七海やちよチーム、解散。
神浜の西を取りまとめる魔法少女が率いるチームの解散という衝撃的な情報は、瞬く間に神浜中の魔法少女の間に拡散されることとなった。
これを聞いて大きく反応を見せたのは、それぞれの対立する区をテリトリーとして狙う野心的な魔法少女たち。厳格な統制を行ってきた二つのうち片方が消えたことで、特に東の魔法少女が西を奪うべく行動を始めたのだ。
そうして神浜の勢力図は大きく揺れ動き、世は魔法少女戦国時代に突入した……!
なーんてことはなく。
そもそもやちよさん達はチームを解散しただけであって、誰かが死んだわけではない。むしろ粛清機関からの討伐要請を見事にこなしたことでその名声はさらに高まっている。
勿論、その直後にチームを解散したという事実に衝撃が走らなかったわけではない。
だが思い出してほしい。
西のリーダー的存在であった七海やちよと、その副官である梓みふゆは高校三年生だ。年明けも間近に迫ってきた時期において、彼女たちには魔法少女よりも専念するべきことがあったのだ。
そう、大学受験である。
大半が学生である魔法少女にとってみれば、魔法少女活動と学業の両立は中々に難しく、試験期間の間は一切の魔女狩りを断つという者も珍しくはない。
強力な魔女を狩った後のチーム解散という一連の流れは、人生の一大イベントへ全力を注ぐために憂いを断ったうえで、チームの仲間に迷惑をかけないようにするための処置という感じに捉えられ、これには解散もやむなしと当然のこととして受け止められた。
そう言う訳で、この騒動は拍子抜けするほどに波立たない結果に終わったのだが、年の分かれ目と重なるように、神浜の情勢は着実に変化を迎えつつあった。
大きな例を挙げれば、ここ半年の間に契約した新人魔法少女が頭角を現し始めたことによる各地での魔女狩りの活発化と、それに伴って魔女が減少が目に見えるようになった。
それによって放課後に時間が余るようになった魔法少女たちも、やちよさん達を見習うように本来の役目である勉学に励むように――
――なるわけもなく。
全然遊びたい盛りの魔法少女たちにとって魔女狩りとは生業であると同時に束縛。むしろ年末年始の人だかりを狙って魔女が増えて忙しくなるぞという予想を立て、ここぞとばかりにカラオケやゲーセンへと繰り出す面々が続出していた。
かくいう私も、ななかちゃんと一緒に水名美術館で開催されている「乱舞する刀剣展」へと訪れている。
ななかちゃんが刀剣展のチケットを伝手で貰ったらしく、他の皆はそれぞれの都合が合わず不参加。私とななかちゃんの二人きりによる刀剣デートとしゃれ込んでいるわけだ。
「ほうほう、これがかの『村正』ですか」
パンフレットを片手に、展示されている刀に目を凝らす。
抜き身の刀身に浮かび上がっている木材の断面のような模様、いわゆる地金が大きく見えるそれは、荒い作りと言うよりは力強さを感じさせる。漆塗りの柄も実に綺麗で、芸術に疎い私でも素晴らしい出来だと理解できる。
江戸時代で最も有名とも言える刀匠、千子村正の一門が作った刀は確かに逸品と呼べる代物である。
「ところで『村雨』はないんですか?」
「すみませんつばめさん、それは架空の刀です」
「えっ」
「そもそも村雨の出典は『南総里見八犬伝』の登場人物、
「妖刀じゃないんですか!?」
あんまりに有名だから実在するのかと思っていたのに。何気にショック。
「それは村正のほうです。名前が似ているからどこかで混同した可能性が高いですね。というか、そもそも村正も呪われた刀と言う訳では……」
「へえ~~」
ななかちゃんの蘊蓄を耳に流しながら、展示された刀に視線を巡らせる。
太刀、大太刀、短刀、脇差、直槍。
