転生したはいいが、同僚の腹パンが痛すぎる!   作:Mr.You78

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セブン対セブンの激闘(Ⅴ)

 

「この期に及んで……」

 

「フフフ、先ほどのストーリーだがね。せっかくの悲劇に突然、本物のお前が飛び出してきたら台無しだろう?  まあ、我らのセブンがお前を倒すところを見られ無いのは残念だが……しょうが無い。より確実な地球侵略の為だ。我々はガッツ星人のような愚かなミスは犯さないと決めたのだから」

 

こんな奴ら、ウルトラアイさえあれば……

 

「ダン。キミが何を考えているか当ててやろう。変身さえ出来れば我々を直ぐに倒す事が出来る……甘いな。だが、その甘さに、我々は感謝せねばならない」

 

「ダン……胸元が軽いんじゃなくって?」

 

「……ハッ!」

 

これ見よがしにサロメ星人がダンの隊服胸ポケットを弄ったが……そこには何も無い。

 

「貴方が欲しいのは、これでしょう?」

 

差し出されたクッションの上には、真っ赤なレンズデバイスが乗っていた。

 

ウルトラアイだ!

 

「後生大事に鎖までつけて……これが重要な物だと言っているようなものじゃないか。いけないなあ、ダン」

 

「これじゃあトークマシンも必要無かったわね」

 

「く、くそッ……」

 

ソガ隊員が『お前は鍵とかすぐ無くすタイプだろ?』と言って、わざわざくれた皆とお揃いのキーチェーンは、無惨に途中から破壊され、ブラリと力無く垂れ下がっていた。

 

「シハカタ様。ウルトラホークが……」

 

先ほどチブル星人の設計図を運んできた手下が、モニターを指差す。

 

そこでは、機首を垂直にして鎌首を擡げたウルトラホークが、機体底部のVTOLで全力加速して、追い縋るアンドロイドをデルタ翼で強かに打ち据えたところだった。

 

「やった……!」

 

「ほう、流石はウルトラ警備隊。地球人もなかなかやるじゃないか……だが、それでは倒せん」

 

「そ、そんな……」

 

激突の瞬間、咄嗟に体勢を整えたアンドロイドが、勢いを殺しながら両手両足を器用に使い、ホークの翼へ()()する様を、ダンの動体視力はしっかりと捉えていたのだった……

 

 

―――――――――

 

 

「オイオイ、やめてくれよ……なんでガイロスの次は、お前までこんな所にいるんだ……」

 

ありゃあ、アンドロイドダブルオーじゃねえか。

 

お前、飛行能力まで持ってたんかい……!

 

ダブルオーは左手の人差し指を、それこそ子供がごっこ遊びで撃つ指鉄砲のように突き出すと、先端から細いレーザーを発射して、ホークの安定尾翼に何発も何発も撃ち込んでいく。

 

「ぐ、だめだ! これ以上は水平が保てねえ!」

 

「みんな! ベータ号へ移るんだ!」

 

「ベータ号へ?」

 

「残念ながら……機体を放棄する!」

 

「そんな……」

 

「だが、タダではやられん! 見ろ、奴の足を!」

 

隊長が指さす先で、アンドロイドが今度は翼の装甲をむんずと掴み、べりべりと引き剥がしているところだった。

 

だが、その破壊は奴の両手の届く範囲だけで、アンドロイドは動こうとしない。

 

なぜなら、両足がガンマ号に深々と突き刺さっているからだ。

 

「いずれ奴はガンマ号の翼を破壊して脱出するだろう……そうなる前に、機体ごと奴を海面に叩き落としてやるんだ! 急げ!」

 

「了解!」

 

アマギに肩を貸しながら、アンヌを担いでタラップを上がるフルハシ隊員の尻を、下からグッと押し上げる。

 

「隊長ー! 準備完了です!」

 

「よし! ……やれ!」

 

「掴まって!」

 

