小動物で内気な幼馴染   作:アッシュクフォルダー

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第十一話 夏の林間学校

今現在、公立七百中学校二年生は、

林間学校に来ていた。

 

今日が最終日だった。

 

「雅利くんって、料理が出来るの?」

 

「一通りはね」

 

「雅利くんの、ご飯、とっても、美味しそう!」

 

「照れるじゃん…」

 

「もーう!雅利くんの照れ屋さん!」

 

「高木君、こっちも、手伝ってくれない?」

 

「あぁ、今すぐ行くよ!」

 

「雅利くん、頑張って!」

 

「ありがとう、行ってくるよ!」

 

俺は他の男子に呼ばれて、調理の手伝いをするのだった。

その後、みんなで、カレーを食べていた。

 

「美味しい!雅利くんの作った、カレー!

すっごく、美味しいよ!」

 

「言い過ぎだし、褒めすぎ、

カレーくらいで、大袈裟なんだから…」

 

「こんな、美味い、カレー作れるなんて、

高木、モテるんじゃねーの?

ルックスもいいし」

 

「だな!羨ましい!」

 

「戸田も、兵藤も、大袈裟なんだから…」

 

「美味しかったよ!雅利くん!」

 

「はいはい」

 

 

皿洗いしている時に、また、石瀬千尋に話しかけられた。

 

「ねぇ、この林間学校で、キャンプファイヤーがあるじゃん?

最後の日に、そこでね、ダンスのペア同士が、

結ばれるって、伝説があるんだよ!

それでね!永遠に幸せになれるんだよ!」

 

「そんなの、ウワサだろ?」

 

 

そして、その後、学級委員主催の、

肝試し大会が始まった、その後に、キャンプファイヤーの時間だ。

 

「お前ら、今宵は肝試しだよ?」

 

「えー!怖いよー!」

 

「暗い所とか、ムリだし…」

 

「俺達、学級委員会が、マジで、驚かせてやるからな!

腰をぬかすなよ!」

 

「雅利くんは、お化けとか、大丈夫なの?」

 

「作り物ならともかく、いるかどうか、分からないし」

 

「私は…怖いから、雅利くんと一緒に行きたい…」

 

「あっ、肝試しのペアは、くじ引きで決めるから、

勝手にペアになるのは、ムリだけどね」

 

「そう…なんだ…」

 

千尋は、しゅんとした、表情で、雅利を見ていた。

 

 

そして、委員長の真木が、声をかける。

 

「これから、ペアをくじ引きで決めます!

番号を勝手に言ったらダメだよ?

じゃあ、ペアを決めます!一番の人!」

 

と、続き、二番の人と続いていた。

 

「じゃあ、三番の人!」

 

そして、偶然にも、高木雅利と石瀬千尋のペアだった!

 

「当たったね!雅利くん!」

 

「お、おう」

 

「緊張する…ちゃんと、私の事、守ってね?」

 

「当たり前だ!」

 

 

俺がライトを照らしながらも、暗い夜の道を歩いて行った。

 

「うわっ!ゴメン!」

 

「大丈夫?」

 

「うん…」

 

そして、前へと進んでいった、お化けっているのか?

進行方向に従って、ルートを進んでいった。

 

石瀬千尋は、高木雅利の腕に寄り添った。

よっぽど、面倒くさいだろうか?

 

「はぁ…しょうがないな…」

 

雅利は千尋の手を握った!

 

「えっ?」

 

「俺から、離れるなよ!」

 

「握った手、少し冷たい気がする…」

 

「山の中だからだよ、夜だし、案外、涼しいな、

こう見えてさ、暗い道って、意外と怖いけど、

千尋ちゃんと一緒なら、お前を守るためなら、

平気だからさ」

 

「雅利くん…面白いね!」

 

石瀬千尋の頬を伸ばして、笑わした。

 

「笑った方が、可愛いって、

じゃあ、早く終わらせて、キャンプファイヤーでも、見ますか!」

 

「うんっ!」

 

 

肝試しの後、キャンプファイヤーが、始まったのだった。

高木雅利と石瀬千尋は、ペアでダンスを踊るのだった。

 

「夢みたい、夢を見ているみたい、雅利くんと、踊るの、

王子様と踊ったみたい…」

 

「だから、大袈裟だよ…」

 

何がともあれ、林間学校は、終わりを告げるのだった…

二泊三日に及ぶ、林間学校は、色々あったけど、

最高の思い出になった。

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