転生したら最凶最悪の邪竜だった件   作:カルカルパッチョ

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お待たせ、待った?ううん今来たとこ!(セルフ)

誤字報告あざす!どう調べても分からん単語とかあるからマジで助かる。



12話 は、おまっ...それ住居不法侵入だぞ!?

『幼体から成体への進化...成功しました。』

『全ての身体能力が大幅に上昇しました。』

物質体(マテリアルボディ)より精神体(スピリチュアルボディ)への変換が可能になりました。』

『【火炎吐息】が【竜の伊吹】に進化しました。』

『固有スキルに【竜の炉心】が追加され、【魔力炉】が統合されました。』

『また、竜種の固有スキルにより“不老不滅”となりました。』

 

『続けて、耐性の再獲得、及び新たな耐性の獲得を実行します。』

『痛覚緩和、物理攻撃耐性、自然影響耐性、状態異常無効、精神攻撃耐性、の耐性を得ました。』

 

『以上で進化を完了します。』

 

目が覚める。まぁどちらかというと意識の覚醒のほうに近いものだが、別に目を開けている訳じゃない。よし、言い訳完了。

 

まず、俺は気配...というより敵意には敏感だ。そう思っているだけかも知れないが襲撃を事前に知れたこともあったから思い違いではないと思いたい。

 

そして、意識が覚醒した今も目を開いていないわけだが、今の状況を【万能感知】からの情報から考えると...一番は背中に四足歩行の何かが乗っていると言うことだ。

 

もう一度言うが俺は敵意には敏感だ。背中という(【肉体改造】を使わなければ)攻撃できない弱点に乗られているのに敵意は感じられない。

 

そしてもう一つ。...俺の周りで何で低く唸るような声が聞こえてくるのかなぁ!?

 

しかも敵意は剥き出し、多分歯も剥き出し、警戒心バリバリである。いや、目開けづらいわ!

 

こんな状況でどうやって起きればいいか、そんなことを考えているときだった。背中の首に近い辺りに少しづつ水が流れてくる感覚が来たのは...

 

最初は雨かな?って思った。でも()()()()()()し、一部分だけ流れるほどの量なんてあり得ないから...じゃあ何だ?

 

その感覚はどんどんと増えていき、()()()()()()()()()()()()()()()

 

嫌な予感がしつつも、そのままうつ伏せになっていると、液体が顔に垂れてくるのを感じた。そのまま鼻のところまで到達し──()()()()()()()()()()に即座に目を開いた。

 

「ガァアァァァァ!!!???」

 

水辺まで最短距離で駆け抜ける。途中で取り囲んでいた障害物が地面のシミと化したが、そんなこと気にしている暇はない。

 

おまっ、テメ...テメェ!やりやがったなァ!

 

俺、知ってる!これ知ってる!栄養分を全て吸いとった残りカスとなった茶色い物体と、血液からでた老廃物を水分と一緒に出される液体だろォ!?

 

つーかアレか!?もしかして『コイツは俺のもんですから~』的な行為(マーキング)というヤツか!?ふざけんじゃねぇよ!

 

背中に乗っかっていた、ほかほかという効果音がしそうな物体を川底に押し付けて洗う。くっそ、どんだけ洗っても嫌な感じがするぅ...

 

進化の眠気に堪えられず寝たら敵に囲まれてるわ、俺の上でう◯ちするわお◯っこ引っ掛けられるわ、何なんだこの仕打ちは。もうお嫁...いや、お婿に行けない...

 

絶望にうちひしがれている中、俺の肩にぽむっと犬の手が置かれた。慰めてる雰囲気だしてるけどこれやったのお前らだからなァ!?

 

今の状況を好機と思ったか、取り囲んでいた『ワイルドバーニン』が【炎弾】を飛ばしてきた。それに続くように次々と炎の雨が降ってくる。

 

俺は【肉体改造】をつかって被弾面積を減らし、少し大げさに避ける。炎だからね。かするだけでも熱いってもんよ。

 

ところでこの【肉体改造】のスキルだが、めっちゃ使い勝手が良い。何せどれだけ姿を変えても肉体のスペックが落ちないのだ。

 

なのに必要なリスクは体が作り変えられる痛みと改造が完了するまでの少しの時間。リスクとリターンが合ってない気もするが、使えるものは使わせてもらおう。

 

予見者(ミサダメシモノ)】で炎弾に隠れて飛んできたワイルドバーニンを察知&叩き落とし、未だに炎弾を飛ばし続ける群れに接近する。

 

手加減しつつ横から蹴りを入れたら軽くミンチになった。

 

...いや、ごめん。10%ぐらいでやったつもりなんだけど身体能力が10倍ぐらいになってたから前の本気ぐらいのパワーでたわ。

 

ついでに体の成長具合を確かめるために飛びかかってくる奴らを手加減しつつ倒していく。ワイルドバーニンは中の下くらいの強さなのでコイツが耐えられたらだいたい耐えられる。

 

雑にあしらったあとは家に向かう。俺の上でもよおしてたヤツらはドッグシーフで、どうやら俺が半日ほど寝てたときに守ってくれていたらしい。

 

俺は見てないから分からないがさすがに無防備な状態で遭遇するとヤバいヤツもいるから(特有固体(ユニーク)とか)それには感謝しておこう。

 

俺の認証をクリアし、ドアを開けたときそれを見た。

 

錯乱した室内。割れた水瓶。ボロボロのカーペット。荒らされたベッド。作りかけで砕けたガラス。火が消えた松明。

 

そして何より──

 

「わんっ!」

 

──解除された罠と消えた干し肉を見た。

 

「...」

 

こっちを見て尻尾を激しく振っているドッグシーフは「ほめてほめて!」とでも言うかのように目を輝かせている。

 

それを見た俺は笑顔のままソイツの頭を外に放り投げて叫ぶ。

 

「ぶっ殺したるわァ!こんの■■■(ピー)どもがァ!!!!」

 

なお、追いかけっこは敗北に終わった模様である。

 




まだ名前持ち(ネームド)ではないので原作魔王リムルよりは弱いです。少なくともこの作品では名付けはそれだけ影響が大きいってことにしてます。

これプラス名付け分(名を付ける人によるが)強化されるんだぜ?

ちなみにもともと竜ではないモンスター(トカリプトル)(亜竜)から生まれた先祖帰りみたいなものなので最初から完成された他の竜種より最初は弱いです。


『ワイルドバーニン』
炎系の魔法をよく使い、その体自体も魔法のように燃えているので、集団で襲撃→炎魔法ぶっぱ→魔法に隠れて奇襲という方法で狩りをする。
見た目は、炎にワイバーンの翼が生えた感じでかわいい。

ヴェルダナーヴァの一人称って?

  • 僕(作者はコレ)
  • オレ(主人公と分けるため、カタカナ)
  • ナーヴァ
  • 拙僧
  • 一人称ナシ(作者の負担が増大)
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