内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第十五話 アロマオイルを入れよう

早速、アロマキャンドルを作ってみた!

 

「ロウソクを溶かすのに、

ロウソクが必要って、何だか変な感じ」

 

「そうだね、でも、チョコレートも、

そういう感じな気がする」

 

「似ているかも?」

 

「そうだね」

 

「言われてみればそうだね」

 

「ロウソク、溶けてきたね。

あっ、紐みたいなのが、出てきた」

 

「それは、ロウソクの芯ですね。

この芯は、後で使うので、取り出しておいて…

後は、ロウソクが溶けきるまで、

もう少し待つんです」

 

それから、数分後…

 

穂波の合図で、クレヨンを入れることになった。

 

「うん、そろそろ、いいかな?

そしたら、さっき選んでくれたクレヨンを入れるんだけど、

ここからは、みんなで、やっていこうか」

 

「わ、わかった。けど、入れるって、どれくらい?」

 

「うーん、少ない方かな?

多く入れ過ぎたら、うまく染み込まなくなるからね。

それと、火が付かなくなるから」

 

「えっ?」

 

「あ、大丈夫ですよ!私が隣で見ていますから」

 

「うん…」

 

「どの位の量だろう…」

 

と、鈴菜は少し難しそうな状態だった。

 

「望月さんが、一緒にいたら…安心…かな」

 

と、奏が言う。

 

慎重に、少しずつ、削ったクレヨンを入れていった。

 

「ほ、穂波、これ位で、どうかな?」

 

「そんな、ほんの少しじゃなくて、

もう少し入れても、大丈夫だよ」

 

「なら…こ、こうかな?」

 

「あ、うん!いい感じだよ!一歌ちゃん!

そのロウをもう少しかき混ぜたら…

ほら、キレイに色が付いているでしょう?」

 

「ほ、ほんとだ…こんなに、キレイに出来るんだね」

 

「しっかりと、色が付いている…」

 

と、鈴菜も見ながら、削ったクレヨンを入れるのだった。

少しだけ、入れていった。

 

「これで、ちゃんと、出来ているかな…?」

 

「あ、宵崎さんも、草薙さんも、内田さんも、

上手に出来ていますよ」

 

「あ、ありがとう…よかった」

 

「じゃあ、次は、少しロウを冷ましましょうか。

あんまり高い温度に、オイルを入れると、

蒸発して、イイ匂いが残らないので」

 

「そうなんだ、それじゃあ、少し休憩?」

 

「そうだね、でも、そんなに時間はかからないから、

今のうちに、どのアロマを入れるか、決めておこうね」

 

数分後。

 

「うん、そろそろ、いい温度になったかな?

それじゃあ、みんな、それぞれ、自分のボウルに、

選んだアロマを入れてね。

十滴くらいが、丁度いいかな」

 

「わ、わかった。十滴だね」

 

「ちゃんと計れるかな…思ったよりも、

オイルが出るかもしれない…」

 

「このオイルも、入れ過ぎると、

火が付かない原因になるから、気を付けてね。

で、でも、そこまで、慎重に入れなくても、

大丈夫だから」

 

それでも、オイルを慎重に入れるのだった。

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