種類も見た目も異なる。だがそれらは全て『敵を斬る』という一点で共通したそれらはまさしく、日本という小さな島国の中で形作られた武士の歴史であり、それらを支えた刀鍛冶という職人の歴史。
来る前の予想以上に胸が躍り始めており、柄や鍔なんかの装飾すらも一つ一つの芸が細かく感じられて興味深い。
それに、刀というのは実際には護身用の意味合いが強く*1、身分や財力を示すためのステータスとして扱われていたらしい。
所詮は刃物。
所詮は人斬り包丁。
だが、その出来には武器として以上に込められた刀匠たちの信念がある……。
そんなふうに思いを馳せていた時である。
「ひゃわわわわわわ、なんですかこれ!? こんな刀があっていいんですかぁ!?」
「さ、沙優希ちゃん……もう少し声を小さくしてください」
「そんなに大声を上げるものかしらぁ!? なによこれぇ!!」
「阿見先輩も大声上げてるじゃないですか……」
突如として、黄色い悲鳴が響き渡る。
何事かとその方向を見れば、そこには四人の女子学生がある展示の前でキャイキャイと騒いでいた。
薄紫の制服て統一されたその集団は、この神浜の住人ならば一目で水名女学院の生徒だと判別できる。
刀に歓声を上げているのは薄い金髪の短いツーサイドアップの少女と、金髪のロングツインテールの少女。その横では黒髪ロングの少女が二人を落ち着かせており、紅い髪の女の子がその様子を呆れたように見ている。
「あ、まなかちゃんだ」
そのうちの二人には見覚えがある。金髪のツインテールで容姿端麗な人はまなかちゃんや明日香さんと一緒に組むことの多い魔法少女で、その縁もあって何度か顔を会わせているが……こちらとしてはあまり会いたくないなと思ってしまう人物である。そしてもう一人の知り合いが我らがシェフ魔法少女まなかちゃんである。一番背が低いからわかりやすい。
「やあやあまなかちゃん。何をしてるんだぞい?」
「おや、つばめさんじゃないですか。何をしていると言われましても、見ての通り先輩方に連れられての美術鑑賞ですよ」
「まなかちゃんの知り合いの方ですか? 私は
「琴織つばめです。そうですね、まなかちゃんと、そこの……そこの……?」
えーっと、何だっけこの人の名前。
"あみ"までは出ているのだけども、そこから先がちょっと思い出せない。
うーんと、うーんと……。
「アミーリアさんでしたっけ?」
「
そうそう。阿見莉愛だ。
意識の外に追いやろうとしていたせいで名前がうろ覚えになってしまっていた。
まなかちゃんと交友の深い先輩。私と同い年でありながら
そして、あまり関わりたくない人間だ。
誤解のないように言っておくが、別に彼女に問題があるわけではない。いやあの目立ちたがりな性格は問題かもしれないが、むしろそれはリーダーシップや面倒見の良さに繋がっていることを知っている。単純に、私がある事情から彼女の事を苦手としているだけである。
「まあいいですわ……御機嫌よう琴織さん。そしてあなたは……常盤ななか!」
「おや、私の事をご存知でしたか」
「ええ。あの有名な華心流の娘さんでしょう? 美しい花を活ける美少女、拝見させてもらいましたわ」
明らかにななかちゃんに対抗心を燃やしている阿見さん。お淑やかの具現であるななかちゃんと、どちらかと言えば女王様気質な阿見さんでは美しさのベクトルが違うと思うのだが……。
《視界》を切り替えれば、紅、橙、青、紫に黄と色とりどりの光が眼に飛び込んでくる。その中でもひと際輝きを主張するのが紫色。ななかちゃんが慎ましい美しさなら、阿見さんは夜空に目立つ一等星のような美しさだ。
魂の光が見える異能。ソウルジェムと言う意味ではなく、正真正銘私の視界には魂の輝きが見えている。
そんな私が、美しいと思うほどの輝きを、阿見さんは持っていた。
