内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第二十六話 未来の技術

5人は迷路のブースにやって来た。

 

「わぁ…すごい!木の壁なのに、石の壁になっている」

 

「グラス越しだそ、そうなるね」

 

「映像と思えない位、リアルだね…」

 

「見た目はゴツゴツなのに、

触るとツルツルしていて、面白いね!」

 

すると、音が鳴った。カチッとする音。

 

「ほえ?今、カチッって音が鳴ったような…」

 

「何だろう?」

 

すると、物騒な音がした。ゴロゴロと何かが転がっていく。

 

「みんな!前!」

 

「わっ!おっきな岩が転がっていく!」

 

「こはねちゃん!危ない!」

 

と、鈴菜がこはねを助けた。

 

「大丈夫?こはねちゃん」

 

「う、うん。でも、よく考えたら、映像だから触れないんだった…」

 

すると、まふゆがこう言った。

 

「来る途中に階段があったよね?それでやり過ごせたかも…」

 

「そうですね…!」

 

「よーしっ!階段まで追いかけっこだ~!」

 

迷路ブースはこうして終わった。

 

 

ミニライブのベースにて。一歌と鈴菜が非常に興奮していた。

 

「ミクちゃんのライブだ!」

 

「ミク…今日も輝いているよ」

 

「こんな近くでミクのライブが観られるなんて…」

 

「VRのライブだから、一番前の席でパフォーマンスしてもらえるね」

 

「このまま、ずっと観たいな…ミク」

 

「本当に目の前にミクちゃんがいるね」

 

すると、ミクが…

 

(みんな!楽しんでくれているかな?)

 

と、言いだす。

 

「うんっ!」

 

「はーいっ!」

 

と、一歌とえむが言いだす。

 

(よかった!でも、もっと楽しめるように、一緒にハイタッチしようよ!)

 

と、ミクがホログラムで、そう言った。

 

「えっ、ええ!?ミクがこっちに!」

 

ミクと一歌がハイタッチした。

 

「本当だ…ハイタッチしてもらえた…!」

 

「ふふ、よかったね」

 

えむと鈴菜もミクとハイタッチした。

 

「えへへっ!ハイタッチしちゃった!」

 

「私も!ミクちゃんとハイタッチ!」

 

 

続いて、AR写真ブースにて。

 

こはねとまふゆが、ブースで写真を撮るようだ。

 

「朝比奈先輩、もう少し頭を下げれませんか?」

 

「えっと…こうかな?」

 

「はい、バッチリです!もう少し画面をアップにして…

撮れました!こんな感じですけど…」

 

えむがその写真を観ていた。

 

「わぁ…肩の上にマスコットキャラクターが載っている!」

 

「私は頭の上に載っている。かわいいな」

 

「さっき撮った、ミクと一緒に撮れる写真も良かったな…

本当にミクと一緒に写真が撮れるなんて、夢にも思わなかった」

 

「私もミクちゃんと一緒に撮れて、感激だったな…」

 

こはねが一歌と鈴菜の為にミクとの写真を撮っていた。

それをデータとして、メールに送るみたいだ。

 

「じゃあ、そろそろ、次のところに行きましょうか?」

 

すると、まふゆが…

 

「その前に私もミクと撮りたいな」

 

「えっ?」

 

「小豆沢さんを見ていたら、撮りたくなっちゃって…

4人がモデルになってくれたら、嬉しいな」

 

「あ…はい!もちろんです!

アプリにダウンロードするのは時間がかかりますから、

私のスマートフォンを使ってください」

 

「ありがとう。まずは、フレームを選ぶのかな?」

 

と、まふゆがフレームを選び、

一歌、こはね、えむ、鈴菜の為に、写真を撮った。

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