「意外かもしれませんが。実は私、雨は嫌いではないのですよ?」
「むっ…そうなのか?」
パタパタパタ。
街での用事を済ませ家へと帰る最中、勢いの増してきた雨粒が番傘に打ち付ける音に紛れて腕の中のまい子が呟いた。
ぽつりと呟いた小さな声が、私の耳に溶けていく。
まるで世界の全てがこの傘の中で完結しているかのようだ。
当初は横で歩いていた彼女。しかしどうしても私と彼女では歩幅が違うために、雨降る中急ぐ事の出来ないまい子を置いていってしまう事になってしまう。
それは普段の晴天時ならば構わない。ただ私がゆっくり歩けばいいだけなのだから。しかしこんな天候の中、無意味に時間を遅らせる訳にも体の弱い彼女を放っておき濡れ鼠にする訳にはいかない。
ならば最善の手は……彼女を私が抱え、私の持っていた特注の大きな番傘をまい子に持ってもらう事だろうとそれを実践していたのだが。
抱えた事で触れそうなほど顔に近くなった彼女が笑いを含んだ声で呟く。照れているのか…甘えているのか。故意に触れてきた頬骨に柔らかな頬肉解け合うようにくっ付き、笑う事で揺れた。
「この傘に打ち付ける規則正しい音。心地いいと思いませんか?心がなんだか安らぐような気がするのです」
「まぁ…その気持ちはわからなくもないが、しかし雨の日は体調が悪くなるのではなかったか?」
「……。…それとこれとは、別ですよ行冥さまぁ…」
「ちゃんと、こちらを向いて話しなさい…」
以前雨降る最中漏らし聞いた情報を伝えれば、一瞬の沈黙と誤魔化しにもならない誤魔化しで話を反らそうとされる。私の更なる問い掛けにも口を紡んで答えない。
まい子は私に対して嘘をつきはしないが、隠し事も話を反らす事(それが上手いか下手かは別として)もする。それはなんとも気まぐれで愛らしい化身の存在、猫のようだ。そしてそれを問い詰めた所で……正直に話してくれる訳ではない。
「たっ、体調云々はともかく!この雨音は素敵ですよね!?一定の律動音。穏やかなる気持ちになりませんか」
「むぅ……まぁそれは確かにわからなくも………む?」
「どうしまし……えっ?」
案の定話は何度も反らされ気になるそれらを追及させてはくれない。例え無理矢理に聞いた所でそれは……まぁ、仕方ない。
そうしている内に……私の耳は別の音をとらえた。木々のせせらぎと雨粒が幹や葉に当たる音…以外の音を。それは自然が作り出す単位的なものではなく。
『…ーい、おーい!誰かいるのか、助けてくれぇー!』
私達が歩いていた道を外れた遥か下…竹やぶ地帯の下から聞こえてきたそれは、人の声。助けを呼ぶ、男性の声。
恐らく私達の声を聞き付けての。普段の会話の音量ならば届かなかったろうがまい子が誤魔化す為に出した大声が届いて…呼び掛けてきたのだろう。
「えっ、え!?今の人の声では!?」
「なんとっ……大丈夫なのか!?」
私達二人ともその声を聞いた事を確認し、下に少々身をのりだし呼び掛ける。私の目では確認出来ないものの、まい子の言うことでは微かに足跡と滑り落ちたかのような跡が残っているらしい。ならばここから落ちたのか。
ここから先は隣町に通じる獣道のようなほぼ誰も通らないような小さな道と、それよりかなり先にある我が家しかない。ならばこの人は隣町に用がある人か、迷い込んだ旅人…だろうか。
『良かった人だよな!落ちたんだ、大した怪我はしてないが足をくじいて動けない!助けてくれ!それか助けれる人を呼んでくれ!』
「大丈夫だ私がすぐに行く!…まい子、家の戻り湯を沸かして待っていてくれないか」
