転生先が百合キャンセラーのバケモンとかどうにかならなかったんですか!?   作:サク&いずみーる

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18話抜粋『帰る直前で俺の首元を測ってた』
→チョーカーのサイズを合わせるためだった。

それはそれとしてホワイトデーイベ……! そらくす最後あれ絶対口移しだったろ!?


やっぱり空気読んでほしいなあって(静かなる怒り)

 ──あの後、いろいろ検査が控えてたから。

 軽く挨拶だけして、さっさと別れてしまった。

 代わりに質問攻めに遭ってるかもしれない梨璃ちゃんには申し訳ないけど。

 本当は、もう少し後になってから会うことを想定してたんよ。

 それを早くもバラす結梨ちゃんェ……

 いや、家族団らんみたいなシーンを見ようとしてた欲望剥き出しの俺が悪いんですけども。

 諸々のタスクを終えた後、いろんな人たちに許可をもらいに行って。

 正式に百合ヶ丘を歩き回る自由と、一柳隊に所属する権利をもらった。

 ただし、翌日からとのこと。

 メディカルチェックとかは、引き続きあるっぽい。

 

 

 ──んで、その『翌日』なわけですが。

 

『改めて──特型ヒュージ ピラトゥスもとい、高松アルンです。よろしくお願いします』

 

 一柳隊の控え室で、頭を深く下げる。

 梨璃ちゃんと結梨ちゃん以外の目線が、痛い……!

 あ、結梨ちゃんは既に指輪を付けてます。

 

「あの、本当にお話できるようになったんですか?」

『……梨璃ちゃん、どこまで話した?』

「ううん。私じゃうまく説明できない気がしたから、話せるようになったってことだけ」

『なるほど』

 

 うん、まあこれそこそこ複雑っていうか。

 俺が自分で話したかったから、ちょうどいいか。

 

『厳密に言えば、オレが話しているわけではないです』

「……その首に巻いているものと関係があるのかしら?」

『はい。百由様に作ってもらいました、人工声帯の一種だそうです』

 

 これがまた何悶着かあったんだけど、その辺は割愛しておく。

 

『そもそも、人間ってどうやって話せているのか……仕組みを知っていますか?』

「確か、声帯を震わせることで音を出して、口や舌で言葉にするって聞いたことがあるような……」

『大方そんな感じです』

 

 やっぱりみんな勉強してるんだなあ……

 感心しながら、自分の首──正確には喉の辺りを指す。

 

『喉の奥にある声帯という膜を、息で震わせて声を出す。その声帯に命令を出しているのが、脳の『運動性言語中枢』っていうところらしいです』

 

 ちなみに、この部分がやられると。

 言葉を理解できても、声を出して話すことができなくなるんだって。

 ヒュージに脳があるかは分からんが。

 少なくとも、俺がこうして考えたりできてる時点でお察しだと思う。

 

『でも根本的に、この身体には声帯がないそうです』

「え? 貴方、前まで声を出していたじゃない」

『あれ別に声帯から出ていたわけじゃないらしいですよ。仕組みも原理も見当つきませんけど』

 

 続けますね、と付け加えて。

 

『口も一応舌もあるのに、声帯だけがない。ドライヤーはあるのにコンセントがどこにもないみたいな状態ですね、多分』

 

 専門家じゃないから、例えに自信が持てない。

 ネットでよく見る、例えが上手くて分かりやすい人たちが羨ましいぜ……

 

『なら、どうするか? 結論は、コンセントなしで起動するドライヤーを作ればいい、というのが百由様の答えでした』

 

 自分の首──今度はチョーカー型の人工声帯をつつく。

 

『これには高性能なAIと、ちょっとした電流を流す装置が組み込まれています』

「人工知能によって声を生み出す、ということですわね」

「じゃあ、電流の装置の方は?」

『生物は脳や体の指令を電気信号で伝えています。ヒュージも一応カテゴリー的には生物ですから、電気信号が関係しているはずです。それを応用した形がこれになります』

 

 声だけが出ても、言葉にはイントネーションというものがある。

 文字で書けば分かるものも、音の抑揚次第で大きく変わってしまう。

 例えば、「『カキ』を食べた」って聞いたとして。

 抑揚がない『カキ』を聞いても、果実の『柿』か貝の『牡蠣』かちょっと迷うと思う。

 

 これによって、思い描いた文字やイメージを信号で伝えて。

 出力化した時に、より正確に伝えられるようになるらしい。

 さらには、口の動きに合わせて起動するから。

 頭で思い描いていることが、全部ダダ漏れになることはない。

 プライバシーは守られてまっせ(安堵)

 おまけに完全防水で、ある程度の衝撃にも耐えられるとか。

 いやはや、時代は進みましたなあ。

 

