2021年野々宮京楓誕生日記念SS。京楓が風邪を引いた暁を看病する或る冬の日。料理をちゃんと覚えたいと決意した理由。

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優しき冬の熱

「38.4℃ね……これは……」

 暁が付けていた体温計を外して確認すると、とてもではないが微熱の範疇には収まらない値を体温計は示していた。

「えっと……ほんとにごめん! 私のせいだ!」

「別にいいから……それより大声出されると辛ぇ……」

「ごめん……」

 原因。いつものように暁と事を致しました。二人して裸のままおやすみしました。寝てる間に、気付けば私は布団を独り占めしてぬーくぬく。暁は一人裸で何も羽織れずにガークガク。

 なんで夜中でも起きて布団に入り込むか何か羽織るかしなかったのかと尋ねれば、事を致す方にハッスルしすぎて、身体の疲労がそれを許さなかったんだそうで。いやまぁそれは暁の責任だと思いはすれど。

 とはいえ、ひとまず、何はともあれ。思いっきり私が風邪を引かせてしまったわけで。

「とりあえず、暁、食欲はある……?」

「今は何もいらないな……。粉末のスポーツドリンクを買い溜めしてた残りがあったはずだから、それ作っておいてもらえるか?」

「スポドリね、了解」

 夏場の熱中症対策用のスポーツドリンクの粉は、スポーツ後の水分補給には丁度良かったから、ともすれば私の人生で片手の指に入るぐらいには付き合いの長いものかもしれない。小さい時からテニスをやっていた私には、どの料理が出来なくても、これだけは配分も間違えず作れたものだ。まぁ水を入れるだけだけど。

 さて、どうしよう。幸い冬休みに入っているから大学はないし、そして今日は予定はない。だから最初は暁と二人で出かけようかと思っていたぐらいだ。

 して、当座の問題は。

「今日、琥珀ちゃんはずっとバイトかぁ……」

 つまり、暁と二人っきりということだ。

 暁の看病を私がつきっきりでやることに不満はない。というより、二人きりにしてくれといつもなら土下座してお願いするような勢いだ。それくらい、暁と私の生活は爛、近接もとい密接しているというのは、まぁ自他共に認めるところで。

 他の家事も、今はある程度は分担してやっている。掃除洗濯辺りは、琥珀ちゃんも含めて持ち回り制だ。特に洗濯は私がやることが多いから、一人で任せてと胸を張って言えるぐらいにはなっていると思う。

 問題があるとするならば、まだ私が料理を覚えてる途中なこと。流石に暁がこの状況でアレなことは出来ないし、暁のためになることといえば暁の滋養を考えることなのだけれど、それをするには如何せん私自身の技量がまだ足りていない。

 別に既製品に頼ってもいいのだけど、既製品はどうしても味が濃くなりがちというのを、暁が作る料理で身を以て知っている。例えば、ポテトサラダとかは大違いだ。マヨネーズの量だとかが段違いで、正直私は別物だと思っている。

 そして、自分が風邪を引いた時のことを思い返してみる。まぁ、私が風邪を引くことはそんなにないのだけれど、今の暁に必要なのは……。

「胃腸を刺激しないように、だけど味はちゃんとあるぐらいの……」

 だから、一言で言えば、優しさだ。優しさ、なのだけれど。

「それが難しいんだよなぁ……」

 どうしよう。まだ、そんな、優しさを前面に押し出せるような味付けなんて出来る自信がない。

 私が運動をよくするからということで、暁に真っ先に教えてもらったのは、それこそ味が濃いおかずばかりだった。まずは、私が満足できるための料理だった。

 だけど、今私が作らねばならないのは、恋人を治すための料理だ。だけどその技量はまだ私には備わっていなくて、そしてそれを教えてくれていた恋人は今病床に臥せっている。

 結局、今の私の技量でなんとかして作らなければならない。さりとて、なんの助力も得ずに行えば、きっと失敗する。

 だから、藁にも縋る思いで、電話をかけてみる。ワンコール、ツーコール……出た。

「あれ、珍しいね、京ちゃんから電話かけてくるの」

 その相手は、私が頼れそうな中で、一番その手の知識に長けてそうな人だった。そして、ずっと私に物事を教えてくれていた人。

「鬼無水、ごめん! ちょっとコツを教えてもらいたくて!」

「コツ? なんの? もしかしてそっち行った方がいいかな? でも私今日は予定があるんだよね……」

「ちょっとでいい! 五分だけ時間くれればいいから!」

「何か随分と焦ってるね。どうかしたの?」

「暁が風邪引いちゃって」

「あらら。ちなみに大誠くんには話したの?」

 ――あぁ、大誠の病縁か。確かにその手はあるかもしれない。その考えは頭になかったし、可能ならそれが一番手っ取り早い。

 でも、大誠にお願いしたところで、まず理由を聞かれるし、馬鹿正直に答えてもそんなことで呼ばわりされて終了するだろう。何より、私が自分で決めた決意を、私と暁のために無駄にしたくない。