宝石と言って遜色ない煌めき。アメジストのように高貴でありながらも、オニキスのような孤高さを兼ね備えた紫色の輝き。
絶世の美少女と謳われる彼女は、まさしく魂すらも美しかった。
……だが、
私は同時に、それがまるでメッキのようだなと思ってしまった。
確かにそれは美しい。しかしほんの僅かだが全く別のカタチがちらついているようにも見える。
それが何を意味しているのかは面と向かって聞くつもりはない。
だがいつ口を滑らせてしまうかわからず、それが地雷である可能性は高い……。なので無視はしないが極力会話を避けると、端から見たら邪見に扱っているとも受け取れる対応をしているわけだが、当の本人からは「わたくしの美しさを直視できないみたいね。でも畏れる心配はいりませんわ!」と好意的に受け止められているようなので結果オーライとしよう。
で、視界を元に戻して刀を食い入るように見つめている金髪の女の子を見る。
おっとりとした雰囲気で、刀剣に目を輝かせているその姿は、会ったことは無いがどこかで見たような気がする。確かこの前ももこさんに駅前スイーツ奢ってもらった時に……。
「……さゆさゆ?」
「わあ、沙優希を知ってるんですね! ありがとうございます!」
ああ。思い出した。
レナちゃんが最近しきりに推していたご当地アイドル『
あれだけ熱のこもったオタ語りをされてしまったら印象に残ると言うか、忘れるほうが失礼だろう。
「知ってるんですかつばめさん?」
「神浜のローカルアイドルらしいです。刀剣鑑賞が趣味で、友達がめちゃくちゃ推してるんですよ」
「アイドル……ですか」
ふむ。とななかちゃんは興味深そうにさゆさゆを見つめる。やはりそういう俗っぽいものとは無縁だったらしい。
「それで、何をそんなに興奮していたんですか」
「これですこれです! この白銀の輝き、直線になった
「ええ……この私も認めざるを得ないほどの美しさですわ」
「そんなにですか」
国宝級、と聞けば興味も出る。
他の展示物とは雰囲気の異なる『特別展示』と表示された埋め込み式のガラスケース。スポットライトで上から照らされるように展示されていた
白い絹布で覆われた台座。その上には、一本の刀が刃だけの状態で収められて――
「――――」
それを目にした瞬間、息を忘れた。
光を反射して白く輝く刃。柄を外し、露わになった茎には「兵闘臨者皆陣列前在」と九字が刻まれている。
極めて古めかしい刀でありながらも、その刀身には一切の錆は見当たらず、今代に至るまで丁寧に手入れされてきたことがわかるまごうことなき業物。
だが、私の目を惹いた理由はそれではない。
何よりも特別だと思ったのは、その刀が纏う『念』である。
――概念兵装、というものがある。
歴史によって象られた力、不特定多数の人間が共通して持つ希望の力である『信仰』によって成立する哲学の武器。
『竜を討ち取った』という伝説がある武器ならば、実際に竜に対して特殊な力を持ち。
『聖別された』という経歴のある武器ならば、魔に属するものを打ち払う効果を持つ。
『必ず当たる』という逸話があれば、実際に標的を追尾して見せるかもしれない。
そうした単独で魔法の如き力を発するようになったもの、奇跡の宿った物質を概念兵装と呼ぶ。
私が使う『骨喰』もその一つ。元々は魔法少女としての武装だった普通の槍を、父が特殊な魔術技法によって『名付けた』ことで防御能力を無視する能力を得たもの。いわば、即興で作られた概念兵装と言える。実際に年月を重ねて生まれたそれに比較すれば弱いものであるが、超越した魔術の腕を持つ父が手掛けたことで希望から生まれた魔法少女が使う分には充分な効果を発揮している。代償として一度に出現させられる数は一個しかなく任意での破棄もできなくなったが、その強力さを鑑みればお釣りがくるレベルと言って差し支えないだろう。
