転生したら影の国に流れ着いてしまった件   作:辛味噌の人

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 身の回りのゴタゴタで更新が遅れました。申し訳ございません。
 いよいよバーサーカー戦、序盤の山場です。
 オリ主の18年の弛まぬ研鑽がバーサーカーに牙を剥く!
 ところでメインヒロインとは仲直り出来そうですか…?
 どうぞ。


第7話 狂戦士

 冬木教会から出てきた一行は、それぞれのサーヴァントと合流し、衛宮邸に帰ることとなった。

 

「はぁ!?遠坂がうちに泊まるぅ!?」

 

「ええそうよ?同盟を組んだ以上、勝手に脱落されちゃ困るわ。私が守ってあげる。衛宮君は素人魔術師なんだし、訓練にも付き合ってあげられるんだからちょうどいいでしょ?」

 

「い、いや、しかしだな…」

 

「どうせ霊体化できないセイバーもいるんだし、一緒よ、一緒」

 

 現在は、宗次のお節介+士郎の天然タラシが重なってすっかり落とされてしまった凛が攻勢をかけている。さすがはあかいあくま、桜は泣いていい。

 

「あら、衛宮君は私が泊まるのは嫌?」

 

「い、いやそういう訳じゃ…」

 

「よし、言質とったり!」

 

「あ、しまった!」

 

 これはひどい、宗次はそう思った。こうなるように仕向けたのは自分とはいえ、ここまでとは。あかいあくまを侮っていた。それはそれとして面白いからいいや。

 そんなことを考えているあたり、宗次は愉悦部であった。言峰と気が合うのも納得である。

 

 一方霊体化して凛の隣を歩くアーチャーは、なんとも複雑な表情をしていた。それもそうだ。過去の自分の嫁が過去の自分にアプローチをしているのを間近で見せられればこうもなる。

 自分のときもそうだったなあ。強く生きろ、オレ。そんなことを考えているアーチャーはできるだけ2人を視界に収めなくていいように、周囲の警戒をしている。哀れアーチャー、これも宗次のせいである。

 

 ちなみにセイバーは、リンを泊めることはメリットしかないのに、なぜシロウは嫌がるのだろう、などと思っていた。王は人の心がわからない。

 

「そもそも家主は兄さんなんだから、許可なら兄さんに…」

 

「いいぞ」

 

「やった!決まりね」

 

「兄さん!?」

 

 おいたわしや士郎上、ここには味方などいないのである。

 

 

 

「勘弁してくれ…藤ねぇと桜になんて言えば「止まれ!」兄さん?」

 

 しかし、そんな愉しい時間も終わりを迎える。宗次が鋭い声で警告するのと、セイバーが剣を抜くのと、アーチャーが実体化するのはほぼ同時であった。

 

 彼らの視線の先、20メートルほど前方には、白い少女と、そのサーヴァントと思われる巨人が佇んでいた。

 

「マスターとサーヴァント…!何者よ!?」

 

 凛が問いかけるも、白い少女─イリヤは、それを無視して士郎に声を掛ける。

 

「お兄ちゃん、ちゃんと召喚できたんだ?しかもそのセイバー…憎たらしいわね」

 

「待て、君は誰なんだ?お兄ちゃんって?」

 

「ちょっと下がってな、士郎。ありゃやる気だぜ」

 

 困惑しながら質問する士郎だったが、バーサーカーが1歩前に出たのを見て、宗次が警告する。

 

「まさか…イリヤスフィール!?」

 

「あら、覚えてたのねセイバー。でも関係ないわ。どうせ皆殺しにするんだから」

 

 イリヤのことを覚えていたセイバーが声をかけるも、イリヤの一声でバーサーカーが戦闘態勢に入ったのを見て、一気に緊張感が走る。

 対話は少なくとも今は不可能。そう判断した宗次が、サーヴァント以外では最も戦闘経験に長けるものとして指示をだす。

 

「士郎と遠坂は下がってろ!セイバーは2人を守れ!アーチャーは援護!俺が前に出る!」

 

「何を言っているのですかソウジ!危険ですからあなたも後ろに!」

 

「あまり無礼るなよセイバー」

 

 前に出ると言い切った宗次に下がるよう言うセイバーだったが、しかし、宗次のあまりの剣幕に黙り込む。

 

「俺は戦士だ。俺がマスターならともかく、そうでない以上気遣いは無用だ。それ以上の心配は俺の戦士としての誇りにかけて許さん」

 

 今までに見たことの無い宗次の剣幕に、士郎と凛が怯む。

 

「あんな兄さん見たことない…」

 

「戦士というものは総じて誇り高いものだ。彼も例外ではないのだろう。まあ、私には縁のない話だがね」

 

