『ローズマリー様、おはようございます。』
私の部屋にはカーテンはない、必要ないからだ。
本当は野外生活でもよかったけど、立場上出来ないから仕方なく太陽が一番入る南向きの部屋を自室としている。
『おはようございます、イーサン軍医。』
この所は、イーサン軍医が開発した藤の花を入れ込んだ食事を食べているからなのか、うたた寝の頻度が下がってきている。
これなら、12月にやってくる【合同軍事演習の指揮官】と問題なく会えそうだ。
今は11月…、横浜の教会と何度も予定合わせをしてもらった。今日は、
『ウィリアム神父が昼にこちらにやってくるそうです。珍しいですね、あの方は根っからの聖職者だというのに』
『はい、お恥ずかしい話ですが、両親と会えないなら、神父さんと久しぶりに談笑したいのです。』
『ローズマリー様は10歳です。親が恋しいのは当たり前です。確かに、ローズマリー様の最初の保護者はあの方でしたね。そう言うことでしたら…ランチはサンドウィッチなどの軽い物の方が良さそうですね。コックに連絡を入れましょう。』
『ありがとうございます』
『では、今日の検査を開始します。』
数時間後…
『終わりました。それでは私はこちらで失礼します。』
『お疲れ様でした。イーサン軍医』
『さて…お茶会の準備をしようかな。』
▽▽▽
数時間後…
『ローズマリー特命連絡員、お久しぶりです。』
前回の面会では、司祭の正装であったが、今回はスーツを着込んでやって来た。
『お久しぶりです。さあウィリアム神父様、こちらに。』
軽い食事、アフタヌーンティーを置いた南向きの部屋に案内した。
そして、席についたウィリアム神父は、
『今日はローズマリー特命連絡員にお土産を持って来ました。』
机には布で包まれた物を置かれた。
『教会で作ったジャムです。Winter Cherry…日本名では、【ほおずき】。今年収穫して直ぐに瓶詰めをした新鮮なジャムです。』
『ありがとう…ございます。』
これ…瓶の蓋が下になっている。
それに、ウィリアム神父は日本語に堪能。
ジャムの原材料をわざわざ英語で言ったあとに、日本語に訂正するのは少しおかしい。
…食用のホオズキ…。
私が九鬼さんに頼んでウィリアム神父宛に送った花は、【ビワ】。手紙に直接書き込めない内容だから花言葉を利用し…同じ手か!!
ホオズキの花言葉は、【ごまかし】
そして、瓶詰めは反対。
つまり…【これからの会話は全て反対の意味で説明しろ】と言うことか。
『お土産…ありがとうございます。』
瓶をそのまま反対に手元で置く。これがおそらくは暗号になっている。
『大使館の食事には敵わないですが、我々が出せる精一杯の気持ちです。』
『食事…』
ここから不自然にならないように、青い彼岸花に繋げる?
そういえば、青い彼岸花は大きなツクシのような形状だった…はず!
