宮益坂女子学園 高等部 1年C組にて
「私達の出し物は、アニマルカフェになりました」
と、学級委員長が言いだす。
題して、(もふもふ・アニマルカフェ)である。
内容としては、動物の獣耳のカチューシャや、
メイド服を着て、喫茶をする出し物。
「遥ちゃんは猫耳で、私はウサギの耳のカチューシャか…
何か、恥ずかしいな」
その上、メイド服である。
「鈴菜ちゃんなら、似合うと思うなー
だって、アタシから見て、鈴菜ちゃんは、
結構、顔が良いと思うなー」
「咲希ちゃん、そんなことないよ…」
「えーいっちゃんと同じ位、髪の毛さらさらで、
いい香りがするよ~?」
「咲希。鈴菜ちゃんが困っているでしょう?」
「ご、ごめんなさいっ!」
「ううん。大丈夫だよ」
その後、宮益坂女子学園の文化祭が始まり、
1年C組に、みのり達が、やって来た。
「遥ちゃん!」
「いらっしゃいませー!もふもふ・アニマルカフェへ、ようこそー!」
「よ、ようこそ…!」
「うぅ…ようこそ…!」
と、張り切る咲希に対して、
鈴菜と一歌は動物のコスプレしながらメイド服を着ていた。
咲希はイヌの耳のカチューシャ。
鈴菜はウサギの耳のカチューシャ。
一歌はヒツジの耳のカチューシャを、それぞれ付けて、
三人共、メイド服を着ていた。
「わぁ…教室に、動物のぬいぐるみがいっぱい!」
クジャク、シャチ、タコ、イルカ、サイ、ゴリラ、ゾウ、
ライオン、トラ、チーター、ワニ、ヘビ、カメなど…
色とりどりの、動物のぬいぐるみが並んでいる。
「あっ、こっち!こっち!」
すると、志歩が…
「店内、可愛すぎて、目が見えない…!」
「えへへ、でしょ?でしょ?
アタシ達はアニマルカチューシャを付けて、
メイド服を着て、接客しているの!
アタシは、イヌの耳で、いっちゃんはクマの耳だよ!」
「と言う事は、遥ちゃんも、動物のカチューシャにメイド服姿!?」
「あっ、みのり。来てくれたんだ。いらっしゃいませ」
「は、はっ、遥ちゃんのネコ耳ー!キラキラ光って前が見えないよー」
「似合うかな?」
「似合いすぎて、倒れそうです!」
「そ、そっか…それじゃあ、みんな、席に案内するから、
みんな、ゆっくりしていってね」
遥と鈴菜が、注文の品を、みのりと志歩、こはねに渡した。
「お待たせしましたっ!」
「ご注文の、カスタードプリン、抹茶ムース、
シュークリームになります!」
「お、美味しそう…!」
「わぁ…!食べるのがもったいないくらい可愛いね…!」
「ふわふわしていて、逆に食べられない」
「かわいい~!」
「喜んでもらえて良かった。作る練習があまり出来なかったから、
少し心配だったんだ」
「えっ!?これ、遥ちゃんが作ったの!?」
「あっ、全部じゃないけど、市販のものを組み合わせて、
ちょっと可愛く盛っただけ」
「でも、遥ちゃんの作った、スイーツなら、
私は何でも喜んで食べるよ!食べられるだけでも最高のカフェでは!?
花里みのり!全身全霊で、食レポしますっ!」
と、みのりは遥の作ったスイーツを、嬉しい気持ち全開で食べていた。