せっかくTSしたので親友(♂)を全力で落とそうと思う   作:らびっとありす

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久しぶりの1日2話投稿。30分程度で書いたんでクオリティはお察しください。勉強前にちょっと書いた読み切りの話です。1000文字程度の日常パート。とりあえず明日出せなかったら用の奴です。まぁストーリーに関わってないって言ったら嘘ですけど。こういう話も合間合間に書いていこうかな。


読み切り:とある体育の授業の話

「ぶちかましたれ!」

 

ぱぁーんと勢いよく空を飛ぶように葵の体が浮いた。その瞬間、ガンッ!と大きく音を立ててゴールが揺れた。

 

「無理だろぉ!世界は不公平だ!あんなチートスペックに勝てるわけねぇわ!!」

 

「いやーマジでダンク決めるとはな。」

 

「ナイスパス。」

 

「おう。任せとき。」

 

ほんとにこいつの身体能力どうなってんだよ。

 

「かっこいいよねぇ……。白井くんって。」

 

「強くて優しくて頭良くてオマケに家事もできるんでしょ?逆に釣り合う人間なんているの?」

 

「私、優くん以外は認めてないんで。」

 

「はぁっ!?なんで俺の名前!?」

 

「うちも!!」

 

「ちょっと早坂さん!」

 

ちょっと何言ってるのこの人たち。

 

「あんまりからかうなよ?優くんも困ってるし?あ、ちなみに私もね。」

 

「ううぅ……。やめてよ……。」

 

男子の方から『あーまた決めやがった!!』と聞こえてくる。あいつまたダンク決めてんの?

 

「優くん優くん。手でも振ってみたら?」

 

「えぇ?って委員長まで何言ってんのさ。つかなんで俺が片思いしてるってバレてんだよ。まぁいいけどさ。あいつ以外には隠してないし。」

 

まぁどうせ反応しないだろうし次ダンク決めた時にでも手振ってみるか。

 

「てか神楽坂と葵の2人だけなんだね。あのチーム。」

 

「先生があの二人、他の生徒と比べてスペックがちょっとおかしいからバランスのために2人だけにしたらしいよ。まぁそれで正解だっただろうね。」

 

ちょっとなのか?スペック。

 

「あいつスリーポイントから決めやがった!!何?アメリカでも行くつもりなのか!?」

 

「いけねぇよ。こんな実力じゃ。」

 

「こいつ、スポーツ推薦全部蹴ったからな中学時代。」

 

「なんでけんだよ……楽できたのに。」

 

「あいつ一人にすんだろうが。それだけが納得いかねぇんだよ。」

 

「お前のその島崎に対する熱い想いはなんだよ。」

 

「…………。なんなんだろうな。俺もわかんね。」

 

向こう、何の話してんだろ。あ、そうだ。ダンク決めたんだ。

 

「島崎、手振ってね?」

 

「ゆーくん手振ってるじゃん。」

 

「かわええ……。あれ誰に振ってんだ?」

 

「「白井だろ。」」

 

「即答やな……。あおっち、振り返したったら?」

 

「おう。ん。」

 

あっー!振った!あいつが手をひょこひょこって振った!

 

「返した!?あの白井くんが!?」

 

「ほんとに優くんに対してはゲロ甘よね。」

 

「ちょっと照れてない?あいつ。」

 

「「「え!?」」」

 

「そうなの?分からないんだけど。」

 

「あいつがちょっと笑ってる的ってだいたい照れてるんだよ。」

 

伊達に親友じゃないからな俺は。

 

「さてはお前照れてんな?」

 

「はぁ?照れてねぇし。」

 

「そういう時は照れてる時なんだよ。お前……って!いって!蹴るなよ!?照れ隠しで蹴るな!ちょっ。マジで痛い。怪我にならない程度に蹴るなよ!?」

 

「「「あっ。蹴った。」」」

 

マジで照れてたんだ。あいつ。無表情なのにほんとわかりやすいな。

 

「なんが。大型犬見てる気分。」

 

「んー。あながち間違ってない……かなぁ?あいつ、あー見えて甘いもの好きだしなんならコーヒーのブラック飲めないし。」

 

「うっそ!?」

 

「フラペチーノといちご牛乳が好きなんだよなアイツ。あと時々なんもないところで転ぶ。」

 

「……あれ?白井くんってわりと可愛い?」

 

「うん。あいつ割と可愛いとこあんだよね。ほんとに。」

 

ギャップがすごいよねアイツ。ほんと。

 

「……可愛いなぁ……あいつ。」

 

(((乙女だなぁ……。)))

 

「うぇっ。俺変な顔なってた?」

 

「幸せそうな顔だったよー。」

 

「変な顔じゃん!!」




与太話程度の話なんでキャラ紹介は無いです。
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