腕を振るうと、袖から針のような物が出現しそのままの勢いで人間の腕へと突き刺さった。痛みによりもがく人間であったが、尖ったアイスピックが眼球スレスレに突き立てらた事でそのもがきをピタリと止める。

 

『余り煩くしないで欲しいんですがねぇ。折角お眠りになられているお客様が目覚めて文句を言われてはたまった物ではありません……では改めて問いやしょう、貴方様の目的は?』

「ぎっ……誰がっ……てめぇ何かに………!」

『拒否権なんて、あるとお思いで?まだ仕事が残っています故、早くして欲しいんですが。』

 

焦りを見せる盗人は刃物を突きつけるスタッフを見上げる。ペストマスクのガラス部分からはこちらを何の感情もない瞳が見下ろしており、こちらに向かってその手に持っているアイスピックを脳天へと貫かせるのに躊躇いなど感じないのがありありと分かる。自分が本当に情報を吐かせる為だけに生かされているのを悟った盗人であったが、不意に何かに気が付いたような顔をする。それと同時に

 

「くたばれッ!」

 

ガインッ!!

 

『!』

 

ずっと身を潜めていたもう一人の人間が手に持ったバットをスタッフの頭目掛けて思いっきり振り切った。気付くのが遅れたスタッフはその一撃を防ごうと腕を上げるも、それごと体を吹っ飛ばされる。地面に叩きつけられたスタッフを横目に倒れた仲間の治療を始めた。

 

「おい、さっさと起きろ。時間がねぇんだぞ。」

「うるせぇ!痛ぇんだぞクソッタレ!……グッ!」

「早くしろっつってんだろ。」

「わかってるっての……だがその前に、こいつにやり返しとかなくちゃ気が済まねぇなあ!」ドスッ!

 

腕に刺さった針を抜き、地面に叩きつけようとした男は側に倒れるスタッフに気が付くと、そちらの方に突き刺した。ついでに持っていたナイフも刺すと、それで満足したのか、興味を無くしたのか、さっさと止血した盗人は仲間と共に前の車両へと向かって行ってしまった。残されたのはアイスピックが突き刺さったままスタッフと盗人の血痕のみである。

 

『これはこれは、油断してしまいました…………いけませんねぇ、これでは他のお客様にご迷惑をかけてしまいます。早急に捕まえなくては。』

 

しかしスタッフは何事もなかったかのように起き上がると、自分の脇腹に刺さったナイフを引き抜き、手で弄びながら歩き始め、盗人達が出ていった扉へと近づいて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふわぁ………。」

 

数十分後、はしゃぎ過ぎたのかあくびを噛み締めきれないミカが目をシパシパと瞬かせる。その隣に座るリサは室内に備え付けられた壁掛け時計をチラリと見た。

 

「……もう0時超えたのね。そろそろ戻らないと、貴女の親に抜け出した事バレちゃうわよ?」

「むぅ………まだ見たいぃ……。」

「もう限界じゃない。ほら、行くわよ。」

 

ミカが頬を膨らませて抗議するも、眠気が限界まで来ているため気力もないのか、抵抗はしない。武器への情熱に呆れながらもそのまましっかりと立たせようとするリサは一度ひょいッとミカを抱き上げた。急な浮遊感に少し驚くミカをよそにそのまま扉付近に優しく降ろす。

 

「おねぇちゃん、ちからもち!」

「日常的に反動が強い銃撃ちまくってるの、貴女位だったら余裕よ。エノク、行きましょ。」

「了解したよ。」パンッ

 

机の上に出した武器達を手拍子一つで虚空へと飛ばしたエノクは、そのまま扉を開き、先程よりも暗く更に人気も薄くなった廊下に出る。続いてミカの手を引いたリサもその隣に並ぶように歩き出す。

 

目には明確な警戒が浮かんでいた。




作中出てきたノコギリ鉈はエノクが一番最初に選んだ獣狩りの武器で、そこから何百周……時間に換算して何百年というループの中でずっと使い続け、様々な存在を殺し続けた結果、『殺す』という概念の塊みたいなナニカに変貌を遂げました。つまるところ、物凄い倍率の『獣特効・神(上位者)特効・人特効』が付与されてます。そんなもん普通の子供が触れたら耐えきれず死にます。

前回二人を見ていた子供は、LibraryofRuinaの奥歯事務所のミカさんです。武器職人の娘だったということは分かっていたので、ほぼ捏造ですが、まだ親が健在な頃のミカさんを出してみました。狩人の武器にロマン的な意味で食い付きそうだと思ったのがミカさんと鈎事務所のテインさんなんですよね。















エノクとリサが狩人だった頃、リボンの少女とは友人関係になっていました。というか、他に年の近い人も居なかった上、数少ない純粋な性格の持ち主なので必然的に距離感が近くなってました。無論、最初は警戒していましたが、ループを重ねていくうちに、彼女を救う方法を見つけようとし始めました。ただどれだけ足掻こうが、どのみち豚に食われるか、研究材料にされるか、赤い月が出て狂うかで死んでしまいます。そこで二人は世界が繰り返される誰かの夢である事に気が付くときっかけを得ました。
全てを終わらせても、その記憶が色濃く残っているので無害な子供相手には打ち解けたような感じになります。













「また会おうね、リサ、エノク。」
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