竹やぶ下の彼へ声をかけ、私は抱えていたまい子を下ろす。番傘を持つ彼女を手放した事で降りしきる雨粒が私を濡らしてゆく。まだこの程度では凍えはしない、私は。だが…彼は?どれほど崖下にいたのかはわからないが、濡れ鼠になっているのではないか?そうでなくとも恐らく体は冷えている。
ならば、助け出した後すべき事を前もって用意すべきだ。温かな場所の確保を、安全な場所の用意を。それに彼女をこの雨の中いつまでもとどまらせておくべきではない。
「大した怪我ではないと言ってはいるが一応治療をした方が良いだろう。その用意も頼む…怪我次第ではそのまま街の病院へ行くかもしれないが」
「はい。了解しました、あの……気を付けてくださいませ、行冥様」
「…勿論だ。そちらは任せる、こちらは任せてくれ」
「………」
私の声を聞き、なにか言いたげな数秒の沈黙の後翻し、彼女は小さな足音と共に遠ざかっていった。ゆかるんだ足元で弱き体を持つ為に走る事は出来れども、されどものんびりとではない足取りで。
その音を耳に入れた後、私は足を踏み出した。地面の無い、竹やぶ下へと。
水滴が着物に染み込み、重みを増してきている。柔らかな土の足元もぬかるんでおぼつかない。不規則に生えている竹や木々の隙間も狭く危ない。そもそも人も獣も踏み込まない場所など不安定で録に動けるはずもない。
…だが、そんな事は私に関係ない。
滑り落ちる地面をいくつか蹴り、周囲の気配を探り目的の場所へと到着する。そのまま、数歩進み……
「すまない、待たせた。南無……大丈夫か?怪我はどのような具合だ?」
『あ…ああ。ありがとう助けに来てくれた…んだよ、な?……えっと、人間…だよな?』
「…?…そうだが…??」
たどり着いたそこに座り込んでいた彼にしゃがみ声をかける。痛みで伸ばされただろう足の怪我に触れ、声がする顔辺りに目線を向け話しかければなぜか呆気にとられているような声が。人間…かどうか訊ねられた。どういう意味なのだろうか?
『……なにせでけぇし、獣か何かかと…人間とは思え………いや、助けに来てくれたんだしな。俺を見て何も言わないのもめんどくさくなくて良いし…うん。悪いが助けてくれるか?』
「…?…うむ、勿論だ」
『肩でも貸してもらおうかと思ってたが高すぎてちょっと厳しいな…背負ってもらって良いか?』
「……元々そう考えていたから大丈夫だ」
いた…が。何だ、ろうか。何だか…心中がもやもやと…不本意なる気持ちがする。いや……まぁ、うん。
取り敢えず彼に治療の為に私の家へと向かう事を告げ、言われた通り背負い降りてきた竹のひしめく急勾配を登る。この程度の坂ならば成人男性を背負っていようと何の問題もなく登れる。
『おー!コイツはすげぇ!なんつー身体能力だ!』
はしゃぐような背中での多少の身動きなど関係なく、問題なしに上へと登りきった。そのままほとんど人の通る事のない我が家へと続く道へと歩みを進める。じゃりじゃりと土を踏み締める音に混じり背中で大きく息を吐いた後、簡単の声をかけられる。
『すげえな、旦那。あんな傾斜の中俺一人背負って楽々登れるなんてよ……ところで、さっき女の声が聞こえたけど誰かと話してたのか?』
「む?…嗚呼、確かに話していたがそれが…?」
彼が落ちていた場所からまい子と話していた場所には結構な距離があった。その話し声が聞こえていたのか?それはまぁ……耳がいいな。普段の彼女の声はさほどに大きくないのに。
最初に聞き付けるほどの大声を出した時だろうか?しかし話していたというならもう少し後の……いや、それはどうでもいい。それがどうした?