『食事で思い出しました。ウィリアム神父、私と交流を進めていた時期の事を、覚えておいででしょうか?』
『もちろん、忘れることなどできるはずもない。』
『覚えておいでですか?私が春に【タンポポ】を持ち込んで、軽く外で揚げたのを。』(7話)
性格にいえば、タンポポを持ち込んだのは本当のことだが、揚げた事はない。
『ええ…覚えています。懐かしい思い出ですね。』
間があった。嘘を混ぜ込んだことに気づいたんだ。
手元のお土産を回転させながら話す。
『今度は私が、神父様にお願いしたいのです。あの時、私が神父様に渡したのは、タンポポでした。同じ揚げ物で美味しい山菜はもう一つ…【ツクシ】です。私はタンポポを森で取ってきた。今度は、神父様が私に【ツクシ】を持ってきて欲しいのです。』
『森…ですか?しかし私は宣教師、森に入るのには日本人所有者の許可が必要です。早々に許可がおりるとは思えません。』
『竈門炭治郎、彼は雲取山という山の所有者です。神父様は彼とはそこそこの仲だと、聞きました。森でツクシを取るだけならば、今日中にでも許可がおりるはずです。』
ウィリアム神父は立場が立場だから、公で非公認組織の傭兵と、仲良く振る舞うことは出来ないが、
『彼が…ですか?分かりました。ハリス大使も「娘の希望を叶えて欲しい」と仰っていましたので、炭治郎君の許可を得しだい、教会の植物に詳しい者と共に、山でツクシを持ってきましょう。』
確か…青い彼岸花が咲いていない時は、【大きなツクシ】のような見た目だったはず。
コトン
『ツクシの季節は春。冬が近づいている今の時期には、見つかっても小さなツクシしかないでしょうが、できる限り多く、私の手元に欲しいです。また一緒に、素揚げして食べましょう。』
『はい、できる限り多くのツクシを、ローズマリーの手元に持ってきましょう。お元気そうで良かった。私はここで失礼します。またお会いしましょう、ローズマリー特命連絡員。』
『
バタン
私の意図を読み取ってくれただろうか…。大丈夫…会話に不自然なところはなかったもの。
『ローズマリー様、ジャムはどうしますか?』
『リアムさん、そうですね…折角の教会の味です。今から食べます。』
『ならば、パンを数枚持ち込みます。お待ちくださいませ。』
パタン
油断も隙もない。騙し通さなければ…不老不死の源を。
▽▽▽
ウィリアム・ヤコブ・ウィスティリアside
ローズマリーがわざわざ、日本人に頼んで教会宛に花を贈った時点で、何かを秘密裏に伝えたかったのは、明白だった。
でも…まさか、それが【不老不死の花】だったとは。
Loquat(ロークワット)日本名ではビワの花。
教会にある本は、何も聖書関連の物だけではない。
信徒から贈られた古本もある。
その中に、花言葉辞典があったのは、彼女も知っている。
ロークワットの花言葉は、
【治癒】
【あなたに打ち明ける】
【密かな告白】
普通の人は、ロークワットの最初の花言葉を教会に伝えたいと思う。でも、私のような彼女の裏側を知っている者から見れば、彼女が本当に伝えたかったのは、国には公表できないオニの話だと察してしまう。
あの子は本当の意味で、1人になれない。
だから、花言葉などという、複数の意味で捉えられて、かつ教会に渡すのに不自然ではない物に、言葉を託すしかないのだ。
だから、私もそれに倣って、Winter Cherry…冬のサクランボという名の、ホオズキのジャムを贈った。
ホオズキの花言葉は、【ごまかし】。
瓶を反対にして渡したから、会話は全て反対の意味で捉える。
竈門炭治郎
雲取山
季節外れのツクシ
竈門炭治郎と雲取山の時は、彼女は瓶詰めを正しい位置に置いていた。つまりコレは、そのままの意味で捉えていいものだ。
だけど、季節外れのツクシの時は、瓶詰めを反対に置いた。つまりは、
『覚えておいでですか?私が春に【タンポポ】を持ち込んで、軽く外で揚げたのを。』
タンポポを持ち込んだのは事実。でも、揚げた覚えはない。
植物の話では嘘をついた。
そして、
