転生したはいいが、同僚の腹パンが痛すぎる!   作:Mr.You78

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ついにしおり数が777を突破しました! ありがとうございます!

なんでこんなタイミングで言及したかというと……結構長い間ずっと777丁度で止まっていたから(笑)

偶に776や778になっているのを見かけたんですが、直ぐに777に戻っていて、これは『自分が減らせば/増やせば777を維持できるな』と保守に気を使ってくれた方がそれなりにいたからなんじゃないかと思っていまして。

めっちゃわかるぅ~と共感しながら、嬉しくってニヤニヤしてたんですが、前回の話の後、しおり数が一気に増えた(=ちょっとやそっとじゃ戻らない)タイミングで急激に数字が増加したので、予想してたより遥かに多くの読者さんが、遠慮してくれていたんじゃないかと思い至りまして、作品内で表明しておくことにしました。

作者はUAとかしおりとか、評価数とかお気に入りとかが7のゾロ目になったら、すぐさまスクショしてニヤニヤ悦に浸っておりますので、気兼ねなく便利な機能をお使い下さい。

少なくとも私は、7で揃ってるのも美しくて好きだけど、それを突破しても喜べるタイプなので。

それと、作者の勝手な自惚れかもしれませんが、保守に努めて下さっていた方々がいらっしゃったら、改めてありがとうございました。
やっぱセブンの作品で7に拘りたいよね~! とここ数日すげえ盛り上がっていたことをお伝えしておきます。


セブン抹殺計画 第二段階

走り去るダンを、ガッツ星人が追いかける。

純粋な脚力に関して言えば、人間と大差ないようだ。

しかし……

 

「どうやら、我々だけになったようだな……」

 

ダンの目の前に、もう一体のガッツ星人がテレポートして、その行く手を塞ぐ。

彼は、敵をなるべくポインターから遠ざけようとしたが、それは敵も同じ思惑だったのだと言う事を、星人の台詞から察するダン。

 

ダンにとっては陽動でも、彼らにとってこれは……分断だ。

星人はアンヌを、相対するべき敵としては見なしていないが、少なくとも()()()ではあると認識しているらしい。

 

そして、いつでもテレポートでダンの逃走を阻止できたにも関わらず、今更になってそれをしたという事は……彼らは、ダンをこの地点に追い込みたかったのだ。

遅ればせながら、まんまと罠にかかったのだと理解したダン。

 

そうしている内に、ガッツ星人はテレポートでさっさとビルの屋上に移動してしまう。

 

敵は何か用意している可能性が高い。

そのまま変身するのはマズいと、彼の勘がささやく。

だったら、地球を守る戦士は、なにもウルトラセブンと警備隊だけではないのだという事を教えてやる!

 

敵の思惑を崩すため、腰からカプセルを取り出すダン。

 

「ウインダム、行け!」

 

爆煙と共に、夜のビル街へ、銀色の巨塔がもう一棟出現した。

 

『FUAAAA!』

 

ダンの手持ちにおいて、このような狭所で戦えるのは、ウインダムをおいて他にはいない。

アギラやミクラスは、強みの機動力を発揮できず、パゴスなどもっての外。

 

しかし彼ならば、非常識な関節駆動範囲と、レーザーショットの精密射撃を駆使しての市街戦が可能だ。

 

巨大怪獣の足止めだけでなく、威力偵察や小型目標を追い払う事まで、なんでも熟してしまう汎用性こそが、ウインダムの長所なのである。

 

とはいえ、ガンダーに手酷く破損させられたダメージが回復しきっていないのか、頬のアンテナが片方破損したままだ。

 

あまり無理はさせられないかもしれない……ダンが心配そうに見つめる中、瞳のランプを闇夜に白く光らせて、のっしのっしと歩くウインダム。

 

道路の上で立ち尽くす小さなガッツ星人の前で、金床のように巨大な足裏を持ち上げる。

 

勿論これは警告だ。

 

