せっかくTSしたので親友(♂)を全力で落とそうと思う   作:らびっとありす

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すみません。色々本文悩んでたら投稿遅れました。

ついにこの日がやってまいりました。いやー割と時間かかりました。個人的には割と起承転結が綺麗に行けたような気がします。気がするだけです。

というわけでタイトル回収の話です。では!


親友を全力で落とした話
せっかくTSしたので親友(♂)を全力で落とした話


「いらっしゃいませー。何名ですか?」

 

「厨房!!餃子と炒飯2個ずつ!!」

 

文化祭本祭2日目。この日、俺たちはクラスの模擬店の手伝いをしていた。

 

「あ、あの時のボーカルの子でしょ?」

 

「え?あ、はい。」

 

「凄くよかったよ!!あ、杏仁豆腐お願いします。」

 

「ありがとうございます!杏仁豆腐1つー!!」

 

軽音部の演奏でボーカルをしていたからか分からないが、この2日間でよく声をかけられるようになった。会う度に褒めてくれて嬉しいというかなんというか。……良い。これ。

 

「丸木。シフト変わるわ。」

 

「おう。サンキュー。」

 

それにしても、厨房の人大変だろうなぁ……。これ。もうここまで来たら軽い中華店だな。

 

「大変そーだな。」

 

「葵!!急にどっか行って驚いたよ!さっきまでどこ行ってたの!?」

 

「助っ人探してた。」

 

「助っ人?」

 

葵がこっちこっちと手招きするとそこにはフードを被った女性が出てきた。……え。いやまさか。葵と関わりがある女性って1人しか思い浮かばないんだけど。

 

「おいっすー!!ゆーくん!」

 

「やっぱりあんたか!」

 

ついにモデル呼んできたよこの子。

 

「お、呼んできてくれた!……ってまじで本物じゃん!?」

 

「ありなのそれ。」

 

「野球部なんて本物のラーメン屋が指導してんだぞ。ありだろ。」

 

アリなのかそれ……。

 

「もう何がありでダメなのか分からないね。」

 

「尾上。俺と姉さんが変わるわ。」

 

「あ、ありがと!着替えてくるね!」

 

それにしてもさ。……やっぱり似合うんだよねぇ。

 

「どうした。そんなにジロジロ見て。」

 

「いや。似合ってんなぁって。」

 

いつもなら『は?』とか言ってきそうなんだよなぁ。

 

「……あんまジロジロみんな。恥ずいから。」

 

「お、おう。」

 

ぁぁぁぁぁぁ。ほんと可愛い。こいつ。

 

「おーい。そこイチャイチャすんなー。」

 

あ、神楽坂に怒られた。

 

 

 

 

 

 

「えー。完売です。」

 

「「まじ?」」

 

「材料切れた。次の日分も。」

 

葵の姉ちゃんがシフトに入ってからこの間わずか2時間の出来事である。楽になるかと思えば人気モデルが接客をしているという噂が学校中に広がり、むしろ忙しくなったのは最早言うまでもなかった。

 

「もう営業終わりでーす!!お陰様で全部売り切れましたー!!」

 

「凄いな。ほんまに。お前の姉ちゃん。」

 

「いやー。張り切りすぎちゃった。」

 

「えっと。つまりこれ明日、丸々休み?」

 

「そうなるな。」

 

いや。一日で翌日分の材料も無くなるってどういうことだよ。ほんとに。

 

「んじゃま。片付け始めますか。」

 

「片付け組と集計組にわかれてー!!あと1日あるけど始めるよー!!」

 

「ゆず姉ちゃんおつかれ。これ。お駄賃。」

 

「ありがとゆーくん。これ何?」

 

「葵の女装写真5枚。」

 

「家宝にします。」

 

「おい。お前何渡してんだ?」

 

「ふふ〜。なんの事やら。」

 

このお姉ちゃんほんとにブラコンだな。

 

「後で捨てとけ。」

 

「嫌だよ。携帯の壁紙にする。」

 

「まじでそれだけはやめてくれ!?」

 

おぉ。動揺してる動揺してる。

 

「くっそ。逃げられた。」

 

「あおっちあおっち。ほい。片付け。」

 

「うっす。」

 

力仕事はあいつらに任せよう。うん。そうしよう。

 

「あ、優。」

 

「ん?」

 

「明日、せっかくだし回っか。昨日と今日で忙しかったからろくに回れてないし。」

 

「りょー。」

 