 士郎の呟きをアーチャーが拾う。しかし、その言葉とは裏腹に、狙撃の為に大きく距離をとるアーチャーの表情はどこか誇らしげだった。

 

 戦闘服とゲイ・ボルクを召喚し、前に出る宗次を、イリヤは嘲笑う。

 

「サーヴァントと戦おうとするなんて、もしかしてお兄ちゃんっておバカさんなの?」

 

「愚かかどうか、試して見たらどうだ?バーサーカーは最強なんだろ?」

 

「言われなくてもそうするわ。やっちゃえ、バーサーカー」

 

 

 

「▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️!!」

 

 瞬間、バーサーカーの全身が膨張したかと思えば、砲弾のような速度で突っ込んでくる。

 士郎や凛はおろか、鷹の目を持つアーチャーですらともすれば見失いかねない恐ろしいスピード。いかに狂化しているといえど、さすがはかの大英雄ヘラクレス。イリヤが全幅の信頼をおくのも納得と言えよう。

 

 しかし、バーサーカーの突進は士郎達の元にたどり着く前に止められることとなった。

 反応して同じく飛び出した宗次が、力任せに振るわれた石斧を自らの朱槍をもって真っ向から迎え撃ち、拮抗状態に持ち込んだ為だ。

 

 これにはアーチャー以外の全員が驚愕した。じりじりと押されているとはいえ、宗次は生身の人間であるのに対し、相手はれっきとした英霊、それも一般に理性がない代わりにステータスに優れるバーサーカーである。戦うといっても、もっと距離を取り、小細工を弄してのものだと思っていたのだ。

 

 しかし、この中で最も宗次について知っているアーチャーからすれば、認識が甘いとしか言いようがない。

 確かに宗次は現代の生身の人間であるが、生まれて間もない頃から神秘溢れる影の国で育ち、その神秘を取り込み続けたことで、肉体強度は強化無しでも神代のそれの域に達している。

 

 それに、クリードを打ち倒し、スカサハからゲイ・ボルクを授かるというのは、彼以外ではアルスターサイクルの頂点に立つ大英雄であるクー・フーリンしか成し遂げられなかった事である。

 

 彼は影の国にて幾度の死闘を乗り越え、数多の幻想種との戦いを経験した、いわば現代の英雄と言うべき存在、世が世ならば世界にその名を轟かせる存在なのだ。

 そんな彼を「現代の人間」という物差しで測ること自体がそもそもの間違いだ。

 

「クッ、馬鹿力め…そら喰らえ!アンサズ!」

 

 とはいえ、いくら宗次であっても、バーサーカーとの力比べは分が悪いにも程がある。よって仕切り直しのために、予め仕込んでおいたアンサズのルーンを起動。大した魔力は込めていないため、せいぜいのけぞらせる程の威力しか出ていないが、その間に距離を取るには十分であった。

 

「次はこっちから行くぞ!」

 

「▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️!!」

 

 叫んで飛び出した宗次に対し、バーサーカーもまた声にならない声をあげて突撃する。

 そして繰り広げられるのは、先程とは打って変わっての技と力のぶつかり合い。

 

「そらそらそらそらァ!!」

 

「▫️▫️▫️▫️▫️▫️!!」

 

 力任せに振り下ろされたバーサーカーの一撃をサイドステップで回避したかと思えば、神速の突きを繰り出す宗次。バーサーカーはそれを規格外の頑強さによって意に介せず剛腕をもって吹き飛ばす。そして生まれた隙に片腕で巨大な石斧をフルスイングし、宗次を叩き潰さんとする。それを宗次は瞬時に体勢を立て直し、槍の石突で僅かに逸らすことで1歩のみの移動で回避することに成功する。そして目にも止まらぬ3連撃。これをバーサーカーは敢えて受けることによるカウンターを狙うも、それを読んでいた宗次は敢えて力を抜いて先の攻撃を放っていた。それによって隙を最小限とし、バーサーカーの一撃を受け流すことで凌ぐ。そして両者が同時に放った一撃は、今回は拮抗することなく、お互いを後退りさせた。

 …この間、僅か5秒である。

 

 後退りしたバーサーカーにアーチャーの矢が降り注ぐが、バーサーカーはそれらを石斧のフルスイングで全て吹き飛ばす。しかしその間に、膂力の差から大きく仰け反ってしまっていた宗次は体勢を立て直し、完全な仕切り直しとなった。

 どちらも息を切らしもせず、余裕を持ったまま次の激突に備える。

 

「…」

 

「すごい…」

 

「これ程とは…」

 

 凛とセイバーが驚きの声をあげる。士郎に至っては驚愕のあまり声も出せていない。

 

