2月12日。高木雅利は、バレンタインのお買い物の為、
小豆沢こはねと一緒にお買い物に行く事になった。
「あ!遥ちゃん!こっちだよ!」
「こはね!それと…高木くんと青柳くんでしたっけ…?」
「はい。桐谷さん。お久しぶりです。
俺はあまり、こういう経験が無いのですが、
桐谷さんがいてくれたら、心強いです」
「高木雅利です。よろしくお願いします」
と、桐谷遥は、青柳冬弥と高木雅利に挨拶をした。
「こちらこそ。力になれるように、頑張りますね。
それじゃあ、まずは、コンテストについて、おさらいしますね」
どうやら、バレンタインの催しのコンテストに参加する様だ。
「そうだな。俺も確認したい」
「じゃあ、俺も。念のため」
「うん!今、サイトの説明をするね」
参加者は、指定されたメーカーブランドの、
コスメでメイクをした写真を専用サイトに投稿してください。
と。
他の会社のコスメを使っても良いとは書かれているが、
アイシャドウとかリップは、
必ず指定された、メーカーブランドを使う事だそうだ。
「なるほど。その辺りは、コスメを選ぶ時に詳しく確認しようか」
「うん。それじゃあ、続きを読むね」
こはね曰く。
メイクのテーマはバレンタイン。
冬弥と雅利は、
メイクでバレンタインを表現すると思っている様だ。
「メイクでバレンタインを表現するのか?」
「だろうな」
「いわゆる、バレンタインメイクをしてくださいって思う。
ビターチョコを意識した少し大人っぽいメイクとか、
甘さを意識したピンク系のメイクとかあるよ?
どんな雰囲気でまとめるかは、後で実際にコスメを見ながら考えようか」
「う、うん…!」
「頼りになります」
「基礎的な事しか言えないですけどね…
それで、こはね。さっきの続きは?」
こはね曰く…
写真は1枚から5枚まで投稿できて、
最終的な順位は、いいねの合計数で決まる模様。
投票者がいいねを押せるのは、1枚に付き、1回まです。
なお、もっと良い写真がある場合、
押し直すことも出来ます。
との事。
「なるほど。こういうものは、
早く写真を投稿した方が有利になると思っていたが…」
「投票し直せるルールがあるなら、
時間をかけて、クオリティが高いのを作った方が有利ですね…」
「そうですね。焦らずに時間をたっぷり使いましょう。
締め切りはいつだっけ?」
「えっと…写真投稿の締め切りが、今日の17時で、
投票の締め切りは22時までだよ?」
と、こはねが言いだす。
「そっか」
「その時点での、いいねの得票数で順位が決まるみたい」
「では、今日中に結果が出るんだな」
「うん…!入賞は20位までだから、頑張ろう!」
「それじゃあ、時間も無いし。早速始めよっか。
まずは、コスメを揃えないとね…!
ここの化粧品は、男女兼用のパウダーがあるなら、
そこで、メイクまで終わらせちゃおう」
「うんっ!」
こうして、メイクのお買い物を始めた。