5人は迷路のブースにやって来た。
「わぁ…すごい!木の壁なのに、石の壁になっている」
「グラス越しだそ、そうなるね」
「映像と思えない位、リアルだね…」
「見た目はゴツゴツなのに、
触るとツルツルしていて、面白いね!」
すると、音が鳴った。カチッとする音。
「ほえ?今、カチッって音が鳴ったような…」
「何だろう?」
すると、物騒な音がした。ゴロゴロと何かが転がっていく。
「みんな!前!」
「わっ!おっきな岩が転がっていく!」
「こはねちゃん!危ない!」
と、鈴菜がこはねを助けた。
「大丈夫?こはねちゃん」
「う、うん。でも、よく考えたら、映像だから触れないんだった…」
すると、まふゆがこう言った。
「来る途中に階段があったよね?それでやり過ごせたかも…」
「そうですね…!」
「よーしっ!階段まで追いかけっこだ~!」
迷路ブースはこうして終わった。
ミニライブのベースにて。一歌と鈴菜が非常に興奮していた。
「ミクちゃんのライブだ!」
「ミク…今日も輝いているよ」
「こんな近くでミクのライブが観られるなんて…」
「VRのライブだから、一番前の席でパフォーマンスしてもらえるね」
「このまま、ずっと観たいな…ミク」
「本当に目の前にミクちゃんがいるね」
すると、ミクが…
(みんな!楽しんでくれているかな?)
と、言いだす。
「うんっ!」
「はーいっ!」
と、一歌とえむが言いだす。
(よかった!でも、もっと楽しめるように、一緒にハイタッチしようよ!)
と、ミクがホログラムで、そう言った。
「えっ、ええ!?ミクがこっちに!」
ミクと一歌がハイタッチした。
「本当だ…ハイタッチしてもらえた…!」
「ふふ、よかったね」
えむと鈴菜もミクとハイタッチした。
「えへへっ!ハイタッチしちゃった!」
「私も!ミクちゃんとハイタッチ!」
続いて、AR写真ブースにて。
こはねとまふゆが、ブースで写真を撮るようだ。
「朝比奈先輩、もう少し頭を下げれませんか?」
「えっと…こうかな?」
「はい、バッチリです!もう少し画面をアップにして…
撮れました!こんな感じですけど…」
えむがその写真を観ていた。
「わぁ…肩の上にマスコットキャラクターが載っている!」
「私は頭の上に載っている。かわいいな」
「さっき撮った、ミクと一緒に撮れる写真も良かったな…
本当にミクと一緒に写真が撮れるなんて、夢にも思わなかった」
「私もミクちゃんと一緒に撮れて、感激だったな…」
こはねが一歌と鈴菜の為にミクとの写真を撮っていた。
それをデータとして、メールに送るみたいだ。
「じゃあ、そろそろ、次のところに行きましょうか?」
すると、まふゆが…
「その前に私もミクと撮りたいな」
「えっ?」
「小豆沢さんを見ていたら、撮りたくなっちゃって…
4人がモデルになってくれたら、嬉しいな」
「あ…はい!もちろんです!
アプリにダウンロードするのは時間がかかりますから、
私のスマートフォンを使ってください」
「ありがとう。まずは、フレームを選ぶのかな?」
と、まふゆがフレームを選び、
一歌、こはね、えむ、鈴菜の為に、写真を撮った。