 セイバーは内心宗次に謝罪する。なるほど、これ程の腕前を持つのなら、危険だから下がれというのは侮辱にしかならないだろう。正直、自分にあれほどの戦いを演じられるかと思うと疑問が残る。…負けず嫌いの性格故、認めることは無かったが。

 

「何やってるのバーサーカー!もっと頑張りなさい!」

 

 この中で唯一武術の心得の無いイリヤは、先程の攻防の凄まじさが理解できない。故にバーサーカーが手を抜いたのだ、と勘違いする。

 しかしバーサーカーはその名の通り狂戦士。手を抜くことなど出来はせず、ただ目の前の敵を叩き潰すのみの存在である。

 

 それに対し宗次は、先の攻防では本気を出したものの全力では無かった。例えばルーンによる補助は槍にのみだけ施し、自らには一切行っていない。

 

 ならば宗次が全力でかかればバーサーカーを余裕で倒せるのかといえばそうでは無い。

 バーサーカーに攻撃を当てること自体は容易だ。しかし、その規格外の頑強さによって、生半可な攻撃ではその肌に傷すらつかない。有効打を与えるためには全体重を載せた一撃が必要となるが、そんなものは易々と当てられるものでは無い。

 

 似たことがアーチャーにも言える。彼もバーサーカーを殺しうる一撃を放つことは可能だが、それらは全て近接武器によるものか、広範囲に影響を及ぼすものばかりだ。

 アーチャーには2人の近接戦闘に割り込めるほどの技術やステータスがなく、宗次を巻き込んでしまう広範囲技は使えない。

 

 それらの要因により、この戦いは難しいものとなっている。セイバーも参戦すれば勝利の確率は上がるが、非力なマスターを無防備にはできない。

 

 そうしてできた一瞬の静寂。無論、それは仮初のものだ。イリヤが追加の指示を出していない以上、理性がないバーサーカーはすぐにでも突っ込むだろう。

 

 イリヤ側も、このままでは攻めきれないということは分かっているが、精神の幼さ故の頑固さが、一時撤退という選択を取らせない。

 

 故に、2度目の激突は必至だった。

 

「▫️▫️▫️▫️▫️▫️!!」

 

「だああああああ!!」

 

 またしても繰り広げられる超高速の戦い。攻めたと思えば受け、受けたと思えば攻める。攻防を目まぐるしく入れ替えながら続く激突は、しかし先程とは違う結末を辿る。

 

「しまった!」

 

「▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️!!」

 

 バーサーカーの一撃を上手く受けられなかった宗次が防戦一方に追い込まれて行く。

 

「そうよ、やっちゃえバーサーカー!あんな裏切り者の息子なんか、叩き潰しちゃいなさい!」

 

 イリヤの声を受け、バーサーカーはさらに吼え猛る。少しづつ宗次の受けが遅れていき、ついに致命的な隙を晒す。

 

 体勢を崩された宗次は、仕方なく大きく仰け反る形の回避を余儀なくされる。それでどうにか一撃は躱せたものの、これでは次の一撃を避けられない。

 

 勝利を確信したイリヤが嗜虐的に笑い、士郎と凛が息を呑む。

 

 未だ仰け反ったままの宗次を確実に叩き潰すべく、バーサーカーが渾身の一撃を叩きこもうとし─

 

「なんちゃって」

 

 しかし宗次はニヤリと笑った。

 

 

 

「─I am the bone of my sword(我が骨子は捻じれ狂う)

 

 

 

『偽・螺旋剣』(カラドボルグII)!!」

 

 

 

「▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️▫️!?」

 

 アーチャーの放った、空間ごと捻じ切るドリル状の()を宗次が大きく仰け反ったことで躱し、反応出来なかったバーサーカーに突き刺さる。これには流石のバーサーカーも痛みに叫び声をあげた。

 

 壊れた幻想(ブロークンファンタズム)は使わない、使えない。宗次を巻き込んでしまっては元も子もない。よってこの一撃ではバーサーカーを殺すことは叶わない…が、この一撃は、あくまでも布石。本命は別にある。

 

 宗次は後ろに倒れ込みながら、倒立の要領で腕のみで跳び上がり、ルーン魔術で空間に壁を作ることで2段ジャンプ。そして最高点に達したところで槍を構え─

 

「ゆくぞ。この一撃、手向けとして受け取るがいい─」

 

 瞬間、宗次の握る魔槍に凄まじい魔力が収束する。加えていくつものルーン文字が魔槍を取り囲み、強化される。傍目から見ても、宗次の右腕には凄まじい力が篭っていることがわかるだろう。

 

 それは、狙えば必ず心臓を穿つ槍。躱すことに意味は無く、躱し続ける度に再度標的を襲う呪いの宝具。

 彼の全力で打ち出されたソレは防ぐ事さえ許されない 。

 躱すことも出来ず、防ぐことも出来ない

 ―故に必殺 。

 その名は─!

