転生したら最凶最悪の邪竜だった件   作:カルカルパッチョ

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なんで吸血鬼(DIO)がスタープラチナで倒せたか分かってなるほどなぁ...となったカルパッチョです。しゃべり方が決まらなくて難産でした。

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最初に入った票が『拙僧』で笑った。



20話 Q1 女主人公ものを読みたいし書きたい気持ちはあるが、書きやすいのは圧倒的に男主人公ものである筆者が次にする行動を30字以内で答えよ。

 

拝啓、お父さんお母さん。元気ですか?俺は今───

 

「.............」

 

『...おーい?聞こえてたら返事してくれないかなぁ?もしもーし?』

 

とても気まずい空気のまま硬直しています。

 

ほどなくして声だけじゃなく姿も写った人(?)は俺に何度も話しかけてくれているが俺が停止したまま動かないせいでわたわたしてる。

 

あれだ。人に話しかける時に心の準備って必要じゃん?は?『自分は違う』?おぉじゃあ聞いてやる。ホームセンターとかで店員に話しかけるのに30分かけてないヤツだけ石を投げろ!

 

痛ッ、暴力反対!あっ...やめて石を投げないで!

 

本当に投げるヤツがいるかよ...まったく、親の顔が見てみたいぜ。『人の嫌がることはやらないようにしましょう』とか道徳の授業で習わなかったのか?ちなみに俺は『人が嫌がることは進んでやりましょう』って習った。

 

あと、こう考えているずっと呼び掛けて来てくれてるんだがさすがに俺のなけなしの良心が悲鳴あげまくってるのでちゃんと返事はしましょう。

 

「...アンタ誰?」

 

『ようやく反応したと思ったら第一声がそれかい?...まぁお兄ちゃんだからね!答えてあげよう。』

『僕の名前はヴェルダナーヴァ。数多の星をつくった今現在、君と合わせてたった二体しかいない竜種の一体。

星王竜ヴェルダナーヴァだ。気軽にナーヴァ兄と呼んでほしいな!』

 

「...ちょっと時間をくれ」

 

『いいよー』

 

そういうわけで時間をもらった。時間が止まってるから実質もらえてないらしいけどそんなもん知らん。今は情報を処理しないとパンクしそうだ。

 

「えーっと、俺が今話してる相手は俺と同じ竜種で?」

 

『うん』

 

「その俺を除いた唯一の竜種様は世界をつくった創造神てきな存在で?」

 

『うん』

 

「なおかつ俺の兄?」

 

『そうだよー』

 

「...頭痛くなってきた」

 

『大丈夫かい?』

 

お前のせいだわ!と声を大にして言いたかったが、軽薄そうな見た目とは裏腹に底の見えない魔素量を考えると、あながち『世界をつくった』というのは間違いなさそうなので口をつぐんでおく。

 

そもそも俺は生まれてからずっと一人っ子である。しかも、もし本当に創造神さまなら世界()から生まれた俺は孫なのではないだろうか。

 

まぁそんな下らない考えはそこら辺に不法投棄するとして。俺は一番気になっていたことを聞いてみる。

 

「で?その創造神さまは『ナーヴァ兄』...ナーヴァ兄さんは俺に何の用だ?」

 

『よくぞ聞いてくれました!』

 

創造神さま...めんどくせぇな、同じでいいか。ナーヴァ兄は少し、いや結構興奮した様子で身を乗り出して反応する。そんなに弟が欲しかったのか?

 

フッフッフともったいぶるように前置きをしたあとその目的を声高々に口にした。

 

『実は今日は──君を助けに来たのだ!』

 

「...いらねぇ」

 

『そうだろう、そうだろう。いま転移陣を...何だって?』

 

「だから『助けなんざいらねぇ』っていったんだよ。」

 

ヴェルダが想像していたものとは真逆のその言葉に思わず聞き返した。だが何度聞いてもそれは変わらず、竜の口からでるのは拒絶の言葉。

 

ポカーンと呆けているナーヴァ兄に俺は意思を伝えるために大きく息を吸い込む。

 

「いいか?これは俺に売られて、俺が買った喧嘩だ。第三者が口出すもんじゃねぇんだよ!」

 

『“喧嘩”っていうよりかは“殺しあい”って感じだけど?』

 

うるせぇな話そらすんじゃねぇよ。

 

「そもそもピンチじゃねぇし」

 

『いやそれはウソでしょ。』

 

ウソである。どこからどう見ても、100人中100人がピンチと答えるお手本のようなピンチな場面である。

 

家の崩落に巻き込まれ、無数の弾丸の雨に撃ち抜かれ、攻撃するには距離があり届かない。むしろこの状況をピンチや絶体絶命と言わずして何を言うのだろうか。武装した敵に囲まれていたとしてもここまで酷くないと思う。

 

「いーや、ピンチじゃなかったね!ここから全員なぎはらってぶち飛ばすつもりだったしなァ!」

 

『負けず嫌いがすごいね君!?誰が後ろから操ってるかも、その位置もわかってないのに!』

 

「そこはもう良い感じにダーって行ってバッと潰せばどんなヤツでも殺れる。殴れば勝てる(筋肉は最高だ)からな!」

 

『いや君の場合はむしろその脳に付いてる駄筋(脳筋思考)取り去れよ!ていうかその作戦がしっかりしてない時点でピンチでしょ!?』

 

「...いやピンチはチャンスとも言うし、」

 

『ピンチって認めてんじゃん。』

 

ヴェルダのせいろんパンチ!

りゅうは9999のダメージをうけた▼

 

数十年、孤独でコミュニケーション力が衰えていた竜ではヴェルダに勝てるはずもなく、さっきまで啖呵を切っていた人物とは別人かと思うほどうなだれていた。

 

「あーとにかくだ。この戦いには手を出して欲しくないってことだ。これが終わったらそっち行かせてもらうからよ。」

 

『うーん、でもなぁ...』

 

そこまで同じ竜種が嬉しかったのか、死地に送り込むような真似をしたくはないのだろう。すぐにうんとは頷かず、ちゃんと考えてはいる。だが俺もここは退けない。意地でも通らせてもらおう。

 

「頼むよ、兄さん。俺は──」

 

『!よっしゃいいよー!ただし、僕が危険だと思ったら無理やりでも割って入るからー!』

 

「へ?」

 

思った以上の呆気なさに思わず気の抜けた声を出している間にピチュンと音を立てて消えた。しばらく放心状態ではあったが、気持ちを整えるための時間が貰えていたのは幸いである。

 

時間が流れだしたのはそこから5分後のことだった。

 





第三者視点と主人公視点がぐるぐるしてるような気がする。

一応、主人公視点だと自分は『俺』、ヴェルダナーヴァは『ナーヴァ(にい)』。
第三者視点だと主は『竜』、ヴェルダナーヴァは『ヴェルダ』と言っているので分かりにくかったらごめんなさい。

あとタイトルに対する解答を感想に書かないで下さい。おそらく利用規約てきなものに引っ掛かるので。
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