カイマクルの鬼   作:セッル@ポケモン熱発生中!

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特命連絡員としての仕事


私も外交官ですから。

特例アメリカ大使館

『♪…♪ふんふーんふー』

『随分とご機嫌ですね、ローズマリー様』

 

リアムさんにそう言われて、始めて自分が鼻歌を歌っていたことに気づいた。でも、それも気にならない。

 

『ふふ、だって今日は』

『ローズマリー様の名付け親である司祭が、ハリス大使の代理で来ますからね。』

 

そう、今回の【合同軍事演習】の真の目的を知っている少数の1人であるウィリアム神父が、お父様の代理で鬼殺隊の情報並びに、私の生存確認をしにやってくる。

 

『お昼に来るから、食事はこちらでしてもらいます。シェフに伝えましょう』

『その程度でしたら、こちらがします。ローズマリー様は仕事の方に移ってください。』

 

『仕事…日光を浴びてきます。』

『はい、お気をつけて』

 

私は知らなかったが、お父様が追加した10名の追加要員は、

 

『アレが例の…』

『あんな子どもが一応上司…か。』

『目だけ縦長だけで、あとは普通の子供だよな』

『あんな子どもを殺すのに躍起になるとは』

『日本側の説明ではオニとは人を喰べる存在だと言われたが…アレを見て…それは…ねぇ』

『不老不死の実在と言われても…ピンとこない』

『ほぼ人ではないか』

『調べたところ、キサツタイと呼ばれる傭兵部隊は無法者が多いとか』

『外交ナンバーのついた車に石を投げつける集団ともなれば、ハリス大使が追加要請をするのも無理はない』

『本当に暇があれば、大使館内で日向ぼっこか。名ばかりの連絡員とは説明通りなのだな。』

 

 

 

 

 

 

 

私の仕事…それは、

《随分とご機嫌なのね、ローズマリー》

《やっぱりそう見えるのですか?》

《ウィリアム神父のいる場所でも教えましょうか?》

 

情報収集だ。

 

ここは大使館の中にある桜がある中庭。

特例大使館を造るにあたって、私が唯一口出しした事がある。それは、【桜の木を、特にソメイヨシノを中心に植えてほしい】と。

表向きの理由は、【桜が好きだから】

実際は、【ソメイヨシノさん達に頼んで、大使館内で情報収集をする為】だ。

 

《ウィリアム神父は今日来る予定なので、それは後でお願いします。今は外部勢力が乱入してきたことによる鬼殺隊士や柱の反応が知りたいです。》

 

《鬼殺隊士の反応…ね、桜の情報網を使って集めた結果、鬼殺隊士の中でも賛否両論…といった感じね

鬼に恨みがある人の子は大体「反対」の姿勢を示すけど、中には「時代を考えれば妥当」と言っている人の子もいるわ。同じ【鬼殺隊以外の勢力が加わることへの反対派】でも意見が割れているのが現状

逆に【賛成派】の意見は、「多少の不自由は強いられるが、国家公認の方が職業として安定する」

「鬼がいなくなれば俺たちはお払い箱、次の仕事先を与えてくれることが確実な国の方がいい」

といった感じね。【賛成派】の多くは鬼に対して個人的な恨みは無く、流れで入った形だったり、お金欲しさに高収入な鬼殺隊に所属していたり、現実主義者が多いのもあり、むしろ国家公認の組織になったのを、柱に隠れて喜ぶ人の子も多いわ。》

 

《柱に隠れて…やはり、個人的な恨みがない人は受け入れるのが早いですね…》

 

賛否両論…ということは、少なくとも半分は鬼殺隊の在り方に疑問を持っていたということか…。

なら、隠や末端の剣士なら引き抜けるかもしれない。

 

《柱の反応は?》

 

半々と言ってはいるけど、それは末端の剣士や隠などの反応。

柱の多くは鬼に対して尋常じゃない程の恨みと憎しみを抱えている。簡単に受け入れるわけがない。

 

《【反対派】の筆頭は不死川実弥、次点で胡蝶しのぶ、伊黒小芭内は実家が実家だったのもあり複雑な心境よ。

 