先に発砲したのは向こうであるが、彼の主人が敵の挑戦に対して明確な返事を返していない以上、配下であるウインダムが敵に損害を出して、勝手に戦端を開く訳にはいかない。

 

即座にレーザーショットで撃ち抜いたりせず、わざわざゆっくり近づいたのも、逃げねばお前を踏み潰してやるぞ、という威嚇に過ぎない。

だと言うのに。

 

ガッツ星人はと言えば、逃げるどころか、反撃しようという素振りすら見せず、ただその場に突っ立っているままではないか。

 

これにはウインダムもカチンとくる。

彼も普段は冷静で、仲間の中では慎重派を気取ってはいるが、その実、ミクラスと余り大差ない程度には、短気で血気盛んな一面を持っていた。

 

宜しい! ならばお望み通り、地面の染みとなるがいい!

 

彼が怒りのままに、プレス機のスイッチを押すと、磨き上げられた鉄塊の如き足裏が、アスファルトへ垂直に振り下ろされた!

 

……おや? おかしい。

彼の足の下で、小さな生き物が臓物をぶちまけたような手応えが、全くないのだ。

 

不審に思って足を退けても、そこにはペシャンコになっているはずのガッツ星人は影も形もなく、敵の姿を求めて辺りをキョロキョロと見渡すウインダム。

 

すると頭上から、甲高い声が両耳の集音マイクへ降ってくる。

 

『貴様ナド、相手ニナラン』

 

はて、明らかに今の声は自身の額付近から聞こえてきたのだが、いくら戦闘ログを漁ってみても、そこには『何も無い』という記録しか帰ってこない。

なんなら、額に何か乗っているような重量変化すらも検出されないのだが……

 

ウインダムが恐る恐る額に手をやるも、やはり何もいないではないか。

 

しかしそれと同時、僅かに頭が軽くなったような感覚を覚えた瞬間、今度は逆に、先程まで無かった筈の『頭部に人間大の何者かが座っていた』事を示す、膨大な観測データが溢れかえり、全く訳が分からない。

 

大量の疑問符を浮かべたウインダムが、再び周囲を見渡すと、自身の右前方で、『巨大なガッツ星人の頭部が此方を嘲笑っている』のを、彼のカメラアイがしっかりと捉えた。

 

おのれ面妖な!

 

しかし、敵が()()()()()()()()()()()とは。

先程までは、たかだか百数センチ程度の身長しか無かったのに、それではこちらに対抗できないと踏んで、格闘戦を仕掛けてきたか!

 

いいように翻弄され、完全に鶏冠に来しまったウインダムは、憎たらしい表情を浮かべる敵の脳天目掛け、渾身のチョップを叩きこんだ!

 

……瞬間。

 

けたたましい破砕音と共に、ウインダムの眼前で自身の左手が、ビルの壁面を凄まじい切れ味でもって抉りとっていく。

 

なんという事だ。

その座標には、戦闘開始直後から『ずっとビルが建っていた』じゃないか。

 

戦闘ログ内の空間認識記録にも、周囲の地形はしっかりと記載されていて、破壊しないようにロックがかけられているのは確認済み。

 

いくら『屋上へガッツ星人が立っていた』からと言って、そんなところへ鋼鉄の腕を振り下ろせばどうなるかなんて、分かりきっていた筈なのに!

 

いったい自分はなんという事を……!? これでは街の破壊者はこちらではないか! やってしまった……主人にどう顔向けすれば良いのだ!?

 

……いやまて、おかしい。何かおかしい。

しかし何がおかしいんだ? 一体さっきから何が起こっている!?

もしや敵の罠か!?

 

あっという間に電子頭脳の処理能力がパンクし、頭を抱えてパニック状態へ陥ったウインダムの背後で、透明な石英ガラスの結晶体の如き円盤が、ゆっくりと浮上していく。

 

空間に漂う無数の『情報』を自在に操る事ができるガッツ星人には、ウインダムの各種センサーをハッキングして、彼の感覚機能を欺瞞し、認識能力を改竄し、その判断力と自律性を完全に狂わせてしまう事など、まさしく赤児の手を捻るよりも容易いのである!

