それでもいいよって方は続きをどうぞ!
カービィは、ヤミカゲが投げたぼろきれを見た瞬間に今まで誰にも見せたことのない怒りの表情で満ち溢れた。
眉間にしわを寄せて、吊り目がちになり頬を真っ赤に染め上げていたのだ。
「ヤミカゲ貴様ー!!!」
「フハハハハハ、おまえでもそんな顔をするんだな。愚かなファンシーグッズよ。」
素早い動きで先に攻撃したのはメタナイトだ。
目は真っ赤に光り、中ではオレンジ色の炎のような物が揺らいでいた。
「私の感情をここまで高ぶらせたのは久しぶりだ。」
ガキン!ガキン!
ヤミカゲの剣とギャラクシアがぶつかり合う音が鳴り響いた。
あまりの迫力に子供たち三人は見とれていた。
「おおー!小生、初めて生で忍者と星の戦士の戦いを見たでござる。」
「僕も。」
「あーしも・・・。」
しばらく剣をぶつけあったところでヤミカゲが口を開いた。
力で押しあっているため、刀同士がギチギチと音を立てていた。
「メタナイト、貴様はいつも高いところから現れる。そんなに好きならずっとそこにいるがいい。」
キイン!カキン!
「別に好きなわけでは・・・!?」
急にヤミカゲがメタナイトの視界から消えたかと思うと、無数の蜘蛛の糸のようなものがメタナイトの手足を縛りあげた。
「・・・!しまった。」
「メタナイト卿!!」
「うわああああ!」
「これぞ私が編み出した忍術の一つ!名付けてヤミカゲ忍法『宙吊り闇影人形』だ!」
手足を拘束されたメタナイトは、あっという間に木の枝で宙づりにされた。
「く、蜘蛛の糸を操れるのか?」
「ナイトメア様にある種族の遺伝子を注入してもらったからな。」
「まさか・・・次世代の星の戦士たちがある日を境に次々と散っていったのは!」
「ああ、魔獣の残党狩りに来た連中はいい練習相手だったぞ・・・ふっふっふ。」
「む・・・無念。」
メタナイトは、力なくギャラクシアを落とした。
「そ、そんな。」
「メタナイトが負けるなんて・・・。」
「口ほどにもない。やはり、老いぼれは老いぼれか。」
「むう~。」
ヤミカゲの発言に怒ったカービィは、頬を膨らませてメタナイトの剣を吸い込まんと口を大きく開けた。
だが、ヤミカゲは焦ることなく懐から赤い球を取り出した。
「やはり吸い込みを始めたか・・・むん!」
そう言うとヤミカゲは赤い球を地面に叩きつけた。
モクモクと赤い煙幕が立ち上る。
「へん!そんなもの。カービィがギャラクシアごと吸い込んでやるぜ!!」
ブンの言う通りカービィは、煙ごとギャラクシアを吸い込んだ。
ところがカービィは、ソードカービィに変身せず徐々に顔と目を真っ赤にしてギャラクシアを吐き出した。
「うぎゃああああ!!!か、辛あああああ!!!!」
そして今まで聞いたことのないような悲鳴を上げなら炎をはいてのたうち回った。
「なんだ?ファイヤーカービィか?」
「違うあれは辛くて苦しんでいるんだわ。」
「ぐわあああああ!!か、カワサキのホットスペシャルより辛いいいいい!!」
ヌルオ:「ホットスペシャルって?」
ブン:「20年ほど前に料理魔獣ムッシュゴーンとの客を巡った料理対決で、コックカワサキが生み出したカービィですら火を吐いて苦しむほどのカレーライスのことだ。」
「ひいいっ!あひいいいい!!死ぬ!これマジで死んじゃううう!!!」
カービィは辛さでのたうち回った。
「フハハハハ!!当然だ!それは、宇宙一辛いと言われる香辛料『ブッチッパーX』(810万スコヴィル)の粉末を詰めたものだからな!」
「んにゃぴ。」
カービィは最後に煙を吐きながら力尽きた。
フーム:「カービィ!」
ワカヨ:「ダメみたいっすね。」
散歩中の犬:「くぅーん。」
ヤミカゲはやれやれといった感じでギャラクシアを拾おうとした。
「待て!それはお前には扱えない代物だぞ!!」
ブンは銃口をヤミカゲに向けた。
「何を言う、持ち主のメタナイトを倒して最強の星の戦士も戦闘不能にした。この剣を手に入れるには十分すぎるぐらいだ。」
「・・・・!」
「それに、いささかがっかりしたよ。まさか二人がここまで弱体化していたとは・・・。これは戦利品としてもらっていくぜ。」
とっさにヤミカゲは何かの気配を感じてその場回避をした。
刹那、ヤミカゲの足元にクナイが突き刺さった。
「・・・これは?」
「クナイ!?」
どうやら、それはメタナイトがつるされている木から飛んできたようだ。
「誰だ!?」
いつの間にか救出されたメタナイトと一緒に降りてきたその男は、赤いほっかむりを来た一頭身の忍者だった。
戦闘シーンを描くのが下手糞だからってカービィに香辛料で撃沈させた挙句、淫夢でごまかした自分を殴りたい…( ;∀;)ゴメンネカービィちゃん