そして、この刀もそうした概念を保有する武器なのだろう。
染み付いた怨念。刻み込まれた執念。
その刀にはこれでもかと言うほどのどす黒い思念が発せられている。
幽界眼を閉じていても尚、問答無用で伝わってくるほどの強い念。
魔女が持つ穢れとは異なる、人が持つ純粋な狂気。
『魔性を斬る』という想いが凝縮された、これ以上ないほどの魔に対する否定であった。
「これは……」
ななかちゃんも同じように目を見張り、呆然と立ち尽くしている。居合を学び、常日頃から刀に触れてきた彼女は、他の人よりも刀に対しての感受性が強かったのだろう。
「あの、大丈夫ですか? なんだか気分が優れないような……」
「ああ、平気ですよ。ちょっとこの刀に気圧されただけですから」
心配してきた麻友さんに何ともないように答える。
……とはいえ、結構クラっときたのも事実。現に今も動悸は激しいまま。恐らくは本能的な反応だ。
つまるところ、
多分これで斬られれば私は死ぬ。
疑似的な不死を持つ私だが、そういうのを無視してこの刀は私の命を断ち斬るだろう。
「素晴らしい刀ですね。銘は……禍を斬ると書いて何と読むのでしょうか、これは」
「その刀の名前は『
「詳しいですね」
「はい。私、ここのアルバイトもしているんですよ」
ななかちゃんの疑問に麻友さんが自信満々に答える。
私たちの反応を見て、まなかちゃんも刀を観察しているがあまりピンとは来ていないようだった。
「……よくわかりませんが、すごい刀みたいですね。梢先輩、これいつのものなんですか?」
「えーっと、そちらの刀はですね、おそらく五百年以上も前に鍛えられたものらしいですよ」
「五百……っ!? ほとんど重要文化財じゃないですか!?」
ななかちゃんがガチめに驚いている。
五百年前というと、確か安土桃山時代だったような……うん、確かに現存どころか完璧に手入れされているなんて相当ヤバい。神浜も結構歴史ある街とは言え、こんなものまであったとはびっくり。
「しかし……本当にすごい刀ですね。もしかして国宝とかだったりします?」
「いえ、それは里見グループからこの美術館に貸し出されたものなんですよ」
「里見……?」
なんだっけそれ。聞いた覚えはあるんだけど、具体的な答えが思い浮かばない。
記憶の棚を漁っていると、ななかちゃんが答えを口にした。
「里見……新西の大病院ですか」
ああ、思い出した思い出した。
神浜で一番大きな病院と言われる里見メディカルセンターね。
……って、
「いやいや、何で病院がこんな刀を持ってるんですか。詳しくはありませんけど、この刀が普通じゃないのは分かりますよ」
「なんでも、家のお手伝いさんの個人財産のようでして。常に手入れはしてあるけど使わない刀をただ死蔵しておくのももったいないということで、この美術展に期間限定で急遽展示することになったんですよ」
と、経緯を説明してくれた梢さん。
うーん。謎が増えた気がするが、誰かが持っていた古い刀が偶然転がり込んできた、ということなのだろうか。だとしたら、こんなヤバい代物が野に出回っている時点で大問題だ。だが見る限り常に手入れは欠かさなかったようなので、きちんとした経緯で伝わってきた刀なのだろうと無理やり自分を納得させる。
「里見さんと持ち主のお手伝いさんも一緒に来たんですけど、
「それは先輩よりもですか?」
「何を言ってますの胡桃さん!?」
「……そうですね。莉愛ちゃんよりも大人の気品に満ちていました。常に後ろに控える佇まいも優雅で、この刀を持った姿はとても似合うと思いました」
「なっ……!? 私というものがありながら……!」