『まぁ、この首輪にはもう一つ役目がありまして』

「役目?」

「拘束具の一種ですね」

『はい、神琳さん正解です』

「え?」

 

 その辺りは梨璃ちゃんも聞いてなかったから、目に見えて驚いた顔をしている。

 

「わたくしには経験がありませんが、犬を飼う時には首輪をしますよね?」

「うん。『この子はうちのワンちゃんです』って分かるように、付けた方がいいって」

「そもそも飼い犬の首輪は『飼い犬ですよ』というアピールもそうですが、犬がむやみやたらと噛まないようにするための安全策の一つでもあるそうです」

「そんな、動物と同じ扱いみたいな……!」

『とはいえ、形だけだよ。実際にそういう機能が入っているわけじゃないから』

 

 一応、とりあえずは受け入れてもらえたけど。

 百合ヶ丘全てのリリィが、良く思ってくれているとは限らない。

 元人間とはいえ、ヒュージに悪感情を抱くリリィなんてたくさんいるだろう。

 だから、分かりやすく縛りつけて。

 そうやって、ひとまず妥協しようということだ。

 

『受け入れてもらえただけでも救われる想いだから、梨璃ちゃんが気にすることじゃないよ』

「……うん」

「梨璃……?」

「結梨ちゃん……ありがとう、大丈夫だよ」

 

 『悲しい匂い』でもしたのかな。

 きょとんと顔を窺う結梨ちゃんを、梨璃ちゃんが抱きしめた。

 ふむ……これは。

 空気が、重い……!

 

『えと、その……とりあえず一柳隊に入ってきていいという許可もいただいてきたので、いいですか?』

「あ、はい! 分かりました!」

 

 雰囲気を変えたいと思って、発言したら。

 二水ちゃんも同じことを考えていたのか、真っ先に反応してくれた。

 あ、その手に持ったタブレットはストップ。

 

『登録は待って』

「え、どうしてですか?」

『上にバレたら良くないっていうか、存在を残すような書類とかはちょっと。一応、生徒会とかには話を通してあるから所属自体はできるけれど』

「あー……確かにそうですね、了解です」

 

 その辺り面倒なんだよなあ。

 ごめんね、二水ちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 登録といえば、と二水は新たな話題を引っ張り出す。

 

「昨日は勢いで結梨ちゃんをレギオンに登録してしまいましたけど……」

 

 ちらっと結梨の方を見る。

 当の本人は首を傾げていたが。

 

「リリィとしての資質があると認められて、正式に学院の生徒に加わったということは、結梨ちゃんにも競技会に参加資格があるってことになりますよね?」

「えっ? 結梨ちゃんも?」

「まだ気が早いわ」

 

 保護者代わりの梨璃は、まさかの話題に一瞬呆けた顔。

 夢結は過保護な親のような意見で返した。

 

「あ、アルン……さんはどうなんでしょうかね、参加できますか?」

『参加は止められた。でも、見学する分にはいいって』

「大丈夫なんですか? 存在がバレたらマズいって言ってたのに」

『最近はレアスキルが上手いこと扱えるようになってきたから。リリィ相手ならまだしも、一般人くらいなら誤魔化せるよ』

 

 アルンは無感情な声とちぐはぐな、ふにゃりとした顔。

 レアスキル『ユーバーザイン』による気配の遮断──昨日、竜の少女が突然姿を現したタネだ。

 結梨の指摘がなければ、誰も気がつかなかった。

 その実績からして、単なる思い上がりではないようだ。

 

「アルンさんは参加されないようなのでいいとして……スキラー数値は確認されているとはいえ、結梨さんはいわば仮免のリリィなのでしょう?」

「そうですよ。それに結梨ちゃんは、ついこの間歩き回れるようになったばかりだし、記憶だってあやふやなままで……」

 

 そんな子に危ないことをさせていいものなのか。

 言外に、そう告げる梨璃の表情は不安そうなもので。

 

「梨璃、『きょうぎかい』って?」

「もうすぐ戦技競技会っていうイベントがあるんだよ」

「結梨さんは、お風呂で泳ぐのに夢中で、お話を聞いていなかったわね。アルンさんは何か聞いていますか?」

『要するにリリィの運動会みたいなものですよね? 祀様からなんとなく聞きました』

「うんどうかい……?」

「一口に言ってしまえば、百合ヶ丘女学院のお祭りみたいなもんじゃの」

 

 それは、一切の記憶がない結梨にとって未知の世界。

 色とりどりの言葉と情報で、ただ自由に。

 純白のキャンバスに、自分だけの世界を描いていく。

 