【賛成派】は甘露寺蜜璃、悲鳴嶼行冥、宇髄天元ね

 

他には【中立派】で冨岡義勇、時透無一郎。

時透無一郎は「鬼をこれまで通りに狩れるならどちらでも構わない」という姿勢で、冨岡義勇は「人を喰わない鬼なら受け入れる」といった感じね。義勇と呼ばれる人の子は、竈門禰豆子と呼ばれる同じく人を喰わない鬼を仲間に引き入れた立場だから妥当な理由ですね。》

 

《兄を鬼に殺された時透無一郎が中立派…ですか。》

意外な結果だ。彼は良くも悪くも正直者だ。

鬼に恨みがある人物でありながら、中立派になるとは。

冨岡義勇は想定内だったが、中立派が彼1人でなかったのは大きい。あの口下手で私たちを擁護する話をされては、不死川実弥と伊黒小芭内、そして胡蝶しのぶを敵に回しかねない。

冨岡義勇…彼は最終戦で大きな功績を残している…。

猗窩座戦では炭治郎のフォローに回り、結果【首の弱点を克服した猗窩座】を【狛治】に戻すキッカケを作った。

そして、鬼化した炭治郎を殺せと言って、炭治郎が抗体を持たない人を喰べる前に、被害を収めた。

彼がいなければ、無惨は倒せても、無惨の意志を受け継いだ最強の鬼が世に解き放たれていた。

何としても…彼は最終戦に参戦させなければならない。

 

《中立派は鬼殺隊士の中では階級はどのくらいですか?》

《それは…あら?ウィリアム神父がきたわね、迎えに行ったほうがいいわよ。》

 

えっ!もうお昼!?早い、でも助かった。

 

《それでは後で》

《ええ、待っているわ。》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

『お久しぶりです、ローズマリー特命連絡員』

『神父さん!』

 

大使館で任命状をもらってからは、教会に通うことが出来ず、当然ウィリアム神父とも会えなかった。

 

『とりあえずお昼にしますか?』

『ええ、そうしましょう、詳しい情報は後でゆっくりと。それにしても…見違えましたね、元気そうで何よりです。』

『神父さんはお変わりなく、嬉しい限りです。』

 

その後は、護衛のリアムさんとイーサン軍医には席を外してもらい、2人で食事を楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

『ところで…以前電話で言っていた「イエズス会が関わっている可能性」についてをお聞かせください。』

 

『それは、イエズス会から送られた書類の中にあったこれを見てください』

 

書類の内容は特に変わり映えのない事務報告だったが、神父さんがトントンと指した先には、小さく()()()()()()で、

 

【Η Πανδώρα δεν χρειάζεται δύο.】

 

と書かれていた。ラテン語の書類にギリシャ文字?どんな意味なんだ?

 

『意味は…お調べください。直ぐに組織の意志が分かりますよ』

 

直ぐにわかるということは、比喩表現ではないと言うことか。

 

『分かりました。ところで今回のご訪問の理由はこれだけではありませんよね?』

 

書類の内容確認だけなら、それこそ電話で済ませればいいだけの話。

お父様の代理で来たということは、

 

『勿論です。ハリス大使からローズマリーへの伝言は、《仲間を増やせ、血を残せ》です。』

 

『承知しました。と、ハリス大使にお伝えください。』

 

『はい、確かに承りました。それでは私はこれで』

 

『お気をつけて!』

 

 

さて、このギリシャ文字の意味を調べないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

ギリシャ文字…ギリシャ語…と。

 

『Η Πανδώρα…パンドラ?後の文は… 2つも必要ない…。つまり、直訳で、《パンドラは2つもいらない》…か。』

 

パンドラ…ギリシャ神話で有名な箱。パンドラの箱、全ての厄災を封じた箱。2つもいらない…確かにイエズス会が関わっている。

わざわざ公用語のラテン語ではなく、ギリシャ語で分かる人にしか意味が読み取れない文だ。

 

