小動物で内気な幼馴染   作:アッシュクフォルダー

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第二十話 クリスマスデート

12月24日。俺は千尋ちゃんと悠里ちゃんと三人で、遊ぶ事になった。

 

「雅利くん!」

 

「雅利くーん!」

 

「千尋ちゃん。悠里ちゃん」

 

「ねぇねぇ、私、オシャレ?」

 

「悠里もオシャレ?」

 

「う、うん…二人共、オシャレだよ…」

 

(そう言えば、こはねちゃんは、杏ちゃんとデートに行くって、

言っていたな…)

 

と、感じつつ、三人でクリスマスデートを楽しむことになった。

 

「こはねさんとは、行かないの?」

 

「こはねさんと付き合っているじゃなかったの?」

 

「いや、こはねは杏と一緒にデートするみたいで…」

 

「だから、悠里と千尋ちゃんと一緒に行けれるんだね!

ありがとう!」

 

「私も嬉しいな…あっ、雅利くん!これ!」

 

「悠里からも!」

 

石瀬千尋と天宮悠里から、高木雅利はクリスマスプレゼントを貰った。

 

「ありがとう…」

 

「私はね、手袋を編んだんだ」

 

「悠里はチョコレートケーキを作ったんだ」

 

「うん。千尋ちゃん。悠里ちゃん。二人共、ありがとう」

 

すると、俺の右手に千尋ちゃんが、

俺の左手には悠里ちゃんが、急に握った。

 

「!?」

 

「雅利くんの手、冷たいね」

 

「でも、暖かいな」

 

と、千尋ちゃんも悠里ちゃんも、俺の腕を掴んだ。

 

「暖かいな…」

 

「雅利くんと一緒にいると、安心するな…」

 

「ふ、二人共、観られているよ…!

それに、歩きにくいよ…!」

 

気を取り直して、三人でドーナツ屋さんにやって来た。

 

千尋ちゃんと悠里ちゃんは、チョコレートドーナツ。

俺はプレンシュガーのドーナツを、それそれ一つずつ注文した。

 

飲み物は、千尋ちゃんと悠里ちゃんはココア。

俺はカプチーノにした。

 

「あーん!」

 

「悠里も!悠里も!」

 

「おいおい…わかった、わかったから!」

 

千尋ちゃんと悠里ちゃんが、立て続きに、

俺にドーナツを食べさせた。

 

ドーナツを食べ、ココアとカプチーノを飲んだ後、

ドーナツ屋さんを出て、三人はクリスマスのイルミネーションを観ていた。

 

「雅利くんのこと、振り向かせるから!

こはねさんから、奪い取って見せるよ?」

 

「悠里のこと。絶対に見ててね?

雅利くんを振り向かせるよ?

それに…こはねさんにも、千尋ちゃんにも負けないから!」

 

「…」

 

俺は困惑の状態だった。

 

「もう一年は終わりか…」

 

「もう少しで、私たち高校生だね」

 

「雅利くんは、どこ受験するの?」

 

「そんな偏差値の高い高校は臨めれないからな…

神山高校の全日制かな?」

 

「私は悠里ちゃんと同じ、白雪学園かな?」

 

「千尋ちゃんと一緒だと良いね。高等部」

 

「悠里ちゃんは白雪学園の中等部からね」

 

「まぁ…いいんじゃない?みんな、それぞれ夢とか、

未来や希望があってな」

 

と、俺は感じるのだった。

 

 

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