今日も1日疲れたなと、思いつつ…
雅利は七百中学校から1人で帰宅していた。
「あ、雅利くん〜」
雅利が声のする方へと振り返ると、
千尋ちゃんがいた
「千尋ちゃん」
「一緒の中学なのに、帰ること無くなっちゃったもんね…」
「そうだね」
「雅利くんは、もう友達できた?」
「いいや、全然だよ」
「え?雅利くんならすぐ友達できそうなのに」
「あんな子どもっぽいノリに俺はついていけない」
「雅利くんは大人っぽいもんね」
「俺が大人っぽいんじゃなく、みんなが子どもっぽいんだよ
千尋ちゃんは?友達できた?」
「まぁまぁかな…」
「なんかあった?」
「え?な、なにもないよ…」
「顔赤いけど、なんか悩みとかあるならいつでも聞くからな」
「あ、ありがとう…」
千尋は雅利の横顔を見ながら顔を赤く染めていた
「でも、本当久しぶりだな」
「本当だね、悠里ちゃん元気にしてるかな」
「別の学校になると会わなくなるもんな」
雅利は千尋ちゃんと家の方へと歩いていた
「わぁ、雅利くんに、千尋ちゃん!」
2人の前から悠里ちゃんが小走りで向かってきた
「悠里ちゃんだ」
「タイミングがいいな」
「なになに?2人だけ仲良くしてずるいよ」
悠里ちゃんは頬を膨らませる
「いま丁度、悠里ちゃんの話をしていたんだよ」
「悠里の話し?どんなどんな」
「悠里ちゃんと学校変わっちゃって会わなくなっちゃって
元気にしてるかなってお話してたところだったの」
「そしたら目の前から悠里ちゃんが来たところだよ」
「えぇ〜悠里のこと話してくれてたなんて嬉しい!
2人は中学入っても一緒で仲良さそうでいいな」
「でも中学入ってから、あまり会わなくなっちゃって」
「でも一緒に帰ってるの羨ましい
悠里も一緒に帰りたいもん」
「千尋ちゃんと一緒に帰るのは中学入って今日が初めてだよ
悠里ちゃんやっぱりその制服似合ってるね」
「ほんと?雅利くんに褒められたら悠里嬉しい!」
「でも本当久しぶりだね、こうして3人で会うの」
「本当、なんか懐かしいね」
「あ!そうだ〜今度の日曜日に、3人で動物園行かない?」
「動物園?」
「楽しそう!」
「でしょでしょ?雅利くん明日用事ある?」
「ないよ」
「なら、三人で行こうよ」
「たまには動物園もいいね、行こうか」
「やった!楽しみだね千尋ちゃん」
「うんっ」
「じゃあ、明日10時に待ち合わせね」
「わかったじゃあ、明日ね!」
悠里ちゃんは2人に手を振り家へと帰って行く。
「相変わらず元気だな」
「悠里ちゃんらしいね、じゃあ私も帰るね、明日楽しみにしてる」
「うん、じゃあ、明日ね」
3人は、それぞれ自宅に帰り、
悠里ちゃんと千尋ちゃんは明日を楽しみに準備をしていた。