お父様含む、政府の高官職、大統領が私をここまで優遇する理由は分かっている。

私が【鬼】だからだ。

ただの人喰い鬼ではない、【人に従順な鬼】でアメリカ以外には居場所がない不老不死者。

私は例の動画での説明で、鬼を()()()()()()()()()()()()と明言している。

人工的に増やせるなら、権力者は求める。

その【鬼の原材料】を。

勿論、私という前例があるから日本の権力者が鬼を軍事利用している…という疑惑も含まれている。

いや…疑惑も何も、私がいるせいでほぼ確信されているだろう。

そのせいで、アメリカは日本以上に鬼を舐めている。【軍事()()】と言っているのは、鬼の本性を知らないからだ。

それなりの脅威と捉えているが、あくまでもそれは【不老不死の兵士】という意味での脅威だ。

間違っても、【喰われる】という意味での脅威とは捉えていない。

 

この認識の差が、私が()()()()()()を切れない理由だった。

 

『Blue Rose…』

 

今は不可能という花言葉…これを奇跡に出来る可能性が出てきた。

奇跡を起こす為には、まずは、

 

》》ジリリリー《《

 

《昼間に電話なんて珍しいですね、どうしたのですか?ローズマリー》

《お父様、雲取山という山の歴代の所有者を調べてください。》

《山の所有者?あなたが昼間に電話をするということは、緊急ですね、すぐに調べます。》

《ありがとうございます、お願いします。》

 

さて…次は、

 

『リアムさん、鬼殺隊にある療養施設に行ってください。面会したい人がいます。』

 

『どなたをですか?』

 

『竈門炭治郎、妹を鬼にされた少年です。そして…この手紙を政府代表者に渡してください。』

 

『承知しました。』

 

パンドラの箱は、開けさせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

竈門炭治郎side

俺は上弦戦から帰還して、昏睡状態に陥った。

だが、呼吸のお陰で目覚めた。

そこからは寝ている間に失くした体力を回復するための訓練に励んでいた、もちろん伊之助と善逸も一緒に。そんな日常を取り戻したと思っていた時、

 

カツ

 

「ん?革靴の音?」

「どうしたんだ善逸?」

 

善逸がベッドで休んでいた時に、不意に言った言葉。

 

カツカツカツ

 

「な、なんか…!すげぇ人が集まっているぜ!」

 

俺たちにも音が聞こえはじめ、伊之助が興奮しだした。そんな中で、

 

》バン!《

 

「帝国軍だ。竈門炭治郎はどこだ」

 

帝国軍?あの服は遠目で見たことがある。手の部分に刺繍が入っている軍服は確か…礼装…だったはずだ。

 

「た、炭治郎…お前…何やらかしたの?」

「強そうじゃねぇか!おいそこの緑の奴!勝負しろ!」

善逸に聞かれたが、本当に軍人に名指しされる事をした覚えはない。

 

「政府代表である大和警視がお前との面会を求めている。」

「警視?憲兵の方が…ですか?」

 

本当になんで名指しで呼び出されるんだ?それよりも、政府代表者?鬼殺隊は政府非公式だというのに、そもそも何故、軍人が堂々と入れるんだ?

 

「お待ちください軍人さん、彼は昏睡状態からようやく脱したばかりの人です。ベッドから出して、また昏睡に入られては困ります。」

 

「そうなのか?だが…相手は…」

 

アオイさんは何も疑問に思わずに、会話をしだした。

俺の顔を見て察したアオイさんは、

 

「炭治郎さん達は、まだ今回の件を知りません。それを説明し終えてからでは遅いですか?」

 

「いや、緊急の案件ではない。だが大和警視は柱の次に優先すると言っている。早めに回復させてくれ。こちらも強硬手段には出たくない。」

「分かりました。7日後には歩けるでしょう、それまでお待ちを」

 

「ああ、了解した。おい、帰るぞ」

「はっ!」

 

カツカツカツ

 

 

「な、何だったんだ?」

「ムキー!あの緑の服の男!俺に目線すら合わせねぇなんていい度胸じゃねぇか!」

「おい…本当に何をやらかしたんだよぉ…炭治郎ぉ」

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

そして、リハビリを始めて7日後、

 

「動けているな、よし行くぞ」

 

と、あの時の軍人さんに連れられ、軍用車に放り込まれて陸軍の施設の中にある客室?へ入った。

室内には、

 