『今度は私が、神父様にお願いしたいのです。あの時、私が神父様に渡したのは、タンポポでした。同じ揚げ物で美味しい山菜はもう一つ…【ツクシ】です。私はタンポポを森で取ってきた。今度は、神父様が私に【ツクシ】を持ってきて欲しいのです。』
ツクシ…食べられはするが、好き好んで食べる人は余りいない。
彼女の服装から元々は裕福な家柄だったはず。
思い出の味でもない、ありふれた物を、大使のご息女となった今になって、私に求めるのは不自然すぎる。
『ツクシの季節は春。冬が近づいている今の時期には、見つかっても小さなツクシしかないでしょうが、できる限り多く、私の手元に欲しいです。また一緒に、素揚げして食べましょう。』
この時は、瓶詰めを反対の位置に固定してから話した。
【小さなツクシ】は、通常よりも大きなツクシ。
【できる限り多く手元に欲しい】は、全て破棄しろという意味。
素揚げして食べましょう。は、揚げる…一度火に通す。つまり、焼却処分…。
総じて、彼女の言いたかった告白は、
【大きなツクシ、もしくは通常見かけない花は全て焼却処分して欲しい。それが、オニという名の不老不死の元凶。】か。
竈門炭治郎君の妹さんが、人を喰べない理由は、その【大きなツクシ】を食用として食べていたから。
でも、彼女以外の例外が見られないという事は、その【大きなツクシ】は、クモトリヤマ以外には生息していない。
彼の住むヤマさえ、処分できれば2度とオニなどという化け物は生まれない。
いっそ…そのクモトリヤマを放火してしまえば、手っ取り早いし確実だけど、今となってはキサツタイは正当な国家の部隊。
それに日本側も気づいているはず、例外が生まれた理由について。
そこに、私が行動を起こせば、【大きなツクシ】が【不老不死の原材料】だと気づかれてしまう。不自然にならないように、雲取山に入らないと。
「そこの君、聞きたいことがあるのだが。」
今のキサツタイは軍人もいる。日本兵なら私たちのようなお客様には、丁寧に対応してくれる。
「九鬼警視からお話は伺っております。ご用命を。」
「キサツタイの竈門炭治郎君に会いたいのだが、今はどこにいるのかね?」
「竈門炭治郎ですか、今は岩柱の下で修行しております。呼び出しましょうか?」
「いや…こちらが頼む側だ。そのイワハシラ?の場所に行きたい。」
「車の手配をします。少々お待ちくださいませ。」
外部者に対しての反応はそこそこ…か。
1000年も閉鎖空間に閉じこもっていた集団と考えれば、だいぶ国の指導が入ったのだろう。
「お待たせ致しました。どうぞ。」
「ありがとう」
ブルル
ガタン
ゴドン
「随分と山の中なのですね?」
この国はアメリカとは異なり、田舎道ほど道の整理が出来ていない。その分、車だと揺れる。
「もう直ぐ着きます。あっ!つきました!」
「何者だ!」
「銃器中隊の者だ。米国の軍人専属相談役*1が、竈門炭治郎への面会を求めている。早く連れ出せ!」
「はっ!!」
「とりあえず室内へ」
「はい。」
キサツタイシは血の気が多い。外国人への警戒心も強い中で、単独行動は出来まい。大人しく日本兵の指示に従うか。
「こちらは陸軍の休憩室です。しばしお待ちを。」
カタン
さて…どうやって許可を得ようか。
あの件(22話)があって以降、私たちの繋がりは切れたようなもの。今更、友好的に接しても白々しいだけだろう。ならば、権力で押すしかない。
「ウィスティリアさん、お待たせしました!何のご用ですか!」
最後に会った日から逞しく育っている。
「今日は君にお願い…いえ、命令を伝えにきました。」
「命令?」
「ローズマリー特命連絡員の希望により、私と同伴者一名を、クモトリヤマへの入山許可を頂きます。」
「えっ…?」
▽▽▽
竈門炭治郎side
岩柱邸で修行に打ち込む日々を過ごしていた、今日もそんな普通の日だった。
「竈門炭治郎!竈門炭治郎!」
鬼殺隊士とは別行動をしている軍人は、基本的に俺たちに介入してこない。
「おい、炭治郎。お前何したんだよ」
「軍人に名前を呼ばれるなんて。」
善逸と村田さんの言葉には俺も驚いた。
「いたか、竈門炭治郎。今直ぐ陸軍の休憩室に出向け、客人だ。」
「客人?俺にですか?」
陸軍の軍人が俺を呼びに来ると言うことは、相手は国の役人か?