『その子は旦那のガールフレンドか、嫁かい?そしてもしかして…今から向かう家にいるのか?』
「…
『あー…そうか。いや、旦那は俺の顔を何も言わなかったがその彼女が何て言うかと』
「……?」
『旦那みたいにあっさり受け流すなんて普通は無理なんだぜ?』
…私の目が機能していない事を彼は知らないし、言うつもりもない。彼の言い分からしてその見た目に何か問題がありそうだ。目をひく傷痕でもあるのだろうか?しかしそれならば私の額にも…彼は知らないが彼女、まい子の頬にもある。傷痕ごときで彼女が何か言うとは思えない。初対面ですら私のこの傷の事を気にもせず何も言わなかった彼女なのだから。
ならば…よほどの醜怪だと蔑まれた経験でもあるのだろうか。もしや淑女にでも罵声を浴びせられた心的外傷でもあるのやもしれない。
しかしそれこそ彼女がそんな…見た目がどうであろうと蔑むなど考えられない。あの、彼女がまさかそんな、どんな見た目だろうとも暴言を吐くなど有り得ない。
……甘い、だろうか。それこそ私の身内贔屓なのだろうか。
…否、そんな事はないだろう。私は彼女を信じている。例え彼の面様がいかに醜悪であろうと、傷があろうと身体的に欠乏があろうと何を言うとは思わない。信じている。
「心配ない。彼女は例えどうであろうと上辺で区別するような判断しない」
『いやぁ、信頼してるのはわかるがそんな事は無いと思うぜ旦那』
「…なぜ、そう言い切れる?」
『なんで、って。それは今までの経験の……ん?あの家かい、旦那?』
そうしている内に私の足は歩みを進めており、いつの間にか家屋が目につくほどの距離を詰めていた。その進みがどれだけ早かろうとも私も彼も、濡れている事に違いない。特に私が辿り着く前から濡れていた彼は頭の先から足先まで濡れているのだろう。
彼女は恐らく、私が指示した事をしてくれているのだろう。お湯を沸かし、治療を出来る為の道具を用意してくれている筈。それでも、恐らく。
「まい子。ただいま、戻った」
玄関をあけて声をかければ…数秒後遠くから返事の声が聞こえる。そしてハタハタと小走りで近付いてくる音が聞こえ、玄関先の廊下を曲がり顔を出して現れただろうまい子。そして小さな爪音と共に現れた猫。恐らく虎猫。
「お帰りなさいまっ…!ぎょ、め……え、えっ!?」
暖かな…なんとも微笑ましい声色だった彼女が突然に戸惑い、震え怯える声と共に仰け反り後退った。
……なんだ、どうした?なにがあった?私が一歩近付けば彼女が一歩下がる。いつも出迎えてくれる様子とはまるで違うそれに、戸惑う。なにせ、なにせその反応は背中の彼が言っていた事を思わすような…
「……?まい子…?」
「な、なぜ……なぜ。行冥様…」
彼女は、胸元の着物を抱えみ。何度も何度も顔を反らし私を……私の背に背負うもの見て、震える声のまま。
「なぜ、鬼…?…を背負っているのです…?」
そう、言い放った。
「……は?」
……なん、だって?……お、に?…鬼?
私や、彼女の、人生を狂わせたといっても言い……鬼?鬼だと?
