一歌、寧々、鈴菜、奏の4人で、
アロマオイルを買うことになっていた。
「草薙さん、これ見て、
クレープフルーツの香りだって」
「あ、すごい。
スッキリした香りで、目の前に、
本当に置いてあるみたい」
「奏さん、これ、何の香りだろう…?」
「果物の香りがする…りんご、かな…?」
「あっ、カモミールって、書いてあります。
りんごみたいに、甘くて優しい香りがします」
「あの…宵崎さん、何か探していますか?」
と、鈴菜が問いかける。
「あっ、うん、さっきのラベンダーの香りが良かったから、
他にも、落ち着ける香りがあるかな…?って」
「落ち着ける香り…それなら、こっちにあったような…?
向こうの棚だったかな…?」
「え、本当?」
「よ、よければ、一緒に見に行きませんか?」
「ありがとう。よろしく、内田さん」
鈴菜と奏は、アロマオイルを探した。
寧々は休憩していた。
「ふぅ~ちょっと、休憩…」
「思った以上に、いろんな香りがあって、
見ているだけでも、楽しかったね」
「うん、そうだね」
「どれが、いいのか、
何が良いのか、わからなくなってきちゃったな…」
「わたしも…でも、気になった香りが、
いくつかあったから、ちょっと休んだら、
また、行きたいな」
「ですね。あれ?
あそこに置いてあるのは、アロマキャンドル…かな?」
「あ、本当だ。完成品も売っているんだ。
様々な色があって、キレイだね」
「これなんか、キャンドルの中に、花が入っている」
「これは…アジサイかな?
色鮮やかで、キレイですね」
と、興味を引いていた。
「こっちは、ひまわりやあさがおが入っているみたい」
「花のキャンドル…結構、あるみたい」
「ホントだ、カワイイ…
これを作ったら、えむが、喜びそう」
「ですね、私も、咲希が喜ぶ顔が浮かんできましたよ」
「でも、こんな、難しそうなの出来るかな…?
わたし、手先、不器用だし」
「難しそうだけど…やってみないと、わからないよ!」
「そ、そうですよ!穂波は、教えるの得意だし、
上手ですから!頑張りましょう!」
「うん、そうだよね」
穂波と合流した。
「穂波!注文していた物、受け取れた?」
「うん。待たせちゃって、ごめんね。
みんな、どうだった?」
「うん、咲希達に、合いそうなのが、あったけど、
私達、疲れちゃって、今は休憩中で…」
「そうだったんだ。
もしかして、嗅ぐとき、瓶に近づきちゃったのかな…?
アロマオイルは、匂いが強いから、
離れた距離で、手で仰いで顔だ方が良いんだよ?
初めに言っておくべきだったね、ごめんね…」
「ううん、大丈夫だから、休憩したら、
楽になったから、みんなはどう?」
「わたしは、平気かな…?」
寧々と鈴菜も、頷いた。
「よかった…よければ、もう一度、
選びに行きませんか?
わたしも、色々と、アドバイスが出来ると思いますから」
「そうだね、お願い。望月さん」
こうして、みんなで、また、アロマオイルを選ぶことになった。