「あ、あの俺に会いたい人とは?」
「米国が派遣した軍人専属の相談役だ。ウィリアム・ウィスティリアと言うらしい。どうやら、特命連絡員の伝言を兼ねてだそうだ。失礼のないようにな。」
「はい!」
米国の関係者…でも何故、宣教師のウィスティリアさんが?
「ウィスティリアさん、お待たせしました!何のご用ですか?」
前に会った時のような緩やかな服装ではなかった。
スーツを着込み、背筋を伸ばす姿は、何かしらの圧を感じた。
「今日は君にお願い…いえ、命令を伝えにきました。」
「命令?」
俺は鬼殺隊士だ。九鬼さんのような立場の人からの命令ならともかく、外国人のウィスティリアさんが、命令?
「ローズマリー特命連絡員の希望により、私と同伴者一名を、クモトリヤマへの入山許可を頂きます。」
「えっ…?」
雲取山、俺の育った山に入る?特に産物もない山に、宣教師が?
「ウィスティリアさん、あの山には特に産物はないですよ。何故急に、ローズマリーお嬢様の名前が出てくるのですか?」
ローズマリーさんは、お飾りと言われても、一国の役人。
その人の名前を出すのは…、権力の行使…だ。
「君は知らないかもしれないが、ローズマリーは君の妹と違い、人間には戻れない。」
「ローズマリー…さんが?えっ!でも禰豆子と同じ【陽光を克服した鬼】なのに?」
禰豆子は戻るのに、ローズマリーさんは戻れない?
人間化薬は珠世さん達が創っている。
他国大使のお嬢様なら、禰豆子よりも優先的に使われるはずなのに!
「やはり…知らなかったのですね。」
一瞬、俺に哀れみの目を向けたが、直ぐに九鬼さんのような目に戻した。
「詳しく…教えてください。何故、同じ鬼でありながら、妹は戻れて、ローズマリーお嬢様は戻れないのかを。」
「元より教えるつもりでした。そもそもの話、【陽光を克服する】前提が違ったのです。君の妹は《人の細胞》を増やすことで限りなく、人に近づいた事により、陽光を克服できた。
でも…ローズマリーは違う。
ローズマリーはオニの細胞を《植物の細胞》で覆い尽くすことにより、陽光を克服したかのように
はっきりと言います。植物の細胞で覆われた今の彼女が、人のように動くこと、思考することが出来るのは、鬼の細胞のお陰です。
つまり、鬼が滅びたら、彼女はただの植物になる。
それは、ローズマリー・ベネットという…1人の人間の死です。」
ウィスティリアさんの目には、僅かながら【怒り】の灯火が見えた。
「それと…俺の実家に足を入れることと、何か関係が?」
「ローズマリー特命連絡員の命は長くない。ローズマリーの父上もそれを前提に動いている。だからこそ…ローズマリーの我儘は、全て叶えようとしているし、国も貴重な不老不死者のご機嫌取りは、許可を出している。
今回のローズマリーの我儘が【私に山でツクシを取ってきて欲しい】だったのです。
しかし、君なら分かると思いますが、ツクシの旬は春。今の季節では市販品はありません。しかも、ローズマリーの我儘は【山で取ったツクシ】です。だからこそ、一番入山許可が降りやすく、山特有の危険性が低い場所の所有者に、許可取りをしたかったのです。」
他国大使も積極的に、ローズマリーさんの願いを叶えると公言したと言うことは、俺が許可を出さなくても、九鬼さんが許可を出すだろう。
「分かりました。俺の所有する山の入山許可を出します。」
「ありがとうございました。では炭治郎君、ごきげんよう。」
そう言い、ウィスティリアさんは久しぶりに微笑んで、隣の軍人に連れられて岩柱邸を後にした。
▽▽▽
ウィリアム・ヤコブ・ウィスティリアside
許可は取れた。日本政府が勘付く前に処分しなければ。
『あら?ウィリアム神父、早かったですね。』
