転生したら最凶最悪の邪竜だった件   作:カルカルパッチョ

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明けましておめでとうございますー!(激遅)
3ヶ月ぶりの更新だぁー。
あと感想であったのですが今のところ出てくるのは原作キャラとかモンスターではありません。


4話 ひげのオジサンに投げられる爆弾の気持ち

ハーイ、私ドラゴンさん。今大空の空中散歩を楽しんでるの。

 

どういう状況か分からないと思うが俺も何故空を飛べてるのか分からない。しかも逆さまの状態なのだから余計わからない。

 

いや、本当はなんでこうなったかわかってる。

 

体の中の魔素が少なすぎて上のほう向けにくいけど、バサッバサッっていう音と捕まれてる感触が鳥の足みたいだから鳥系のモンスターに連れさらわれてるんだなって。

 

マジでずっと魔素足りてないんだけど?あのバカリプトルのせいで背中は痛いし身体中ボロボロだし。

 

そんな時に鳥型モンスターによる誘拐事件。おかしいな、竜って最強種じゃなかったっけ?そもそも竜ってなんだっけ?

 

まさかの初飛行が名も知らぬ怪鳥(推定:メス)との初デートになるとは思わずスペースキャット状態になってしまった。次飛ぶときは一人で飛びたい。

 

かろうじて頭を上げて【解析・鑑定】を使うと、頭に情報が流れ込んでくる。

 

──────────────────

 

ワコシトリ   種族:亜竜

 

【滞空】【飛行翼】【空間機動】【威圧】【毒牙】【衰弱の魔眼】【毒耐性】【麻痺毒】【腐蝕】

 

 

────────────────────

 

えっ【魔眼】持ちだ。かっけぇー!って思ったけどアイツも持ってたな。見るだけで倒せるってかっこよくね?真の英雄は目で殺す!

 

いつか使ってみたいものである。それまで生きてられるかの方が問題だがなァ!

 

この高さで落とされると地面とキスならぬ地面に頭突き&シミになる確定演出がでてるのでなんとしても避けなければならない。

 

とはいえ、どうにも出来ないのが現状である。いやほら、翼片方ないし、魔素足りないし。つーか亜竜多くね?この世界って竜であることがデフォルトだったりする?

 

つまりさ...この世界では普通のことに俺は一喜一憂してたってこと?うわ恥ず!

 

そんなこんなしている内に怪鳥の巣らしきものが見えてきた。そこにはどこか見たことある一匹のモンスターが───

 

「『キュィエエェェェ!』」

 

 

──────────────────

 

カッコーウ   種族:小鳥

 

コモンスキル

【擬態】【飛行翼】【仮死】

 

 

────────────────────

 

───口を開けて待っていた

 

そこに投下されるゥ、オレェ!

 

やめて!あなたが死んじゃったら次回から主人公は誰になるというの!?

次回、『俺氏、死す!』デュエルスタンバイ!

 

「(ってふざけとるんちゃうぞ貴様ァ!)」

 

()()()多く回復した魔素を左腕に溜めて~...相手の顔面にシュゥゥゥーッ!超!エキサティン!

 

指令を出す器官を失った魔物の体は地面に沈む。そのまま着地し、後ろから飛んでくるワシっぽいモンスターを裏拳で倒す。ははーんさてはオレってば最強?

 

あと今さらながら思ったのだが、ユニークスキルの【破壊者】を使うよりその分の魔素を身体強化に使った方が燃費が良い。

 

まぁそりゃそうだよな。今まで10で済むのを100で攻撃してたのが【破壊者】だからな。その分のロスをなくせば燃費が良くなるのは当たり前である。

やはり筋肉(Power)こそ( is )(Power)だな(脳筋思考)。

 

ブチブチとワシもどきの肉を食いちぎる。独特の臭みと変な食感で吐きかけたが根性で耐えた。やっぱ成体はダメだな。食えたもんじゃない。

 

かわって、カッコウもどき。カッコウって前の世界でも『托卵』とか言って他のトリに育てさせるヤツじゃなかったか?そこら辺の生態は変わってないのか?

 

それはともかく肉自体は悪くない。臭みも少ないし...やっぱり食うんだったら子供の方が良いな。文字にすると倫理観バグった考えだけど、あれだ。羊のラムとマトンみたいな違いだ。これは元から別種だけど。

 

ふーむ、焼けばもっと美味しくいただけるだろうが...俺火炎ブレスとか出来ない?...出来ない。あ、そう...

