内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第二話 一歌とデート

内田鈴菜には、星乃一歌という、友達がいる。

二人はボーカロイドや、バーチャルシンガーが、

好きな所から、意気投合した友達である。

 

「ねぇ、鈴菜、この後、どこかに行かない?」

 

「ボーカロイドのCDを見に行きたいな」

 

「私も観に行きたいと、思っていたの!

新しい曲、出たって、聞いていて…」

 

「じゃあ、見に行こうよ!」

 

「いいの…?行きたい!」

 

こうして、一歌と鈴菜は、

一緒に、CDショップに向かうことになった。

 

 

CDショップにて。

 

「これかな?」

 

「うん!それ!すごい、ミクのイラスト、キレイだね」

 

「私、初音ミクちゃんに憧れて、歌を歌っているの」

 

「そうなの?知らなかった!今度、歌、聴いてみたいな!」

 

「昔、ネットで歌っているんだ、

歌姫って、言われているけど、ちょっと、恥ずかしいな…」

 

「あの有名な歌姫だったよね?

鈴菜だったの?すごい!近くにいたなんて!」

 

「すごいって、言われると、照れるよ…」

 

「だって、本当にすごいじゃん!

あの、数万人のも、人々を虜にした、

あの、歌姫だよ!隣にいて、ちょっと、緊張するかも…」

 

「そ、そんなことないよ?

一歌ちゃんの歌っている姿、カッコイイと思うよ!」

 

「ありがとう、嬉しいな」

 

「いつか、一歌ちゃんと歌えたらいいな」

 

「うん、いつか、歌えたらいいね、

楽しみにしている…って、言ったら、

ちょっと、緊張するけど…」

 

「私も緊張しているよ?私は歌う事しか、取り柄が無いから…」

 

「そんなことないよ、鈴菜ちゃんは、

いいところが、いっぱいあるじゃん!」

 

「そ、そうかな…?」

 

「そうだよ、私は好きよ?」

 

「ボーカロイドにハマっているんだよ?

私はボーカロイドや、バーチャルシンガー達が、

きっかけで、歌い始めたんだ」

 

「私も!初音ミクちゃん、好きなんだ」

 

「ミクちゃんは、いいよね、

何にでもなれるし、自由に歌えるし、

そこが…いいんだよね…」

 

「うん、どんな風にもなれる、ミクが、

ちょっと、羨ましいかも?」

 

「私も、そう思うよ」

 

「私も、そんな風に歌いたい!」

 

「うん、ミクちゃんみたいに、自由に歌いたい!」

 

「そうだね、あっ、どのCD買う?」

 

「私は普段、音楽聴く時、CD派なんだよね」

 

「私も!CDじゃないと、落ち着かないもんね」

 

「う~ん、どのCDも、捨てがたいし…」

 

「迷っちゃうよね…」

 

「とりあえず、これにしよう!」

 

「それじゃあ、私は、これにするね」

 

 

こうして、二人で、初音ミクのCDを一枚ずつ、

購入するのだった。

 

 

「普段は、CDか、カセットで、

ボーカロイドの音楽を聴いているんだ」

 

「そうなんだね」

 

「それで、時々、ネットで、

歌っていたりしている」

 

「それが、上手くは表現できないけど、

いいなぁ~って、思うんだ」

 

「褒めすぎだよ…一歌ちゃん」

 

「ごめん!ごめん!つい、羨ましくて…」

 

「私も、一人で歌って来たから、

みんなと歌いたいな…って、思っていたりするんだね」

 

「そうなんだね」

 

「いつか、みんなと歌えたらいいのにな」

 

「私も、そう思うよ」

 

二人と何気ない、会話が続くのだった。

 

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