「はじめまして、君が竈門炭治郎君ですね」

「は、はい!」

 

警察官の服?だと思うけど…紐や金色の桜を胸元につけた服を着込んだ、生真面目な顔の人がいた。

 

「改めて、説明は聞いたと事前の連絡で知ってはいるが、もう一度確認しましょう。鬼殺隊は?」

「国の傭兵部隊になったと聞きました。」

 

俺たちがリハビリの段階に入る前に教えてもらった。

とある事件を機に、外国に鬼の存在が知られてしまい、政府と鬼が結託していない証明の為に、【一貴族の私営組織】から【国の傭兵部隊】にしたと。

その際に、政府の人間と軍人が監視役を務め、さらに鬼の滅亡を見るまでは信用できないと外国の連絡員や護衛が集まっていると。

 

「君はあの事件の被害者であり、今の状況における中心人物と関わりがある。車内で説明されただろう、ローズマリー・ベネットお嬢様のことを。」

 

ローズマリー・ベネット…お嬢様か。

高位の立場である人がお嬢様と呼ぶ人にまで、俺たち以上の努力を重ねていたんだなぁ。

 

「俺が会ったときはレディさんと呼んでいました。しかし会ったのはその一回だけです。俺も任務でその後の交流はありませんでした。」

 

「だが君は知っている。彼女が【ローズマリー】と呼ばれる前、【大使の娘】になる前の姿と性格を。

特に君の場合は、妹がローズマリー様と同じく【太陽を克服した鬼】だ。必ず向こう側が面会を求める。」

 

「とはいえ…それにどう対処しろと?」

 

今更の話だが、俺はレディさん、ウィスティリアさん以外との外国人との交流はない。そもそもレディさん、今はローズマリーさんだけど、性格が急変するとは思えない。

 

「九鬼警視、料理はこちらに。」

 

料理?あのお皿は、確か異人街で見た

 

「ああ、運んでくれ。」

「あ、あの?これは?」

 

明らかに俺の身分では食べれない料理だ。

 

「恐らく、向こう側は料理を振る舞ってから会話を始めるはずだ。向こうの常識では国同士の対話では食事も立派な外交の場、そこで無様な食べ方をすれば、いかに子どもとはいえ日本人の品性を下に見られる。

だから…」

 

「だから?」

 

「世界基準、フランス料理のマナーを実践で勉強します。」

 

そこからは、

 

「背筋を伸ばして、だけどゆったりとしなさい。」

「ナイフとフォークは外側から使っていきます。」

 

始めてのご馳走にガチガチになっている俺に向かって言った言葉。

そして、食事を始めれば直ぐに、

 

「皿から音を出さない!」

「ナプキンを使いなさい」

「食器を落としても絶対に自分で拾ってはいけません!」

 

汁物がきたので、つい食器を持ち上げたら、

 

「食器を持ち上げない!こうスプーンで掬って流し込む、少なくなったら食器をこう持ち上げて、残りを掬う。」

 

ズッ

 

「音をたてない!飲み込むのではなく、流し込む!」

「は、はい!」

 

特に指摘されたのはスープだった。

 

「パンはどの時機に食べてもいいけど、出来るなら主役の肉料理か魚料理の際に周りについているソースをつけて食べると、料理人に『とても美味しかったです』という意味になるから、マナー違反ですが、出来るならそう食べるのが良いです。」

 

「パンは角から千切るとパン屑が飛び散らないです。」

 

肉料理と魚料理の際は、特に指摘されることはなく、寧ろ、

 

「綺麗に食べてますね、そうです。どちらの料理も筋に沿って切ると綺麗に切れます。一口だいに切るのも実に紳士的な食べ方です。その感覚を忘れずにいてください。」

 

スープの次に大変だったのはデザートだった。

 

「デザートは特に食べる順番は決まったはいません。今回は一般的なものを提供しますが、大使館ではどのようなものが出るのかは不明なので…」

 

「あ、あの?デザートだけ皿数多くないですか?」

10皿はある。まさか…!