 

いや、意外とやってみれば出来るかも知れん。あって良かった『try and error(当たって砕けろ)』精神。

 

まず魔素がないのでかき集めます。

 

やり方!体の内から外の隅々まで知覚します。そしたら心臓辺りに魔素をいっぱい集めます。すると~

 

『確認しました』

『エクストラスキル【魔力炉】を獲得──』

『──成功しました』

 

...カァーいやー自分の才能がこわいよ!すみませんね、強すぎちゃって!やべ、やりすぎると燃える。炎上のがこわい。

 

早速【魔力炉】を駆動、すぐに魔素が貯まる感覚が来る、が...うん。なんか思ってたのと違う...魔素が回復するんじゃなくて魔力を作り出せるようになった。...魔素と魔力って別物なんだな。

 

にしても名前が【魔力炉】か。良いかもしれない。前世で読んだ異世界系のマンガでは『魔法は想像力、つまりイメージが重要だ。』って言ってたのが多かった気がするし。

 

現実でおこる当たり前なことを魔力で代用する。つまり(身体)燃料(魔力)を入れて火種を...ひだね...俺、火炎系スキル持ってなくね?

 

────────────────

幼竜(ドラゴンベビー)  種族:竜種

 

コモンスキル

【竜鱗】【威圧】【滑空翼】【思考加速】【毒食み】【苦痛耐性】【毒耐性】

 

エクストラスキル

【魔力感知】【解析・鑑定ex】【魔力炉】

 

ユニークスキル

破壊者(コワスモノ)】【拒絶者(コバムモノ)】【浸蝕者(ムシバムモノ)

 

────────────────────

 

ハハッ、ない!仕方ないから魔素で代用しよ。口の中に魔力流して、吸い込んだ魔素で炎作っ──

 

──ところで知っているだろうか。地上から離れるほど空気が薄いと言うが魔素はその逆なのだ。

 

地上でモンスターが出現(ホップ)する。環境がゆるいため繁殖行為によってその数を増やし、空気中の魔素をガンガン吸収されていく。

 

一方、上空。住む場所は限られ、天候によっては飛ぶことも出来ずに地面にまっ逆さま。そんな環境下でかぎられたモンスター、もちろん数が少なく魔素は減らない。モンスターも強くなる。

 

今、この作品の主人公はワシのようなモンスターに連れ去られ、とても高い崖の頂上にいる。要は魔素が大量にあるのだ。

 

ちなみに主人公は地上と同じ感覚でやっている。魔素の回復量が多かったのは空気中の量が多かったからである。

 

前置きが長くなったがとどのつまり、結果は──

 

 

 

バボォォォォン!!!!

 

 

 

()()だ。しかも魔素だけでなく魔力も多めにくべているため、威力は計り知れない。さらに災難はつづくもので

 

突然の衝撃に頭はまっしろになった彼は、よろよろと歩き回りそして──足を踏み外した。

 

『確認しました』

『スキル【火炎吐息】を獲得──』

『──成功しました』

 

口内の痛みと頭に響くアナウンスでようやく思考が戻ってきた。

 

まずいまずいまずい───

 

落ちたところが断崖絶壁だったせいかスピードを緩める取っ掛かりがない。必死に左手を伸ばすも勢いが少し緩んだだけで手が弾かれ、距離がさらに離れる。

 

すぐに頭を切り替え思考をまわす。さっき見たスキルで使えるものは...

 

・滑空翼→片方破損

・魔素→ブレスで回復待ち

・竜鱗→耐えきれない

・その他諸々→魔素がない

 

えっ!この状態からでも入れる保険があr───

 




念願の一人空の旅(自由落下)

ワコシトリ
鋭い爪をもった足で敵を捕らえ、尻尾のようについたヘビによる魔眼で生きたまま新鮮なものをあなたにお届け!ワシ+コカトリス。

カッコーウ
他の鳥系のモンスターの巣に卵を産みつけ、他の卵を巣から落とすことで親に育てさせる『託卵』ということをする。

ヴェルダナーヴァの一人称って?

  • 僕(作者はコレ)
  • オレ(主人公と分けるため、カタカナ)
  • ナーヴァ
  • 拙僧
  • 一人称ナシ(作者の負担が増大)
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