 

「ハッ!? ウインダム戻れ!」

 

機能不全に陥ったウインダムを、ダンが慌てカプセルに戻そうとするが……

 

(何故だ!? 反応しない!?)

 

敵の円盤を前に、帰還する事も出来ず棒立ちのウインダム。目の前に見えている敵の姿を、ロックオンすらも出来ず、せめて一太刀と腕を振りかぶる彼の額に目掛け、ガッツ円盤の中心から正確無比な赤色光線が一直線に放たれて……

 

 

 

 

「させるかっ!」

 

 

 

横から差し込まれた黄色いレーザーと空中でかち合って、盛大にスパークする!

 

 

ダンの聴覚が、甲高い聞き慣れた爆音を捉えると同時、その背後の星空から、無数のミサイルが白煙の尾を曳いて、ガッツ星人の円盤に殺到した!

 

上空へ浮かび上がって、射線上から退避する敵円盤。

 

そうして開いたウインダムとガッツ円盤の間の空を、銀の翼が切り裂き、月光を反射する。

 

ウルトラホーク1号の救援が間に合ったのだ!

 

「ダン、聞こえて? ダン!」

「アンヌ!」

「今すぐポインターに戻って! ウルトラミサイルでみんなを援護するわよ!」

「……っ! わかった!」

 

アンヌからの通信に、僅かな逡巡を見せたダンだったが、悔しげにウインダムを一瞥すると、ポインターの方へ大急ぎで戻っていく。

 

 

―――――――――――――――――――――

 

「ふぅうぅ……は、はっ、はっ……」

 

長く息を吐きつくすと、短く荒い呼吸を繰り返すソガ。

レーザーをレーザーで、それも長距離から狙撃して相殺する等という離れ業に、全神経を集中させていた彼は、極度の緊張から解放された反動か、滝のような汗を拭ってシートに深く沈み込んだ。

 

原作において、ウインダムは弱点であるビームランプをガッツ星人に狙撃されて爆発炎上、それ以降は平成版で再登場するまで一切出番が無い。

 

カプセルに戻されずにやられてしまったので、ウインダムはこの時死んでしまったのではないか? それ以降の個体は別個体なのではないか? と噂されるが、真偽はどうあれ、深刻なダメージを受けるのは間違いない。

 

ソガは自分のお気に入りのピンチをなんとしてでも救う為に、集中力を高める為に身を清めた後は、ずっとホークのエンジンを暖めておいたのだ。

 

「よくやった、ソガ」

「それにしても、えらく気合が入ってたじゃねえか」

「え、ええ……こういうのは、機先を制するのが大事ですからね……」

「それもそうだな。しかし、あれがガッツ星人とやらの円盤か!」

「後はポインターの脱出を援護するだけだが……」

 

ソガが息を整えようとするのも束の間、今度はガッツ星人の円盤からミサイルが一筋飛んでくる。

 

「発射!」

 

キリヤマの号令でフルハシがスイッチを押せば、ホークミサイルがそれを迎撃した。

 

「チクショウ、ガッツの奴、邪魔する気だな?」

「フルハシ先輩、頼みますよ」

「任しとけ!」

 

互いの攻撃を躱しつつ、熾烈な空中戦を展開するホークと円盤。

 

その最中に、助けたはずのウインダムはどうしているかと、ソガが地上へと目を向ければ、未だにカプセルには戻らず、同じ場所で突っ立ったまま、なにやらずっと藻掻いている。

 

いったいダンは何をやってるんだと、苛立ち紛れにポインターの方を見ると、ビル街の狭間に、巨大化したガッツ星人が堂々と歩いているではないか!