「……電話はしたんだけど、大誠も今日は駄目だっていうから」

「今ちょっとあった無言の間は何かな?」

「いや、なんでもないよ!?」

「まぁいいや……じゃぁ交換条件。暁くんの風邪の理由、明日以降に尋ねるからね?」

 正直瞬間言葉が詰まりかけた。だけど、大誠に話したところで恐らく何の理にもならないが、鬼無水ならまだ悪いようにはならないはず。ドン引きされるような目をされるだろうことは……目を瞑ろう。

「う、うん! 望むところだ!」

「なんで喧嘩売られたっぽくなってるのかなぁ……まぁいいや。それで、聞きたい事って?」

 さて、本題。いつかどこかで覚えなくちゃいけなかったことの、その時期が早まっただけのこと。

「えっと、鬼無水って、料理の味付けってどのようにしてる? ほら、暁が寝込んじゃってるから、濃すぎない味付けにしたくて」

「料理? うーん、ケーキを作るのがメインだから、料理で特段その辺り意識したことはなかったけど……でもそうだなぁ」

 料理で、というとこが鬼無水らしいと思いつつ、答えを待つ。その空白はとても長く感じた。

「ケーキを作る時にだけど、私ならクリームを意識するかな。ある程度は甘くするべきものだけど、かといってべた甘にすればいいというものでもない。そういう、少しの機微を考えてクリームの味を出してるかな。甘ければいいと思って砂糖を使い過ぎると、それこそケーキの味を壊しちゃうからね」

「大雑把にはならずかぁ……分量って難しいよぉ……」

「まぁ、クリームをあくまで例には出したけど、でもどれも一緒だよ。京ちゃん、もしかして調味料ってこれくらいでいいやとか考えながらやってない?」

「うっ……はい、やってます……」

「駄目だよー。暁くんは慣れててそれをしたところでわかってるだろうけど、初心者の京ちゃんがそれやっちゃ。暁くんからも言われてない?」

「言われてるけど……そういうものなのかなって……」

「それは経験の差! とにかく、最初はちゃんと分量は計って! 小さじ一杯とか何かをなんミリリットルとか、そういうのは全部ちゃんと作るために出来てるんだから! 甘いの食べたい時に砂糖1kg入れないでしょ?」

「う、うん……それは流石にしないね……」

 なんというか、最初に暁からも指摘された内容で耳が痛い。味が濃いものから始めていたのは、ある程度その辺りの融通も効くからという理由もあったからで。

「まぁ、あとは、食べる相手の事を考えることだよね。これは前にも言った覚えがあるけど、でもこれが一番難しいんだよねぇ」

「相手の事を考える事がか? でも鬼無水は、それをいつもしてるんじゃないのか?」

「相手の体調とか、その時の気候とか、考えることは多いからね、出来たらすぐに出すとも限らないケーキだからっていうのはあるとは思うけど、料理だとしても『どういう風に出したいか』というのが常に変わるから、一筋縄じゃいかないよ……とと、そろそろ時間かな。ごめん、ちょっとこれ以上は厳しいや」

「あぁごめん! 長引かせちゃって! でも助かったありがとう!」

「それくらいはいいよ。あぁ、でも一つだけ。きっと暁くんも、ずっとそれを考えてたんじゃないのかな。それこそ京ちゃんのために……ね」

 多分そうなのだろうとは思う。というか、いつも口にしてくれていたことだ。でも、いつもそうだとすると、逆にそうじゃない時はあったのだろうか。寧ろ、そうじゃない時を見失ってないだろうか。

「じゃ、暁くんが風邪引いた理由の『言い訳』、考えておいてねー」

「あうぅ……」

 あぁ、これはバレてる。少なくとも、私が暁に風邪を引かせたという構図が、既に鬼無水に察せられている。そしてその弁明の機会ももうないことが、ツーツーという通話が切れた音で分かった。

「さて、じゃぁ作ろうか。難しいものじゃなくていいんだ……ちゃんと分量は計って……」

 とはいえ、人によっては簡単だと思うことが、私には難しい。私は人よりテニスが得意な方だと思うけど、逆に料理が人より出来ていない自覚はある。

 作るものは決めた。風邪引きの時だったら、こういうのが欲しいと誰もが思うもの。さて、暁だったら、それをどのように作っているだろうか。

 暁なら失敗はしないのだろう。対して私は成功することの方が低い。そんな状態じゃ、誰かのことを考えられる余裕なんて。

 でも、暁が私のために、か。少しどうだったか思い返してみよう。

 朝はおかず多めに栄養バランスが取れたものを。休日のお昼は軽く済ませることが多くて、夜はしっかりとしたおかずがあって。油モノがあるなら夜で、朝はお腹には溜まってもあっさりしたものが多かった。

