小動物で内気な幼馴染   作:アッシュクフォルダー

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第十五話 誘惑される時

早朝から、出かけた、俺の両親。

さて、この後、予定もないし、

両親から留守番を頼まれているから、

学校の宿題を進めて、

それで、のんびり過ごすのも、悪くはない。

 

そんなことを考えながら、

母さんが用意してくれた、朝食を食べて、

食器を片付けて、しばらく、経った後だった。

 

玄関のインターホンが鳴り響き、

雅利が玄関を開けた時、

二人の女の子が、やって来た。

 

「雅利くん!」

 

「千尋ちゃんに悠里ちゃん!

ま、まぁ…いいけど?

今日は親は、しばらく帰ってこないし」

 

「そうなの?」

 

「うん、とりあえず上がってよ、

俺の部屋でゲームでもするか?」

 

「いいよ、この前は負けちゃったけど、

今回は負けないよ?」

 

そして、雅利は千尋と悠里を、自分の部屋に案内した。

家にある、携帯ゲームやテレビゲームや

ボードゲームでも遊んでおけば、

多分、問題ないだろう。

 

しかし、俺はまだ知る由も無かった。

彼女たちが、あることをするとは…

 

「はい、俺の勝ち、これで、三連勝だな」

 

「もう、勉強もだけど、ゲームでも、

本当に手加減してないし!」

 

「千尋ちゃん、そうなの?」

 

「うん、勉強が出来てね、

いつも、私、雅利くんから、勉強教わっているの」

 

「えーいいなぁ…悠里は女子校だからな…」

 

しばらく、何気ない会話が続き、

ゲームを楽しんでいた。

 

雅利は勉強とゲームが、どれをとっても出来るため、

千尋や悠里からも、羨ましがられている。

 

「のどか沸いただろ?」

 

「ジュースある?」

 

「オレンジジュースだったら、ある」

 

「じゃあ、それで」

 

「悠里も」

 

「わかった」

 

 

雅利は千尋と悠里の為に、オレンジジュースを、

コップに入れた。

 

そして、自分の部屋に戻ると、

衝撃な光景を、彼は見てしまう。

 

「ジュース持ってきたけど…何やっているんだよ!?」

 

悠里と千尋は、ブラジャーとショーツ姿で、

誘惑しようとしていた。

 

「あの…雅利くん、見てくれないかな?」

 

「悠里と千尋ちゃんのこと、もっと見てよ」

 

テーブルに一旦、飲み物を置き、

雅利は手で自分の目を隠した。

 

しかし、右手に悠里、左手に千尋が、

ガシッと、掴まれた。

 

「な、なんのつもりだ!?」

 

「気づいてくれないもん、幼馴染なのに」

 

「もっと、仲良くしたい」

 

二人の身体を目の当たりにした、雅利は、

その身体の成長ぶりに、息を吞んでいた。

 

ついこの間まで、小学生だったはずの、自分たちが、

中学生になって、いつの間にか、こんなに身体が成長していたのだろうか。

 

二人の身体は、もうかつてのあどけない子どもの身体ではない。

大人になる過程、女の子から素敵なレディに変わる、

入り口を踏み越えた身体だ。

 

「雅利くん、悠里の胸、触ってみてよ」

 

「私の胸も、触っていいよ?」

 

困惑する、雅利に対して、

千尋と悠里は、自分たちの身体を触れてほしいと迫ってきた。

 

同い年の女子中学生の身体を、触っていいのか?

しかも、男である、彼がだ。

 

「そんな…急に言われても…」

 

「嫌なの?」

 

「えっと…」

 

「いつか、愛し合うためにも、

こういうことが必要だから…」

 

そして、意を決して、千尋と悠里の胸を、

人差し指で、ツンと、触れた。

 

「…!」

 

その後、千尋と悠里は、

自分たちで、雅利の手を動かし、胸を触らせた。

 

「どう…かな?」

 

「気持ちいいかな?雅利くん?

悠里の胸、もう、子どもじゃないんだから」

 

やがて、二人は、ベッドに連れて行った。

 

「ちょ、ちょっと待てよ…」

 

そのまま、二人は雅利を挟むように、

彼の右には悠里、左には千尋がいる状態で寝ていた。

 

「雅利くんの身体、すっごく、温かい…

心臓がドキドキしている!」

 

「もしかして、悠里たちの姿に、ドキドキしているの?」

 

今でさえ、両脇に下着姿の美少女に、

挟まれている、俺は、一体、どうなってしまうのだろうか?

 

「これからも、一緒だよね?雅利くん?」

 

「一緒じゃないと、ダメだからね?

悠里との約束だよ?破ったら許さないから」

 

「う、うん…」

 

そう言いながら、絶対に離さない意思を表明するかのように、

彼の身体に密着させた。

 

自分たちは、これから、どうなってしまうのだろうか?

 

この先の未来を想像して、

不安を覚えるようになったのだった。

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