日の光の下では生きていけない鬼はこの雨模様の中では自由に動ける。しかし彼が鬼であるならその気配に私は対峙した時に気付けていただろう。だがその気配に鬼の欠片も感じれず……
だが、彼女は目で、はっきりととらえている。私の背にいる、彼の存在を。
しかし、そんな背負われて不振な目線を向けられている彼は。
『おに?…おに、とやらは初めて言われたな。今まで散々"魚"だとは言われてたが』
平然と、新鮮な反応を受けた事を感動しているようだった。
** SCP-527 **
*
部屋の中に座り、言われるがまま差し出したお茶を熱そうに口にいれている彼を目をそらさないように私は見ていた。
足の治療はした。折れたりはしていないから、痛みさえ引けばすぐに歩けるようになるはず。そもそも任務終わりに稀に見る彼の怪我と比べたら…どうしても見劣ってしまう。
行冥様の大きな背中の後ろに隠れ、着物の羽織りを力一杯握りしめたまま見続けていた。行冥様も見ている…けれど私の感じる違和感そのまま感じてはいないだろう。何せそのおかしな"その部分"を目に入れない限り…彼は普通の人間だった。服は…西洋の服で、着物でないにしろその事自体はおかしな事ではない。
崖下に落ち、行冥様が背負ってここまできた彼は……人、ではなかった。少なくとも今目にしているその姿は、決して人ではなく見える。
けれども私が言ったように鬼ではないらしい。行冥様曰く、鬼の気配は一切しなく…また本人も鬼ではないと言う。本人が言うのみのそれを信じるには信頼が薄いが、行冥様がいうなら……信じるしかない。
けれど。けれど到底人間には思えない。なにせ彼の頭部は…
「……な、なぜ魚なのです?」
西洋の服に似合う帽子を被った頭には髪の毛も眉も無く、瞬きの一つしないそれはまぶたすら存在しないのだろう。皮膚も人とは言えない…ヌメリとした肌。なのに、それは頭部だけ。湯呑みを持つ手や西洋の草履を脱いだ足は極々普通の足でしかない。…なんで魚なのだろう?
彼の大きな背から顔を出し、恐る恐る訊ねる。側面についた大きな目玉がギョロリと私を睨むように向いた事で咄嗟に行冥様にしがみつくように抱き付いてしまった。
『さぁー?俺が知る訳ねぇじゃん。ってかお嬢ちゃんお茶おかわり。あと何か食べるもんある?』
「………」
けれどその声色は案外軽く、私の発言に対して怒っている訳ではないようだった。恐らく睨み付けてもいないのだろう。ただ目が大きく動きがほとんど無いそれは、見られただけで睨まれたと感じてしまう。魚が人間と同じ大きさになるだけで、こんなにも怖いのか。
……けれど、その怖さを彼の軽い声色やあけすけな態度が緩和させている気がする。多少、軽々しくずけずけと踏み込んでいる気はするけれど。
「…鬼ではないという言葉は信じるが、何者なのだ?」
『だからぁ、俺が知る訳ねぇって。産まれた時からこうなんだからよ。まぁ旦那でもいいや、お茶おかわり』
隠れる私を安心させる為か、行冥様は大きな腕が包み込み軽く背を撫で叩いてくれた。それは丸太のように太くて…逆に動けない。彼の側にいれば確実に安全で動けなくても関係ないかもしれないけれど。
彼が訊ねても、魚の彼から明確な答えは帰ってこない。もしかして本当に知らないのかも知れない、産まれた瞬間からそうであれば彼に聞いた所で答えはない。けれど、その軽い言い方からして本当に真実かどうか…いや、疑い続けるのも失礼かな。
空の差し出された湯呑みを、私を抱く腕とは反対の手を伸ばし受け取る行冥様。そのままおかわりを、と言う彼。
…ん?……なぜ、彼がそんな指図をされているのだろう?私ならまだ良い。彼を助け背負い、ここまで連れてきた行冥様に言うべき事ではないのではないだろうか。彼が受け取った湯呑みをいささか強引に奪い取る。
「申し訳ございません。大丈夫です行冥様、私が淹れてきます」
「…嗚呼、すまないまい子」
『あ、お嬢ちゃん何か腹にたまるものある?それか甘いものとか』
「………」
優しい彼は現状に戸惑っているのだろう。困ったように下げられた眉やこぼれ落ちる涙がそれを物語っている。私を抱いていた腕を離しはしたものの……何か言いたげに口を開いて、閉じた。