((明日か。後夜祭。))

 

 

 

 

 

 

「おっす。葵。」

 

「……えらい気合い入ってんだな。」

 

うちの学校の文化祭は私服での参加が許可されている。と言っても生徒はみんな胸にクラスがわかるようにクラスの番号の書いてあるピンと腕にそのクラスに合わせた色のミサンガをしている。

 

「まぁね。最終日だし。葵は……いつも通りか。くっそセンス良いなぁ。」

 

「そっか。行くぞ。」

 

「おう。」

 

ついに。ついにこの日がやってきてしまったか。

 

「…なんか顔赤くね?」

 

「うぇ!?いや。そんな事ないよ。あはは。」

 

「……?そっか。気のせいか。」

 

あっぶねぇ。こいつが鈍感でほんとに良かったよ。

 

 

 

 

 

 

 

「3日目。いや三日目でもみんな元気だね。」

 

「まぁ言うて次の日休みだしな。」

 

「あ、そっか。お休み返上の2連休か。」

 

まるで花火のない夏祭り。そんな感じの雰囲気の文化祭。周りを見てみると友達同士で色んな店を回っている生徒やカップルも思わしき生徒。教師陣も楽しそうに回っていた。

 

「うちの学校やっぱり先生との距離近いよね。」

 

「今に始まったことじゃないだろ。あ、いちご飴2つ。」

 

こいつサラッと何気なく買いやがった。

 

「んっ!?」

 

「うめぇぞそれ。」

 

「いや。美味いのは分かってるんだけど。急に突っ込んできたな。」

 

「良いだろ別に。」

 

良かねぇよ。別にいいけど。

 

「うっめ。」

 

「やっぱり甘いの食べたら苦いの飲みたくなる。」

 

「そうか?」

 

「お前が甘いの好きすぎんだよ。糖尿病とかなるんじゃねぇぞ。……って言っても運動めっちゃしてんもんな。」

 

こいつ生活習慣病とか絶対にかからんやろ。健康伝説築きまくってるし。

 

「あのー。そこの仲良しお2人さーん。」

 

「「はい?」」

 

声のかけられた方を振り向くとそこには早坂がいた。

 

「早坂じゃん!何してんの?」

 

「私の部活の模擬店来てよ!!うちの部長が占ってあげるからさ!」

 

「早坂って確か。」

 

「そうそう。私、占い研究部。さーさー。友達料金でお安くするからさ。」

 

「どーする?俺あんまり詳しくないけど。」

 

「まー。良いんじゃね?せっかくだし。」

 

「はい毎度ー!」

 

占いかぁ。俺、あんまり詳しくないというか。女子ってそういうの好きだよねぇって感じにしか思入れがない。でもまぁちょっと。ほんのちょっとだけ。こいつとどうなるかとか割と気になるし。

 

「では楽しんでー!」

 

「「わー……。」」

 

めちゃくちゃ本格的じゃん。

 

「さぁさぁ座って。私の名前は卯月飾。お二人の名お前は?」

 

「島崎優です。」

 

「白井葵です。卯月……ってあの?有名な?」

 

「まぁそうですね。過去にテレビに何回か。よく知っていますね。」

 

すげぇ人じゃんこの部活の部長さん。

 

「姉が前お世話になりまして。めちゃくちゃ当たった!!って言ってました。」

 

姉ちゃん受けたことあんの!?

 

「あら。そうでしたか。当たったのであれば良かったです。それでは始めさせてもらいます。」

 

すると卯月さんの周りに光が見えてきた。……え?光?はえ?ファンタジー?まって。この日本だよね。現代だよね。なんで?

 

「光ってるんだけど。」

 

「あ、それはお気にならさず。」

 

いや。それが一番気になるんだけど。

 

「優。集中。」

 

「あ、ごめん。」

 

「お2人には今、違う景色が見えていると思います。……何が見えてますか?」

 

その瞬間の事だった。

 

ーーガクっ。

 

「優!?」

 

俺の意識は一瞬だけ。

ほんの一瞬だけ完全に無くなった。

 

 

 

 

『愛してます。……今までも。そしてきっと……■■でも。』

 

 

 

 

「はっ………。はぁ。はぁ。はぁ。」

 

なんだ。………さっきの。

 

「優!大丈夫か!?」

 

「お、おう。大丈夫だ。俺は。」

 

「………。こんなこともあるんですね。」

 

「え?」

 

「いえ。こんな事情。初めて見たもので。」

 

