愛刀の桑名江を主に天華百剣-斬-で思いついたネタを書いてく予定です、はい。
今回はこんな感じで連載じゃなくて短編集目指してます。
夏が過ぎ、聞こえてくる虫の声も変わり秋の夜。
お風呂上がりで自室に戻る最中、
秋になったとは言えまだ日差しが暖かかった昼の太陽の下。店長、隊長、主。そんな人物の汚れた服を抱きかかえながら桑名江は庭で震えていた。
洗濯なら任せろと言わんばかりの
「わたくし、お洗濯が大好きなんですよー」
主様の為なら屈しない。そう思っていた桑名江は物干し竿に洗濯物を渡すのであった。
(まぁ、その後は急遽見回りの担当だった
それから昨日の事も思い出す。
依頼でお使いに出た先で
嫌な予感がして離れようとすると獅子貞宗から声をかけられてしまい「痴女様のお仲間?」とか「ま、まさかあの人も痴女様みたいに……!?」とか夢と希望と期待と無邪気に邪な声が聞こえてきてしまい恥ずかしくなり走って逃げてしまった。
めいじ館に戻って息を整えていると
(まぁ、途中で落ち込みながらめいじ館に向かって歩いてくる主様と偶然出会い、ご一緒にお使いに行く事が出来て幸運でした。そう言えば、あの時の主様は「俺があの格好をさせた訳じゃないんだ……」と仰っていましたが)
更に一昨日の事も芋づる式で思い出してしまう。
午前中の務めを終えて昼からは自由だったその日。自室に戻ろうとしていたら
(まぁ、途中で偶然部屋の前を通った主様が惨状に気付いてお片付けと介抱を手伝っていただけた事は幸運でしたけれど)
三日前の事を思い出し、次にはその前の出来事も思い出し、最終的にはいつも主と共に居る事が出来て幸運と思いながら一日を終わらせられている事に気づき、桑名江は口元に弧を描く。
(不運と幸運が交互に来てしまう事が昔は嫌に思う事もありましたが、主様と出会えてからは毎日が幸せです)
明日にはどんな不運と、その後にどんな幸運が訪れるのか。楽しみに思える様になった桑名江だった。
次回は未定。