 

「デザートの食べ方、全てを身につけてもらいます。」

 

「ケーキに付いている果物は最後まで残す。邪魔でしょうけど、先に食べてしまっては見栄えが悪くなります。」

「アイスクリンなどの溶けやすいものは先に食べる」

「数種類のお菓子が出た場合は、薄い味のものから食べる」

「疲れているのは分かりますが、優雅に食べなさい。」

「食事が終わってからが本番ですよ」

 

いつもは使わない頭をここでは常に使っているせいで、集中力が切れてしまい、マナー違反をすれば直ぐに指摘される。

ある意味…上弦戦よりも疲れた…。

 

「最後は今までの勉強の中では簡単なものです。コーヒーと紅茶の飲み方です。まずはコーヒーですが」

 

 

 

 

「合格です。これで大使館に呼ばれた際の()()()()()()()問題ないでしょう。」

 

「あ…ありがとう…ございました…」

滅茶苦茶疲れた。

 

「では、本題に入ります。」

 

「えっ?」

これが本題ではなかったのか。

 

「君が大使館に呼ばれる理由の検討はついています。それについてを…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《九鬼さんによる試験を合格してから数日後》

 

蝶屋敷にリアム・オニヅカと名乗る他国の使者が、日本兵も率いれた形で俺のいる大部屋に乗り込んだ。

そして、その使者から言われた言葉は、

 

『ローズマリー特命連絡員が竈門炭治郎を指名している。』




ローズマリー・ベネット
本作の主人公
お飾りの特命連絡員
特例大使館のNo.3
血気術を使って、ソメイヨシノさん達に鬼殺隊士の内情を調べてもらっている。
予想よりもサイステ先輩タイプの人がいるかも?と思っている。
引き抜けそうなら泥舟の鬼殺隊よりも、こちらに寄せ付けたい。
産屋敷がどうなろうが関係ないが、ただ職業として就いている人まで巻き込みたいとは思っていないので。

竈門炭治郎
実は蝶屋敷には鬼殺隊の最新情報が届くのに、数日のズレがあったため、目覚めた時点では、鬼殺隊が国公認の組織になったと知らなかった。その後、アオイさんによる説明と、実際に蝶屋敷には普通に軍人が屯っていたので、直ぐ信じた。

リハビリの最中に軍用車に乗せられて、陸軍施設に連行。
そこで初めて会ったのが政府代表者であり、警視である九鬼大和。
そこでまさかの【外国料理のマナー講座】が行われた。
当然、エレガントな料理など食べたことがない炭治郎は大苦戦。
別の意味で上弦並みの頭脳戦をした。
何とか合格を得られて、本題も無事に終わって帰宅した当日に、九鬼さんが懸念していた《他国大使館から招かれる》が実現した。
次回、頭脳戦!

九鬼大和
米国大使館訪問時にローズマリーより【竈門兄弟裁判】の内容を聞かされた上、「これがこの国の裁判なのですか?」と聞かれたので、必死に否定して、正しい裁判を説明して誤解を解いていた過去話がある。

なので、名指しされていた竈門炭治郎に本当に裁判の内容がローズマリーの話と合致しているのかを聞きたかったので呼び出した。
全く同じ内容だったので、愕然としていた。
竈門炭治郎のマナー講座は数日を予定していたが、素直で不器用ながらも、当日で合格ラインに達したので好感度が上がった。
竈門炭治郎が呼ばれる理由を教えて、それにどのような対応をすれば変に擦れないかを教えた。

35話で追加されたアメリカ兵
【特命連絡員の護衛】という名目だが、実際は諜報機関から派遣された諜報員
ローズマリーが鬼であるとは証明されているが、見た目や言動がアレなので、脅威とは捉えられていない。
【お飾りの特命連絡員】と認識している。
















大正コソコソ噂話
ローズマリーの呼び方は基本的には、
ローズマリーお嬢様
ローズマリー様

ですが、ローズマリーの血気術を知っている人物は、彼女を【特命連絡員】と呼びます。
お飾りの役職ではないと知っているからです。
現時点でローズマリーの血気術を知っている人は、
お父様ことハリス・ベネット大使
ウィリアム・ウィスティリア司祭

ソメイヨシノが仮にも、鬼を軍事転用しようとする国の外交官に協力する理由は、桜が古来より大衆の木であり、花であるからです。
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