高知県から上京することになった、鈴菜と鈴菜の父。
小さな集合住宅の一室で、
鈴菜は父と一緒に暮らしていた。
ちなみに、父は会社員である。
「鈴菜、いってらっしゃい」
「行ってきます。父さん」
鈴菜は今日も宮益坂女子学園の高等部に登校していた。
1年C組
内田鈴菜のクラス。
桐谷遥や星乃一歌、天馬咲希が、在籍している。
「おはよう、内田さん」
「鈴菜ちゃん、おはよう!」
「おはよう、内田さん」
「みんな、おはよう」
何気ない挨拶を交わすことが出来る友達も、
この女子校に入学してから、何人かは増えた模様。
「鈴菜ちゃん、よかったら、歌の練習に付き合って欲しいな~!」
「わかった、私でよければ」
「あっ、私もお願いしてもいいかな?」
「わかった、でも、自信ないかも?」
「大丈夫!鈴菜ちゃんって、歌が上手だし!
バッチリ教えられるよ!」
「教えられる自信は無いけど…頑張ってみる」
一歌と咲希のボイストレーニングに、
鈴菜が教えるのだった。
「じゃあ、発声練習からね」
「おぉ!なんだか、鈴菜ちゃん、先生になっている!」
「そんなつもり無いけどね…自信ないし」
「でも、鈴菜ちゃんって、
カラオケでも高得点叩き出しているし、
何か秘訣とかない~?」
「う~ん、楽しく歌うことかな…?
誰かのために歌うとか」
「じゃあ…いっちゃんのために歌う!」
「えっ、私のために?」
「うん!私、いっちゃんのために、歌うね!」
「あ、ありがとう…」
鈴菜は咲希に歌い方や発生方法を教えた。
「こ、こういう感じだけど…?」
「すごーい!みるみる、上達していくよ!」
「そうかな…?」
「だって、ちゃんと歌わないと、
せっかくのライブが悪くなっちゃうから…
よーし!もっと、歌を頑張るぞー!」
「咲希ちゃんの歌声、キレイだと思う」
「えっ?ホントに?ありがとう!鈴菜ちゃん!
あっ、カラオケ行かない?」
「えっ?いまから?」
「やりたいの!みんなで、歌の練習がしたいの!」
「わかった、行こ」
こうして、3人でカラオケへ
「何を歌おうかな~?」
「発声練習も大事だけど、喉の管理も大事だよ?」
「おー一理ある!鈴菜ちゃん!ありがとう!」
「ど、どういたしまして…」
「じゃあ、いっぱい、歌うぞー!」
咲希は何曲か歌い、一歌と鈴菜が、手拍子をして、
タンバリンを叩きながら、盛り上げた。
「どうだった?結構、高得点、取れていたよね!?」
「うん、練習が生かせている」
「咲希の歌声、キレイだったな…天使みたい」
「えへへ~もっと、褒めてもいいんだよ~いっちゃん~!」
「あはは…」
こうして、3人でカラオケを満喫した!