なんださっきの夢は。

 

「何があったんですか?」

 

「寝る方なら何人か見てきたのですが。その意識がほんの一瞬だけ飛ぶのは初めて見ました。もしかして……お2人は。『1度』会う前に会ったことあるのではないでしょうか?」

 

「「………。」」

 

「いや。そんなことは無いと思います。」

 

「うん。俺もそんなことは……。」

 

いや。それは本当なのか。本当にあったことがないのか。…さっきの。いくら夢にしてはあまりにも『現実的』すぎる。

 

「葵さん。あなたのうしろには切られたような古傷がありますよね?」

 

「なんでそれを!?」

 

「いつ、それは出来たのですか?」

 

「…………。いえ。気づいた時には。」

 

どういうことなんだ。この人は…。俺たちの知らない俺たちの何かを知っている?……この人は本当にただの『占い師』なのか?

 

「そうですか。まぁきっとそれはどこかでひっかけたのでしょうね。」

 

「………。あ、昔、そういや上から落ちかけた時に摩ったわ。」

 

おい。なんだそりゃ。妙に思考巡らせてしまったじゃねぇか。

 

「お二人の関係性は大丈夫でしょう。きっとこのままずっと。あくまで私の占いは保険程度ですので、あまり過信しすぎないように。」

 

「ありがとうございました。料金は?」

 

「2人合わせて200円です。」

 

やっす。

 

「先出とくわ。」

 

「おう。」

 

机にお金を置いて出ようとした時。

 

「優さん。」

 

「はい。」

 

「今度は『手を』離さないように。」

 

何故だがその言葉が心に刺さった。

 

「やっぱりあなたは……。」

 

「私はただの占い師ですよ。ちょっと変わりものの。」

 

「優。」

 

「あ、うん。ありがとうございました。」

 

「はい。またのお越しを。」

 

不思議な人だった。『手』を離さないようにか。

 

「……違う立場でも。」

 

「どうした?」

 

「ううん。なんでもない。さ、昼飯買いに行こ。」

 

「おう。」

 

頭にある言葉が過った。

 

ーー君を見つけ出してまた好きになる。

 

「……そっか。」

 

そういうことだったのか。

 

「んんー。うめぇ。焼きそば食うか?」

 

「おう。貰うわ。うめ。」

 

「だろ?」

 

俺はこいつを好きになるのも。

 

「あ、向こうに焼き鳥だってさ!行こ!!」

 

「おう。分かったから手を引くな。」

 

こいつと一緒にいて楽しいと思うのも愛おしいと思うのも。

 

「はーやーくー!!」

 

「そんなに早く走ったら転けんぞ。」

 

そういう『運命』だったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

4日間の文化祭が終わりを迎えようとしている。

 

「ここやっぱりいいな。」

 

葵はいつも通り屋上にいた。屋上で運動場を眺めながらいつも通りいちご牛乳を飲んでいた。

 

「やっぱりここにいたんだ。葵。」

 

ガラガラと屋上の扉が開く音がして、ハッと後ろを向くとそこには髪を括った優が居た。

 

「優か。」

 

「ん。お前いつもここにいるからな。どーせここに居ると思ったよ。」

 

明かりは運動場の真ん中にあるキャンプファイヤーとほのかに光るランタンだけ。空を見ると星が幻想的に2人を照らしていた。

 

「綺麗だね。夜空。」

 

「だな。」

 

一瞬の沈黙が二人の間に流れる。聞こえるのは下にいる生徒たちの声と囁くように聞こえる虫の声だけ。

 

「覚えてる?初め、俺が女の子になった時。」

 

その沈黙を破るかのように優がポツリと呟いた。

 

「忘れるわけないだろ。あんな衝撃は俺の人生で初めてだわ。」

 

「あはは。そうだよね。俺も初め驚いたもん。胸もんだりしたら『あ、夢じゃねぇ』ってなったんだし。……それでさ。お前が必死な表情でこっち来て。まぁすぐ部屋出ようとしたけど。」

 

「いや。知らない女の人がいたんだし。」

 

「まぁな。……でも俺、めちゃくちゃ嬉しかったんだ。あの時。お前が本当に俺の事、心配してくれてて。」

 

「当たり前だろ。親友なんだし。」

 

「その後さ。色々あったよね。……嫌な思い出もあるけど。さ。」

 

「あれな。」

 