よっぽどプライドを刺激されたのか、莉愛さんがわなわなと震える。
「でも莉愛ちゃんのほうが可愛いですよ」
「……当然でしょう! この阿見莉愛は美しさと愛らしさ、そして優雅さも兼ね備えたパーフェクトな美少女なのですから」
「自分と美少女と言わなければ優雅なんですけどね」
立ち直りが早い。どうやら麻友さんは莉愛さんの扱い方を完全にわかっているらしい。
その後も刀トークが通じるななかちゃん相手にさゆさゆの蘊蓄話が爆発したり、同時に飾られていた装飾品を誰が身に着けたら似合うかなど美術館らしからぬ姦しい話で盛り上がり、最後に全員で従業員の方に注意された。
なお、莉愛さんの高笑いが一番うるさいと言うことでひと際叱られてたことをオチとする。
◇
展示を見終わり、まなかちゃん達とも別れて美術館を後にする。
出口の物販で買ったどら焼きを食べながら、刀剣展示の内容についてななかちゃんと語り合う。
「特にあの特別展示品、私もあのような業物をお目にかかることができるとは予想外でした」
「いやー、ヤバかったですね。ちなみにあれ、ちょっと
「そうなんですか? 確かに得体のしれない迫力が感じられましたが……」
「ええ、ビンビンに殺気が漂っていました。あれはまさに『魔を殺す』という思いが刻み込まれた概念兵装です」
「概念兵装……確か信仰を宿した武器でしたか。あの刀がそのようなものだと?」
「五百年ものの刀とあればかなりの代物かと。多分ですけど、あれ持った達人の剣士なら使い魔ぐらいズンバラリンとイケますよ」
「それほどですか……」
ななかちゃんはあの刀を思い返しているのか、神妙な顔をしながら自分の手をわきわきとさせている。
「もしかして、持ってみたいと思いました?」
「……っ! なぜそのことを!?」
「おっと図星でしたか」
指摘した途端に顔を赤らめるななかちゃんカワイイ。
照れ隠しなのか、こほんと咳払いをする。
「確かに、居合の道も歩み、こうして魔法少女として刀を握った者としては一度は手に取ってみたいと思いました。あわよくばそれならば仇の魔女も容易に倒せるのではないかとも。ですが、あれは私のものではありません。正当な持ち主がいる以上は絵にかいた餅。私は、私の持ちうる力で『飛蝗』を打ち破ります」
「燃えてますねえ」
「とはいえ、あの刀以外にも品揃えが中々のものでした。かこさん達も誘えればよかったですわね」
「かこちゃんはブロッサムの手伝い。美雨さんは組織の方でのあれこれ。あきらさんは相談所メンバーとカラオケでしたね。この時間ならまだやってるかも、電話してみましょう。……あ、もしもしあきらさん? 私たち用事終わったんですけどそっちどんな感じですか。……え、ささらさんの歌唱力がヤバい? 恋の歌が響いてる!? マジでか、私たちも行っていいですか!? 場所は――ああ、近いですね。オーケー! ええ、ななかちゃんも連れていきますよ! それでは」
通話を切り、ななかちゃんの手を掴む。
実のところ、今日は結構テンションが高いまま。
「と言う訳で、許可いただけたので乗り込んでみようと思うのですが、ななかちゃんは休日の延長戦、大丈夫ですか?」
「……ええ、問題ありません。しかし、カラオケとは何を歌えばいいのやら……」
「何でも構いませんよ。ななかちゃんの好きな曲なら」
こうして、魔女とは何の関係もない日常の一幕が過ぎていくのだった。
○幽界眼
色々と見てはいけないものも見えてしまう。
因果を改竄したとしても、魂の根底は変わらない。
○阿見莉愛
つばめちゃん的には苦手。
○概念兵装
某月作品だったり某戦姫絶唱だったりのあれ。
『魔女狩り』の概念が染み付いた物質なら、当然魔女に対して効果を発揮する。