 

 

 

「『突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)』!!」

 

 

 

 音速を遥かに超えて投擲された魔槍は、アーチャーの一撃によって足止めされていたバーサーカーの心臓を、寸分違わず貫いた。

 

 直前まで追い込まれていたとは思えない切り返し。それは彼の力量を把握しているアーチャーをしても、感嘆するものであった。

 実の所、この一連の流れは、どうしても攻めきれないことを悟った宗次が、一芝居打ったものであった。

 

 後先考えずに戦えば、バーサーカーを脱落させることもできただろうが、それで力を使い果たしてしまって、戦えなくなってしまえば意味が無い。そもそもバーサーカーにはイリヤを守って貰わなければならない以上、殺しきってはいけないのである。

 

 どうにか流れの中で1回だけ殺して、イリヤの頭を冷やしたあと、説得して誤解を解きたいと思い、アーチャーにハンドサインを送ったのだ。

 

 彼の考えを理解したアーチャーは、宗次がわざと追い込まれてバーサーカーの隙を作った瞬間、完璧なタイミングで高威力の攻撃を放って、バーサーカーをその場に釘付けにしたのだった。

 この作戦はとてもリスクが大きい。1歩間違えれば宗次はアーチャーに射抜かれていたか、バーサーカーに叩き潰されていた。

 初対面ではあるが長年の付き合いという2人の不思議な関係が為せる、神がかったコンビネーションであった。

 

「やった!勝ったわ!」

 

 凛が喜んでいるが、宗次とアーチャーに油断は無い。彼らはバーサーカーの真名を知っているため、当然と言える。宗次は原作知識と、切嗣を通じてこっそりアインツベルンに送り込んだ使い魔、アーチャーは過去の自分が情報源である。

 

「甘いわね。1度殺されたくらいじゃバーサーカーは死なないわ」

 

 イリヤのその宣言と同時に、胸に大穴を空けたバーサーカーが立ち上がる。

 

「嘘でしょ!?」

 

「馬鹿な!?」

 

 凛とセイバーが驚愕する。士郎に関しては驚きすぎて声も出ていない。それもそうだ。直径30cm程の大穴が心臓のあるところに空いていて、それでも生きているなど異常に過ぎる。見れば、その穴も凄まじい勢いで塞がっている。

 

「ふふふ、残念だったわね。バーサーカーの宝具は命のストックを12個持つことができるのよ」

 

 イリヤの口から飛び出た衝撃の事実に動揺する凛とセイバー。

 

「ホントなら皆殺しにするところだけど…バーサーカーを1度とはいえ殺したご褒美に、今日のところは見逃してあげる。じゃあね、お兄ちゃん達」

 

「まあ待てよ」

 

 そう言って背を向けバーサーカーを霊体化させつつ去ろうとするイリヤを宗次が呼び止める。

 

「なあにお兄ちゃん?やっぱり死にたくなった?」

 

 イリヤの質問に、宗次はゆっくり横に首を振る。見ればイリヤは罵倒こそしているものの、叫んだりはしていない。落ち着いていることの証左である。

バーサーカーも、主が会話に応じるつもりであるのを察し、沈黙を貫いている。

 宗次は、会話はこの機会を逃せば二度と出来ないかもしれないということを理解していた。故に、リスクを犯してでも話す必要があったのだ。

 

「いや、少し気になってな。さっきあんな裏切り者と言っていたが…それは切嗣のことか?」

 

「ええそうよ、アイツは私もお母様も見捨てて裏切った。1人で逃げて、養子をとって!許せるはずがないでしょう!?」

 

「嘘だ!爺さんがそんなことするはずない!」

 

 イリヤの叫びに士郎が反論する。士郎の知る切嗣は、娘を捨てて逃げるような外道などでは決して無かった、何かの間違いだと否定する。

 

(これも原作通りか…よし、アインツベルン滅ぼそう)

 

 そして宗次は、アインツベルンの非道に静かな怒りを燃やしていた。しかし今思うべきはそれではない、と意識を切り替える。今はイリヤの誤解を解けるか否かの瀬戸際なのだ。

 

「そんなことしたのよ、アイツは!だから許さない!アイツも、アイツの養子のあなたたちも!絶対「嘘だね」─ッ!お兄ちゃんに何がわかるの!?」

 

「わかるさ。わかるとも。俺は─全部知ってる。切嗣の思いも、イリヤの境遇も」

 

 宗次は、妹を悲劇の運命から救う為、イリヤの誤解を解こうと口を開く─

 

 

 

 




 バーサーカーと真っ向からやり合うとかセイバーでも厳しいんですが…
 やっぱりこのオリ主おかしい。
 次回、説得パート。オリ主は無事イリヤ√に入れるのか!?
 ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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