内気な歌姫   作:アッシュクフォルダー

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第四話 鈴菜の一日

高知県から上京することになった、鈴菜と鈴菜の父。

 

小さな集合住宅の一室で、

鈴菜は父と一緒に暮らしていた。

 

ちなみに、父は会社員である。

 

「鈴菜、いってらっしゃい」

 

「行ってきます。父さん」

 

鈴菜は今日も宮益坂女子学園の高等部に登校していた。

 

1年C組

 

内田鈴菜のクラス。

桐谷遥や星乃一歌、天馬咲希が、在籍している。

 

「おはよう、内田さん」

 

「鈴菜ちゃん、おはよう!」

 

「おはよう、内田さん」

 

「みんな、おはよう」

 

何気ない挨拶を交わすことが出来る友達も、

この女子校に入学してから、何人かは増えた模様。

 

 

「鈴菜ちゃん、よかったら、歌の練習に付き合って欲しいな~!」

 

「わかった、私でよければ」

 

「あっ、私もお願いしてもいいかな?」

 

「わかった、でも、自信ないかも?」

 

「大丈夫!鈴菜ちゃんって、歌が上手だし!

バッチリ教えられるよ!」

 

「教えられる自信は無いけど…頑張ってみる」

 

一歌と咲希のボイストレーニングに、

鈴菜が教えるのだった。

 

「じゃあ、発声練習からね」

 

「おぉ!なんだか、鈴菜ちゃん、先生になっている!」

 

「そんなつもり無いけどね…自信ないし」

 

「でも、鈴菜ちゃんって、

カラオケでも高得点叩き出しているし、

何か秘訣とかない~?」

 

「う~ん、楽しく歌うことかな…?

誰かのために歌うとか」

 

「じゃあ…いっちゃんのために歌う!」

 

「えっ、私のために?」

 

「うん!私、いっちゃんのために、歌うね!」

 

「あ、ありがとう…」

 

鈴菜は咲希に歌い方や発生方法を教えた。

 

「こ、こういう感じだけど…?」

 

「すごーい!みるみる、上達していくよ!」

 

「そうかな…?」

 

「だって、ちゃんと歌わないと、

せっかくのライブが悪くなっちゃうから…

よーし!もっと、歌を頑張るぞー!」

 

「咲希ちゃんの歌声、キレイだと思う」

 

「えっ?ホントに?ありがとう!鈴菜ちゃん!

あっ、カラオケ行かない?」

 

「えっ?いまから?」

 

「やりたいの!みんなで、歌の練習がしたいの!」

 

「わかった、行こ」

 

 

こうして、3人でカラオケへ

 

「何を歌おうかな~?」

 

「発声練習も大事だけど、喉の管理も大事だよ?」

 

「おー一理ある!鈴菜ちゃん!ありがとう!」

 

「ど、どういたしまして…」

 

「じゃあ、いっぱい、歌うぞー!」

 

咲希は何曲か歌い、一歌と鈴菜が、手拍子をして、

タンバリンを叩きながら、盛り上げた。

 

 

「どうだった?結構、高得点、取れていたよね!?」

 

「うん、練習が生かせている」

 

「咲希の歌声、キレイだったな…天使みたい」

 

「えへへ~もっと、褒めてもいいんだよ~いっちゃん~!」

 

「あはは…」

 

こうして、3人でカラオケを満喫した!

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