『ローズマリーはお元気でしたか?』
シスターには、ローズマリーに会うだけとしか言っていない。
『ええ、ご両親に愛されて、護衛にも大切にされています。』
良くも悪くも…1人の時間を持てないほど、人に囲まれて暮らしている。最も、それが良い意味なのか、悪い意味なのかは、不明だが。
『そういえば…植物に詳しい方は何処に?』
トントン
『イエズス会より派遣されました、リースです。本部より聞いております。出発しますか?』
植物学者と聞いていたが、想像よりもガタイが良い。
『ええ、ローズマリー特命連絡員たっての願いです。君の植物研究の一環もありますから、今直ぐ出発しましょう。
シスター、私と彼は一週間ほど教会を離れます。』
『はい、分かりました。それではお気をつけて』
パタン
ローズマリー・ベネット
主人公
名ばかりとはいえ、特命連絡員という役職についている役人
優遇措置をとられている事は察しているし、そうする思惑も理解している。
本当の意味で、【人間の子ども】として扱われていないことも。
四六時中、護衛という名の見張りがついているので、手紙など検閲の可能性が高い物に、一番重要な事は書き出せないので、花言葉に託した。
ウィリアム神父を信頼しているので、【情報】は届いたと信じている。
次に会える日を心待ちにしている。
ウィリアム・ヤコブ・ウィスティリア
イエズス会の宣教師
主人公の最初の保護者であり、主人公にとって唯一の友人
友人がほぼ植物なので、花言葉などに詳しくなった。
ビワの花と手紙を、大使館の人ではない日本人が贈ってきたので【公には話せない機密事項】だと察する事ができた。
【ホオズキのジャム】で、自然な会話で【機密事項】を知る事に成功。
ローズマリーが人払いできない環境だと再確認した。
ローズマリーの現両親の事は、悪い人ではないが、味方ではない。という判断です。
イエズス会が送った植物学者と共に、【大きなツクシ】を絶滅させます。
リアム・オニヅカ
日系二世の主人公の護衛…と見せかけて、大使が送った主人公の見張り役
今回の2人の会話も聞いてはいたが、主人公は「野草を食べたい」とか、「季節外れの果物を欲しい」と言った我儘は結構言っているので、不自然には見られなかった。
イーサン・クラーク
主人公の主治医
冬が近づくほど、体調悪化している患者が持ち直しているので、更に食事には気を遣っている。
竈門炭治郎
妹が人に戻れるなら、同じく【陽光を克服した鬼】の主人公も戻れる。と思っていた分、そもそもの前提が違うことに最後まで気づかなかった。
そういえば…ローズマリーさん、最初から陽光浴びていたな。
禰豆子と似ているけど、根本的に異なる事を再確認。
ついでに、今回の神父訪問で《外国人関係者=権力者側》だと認識した。
九鬼警視との特別講座で、ウィスティリアさんが、ただの宣教師ではない。と判断したので、九鬼警視と相談する間もなく、入山許可を出した。
大正コソコソ噂話
主人公は、我儘を言っている自覚はありません。
そもそもの前提として【一年中野菜果物がスーパーに並んでいる時代】を生きていたので、野菜、果物の旬とかに疎く、その時の気分で、
春に「モンブランが食べたい」
夏に「苺タルトが欲しい」
秋に「メロンが食べたいなぁ」
冬に「すももが食べたい」
など、季節感無視のお菓子をねだっていました。
大使館も、不老不死者のおねだりなので、気前よく渡していたのもあり、主人公は自分の発言が、どれほど世間知らずか理解していません。
ウィスティリア神父が、入山許可を得た後、速攻で雲取山に向かったのは、炭治郎が九鬼警視と言う、日本政府側に見張りをつけられる前に、【不老不死の源】を焼き尽くすためです。