「うん。あの時から俺、ちょっと恐怖症がついちゃったんだよね。そしてさ。悟ったんだよね。……俺ってやっぱり女の子になってたんだって。あの時、お前が助けてくれなかったら俺きっと「それ以上言うな。」……うん。ごめん。」

 

「いつも。いつもここに連れてきてくれた。嫌な事とか。居づらさとか。そういうのを感じてくれたらいつも。君がここに連れてきてくれた。だから俺にとって。ここはただの屋上じゃないんだ。……俺にとってここは。思い出の場所なんだ。」

 

「…………。」

 

「俺。すっげぇ楽しかった。みんなで海行って働いて泳いではしゃいで。お前と夜の海辺を歩いて。夏祭りで恋人のフリして色んな屋台回って2人でデュオバトルに挑戦して。こうやってお揃いのキーホルダー付けて。誰もいない場所で1輪の綺麗な空を舞う花を見て。お前が軽音部に誘ってくれてさ。俺めちゃくちゃ嬉しかったんだ。お前と何か出来るって考えたらすげぇ嬉しかった。ほんとに。……もうさ。幸せすぎて俺、どうにかなりそうだった。」

 

「良いんじゃねぇか。もっと幸せになっても。」

 

「……ううん。これ以上。俺一人だったら幸せになれない。」

 

「………どういうことだ。」

 

ランタンの火がぽつりと消えた。暗闇の静寂の中、優が口を開いてこう言った。

 

「俺一人だけじゃこれ以上、幸せになれない。だってそんなに幸せになったら溢れだしそうだし。」

 

コツンと地面と靴が重なる音がした。1歩ずつ。優が葵の傍に近づいていく。

 

「でも。1人じゃ無理なら2人ならさ。その幸せを『分け合う』ことが出来る。溢れださないように2人で分け合えば。」

 

「…優。」

 

「きっと今よりもっともっと幸せになると思うんだ。俺。きっとそれは魔法のような毎日が。奇跡の連続の毎日が待ってるって思うんだ。それってすげぇワクワクしない?」

 

夜空に1輪の大きな花が咲いた。その一輪の花は優を後ろから押すように照らしていた。

 

「俺言ったよな。俺、好きな人がいるって。別にいないって言ったら嘘になるって。俺、そいつを落とすためにずっとずっと頑張った。1度、諦めた夢を。蓋をした自分の気持ちをもう一度こじ開けて。」

 

一呼吸入れて、優は声を震わせながら言葉を放した。

 

「葵。……俺、お前のことがすげぇ好きだ。お前の怒った顔も泣いた顔も照れた顔もイタズラ顔も。真剣な顔も笑った顔も。お前の表情が好きだ。」

 

一言。一言ずつ。

 

「その声で声をかけられると今日も頑張ろうって思えるし、その大きな手で頭を撫でられると頑張ってよかったって思える。その腕と胸で抱きしめられると心の底から安心する。そんなお前のことが。俺は大好きなんだ。」

 

自分の伝えたい本当の気持ちを。

 

「お前に出会うまで俺の世界はちっぽけで楽しくない世界だった。でもお前に出会えて俺の世界に色がついたんだ。モノクロの世界に一滴の色がついたんだ。」

 

「男でも女でも。たとえ世界が違っても立場が違っても年齢が違っても時代が違っても。何度でも何度でもお前に出会いたい。そしてお前に恋がしたい。……好きだ。好きで好きで仕方ないんだ。俺は。……葵。俺と。付き合ってくれ。」

 

「………優。……。」

 

葵の口が小さく開いて、

 

「ずっと。俺は分からなかった。自分の気持ちが。俺がお前をなんでこんなに気に止めるんだろうって。そして。やっと気づいた。気づけたんだ。お前が居てくれたから。」

 

葵ははにかみながら優の顔を見て呟いた。

 

「俺の世界はいつの間にかお前を中心に動いてた。……あぁ。俺はお前が本当に好きになってしまったんだなって。……優。俺の答えは。」

 

葵が優に目線を合わせるように背を屈む。

 

「……葵。」

 

「優。」

 

「うん。良いよ。」

 

優の額にほのかに暖かい体温が。皮膚を辿って体全体へと染み渡った。

 

「好きだ。俺も。お前のことが。」

 

「………。む。」

 

「え?」

 

「はぁ。葵。ちょっと屈んで。」

 

「お、おう。こうか?」

 

「そ。」

 

両手でがっちりと葵の顔を掴んで自分の胸に押し付けた。

 

