小動物で内気な幼馴染   作:アッシュクフォルダー

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第十話 石瀬千尋と天宮悠里

高木雅利は、石瀬千尋と天宮悠里と一緒に、

ショッピングモールに来ていた。

 

「はぁ…疲れた…」

 

「雅利くん!何言っているの!デートはこれからだよ?」

 

「そんなこと言われても…」

 

俺と千尋と悠里は、同じ、幼稚園と小学校出身、

俺と千尋が、公立の中学に出て、

悠里が付属の女子校の中等部に通ってからは、

三人で、遊ぶ機会は、めっきり減ったのだったが、

今日は日曜日だったのか、三人で遊びに行くことになった。

 

「ねぇ、雅利くん、聞いている?」

 

「えっ、あっ、ごめん!ボーッとしちゃった…」

 

「もう!雅利くん!悠里たちのこと、ちゃんと、見ていてね!」

 

「私のことも、見てよね!」

 

「わ、わかった!ちゃんと見るから!」

 

「じゃあ、今日のお昼のおごりは、雅利くんね!」

 

「うん、わかったから」

 

三人でカフェへと、向かった。

 

「俺、ブラックコーヒーかな?」

 

「ブラック飲めるの?」

 

「一応、飲めるよ?」

 

「雅利くんは、オトナだな…他の男子とは違って!」

 

「だよね?なんか、理想の王子様!って感じ!」

 

「おいおい、それは、言い過ぎだよ…」

俺はブラックを頼み、千尋はカプチーノ、悠里はココアを、

それぞれ頼み、その後、レタスのサンドイッチを頼むのだった。

 

カフェから出た後、三人で俺の家に向い、

今は、俺と千尋と悠里が、俺の部屋にいた。

 

「雅利くんって、勉強が得意で、

いつも、私に五教科を教えているんだよ?」

 

「えー!悠里も、雅利くんに、五教科教わりたいよー!」

 

「でも、悠里は付属女子中学校だから、

七百中学とは、勉強のカリキュラムが違うからな…

まぁ、五教科は見れるだけ、見れるからな、

今度、俺に見せてよ」

 

「やったー!ありがとう!雅利くん!」

 

と、悠里は雅利に抱き着いた!

 

「あっ!悠里ちゃん、雅利くんに、抱き着いて、ずるーい!私も!」

 

千尋も、雅利に抱き着いた!

 

「千尋!悠里!いきなり、抱き着くなよ…」

 

「だって、カッコいいんだもん!」

 

「うん!カッコいいよ!」

 

二人のカワイイ美少女たちに抱き着かれて…

助けてくれ~!

 

 

「雅利くん、どうかしたの?」

 

「雅利くん、顔が真っ赤だよ?」

 

「そりゃ…そうだよ…」

 

「じゃあ、一緒に寝よ!」

 

「こっち、こっち!」

 

「ちょ、ちょっと!」

 

俺は千尋と悠里の間に挟まれながら、

ベッドで、寝ていた。

 

「ねぇねぇ、悠里と千尋ちゃん、どっちが好き?」

 

「…」

 

「悠里だよね?」

 

「私だよね?」

 

「選べないよ…だって…俺…」

 

「こはねさんが、好きなんでしょう?」

 

「う、うん…」

 

「でもね、私も悠里ちゃんも、雅利くんのこと、好きだから!」

 

「う…うん…」

 

「忘れないでね?まだ、雅利くんのこと、諦めたわけじゃないから」

 

「そんなこと言われても…」

 

俺は悩むのだった。

 

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