「お祭り……それって楽しいの?」

「ど、どうかな……? 私は少し気後れするところもあるけど……」

「雨嘉さんは難しく考えすぎじゃないかしら?」

「めんどくさい……」

「他のクラスや一柳隊以外のレギオンのリリィもみんな集まるから、賑やかになるのは間違いないなー」

「みんな……? 梨璃たち以外にも、たくさんの人がいるんだね」

 

 期待と賑やかさを増していく会話。

 今の結梨にとっては一柳隊のメンバーと、世話役の(はた) (まつり)が関係の全てだ。

 それが一気に広がるというのは、実に興味深いことなのだ。

 

「うん、たくさんいるよ!」

「みんな出るってことは、梨璃も?」

「うん。私も詳しいことはまだよく分かってないけど……」

 

 二水の語るところによると。

 学年別やクラス対抗の種目は、ある程度決まっているが。

 それ以外の種目に関しては、どういったものなのか、誰がエントリーするかも未定なのだという。

 

「2人1組で自由参加できる競技があるなら、梨璃さんとご一緒させていただくところですのに」

「そんな種目があったら、出場者はシュッツエンゲルばかりになりそうじゃな。わしにも、誰か相手がおればのう」

「梨璃と一緒にお祭り……結梨も出てみたい!」

 

 未知なるものは、既知へと覆したい。

 人間が持つ、知性的な欲求の一つだ。

 その欲求のままに、結梨は願いを口にする。

 

「あら、ペア競技のパートナーの座は譲りませんわよ?」

「引っ張るのか、その話」

「夢結様に梨璃さんの隣を奪われて、この上新参の子にまでなんて……!」

「楓、一人で対抗心を燃やし始めてる……」

『多分報われないっていうのが悲しいところですよね』

「ふふふっ。未発表の種目もまだありますから、今後のお楽しみですね」

 

 戦場に立てば、誰かのために戦って咲くリリィも。

 こうして談笑する姿は、ごく普通の学生と変わらない。

 年相応の、本来の少女たちの光景がそこにはあった。

 

「早々に発表されて確定している競技といえば、2年生の個別対抗戦だったかしら」

「おう! 梅たちの大一番、タスキ集めだな!」

「わざわざ戦技競技会でやるからには、単なるタスキ集めではなさそうじゃが……」

『そういえば、百由様がすごい張り切っているのを検査の合間に見たことがあるけれど……関係ありますよねこれ』

「裏方で何かの競技に噛んでおると言っとったし、間違いないじゃろ。はぁー……嫌な予感しかせんわい」

 

 微妙な表情で顔を見合わせるミリアムとアルンを余所に。

 梅は今からでも楽しそうだ。

 

「何にしろ、腕が鳴るゾ!」

「あまり浮かれすぎないようにね」

 

 いくら競技会が控えているからといって。

 リリィとしての日常に変わりはない。

 人々を脅かすヒュージの出現があれば、少女たちはCHARMを手に取る。

 それが、リリィの使命だから。

 

「はいっ、お姉さま! ちゃんと講義を受けて、訓練をして、それから──」

『あっ』

 

 ──遮るように、重く響く鐘の音。

 言わずもがな、ヒュージ出現の合図だ。

 百合ヶ丘のリリィはもちろん、山奥に住んでいた竜の少女ですら知っている。

 

「警報……!?」

「夢結が言ってたそばから、リリィとしてのお勤めだな」

「これから講義の時間でしたのに、全く……空気を読みませんわね」

「どうしたの? みんなから、さっきまでと違う匂いがする」

 

 ただの学生から、人々を守る戦乙女へ。

 敵は人間の都合なんて、考えてはくれない。

 

「ええっと……ごめんね、結梨ちゃん。私たち、今から出かけないといけないの。だから、いつものお部屋に戻って待ってて?」

「出かける……? 梨璃、行くってどこへ?」

「大丈夫。ちょっとの間だけで、すぐ戻ってくるから。さっき出てきたお部屋までの道、分かるよね?」

「……ない……」

「あ、あの……結梨ちゃん? もし帰るのが難しいなら、この控え室で待っててもいいから──」

「──行かないで」

 

 何かは分からない。

 だが、彼女なりに何か確信めいたものがあったのだろう。

 『梨璃が危険なことをしに行く』という、不安が。

 

「ゆ、結梨ちゃん、手を離してくれないと……私、行かなくちゃ」

『……仕方ないなぁ』

「わっ……!?」

 

 不意に、アルンが結梨を脇から持ち上げる。

 それによって、結梨は強制的に梨璃から引き剥がされた。

 掲げられた腕の中でジタバタ暴れるが、竜の少女はびくともしない。

 下りようと体を捻っても、それに合わせて腕を動かしてくる。

 まるで子猫同然の扱いだ。

 