「あ、そういえば――」

 私がテニスをした日の夜は、献立がどちらかというと塩辛いものがいつもより多かったような気がする。又は肉とか魚とか、タンパク質がいっぱい取れるような献立であることが殆どだ。でもそれは、私が運動したからこそだって暁は言っていたような。

 逆に、生理だとかで私の調子の悪い時はどうだっただろう。それこそ、風邪の時のような消化にいいものを作ってくれていた。今私が作るべきは、その時出してくれた内の一つだ。

 そのどちらでもない時は。たまに意識的にジャンクフードを食べようとなった時以外は、大概栄養バランスが整ったものを考えてくれていた。それは家族全員が揃った時もだったし、暁と私だけという時でも、いつもそうだった。そして私と二人きりの時は決まって言うんだ、『京楓の顔思い浮かべながら作ったよ』って。

「――あぁ、そっかぁ……」

 そうか。これが、相手の事を考えて作ると言う事なんだ。いつも私は暁にそれをしてもらっていたのに、私は全然そのことに気付けていなかった。

 暁ならどう作るかじゃない。暁なら『どのように私の事を考えてくれているか』なんだ。そしてその時その時の私のことを考えた結果が、毎日の料理として出てくるそれなのだと。

 じゃぁ、私がやるべきことはなんだ。決まっている。暁に、おいしく食べてもらう事。そのために、誰かに教えを乞うてでも、最良の結果を出せるようにすること。

「なぁんだ、それだけのことだったんだ」

 つまり、私がテニスで勝つために最良の結果を出す努力をするのと同様の事を、暁のためにすればいいだけの事。その努力とは何か? そう、基礎固めだ。

 基礎練習を欠いて勝てる試合なんてない。テニスでそうなんだから、料理だって一緒だ。だから、奇をてらおうとせず、ただ素直に作るだけでいい。

 だから、暁が初めての料理を作る時のように、レシピからは目を離さず、分量を量ることは怠らず。卵を割ることはマスターしてたけど、殻が入らないよう改めて細心の注意をして。

「あっ……おいしい……」

 そうして出来た玉子雑炊は、程よい塩味が効いた、我ながら優しい味わいに仕上がった。これなら、物足りなさを感じたとしても、暁の胃腸を刺激しすぎるということはないだろう。

 こういうの、私一人でもちゃんと作れたんだという得も言えぬ感動が、じわじわと浮かぶ。でも、暁のためにということを念頭に置いて作ったら、それも当然だとも感じた。これが私には足りなかったのか。

 えっと、暁だったら。更にここに梅干を乗せるだろうか。クエン酸だったか、梅の酸っぱさが疲労回復に効いた覚えがある。今ある梅干は――。

「うん、こっちだよね」

 迷わず、ほぐれている、ハチミツ漬けの梅干を取った。種は取って、雑炊に乗っける。カリカリ梅もあったけど、今暁に顎を使わせるというのも酷な話だ。

 後は、蓋が出来る容器に移し替えて、スプーンを付けて部屋まで運ぶ。お盆を持って階段を上るのはあまりしないからこぼさないか少し不安だったけど、危なげなくクリアして自室の戸を叩けば。

「あ、暁ー、出来た……よ……?」

 部屋は随分と静かで、だけどよく耳をすませば規則正しい息遣いが聞こえてきた。

 それは、とても穏やかな顔だった。私が拾った時暫くは、こんな顔はしてくれていなくて。そして今は世界に心を許しているかのような、でもともすれば私の前でだけ見せてくれるのかもしれない寝顔をしている。

 なんだかんだ、朝は昔から一緒に起きることも多かったけど、それはあくまで暁が料理を作ってくれていたからだ。たまに暁が寝坊した時じゃないと暁の寝顔を眺めることもなくて、そういう時は起こすことが先決だから、今みたいにゆっくり眺められる機会は、多そうで多くない。

 えっちの後、二人して寝落ちして、私一人が不意に目が覚めることもあるけど、その時眺める暁の寝顔は却って間近すぎて、そして部屋は暗い。だから今みたいに、明るい時間に、少し離れてゆっくりと眠る暁を眺めるのは、その実久々だった。

 いつから、こんな顔をしてくれるようになったんだっけ。確か、鬼無水と大誠とに引き合わせる直前ぐらいだったような気がする。それまでは、明らかにうなされているというのも多くて、正直横で寝る私も辛かった。それをほぐしたのは、自慢じゃないけど、私、ということでいいだろう。

