内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

11 / 31
第十一話 鈴菜は奏と出会う

こうして、後日、星乃一歌と草薙寧々と内田鈴菜は、

望月穂波の所へと、やって来るのだった。

 

「待ち合わせ場所は、

ここのはずだけど…まだ、穂波が来ないね…」

 

「早く過ぎちゃったからね…」

 

「うん、そうだね」

 

(そう言えば、望月さんの他に、

もう一人来るらしいけど…

宵崎奏さんって、言っていたけど…)

 

「お待たせ!内田さん!草薙さん!

一歌ちゃん!」

 

と、穂波と奏が、やって来た。

 

「穂波。それに、奏さんも、

二人で来たんですね」

 

「この人は?」

 

「あっ、宵崎奏さん。

内田さんは会ったことが無かったね」

 

「あっ、初めまして!内田鈴菜です!」

 

「よ、宵崎奏です…こんにちは」

 

と、互いに挨拶をした。

 

「立て続けに、知らない人と会話をするなんて…

思ってなかったよ」

 

寧々は、鈴菜と奏と出会い、緊張している様だった。

 

「奏さんはね、曲作りをしていてね、

音楽サークルをしているの」

 

「曲作り…すごいな…」

 

「うん」

 

「草薙寧々さんと、内田鈴菜さんは、

二人とも、歌が上手で、

私も、時々、教わってもらっているんです」

 

「そうなんだ。星乃さんが教わる位だから、

本当に上手なんだね」

 

「あ、い、いえ…そんなこと…」

 

穂波が笑った。

 

「穂波?どうかしたの?」

 

「あ、ごめんね。宵崎さんも、内田さんも、

草薙さんも、三人は、一歌ちゃんの先生だなって」

 

「そうだね。草薙さんと内田さんは、歌の先生で、

奏さんは、曲作りの先生だし。

それに、今日は、穂波も先生だね。

アロマキャンドルを教えてくれるし」

 

「ふふ、本当だね」

 

「あ、そうだ。望月さんも、

今日は、よろしくお願いします」

 

「はい、よろしくお願いします。

あの、草薙さん、もしよかったら、

同い年なんだし、タメ口でも、いいですよ?」

 

「え、あ、うん。その方が、喋りやすいかも…?

それじゃあ、よろしくね。望月さん」

 

「うん!」

 

「えっと、今日は、みんなで、アロマキャンドルを

作るんだよね、その…それには、疎くて…」

 

「あ、わたしも…」

 

「実は私も…」

 

「それなら、アロマキャンドルを説明しますね。

といっても、いい香りのする、ロウソクですけど…

大まかに、言っちゃえば…ですけど」

 

「細かく言えば…」

 

と、寧々が疑問に思った。

 

「アロマキャンドルというのは、

ロウの中に、アロマオイルを入れて混ぜてある、

ロウソクのことです。

火を付けると、ロウが溶けるのと一緒に、

アロマオイルの、いい香りが、周りに広がっていくんですよ」

 

「アロマオイルって、ラベンダーとか、ヒノキとかの?」

 

「うん、今回は、エッセンシャルオイルを、

使う予定だけどね。

植物から摘出した、天然のオイルを使うけど…

香りによって、リラックス効果があって、

集中力を高めるのも、あるみたい」

 

と、穂波が説明するのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。