アルファ号の長い機体通路を全力疾走してきた隊長を、操縦席に座るフルハシ以外の三人で引っ張り上げて、勢いのまま床に転がる俺達。

 

「ベータ号、離脱!」

 

ガコンと体に伝わる振動で、アルファ号とベータ号が切り離された事が分かる。

 

そして角度のつけられた2機はそのまま海面へ突き刺さり、深く深く沈んでいった……

 

「しかし、ガイロスが残ったままだ……どうします?」

 

ウルトラホークの攻撃力は実状としてほとんどが、ガンマ号の潤沢なペイロードと、アルファ号に直結されたレーザー機関に依存していると言っていい。

 

「残念ながら、ベータ号だけでは火力が足りん……岸辺からの地上攻撃に切り替える!」

 

「了解!」

 

皆が意気込んで返事をする中、俺は一人だけ、とてつもない懸念事項に、胃が爛れるんじゃないかというくらい苛まれていた。

 

……頼む。

 

ニセセブンの代わりにニセガイロス使うしか無かったんだと言ってくれ。

 

バタフライエフェクトかなんかで、実は敵も物資不足でしたとか、そういうオチであってくれ……っ!

 

もし、これ以上出て来たら……本気で俺達だけじゃあ相手出来んぞ……

 

それはマズい……激しくマズいッ!

 

 

―――――――――

 

 

「ようし、それなりに健闘……と言ったところか。奴らからウルトラホークを奪ったのは、大きいぞ」

 

「では……?」

 

「そうだ。遂に我々のセブンを出撃させる時が来たのだ! ……しかし、その前に念の為、少しでも勝率を上げておくとしよう」

 

サロメが腕を振れば、先ほどウルトラアイの納められたケースが、クレーンでアンドロイドセブンの頭頂部近くに吊り上げられていく……

 

「我々は既にウルトラビームの秘密を解き明かした。だから……こんな事だって出来る」

 

「ウルトラビーム充填作業……開始!」

 

「ダン、見なさい……アナタの兄弟が誕生するのよ」

 

「ハッ!?」

 

ウルトラアイから、アンドロイドセブンのビームランプにむけて、青い光が吸収されていく……

 

サロメ星人は、ウルトラアイに充填されていた本物のエネルギーまでも搾り取り、自らの愛し子へ分け与えたのだ!

 

セブンそっくりに造られた、巨大アンドロイドの六角形の瞳に、光が宿る!

 

「ようし……成功だ」

 

「これでウルトラビームを介し、お前の持つ記憶も全て、セブンの電子頭脳に取り込んだ」

 

「記憶!?」

 

「そうだ。我らのセブン……アンドロイドゼロセブンは、協力者であるチブル星人の発案で、その頭脳にチブル星人数十人分のチブルタイトを用いてある!」

 

「な、なんだって!」

 

「確かに、彼らチブル星人は体そのものが生きた集積回路だ。まさしく巨大ロボットの電子頭脳に相応しい素材だが……よもや、臆面もなく同族を生体部品へ使う提案をしてくるとは……全く恐ろしい奴だったよ。それともこれも、母星を追放された恨み故か……」

 

「私たちサロメでは考えつかない発想でしたね……ウフフ……」

 

「ハッハッハッ……!」

 

「……待て、そのチブル星人はどうした!」

 

「ああ、安心したまえ。そんな狂人をゼロセブンに使うわけにはいかないからな……ちゃんと有効活用させて……いや、今も活躍してもらっている最中さ。ワッーハッハッハッハッ!!」

 

そうして腹を抱えながら、ダンの四肢を拘束している手錠を指し示すサロメ星人。

 

……なんという事だ。

 

仮にも仲間だった者を、鋳つぶして金属部品に変えてしまったと言うのか!?