 

ガッツ星人の胸には、ミサイルらしきものが次々と着弾しては、爆発の炎でおそるべき鳥人の白面を、照らし上げていく。

建物の影に隠れて見えないが、ポインターがウルトラミサイルで反撃しているのだろう。

 

「隊長! 見て下さい、ポインターが!」

「なにっ! ……よし、もはや一刻の猶予もない。直ぐに回収に移るぞ。フルハシ、次の交叉で切り上げて、降下ルートに入れ! 気取られないよう、低空で侵入してそのままポインターをかっ攫う!」

「了解!」

 

敵の攻撃を回避し、切り返しの旋回と見せかけて、そのまま侵入ルートへつけたフルハシ。流石の腕だ。

 

地面スレスレへ急降下しようと……

 

「うおっ!?」

 

ホークが急降下を始めた途端、巨大化ガッツ星人がくるりとこちらに狙いを変えて、目から光線を発射してきた!

 

慌ててフルハシが機首を上げようとした矢先、ポインターからホークを結んだドッキングコース上を、いつの間にか上空を取っていた敵円盤が、パルスレーザーで機銃掃射のように薙ぎ払う!

 

「ぐわっ!」

「ア゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ーー!!」

「やられたっ!」

「隊長! みんな!」

 

激しい衝撃が機体を襲い、被弾した事を三人が悟る。

地上からそれを見ていたアンヌとダンからは、慌てて上空へ離脱したホークの後部エンジンが、轟々と炎を吹き出し、不吉な黒煙を上げているのが見えた。

 

「α号の三番エンジン炎上中! γ号の機体ダメージが酷い……!」

「直ぐに三番エンジンを切れ! 低下した出力を、β号のVTOLで補うんだ! フルハシ、操縦をこちらへ回せ! お前は出力を安定させる事に注力しろ!」

「な、隊長! まさか!」

「ソガ、マグネチックアンカーの射出タイミングはお前に任せるぞ。流石にこれは私でも、機体制御で手一杯となる。……諦めるな、もう一度やってみるんだ!」

「は、ハイ!」

 

揺れる機体をなんとか立て直し、自動消火剤を撒き散らしながら、もう一度降下を試みるも……狙いを完全に読んでいるかのように、円盤が地上への侵入コース上をブロックするようにレーザーを掃射しつつ、執拗に妨害する。

これでは降下姿勢に入ることすら出来ない!

 

「隊長! もうこれ以上は無理です! ホークの安定が保てません!」

 

フルハシが告げる言葉に、キリヤマがぎりりと歯を噛みしめた。

するとこの地区一帯に、低く悍ましい声が響き渡る。

 

『我々の力を甘く見ルト、余計な被害者を出スゾ。もう貴様達デハ、どうにもならないノダ』

 

ガッツ星人の言うとおり、事態は完全に手詰まりかと思われた……その時! 地上で光が瞬いた。

 

見れば、コンクリートの波間に一つの灯台が周囲を照らしているではないか。

その灯台の壁は銀色で、目を爛々と輝かせながら、両腕を使って虚空を叩き続けているのだ。

 

「ウインダムはいったい何をしてるんだ?」

「そうか、アイツ……見えない檻か何かに捕まってるんだ!」

 

ソガは、ウインダムの死因が、ダンが戻さなかったのではなく、バリアに阻まれて戻れなかったのだという事に、遅ればせながら気付いた。

 

「助けてやりてぇが、こっちもそれどころじゃない!」

「……いや」

 

キリヤマの眉間を汗が伝う。

彼らが見守るうちに、ウインダムはとうとう額からレーザーショットを放ちだした。

 

それは虚空で唐突に向きを変え、次々とあらぬ方向へ飛んでいく。まるで四方を鏡で覆われているかのように、ウインダムの周囲を無数のレーザーが飛び交い、やがて彼の体に着弾しては、爆発し、彼の装甲板を飛び散らせる。

 

すると益々ウインダムは、瞳のランプからサーチライトのように光を放射して、額からはレーザーショットを雨あられと発射するのだ。

ついには腰から上をぐるりぐるりと回転させ、やたらめったら撃ちまくる。もはや破れかぶれの大暴走に他ならない!