 これまで暁の寝顔を一番眺めた人は、暁のお母さんを含めたとしても、間違いなく私だ。そしてそれは途切れることなく、この後も最高記録を更新し続けるだろう。

 それでも、見飽きることはきっとないはずだ。ただ眺めているだけでも、こんなに抱きしめたい衝動に駆られてしまう。眠る病人にそんなことするわけにはいかないけど、さりとて溢れる愛おしい感情を押さえつける事なんて出来なくて。

 結局は、ぽつりと、率直な感想が、口から零れるだけ。

「……かわいいな……」

 仕方ない。一旦作った雑炊は鍋に戻そう。もしくは今私が食べてしまうか。少なくとも、暁が目覚めるまで待っていたら、きっと冷めてしまう。やっぱり、温かいものを食べて欲しいから、まだ鍋に残る分を、後で温めるとして。

 それより、今だけでも、何も考えず、ただただゆっくり休んでほしいと、それだけを願った。

 

 

 

「36.2℃、うん、もう大丈夫そうだね」

 翌朝の測定は、平熱と呼んで差し支えない体温まで下がっていた。

「よかったぁー。ずっと暁が熱下がんなかったらどうしようって」

「流石にそれはねーよ。でも助かった、ありがとう」

「……別に特別なことはしてないよ」

 そう、本当に何もしていない。少なくとも暁にとっては、私がやったことはどれも普通の範疇に収まってしまう。

 そして、暁がどれだけ私のためにやってきてくれたことが特別だったのか、それがよくわかった。

「でもほんと悪いな。結局、何もかも京楓にやらせちゃった」

「ううん、流石にそもそも私が全面的に悪いから。でもそれはそれとしてすごくいい機会だったかな。改めて、暁にずっと色々やっちゃってもらってたなって、すごくよくわかった」

 暁が起きている時に、濡れタオルで暁の全身を拭くだとかするのは、お互い何回も全裸を見せ合う仲なのだから、事に及ぶ時でもなければ今更羞恥心もない。まぁ欲情しなかったのかと問われれば嘘になるけど。でも、暁の洗濯物ももうわかってるし、それ以外は特に困ったこともなかった。

 やっぱり、やはり私の作った雑炊をおいしいおいしい言いながら食べてくれたのが一番嬉しかった。そしてそれがあって初めて、暁の料理には本当に助けられてきたんだと気付いたんだ。

「本当にありがとうね。いつも、暁にはこれだけのことをやってもらってたんだなーって」

「俺が好きでやってただけだから別にそれはいいって。でも、今度こそ覚える気になったか」

「今だってゆっくり暁に教わってるけどさ。でも暁と同じレベルにまで達したいって、暁の食べてる姿を見て思ったかな」

「そうだな、目の色が変わったようには見えるよ。これなら教え甲斐もありそうだ」

 暁がそこまで言うのなら。なら私への、その期待に今度こそ応えよう。何より、私が暁に舌を巻かせたい。これまでの感謝を込めて。趣味だとしても、もう暁だけがいつも頑張らなくてもいいんだよと伝えるために。

「んじゃ、何か食べに行くか。何がいい? いやでも薄味系の方がいいんだよな、恐らく」

「え、急にどうしたの、というかなんでそんな?」

「ばーか、そんなんじゃねーよ。京楓がまだ得意じゃない味付けを舌で覚えに行くんだよ」

 じゃぁ、今日は薄味の、だけど出汁がしっかり効いたようなものを狙うのかな。そういうのは確かに弱い自覚があるから、勉強としても丁度いいだろう。

「でも珍しいね、暁が二日連続で料理をしようとしてないのも」

「まぁ、本音は病み上がりで俺がまだ台所立ちたくないからってのもある」

「お、暁が素直だ」

「京楓には言われたくないな」

「でも一番は?」

「京楓とデートしたい」

「ありがと」

 それは、元々昨日するつもりだったから。何も昨日じゃないと駄目だったことなんてないし、予定を一日後ろ倒しにしただけだ。急ぎの用事なんて何もない。

 でも何より、今は一昨日以来の暁の温もりを感じたくて。ベッドに入り込んで、暁の腕を取るようにもたれかかる。伝わる体温は、風邪特有の熱すぎるということはもうなかった。

「ねぇ、暁。今、幸せ?」

「藪から棒にどうした」

「いや、幸せだなぁって思ったから」

「……そうだな」

 そのままお互いに無言となってしまった。でも、それが心地よい。なんなら何もせず二人して二度寝でもいいかもと思わせる、冷える時期の布団の魔力も脇にある。

 あぁ、でも多分暫くこのままだろうな。それでもいいや。お腹がすいたら、どちらからともなく動き出して、そしてそのままデートに出かけてしまおう。

 そのまま、今日はいっぱい暁に甘えちゃうんだ。そして、暁も私に甘えてくれるように。

 まぁ、それと鬼無水に『言い訳』だけは考えておかないとね。



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