新・星のカービィ   作:小林ミメト

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あけましておめでとうございます!

いろいろな事情により投稿が遅れて申し訳ありませんでした。

これからは、毎週土曜日に投稿するので今年もよろしくお願いします!


14話:ニンジャ、ヤミカゲ参上!①

ここは、プププランドから遠く離れた忍者の隠れ里。

 

純和風の家々が立ち並ぶこの郷は、真夜中の月明かりに照らされながら静まり帰っていた。

 

その中の少し古めの一軒家の前に、松明を持った一頭身の忍者が立っていた。

 

「貴様には消えてもらうぞ、ベニカゲよ・・・。」

 

彼はそうつぶやきながら松明を家に向かって放り投げて逃げた。

 

無論木でできた家は瞬く間に燃え上がり、炎に気づいた住民が物見やぐらの鐘をカンカンと鳴らした。

 

「火事だー!」

 

「放火したやつは誰だ!?」

 

放火犯は、素早い身のこなしで木から木へと飛び移りながら里の外へ逃げた。

 

「コレでカービィとメタナイトは戦わざるを得まい。パワーアップした私の力を思い知るがいい・・・フフフフハハハハハ!!」

 

一方、プププランドではニンニンダンスという忍者をモチーフにした踊りが若者を中心に流行っていた。

 

ニンニンダンスとは盆踊りのようなリズムに合わせて下記のことをする。

 

ニンニンニン!ニニンガニン!(忍者のポーズで腰を左右に振りながら)

 

忍者のポーズはなんじゃろな?(上半身を左右に揺らしながら)

 

ニンニンニン!ニニンガニン!(忍者のポーズで腰を左右に振りながら)

 

あそれ!それーはね!あそれ!それーは?(同じことをするが少し振り幅を大きめに)

 

右手がカンチョー!左手もカンチョーでニンニンニン!ニニンガニン!(ニンニンニン!では上半身を、ニニンガニン!では下半身を揺らしながら)

 

・・・・・

 

プリンも同級生と一緒にスマホを友達に持ってもらいながら放課後の教室で踊っていた。

 

プリンは楽しく踊っていたが、ふと誰かの視線を感じて踊りを中断した。

 

「ん?どしたープリンちゃん?」

 

銀色のサラサラしたロングヘアのキャピィ族の女の子がプリンに尋ねた。

 

「窓に誰かいた・・・。」

 

「えー!?」

 

「やだー!!覗き?!」

 

「でも、この教室は2階にあるのよ!?」

 

彼女たちは腕を恐怖でさすりながら教室を後にした。

 

プリンの勘は正しかった。

 

なぜなら、彼女たちを見ていた黒い影は見つかる前に窓から姿を消したのだから・・・。

 

一方デデデ城では、エスカルゴンが手作りのプリンアラモードや小さなショートケーキ、クッキーの詰め合わせなどをワゴンに乗せて、謁見の間に向かっていた。

 

「陛下、おやつをもってきましたでげ・・・す?」

 

エスカルゴンが見たものは、デデデがモニターを見ながら今はやりのダンスを汗だくになりながら踊っていた。

 

「おお、エスカルゴンか!」

 

デデデは、首にかけたタオルで汗を拭きながらこちらに気づいて振り向いた。

 

「なーにやってんでゲスかあんたは?」

 

「見てわからんか?食後のダンシングZOY!ゲハハハハ!!」

 

「もー!ブームに踊らされるのもほどほどにするでゲスよ。」

 

デデデはニンニンダンスを踊りながら反論した。

 

「何を言う、人民どもの流行りを調査し研究するのは大王の務めゾイ。ゆえに従者たるお前も・・・ってあらん?」

 

彼が振替えると、エスカルゴンはすでに謁見の間を後にしようとしていたところだった。

 

「おい、エスカルゴン!待つゾイ!!」

 

デデデは何とか追いついて、エスカルゴンを捕まえた。

 

「な、なんでゲしょう?」

 

エスカルゴンは、恐る恐る振り向いた。

 

デデデは、先程のダンスとエスカルゴンを捕まえようと全力疾走したために、体から湯気が出るほど暑くなっていた。

 

「・・・ハアハア・・・ワシと濃厚で健全なデュエット、ハアハア・・・するゾーイ。」

 

彼の表情は必死そのもので、目が血走り、口からよだれが垂れていた。

 

「わー!近寄んな変態!!」

 

あまりの気持ち悪さと汗臭さでエスカルゴンはデデデの手を払いその場から逃走した。

 

「じゅるり・・・恥ずかしがり屋さんめ。しかし、ワシのどこが変態ゾイ?」

 

デデデはよだれをすすり、急に逃げ出したエスカルゴンを自分の汗をタオルで拭きながら訝しがった。

 

一方、何とか逃げおおせたエスカルゴンは、周囲を確認しながらこちらに向かってくる一人の女の子を目撃した。

 

その女の子は学校から帰ってきたプリンだった。

 

プリンは非常に淡白な性格で、大人が話しかけてもスマホから目を放さずに相槌を打ったり、ひどいときは挨拶をせずに舌打ちをされることも・・・。

 

エスカルゴンも気味悪がって極力避けていたのだが・・・。

 

「あ、え、エスカルゴン・・・さん。」

 

大人とあまり会話をしたことがないプリンは、しどろもどろになりながらもエスカルゴンに話しかけてきた。

 

「珍しいでゲスね。あんたから話しかけてくるなんて・・・何があったんでゲスか?」

 

「じ、実は・・・。」

 

~ 少女説明中 ~

 

「なるほど・・・。」

 

「お、親には内緒にしておいてくださいね。門限破ったなんて知れたら・・・。」

 

「わかったでゲス。ワドルドゥ隊長に警戒を厳重にするよう伝えて置くでゲスよ。」

 

「お願いします。」

 




ニンニンダンスの下りは11月ごろに酒に酔った状態で書いたのですが、今見返すとすごい恥ずかちい!!(/ω\)
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