「ちょっ!?おま。」

 

「俺の心音。すっげぇドクドク言ってんだけど。こんなに期待させて額に口付けだけですか?そうですか。」

 

恥ずかしながらも不服そうな顔で葵の顔を見つめる。

 

「お前、良いのかよ。」

 

「うん。葵にならいいよ。」

 

「………。あーだめだ。いざってなると。」

 

「はぁ。女々しいんだから。」

 

葵が体勢を戻そうとした時、優は思いっきり自分の方に体を引き寄せる。

 

「………っ!?」

 

「ん……っ。んふ……。んへろっ……。」

 

唇と唇が重なり合ったと思った瞬間、舌と舌を絡ませ始め。

 

「ん………。んっ……。……んはぁっ……。」

 

透明な糸が舌と舌の間に橋がかかった。

 

「初めてディープキスしたけど。すごいなコレ。」

 

「お、お前なぁ……。急に舌を入れるなよ。」

 

「え?何?もっとして欲しかったわけ?」

 

「………。やめとくわ。」

 

「はぁ!?なんでよ!?」

 

「……お前がイケメンで困るからだよ。文句あっか。」

 

恥ずかしがっている葵が珍しいのか大声を出して優が笑う。そして優が葵の目を見てにししと笑いながら問いかける。

 

「俺、落とせたかな。お前。」

 

「……おう。無事落とされたよ。……かっこいい彼女が出来ちまったな。俺。」

 

「じゃあ成功だな。改めてよろしく。『葵』。」

 

「おう。任せとけ。………『優』。」

 

 

 

 

 

 

 

「お。キタキタ。遅い………ってまさか。」

 

「気づいた?」

 

「嘘。ほんと!?」

「うん。ほんと。ね!葵。」

 

「………おう。そうだな。」

 

「「「………きたぁぁぁぁ!!!」」」

 

「今日は赤飯や!!赤飯たけぇ!!!」

 

これは。ひょんなことからある日、突如体が女の子になった俺『島崎優』が、親友である『白井葵』を落とすために全力で奮闘した物語。

 

「はーい!!2人並んで並んで!!」

 

親友から恋人になるまでの物語である。

 

そして。

 

「もう、お前は俺のもんだからな。」

 

「ならお前は俺のもんだな。」

 

俺と葵が幸せになるまでの物語である。

 

 

 

せっかくTSしたので親友(♂)を全力で落とした話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこれは。もう1つの純愛の物語。

 

「俺は。君を愛している。」

 

「私も。……愛してます。……今までも。そしてきっと……来世でも。」

 

「また君に出逢えたなら。アオイ。俺を……。もう一度……。」

 

絶望の世界で足掻き続けた二人の少年少女の物語である。

 

Ex:マタキミニアエタナラ




普段は可愛いのに彼女になった途端かっこよさが上がる優くんです。

すみません。今回は長々とあとがき書かせてもらいます。まずここまで読んでくださってありがとうございました。久しぶりの一次創作&小説随筆だったのでかなり文章力下がってました。もう自分でも驚きです。そんな私でもなんとか2人を結ばせることが出来ました。皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。と言っても私はまだこの話を終わらせるつもりはございません。だってまだ色々書き足りないですし。同棲の話とかクリスマスとか色々書きたい話があるんですよ私。この2人の話だけでまだ数話くらいは擦れそうな感じはしますがそれは一旦置いときます。

最後に書いた話は言わば次回予告のようなものです。新作?というか話的にはこの2人の『前世』の話になります。名前とか完全に流用というか同じです。性別とか世界観がガラリと変わります。まぁ二人以外にも色々出てきます。結末はビターエンドとかメリーバッドエンドって呼ばれる類の予定です。今のところは5話くらいで終わる予定。前世の話はEx:と書いてるので多分わかりやすくはなると思います。後でタグ追加しなきゃ。あとタイトルも変えなきゃ。そこら辺は後で追記しときます。

読みずらい点とか多々あったと思いますが、本当にありがとうございました。こんな2人の話が読みたいとかif話とかこの作品の感想とかございましたらねぜひぜひ貰えたら嬉しい…I˙꒳˙)あ、すみません打首で許してください。いつも通り批判とかは気分を害しかねないものはNGです。あくまで常識の範囲内でよろしくお願いします。

長々と書きましたがあとがきはこれで終わりとさせてもらいます。それでは!また、近々お会いしましょう!!| ・∇・)ノシ♪
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