確かに…本当に、どういう事なのだろう。なぜこのような事になっているのだろう。怪我をした男性を助けて、それが頭が魚で、治療をしたかと思えばお茶とお茶菓子を出すかどうかのこの今の状況は。
なんだろう、これ。実は雨の中見ている白昼夢だと言われた方が正しい気がする。
「にゃあ」
畳の縁を踏まないように立ち上がり、厨房へと向かうため廊下へ続く襖を開けた時だった。愛らしい声色が下から聞こえてきた。目線を下げれば茶白色の小さな物体……猫が私を見上げ、鳴いていた。
一応お客様がいるからと、いつもほとんど開けっ放しにして通るのを自由にしている襖が閉まっていたから抗議しにきたのだろうか。
けれど開いた事で許しを貰えたのか、二言目に何を言うわけでもなく傍を通り抜けられる。何気なくその後ろ姿を追っていれば……途中で"彼"に気付きぴたりと立ち止まった。
「………」
『おや?どうしたんだ、お嬢……えっ』
内容は聞いていないが、行冥様と会話をしていた彼が私の不振な様子に気付き、こちらを向いた。そして同時に気付く、自身を見ている存在に。
小さな彼は別に敵意がある訳じゃないだろう、ただ見覚えのないそれに対して興味で近付い……
「フシャァッ」
『ひぃっ!?』
…た、と思う間もなく猫は小さな威嚇をした。彼は小さな悲鳴と共に仰け反り、行冥様が慌てて彼を抱き上げる。威嚇…?え、威嚇?えっ、何で?普段こんな事をしない子なのに。
行冥様の大きな手の中でも彼はバタバタと暴れ続けていて…ええ、普段抱かれる時は大人しいのに…どうしたの?
『く、食われるのはごめんだ…!邪魔した!!』
「えっ、あ、ちょっと!?……えっ?」
「……南無…?」
そんな戸惑う私達を後目に、慌てたように立ち上がり開けた襖を掴んで更に大きく開いて飛び出すように廊下を走りはたはたと走って出ていってしまった。あまりのその早さに呆気にとられ、私も行冥様も呼び止めるも追いかけるも出来なかった。
ただただ去って行ったその廊下を…もっと言えば乱暴に掴まれた事で破けた襖を見ていた。数回、瞬きを繰り返して…行冥様を見た。行冥様も何が何やらといった腑に落ちない表情をして、私を見上げた。
「…え、な…何だったのでしょう今、のは…?」
「…何が起きたのか、よく掴めていないのだが……もしや、この子彼を獲物として、狙った、のか?」
「えっ……あ。魚だから、ご飯とでも思って……えっ、まさかそんな」
行冥様の大きな手のひらに、少し前の大暴れは何だったのかとばかりに大人しく包まれている茶白の猫。確かにこの子は自分より体の大きな猫のご飯を奪いにいく食いしん坊だ。それになにより…滅多に出さないけれど、魚が好き。
だからといって、ええ…いやまさか。そんな事が?でも、そんな。
…そもそも、そんな猫が狙うような大きな魚の頭を持つ人間なんているのだろうか。いやいる訳が……えっ?
「…彼は、その……妖怪?だったのですかね?」
「さて……何だったのだろうか、南無阿弥陀仏…」
「にゃあん」
結論の出ない話。湯呑みや穴の空いた襖を見れば夢ではないとはわかるけれど、それでも現実とは思えない。
漠然とした、釈然としない状況と空気感の中。関係ないとばかりに、大きく猫は鳴いた。すぐにご飯をくれと言わんばかりの大きな声で。
SCP-527 ミスター・おさかな
オブジェクトクラス:Euclid(ちょっとヤバい)
SCP-527は頭部がゴールデンバーブ魚である以外は普通の人間。身長は167cm。まい子より12cm高く悲鳴嶼さんより53cm低い。水中で呼吸が出来たり魚と話せたりはしない。怪物に変化させられたとかでもなく、ただ頭が魚なだけで産まれた人。
例のあの博士に作られただけの人。
猫は大変にお腹が空いていました。それだけです。
SCP-527 http://scp-jp.wikidot.com/scp-527
著者:djkaktus 様
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