「離してよアルン!」

『今回は、オレが結梨ちゃんを見ておくから。梨璃ちゃんは自分の仕事をしてきな』

「ありがとう!」

「動けるレギオンは、すぐにでも現場へ向かうはずよ。私たちも急ぎましょう」

「あっ、お姉さま……は、はいっ!」

 

 未だに抵抗を続ける結梨に、後ろ髪を引かれる想いはあったが。

 ここで立ち止まっては、傷つく人だって出かねない。

 

「結梨ちゃん、ごめんね? また後でちゃんとお話するから!」

「あっ、梨璃っ!」

 

 申し訳なさそうな顔で、振り切って。

 梨璃を始めとした一柳隊は、控え室を後にした。

 部屋に残されたのは、結梨とアルンの2人だけだ。

 

 

「……アルン」

『何かな』

 

 ぽつりと呼ばれた名前に。

 無機質な声が応える。

 

「なんで梨璃、行っちゃったの?」

『誰かを守るためだよ』

「誰かって?」

『そうさねぇ……』

 

 静かになった控え室の中、アルンはじっくりと考えて。

 

『例えば……本当に例えばの話だよ? これから梨璃ちゃんが行った先で、怪我してボロボロで帰ってきたら、結梨ちゃんはどう思う?』

「絶対やだ……悲しい気持ちになる」

『そうだよね』

 

 掲げていた腕を、結梨の足が付くまで下ろす。

 

『それと同じだと思う』

「同じ……?」

『誰かが傷つけば、悲しむ誰かがいる。そうならないように、梨璃ちゃんたちは出かけたんだ。この世界は、皆がリリィみたいに自分の身を守れるわけじゃないからさ』

「だから、リリィは誰かを守るために……」

 

 黒く大きな手を離しても、もう結梨は梨璃を追いかけようとはしなかった。

 アルンの考えを、自分なりに噛み砕いているのだろう。

 

 ──子どもというのは、最初は総じて純粋だ。

 まっさらで、無垢なる賢者。

 何者にも染まっていない、故に世界を単純に見ることができる。

 だからこそ、なのだろう。

 

「じゃあ、梨璃たちのことは誰が守るの?」

 

 結梨は『本来の常識』に辿り着く。

 リリィにだって、傷ついたら悲しむ誰かがいるのではないかと。

 この世界の大人たちが目を背け、覆い隠した『あるべき姿』にうっすらと気がついている。

 『竜の少女』として今を生きている『転生者』は。

 前世の()()()平和な世界で、()()()真っ当に生きてきたから知っている。

 この世界に組み込まれてしまった『歪み』も、かつての『日常』も。

 だから、なんとなく『そういう質問』が来ることは分かっていて。

 

『仲間で、助け合っているんだよ』

 

 でも、同時にどうしようもないことも分かっていた。

 現実問題、対抗できるのはリリィだけだ。

 大人が戦地に立ってどうにかできる話なら。

 前世のどこかの国と同じく、大人がどうにかしていたはずだ。

 

『お互いにお互いを守って、そうやって助け合っている。リリィはそうしているはず』

 

 よくもまあ、そんなことが言えるもんだ、と内心自嘲した。

 そうやって他人事みたいに、年端もいかない女の子をバケモノどもとカチ合わせて。

 自分はのうのうと屋内にいるわけだ。

 

 今は百由に止められているから?

 今は結梨がいるから?

 そんなの、口実だろう。

 単なる言い訳のきっかけだろう。

 いくら死ぬのが怖いとはいえ、どうせ一筋縄じゃ死なないのだから。

 本来なら、戦場に立つべきは『お前』だろうが……!!

 

「……アルン?」

『……何?』

「怒ってる匂いがした」

『……そっか』

 

 ヒュージの体でもそんな匂いとかするのか、なんて考えて。

 

『ちょっと考え事していただけだから』

「大丈夫?」

『大丈夫。とにかく、今は大人しく待っていようね』

「うん」

『で、梨璃ちゃんたち帰ってきたらお迎えしようか』

「するっ!」

 

 結梨にはその『本質を見抜ける純粋さ』を持ち続けてほしい、と。

 満面の笑みを浮かべる少女へ、密かに願った。

 




おかしいですね……二次創作のつもりが、いつの間にか理解もできない論文と専門資料を漁って専門っぽい文章を作成してました。ところどころ噛み合ってなくても許してください……ボクぁ文系なんだぞ……

【キャラ設定】その20

現時点でのオリ主の身長はそこそこ小さい(角は含まない)。具体的には「鶴紗さんより気持ち大きいかな……?」くらい。
人外部分(主に腕)に構成するマギを割いていたら、胴体が小さくなった。
体重も実は見た目ほど重くはない。「腕が重くてよたよたする……」みたいなかわいいエピソードは特になく、むしろヒュージ体の時よりも身軽に動けている。
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