内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第十六話 完成!アロマキャンドル!

それでも、慎重に、アロマオイルを、

穂波以外の4人が、それぞれ、自分のボウルに入れていった。

 

「アロマを入れた鍋を、もう一回だけ、

ちょっと、温めて、ロウをかき混ぜて…

そうだ、みんな、形の準備は出来た?」

 

「うん、出来ているよ。

えっと…この形の真ん中に、ロウソクの芯を入れるんだよね」

 

「そうそう、芯は、そんな感じで、

わりばしで挟んで、固定すれば大丈夫だよ。

後は、その形に、ボウルのロウを流し入れてあげて」

 

「わかった…!やってみる!」

 

「それじゃあ、これ、はい一歌ちゃんのボウル。

こぼさないように、気を付けてね」

 

「わかった」

 

慎重にボウルのロウに流し込んだ。

そして、いい香りがした。

 

花の香りがした。とても、いい香りである。

 

色もいい感じに、明るい色になっている。

 

咲希にプレゼントしようと、一歌は思った。

 

こぼさないように、ゆっくりと流し込む、

そして、成功するのだった!

 

「うふふ、お疲れ様、一歌ちゃん」

 

「ありがとう。それで、次は何をすればいいの?」

 

「次はね…特にないよ」

 

「えっ?」

 

「後は、ロウが固まるまで、待つだけだから、

形に流し込んだら、それで、完成なの。

ね、簡単だったでしょう?」

 

「う、うん、もっと色々なことをやって、

難しそうだったけど、もう、終わりなんだ…」

 

「こんなに、簡単にできるとは思わなかった」

 

「私も…ある意味、ビックリ…」

 

「ふふ、慣れてきたら、もっと、簡単に作れると思うよ。

じゃあ、次は湯煎から、自分達でやってみようか。

もちろん、分からないところは、教えるから、

何かあったら、聞いてね」

 

咲希にあげる、アロマキャンドルは、

完成したな…これで、大好きな咲希に、

プレゼント出来る…!

と、一歌は思った。

 

私は、えむの為に作ったけど…

このピンクやパステルカラーは、

大好きな、えむに似合っている。

喜んでくれそう。

と、寧々は思った。

 

鈴菜はというと、今は亡き母に、

プレゼントするようだ。

 

「あっ、お花でアレンジが出来るから、

やってみませんか?」

 

「そう言えば、ドライフラワー、買っていたね」

 

「はい。ポタニカルキャンドルって言うんですけど、

これも、そんなに、難しくないので、

安心してくださいね。

まず、さっきみたいに、アロマキャンドルを

完成させたら、それを一回り大きな型に入れるんです。

そうしたら、キャンドルの形の間に、

隙間が出来るから、そこに、好きなお花を、

少しずつ入れて、また上からロウを流し込んで…

それで、完成です。

後は、固まるのを待つだけです」

 

こうして、ポタニカルキャンドルを、

実践して、作るのであった。

 

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