小動物で内気な幼馴染   作:アッシュクフォルダー

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第十六話 千尋の気持ちと悠里の気持ち

石瀬千尋と天宮悠里は、こう思った。

 

二人は、高木雅利くんしか、

愛せなかった。

 

彼だけしか、もはや眼中になかった。

 

 

どうしたら、千尋だけの、悠里だけの、

雅利で、いてくれるの…?

 

千尋と悠里が初めて愛したのは、雅利くんでした。

 

おはよう、雅利くん一緒に学校行こうー♪

なんでー?って…それは…幼馴染みじゃん、

私達…だから一緒に登校しても、別に、いいでしょ?

えっ…一緒に行く人居るからって…?

好きな人が、いるわけじゃないよね…?

 

そっか…ごめん、じゃあ、私、先に行くね

ん?放課後話があるの?

なんの話し??

 

はいはい、放課後まで秘密ね。

わかった、予定開けておくね

 

恋人が、出来て付き合っているなんて、冗談だよね?

 

千尋と悠里は、雅利くんの事、待っているからね…?

 

 

千尋と悠里は、雅利くんのこと、大好きなのに…!

 

 

一緒に行く人居るって言ってたし…

 

えっ?恥ずかしかったからって…

 

あのね、こっち来て、

うん、もっと近づいて…!

 

ぎゅーってして欲しいな!

千尋と悠里のこと!

 

あのね、千尋と悠里にも告白させて

雅利くんのこと

 

出会った時、から。

 

うん!ずっと前から大好きだよ!

 

今日からは、幼馴染みじゃなくて、

千尋か悠里の彼女になってくれると、嬉しいな…!

 

どうしたら、千尋だけの雅利くん、

もしくは、悠里だけの雅利くんに、なってくれるの…?

 

と、常に思っていた。

 

「やっぱり、納得いかないよ」

 

「うん、雅利くんは、悠里のだから!」

 

「ううん、私!千尋の!」

 

「何としても、雅利くんと付き合いたい!」

 

「でも、どうしたらいいんだろう?」

 

「大人っぽいコーデとか、どうかな?」

 

「雅利くん、大人っぽいからね。

雅利くんは、成績優秀で、

学年でも、五本指に入る位の優秀な成績だからね~」

 

「あ、勉強会とか、どう?

悠里、数学が、ピンチなんだよね~」

 

「私も数学~」

 

「雅利くんから、教わっちゃえ!」

 

「そうだね」

 

その後、雅利の家に、千尋と悠里が、やって来て、

二学期のテスト対策として、

数学の勉強会をした。

 

「ここの方程式や分数や少数…

あー要は、数学が全部できないの!」

 

「悠里も、ここの数式とが、出来なくて…」

 

「わかった、わかった、俺が面倒見てやるよ。

とりあえず、一緒に、解いてみようよ」

 

「ありがとう。雅利くん!やさしー!」

 

「さすがは、雅利くん、私達の幼馴染だね!」

 

「あの…雅利くんっ!」

 

「?」

 

「こ、これからも、一緒にいて欲しいな…お願い!」

 

「お、おう」

 

「悠里たちと一緒にいてね?」

 

「ずっと、これからも、一緒にいてね?

 

「う、うん…」

 

戸惑う、雅利だった。

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