 

「やめろウインダム! そんな事してもバリアは破れない! お前がダメージを食らうだけだ!」

「……すまん」

「……隊長……?」

 

ソガが叫ぶ隣で、キリヤマは小さく呟くと、機体を大きく旋回させた。

明らかに戦闘から離脱するコースである。

 

「隊長、どうしたんです!? ダンとアンヌはっ!?」

「黙っていろ! いいからお前は手許に集中しているんだ。舌を噛むぞっ!」

「えっ!」

 

ウインダムの興奮が最高潮に達し、灯台が煌々と夜空を照らし上げた時、いい加減に煩わしく思ったのか、巨大なガッツ星人が、瞳から光源へ向けてビームを放った。

 

それはさながら網のように広がると、ウインダムの体に巻き付いて、彼の回転を強引に引き留めてしまった!

ギギギと異音が響き渡り、銀色の腰から火花と白煙が上がる。

 

動きの止まったウインダムは、それでもレーザーの射出をやめないが、彼の眼前に、ガラスのように綺麗な円盤がきらりと煌めきながら浮上した。

 

「今だっ!」

 

キリヤマが渾身の力で操縦桿を引くと、ホークが小さく弧を描いて反転する。

凄まじい遠心力に耐えようと、歯を食いしばるソガ達の耳に、コックピットの後方からメリメリという轟音が届けられた。

破損箇所の装甲板がどんどん剥離していっているのだ!

機体が軋み、フレームに限界以上の負担がかかる。

 

しかし、それでもウルトラホークは耐えきった!

すぐさまアフターバーナーを吹かして急加速、機体がバラバラになってもおかしくない殺人機動をフルハシが必死に制御し、三人の視界がモノクロに染まっていく。

 

狭まっていく視界の中で、意識を手放すまいと掴んだモニターの端で、結晶体の放った赤いレーザーが銀の巨塔を貫くのがチラリと見えた。

 

いかに堅牢な装甲を持つロボット怪獣と言えど、額のレーザーランプは電子頭脳と直結しており、ここを撃ち抜かれれば、一撃で致命傷となってしまうのである。

 

忽ち巻き起こる大爆発。関節の各所がスパークし、脳天から豪炎によって噴火したパーツ群が、周囲の明かりを赤々と反射して、彼の体を一層煌びやかに飾り立てた。

 

それをどこか遠い出来事のように眺めながら、不思議とクリアになった思考の中で、照準器に見慣れた車の天井が飛び込んで来るのを見てとると、ソガはアンカーの射出スイッチを押す。

 

機体下部から撃ち出された磁力アンカーは、寸分違わずポインターの車体に張り付くと、ワイヤーを巻き上げて、ガッツ星人の包囲網から銀の車を引き揚げる。

 

轟々と音を立てて燃え上がる鋼鉄のオブジェを尻目に、ふらつく機体が煙を吐きながら、夜空の彼方へ消えていった。

 

 

 




セブンの原作で、アンヌが行ったり来たりしながら、結局基地に連絡するまで、約1分弱。

前回はこの一分弱を丸々カットしたわけですが、たかが一分、されど一分。
侮るなかれ、一分あればメビウス世界ならメテオールが解禁できるわけでして。

実はウインダムがガッツ星人に撃破されてから、ウルトラホークが救援に駆け付けるのも、数えてみれば丁度1分弱なんですよね。

なので、充分に準備しておけば、決定的瞬間に間に合う事が出来る!
というのが、ソガが彼の立場で取り得るウインダム救済策じゃないかというのが、作者の解答。

その上で、『例えホークが間に合ったとしても、ガッツ星人相手にはどうにもならない』というのが、作者としての結論です。

では、原作ではなぜすんなりホークのタッチアンドゴードッキングが成功したかというと、『ウルトラホークにポインターの回収機能がある』という事実が発覚したのが、まさにこの回だったからです。

流石のガッツ星人も、初見の機能には、対策を立てられないというわけですね。

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