内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第十三話 アロマオイルの香り

一歌、寧々、鈴菜、奏の4人で、

アロマオイルを買うことになっていた。

 

「草薙さん、これ見て、

クレープフルーツの香りだって」

 

「あ、すごい。

スッキリした香りで、目の前に、

本当に置いてあるみたい」

 

「奏さん、これ、何の香りだろう…?」

 

「果物の香りがする…りんご、かな…?」

 

「あっ、カモミールって、書いてあります。

りんごみたいに、甘くて優しい香りがします」

 

「あの…宵崎さん、何か探していますか?」

 

と、鈴菜が問いかける。

 

「あっ、うん、さっきのラベンダーの香りが良かったから、

他にも、落ち着ける香りがあるかな…?って」

 

「落ち着ける香り…それなら、こっちにあったような…?

向こうの棚だったかな…?」

 

「え、本当?」

 

「よ、よければ、一緒に見に行きませんか?」

 

「ありがとう。よろしく、内田さん」

 

鈴菜と奏は、アロマオイルを探した。

 

寧々は休憩していた。

 

「ふぅ~ちょっと、休憩…」

 

「思った以上に、いろんな香りがあって、

見ているだけでも、楽しかったね」

 

「うん、そうだね」

 

「どれが、いいのか、

何が良いのか、わからなくなってきちゃったな…」

 

「わたしも…でも、気になった香りが、

いくつかあったから、ちょっと休んだら、

また、行きたいな」

 

「ですね。あれ?

あそこに置いてあるのは、アロマキャンドル…かな?」

 

「あ、本当だ。完成品も売っているんだ。

様々な色があって、キレイだね」

 

「これなんか、キャンドルの中に、花が入っている」

 

「これは…アジサイかな?

色鮮やかで、キレイですね」

 

と、興味を引いていた。

 

「こっちは、ひまわりやあさがおが入っているみたい」

 

「花のキャンドル…結構、あるみたい」

 

「ホントだ、カワイイ…

これを作ったら、えむが、喜びそう」

 

「ですね、私も、咲希が喜ぶ顔が浮かんできましたよ」

 

「でも、こんな、難しそうなの出来るかな…?

わたし、手先、不器用だし」

 

「難しそうだけど…やってみないと、わからないよ!」

 

「そ、そうですよ!穂波は、教えるの得意だし、

上手ですから!頑張りましょう!」

 

「うん、そうだよね」

 

穂波と合流した。

 

「穂波!注文していた物、受け取れた?」

 

「うん。待たせちゃって、ごめんね。

みんな、どうだった?」

 

「うん、咲希達に、合いそうなのが、あったけど、

私達、疲れちゃって、今は休憩中で…」

 

「そうだったんだ。

もしかして、嗅ぐとき、瓶に近づきちゃったのかな…?

アロマオイルは、匂いが強いから、

離れた距離で、手で仰いで顔だ方が良いんだよ?

初めに言っておくべきだったね、ごめんね…」

 

「ううん、大丈夫だから、休憩したら、

楽になったから、みんなはどう?」

 

「わたしは、平気かな…?」

 

寧々と鈴菜も、頷いた。

 

「よかった…よければ、もう一度、

選びに行きませんか?

わたしも、色々と、アドバイスが出来ると思いますから」

 

「そうだね、お願い。望月さん」

 

こうして、みんなで、また、アロマオイルを選ぶことになった。

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