 

「優秀な電子頭脳には、我々の観測した、お前の行動パターンが全て学習済みだ。万が一、貴様と戦う事になったとして、負ける理由は一切無い!」

 

「さっきはシハカタ様があのような事を仰ったけれども、実は私たちからすれば、お前がここで死のうが、生き延びてゼロセブンの前に立ちはだかろうが、別にどちらでも構わないの……」

 

「なにせ、その時お前は、ゼロセブンに絶対勝てないようになっているのだから! ようし、セブンを地上に出す! ウルトラ警備隊も、このゼロセブンが相手なら不足はなかろう! ハーハッハッハ!」

 

「ハッチオープン!」

 

ついに、悪夢の兵器アンドロイドセブンが、地上へ解き放たれたのだった!

 

『Dywaaaa』

 

 

―――――――――

 

 

「ハッ! ……セ、セブンだ……」

 

ベータ号からエレクトロHガンを搬出していた俺は、聞こえてきた飛行音に振り向いた時、見慣れた真紅の巨人が飛んでくるのを見て、絶望のあまりロケットランチャーを取り落とした。

 

「やったー!」

「セブンが来てくれた!」

「こっちよー! おーい!」

 

歓喜の声で仲間の勇姿に手をふる隊員達へ駆け寄り、慌てて彼らを押し倒す。

あれが本物だったら、俺が馬鹿を見るだけで済む。

 

だが、そうじゃなかったら……!

 

「伏せろォー!」

「な、なにするの!」

「気でも狂ったのか!」

「てめえソガ……こんな時に!」

 

『Dywaaaa』

 

上空のセブンが額に指を翳すと、周囲の岩場が粉々に砕け散り、潮溜まりが一瞬で蒸発した。

 

 

……畜生めぇ!

 

やっぱり偽物じゃねえーかああっ!!

 

くっそがよーッ!!

 

「セブンが俺達を……」

「気でも狂ったのか……?」

「まさかそんなハズないわ!」

 

そのまま地上に着地したセブンは、ホテルを踏み潰し、辺りの建造物を破壊し始める。

 

ああ……良かった……オレの知ってるニセセブン回だ……

 

いや、全然良くねえ!

 

良くねえ……が!

 

「も、もしかして……またダンカンの時のように操られているのか……?」

「そんな! だったらこのまま攻撃しては、セブンを傷つけてしまうわ!」

「しかし、例えウルトラセブンでも……この地球上で暴力を振るう者とは……戦わなければならん!!」

「ですが、隊長! まさか、俺達がガイロスを攻撃したからセブンは怒っているんじゃあ……」

 

動揺する警備隊の面々。

 

「いえ! 隊長の言う通りです……!」

「ソガ隊員!?」

 

ふふふ……ふはははは!

 

しくじったなサロメ星人!

 

ガイロスとダブルオーとかいう、ほんま訳分からんチョイスで終わらしておけば良かったものを!

 

調子に乗って原作通りニセセブンまで出したのが仇になったな!

おかげで、ちゃんとサロメ星人回であると確信できた!

 

オレの目が黒いうちは、原作要素において、お前らの思惑通りになんて行かせるかよっ!

 

「見て下さい! あのセブンは真っ赤なニセモノです!」

「……セブンは元から真っ赤だぜ?」

「フルハシ先輩は黙ってて下さい」

 

もう一度暴れ回るセブンを指差し、堂々と語りかける。

 

「見て分からないんですか! 全然違うでしょう! 変な装飾が付いてます!」

「なにっ! ……なに?」

「うーん……」

「えっと……」

 

皆が目を凝らすが……

 

「すまん、見ても分からん」

「嘘ォ!?」

「変な装飾って、どれだよ?」

「手足とか胸元が思いっきり……えっと……あー……」

 

逆にそう言われたので、自分の目で確かめてみれば、敵の動きが激しすぎて、細部が全然判らなかった。

 

特に、海岸からニセセブンの立っている崖を見上げると、木々に隠れて殆ど肩から上しか見えない。

 

そういやニセセブンって、顔は本物と全く一緒なんだっけか……

 

いや、目がつり上がってたり、黒いラインでも入れとけや!

ニセモノとしてのリスペクトが足んねえんだよ馬鹿!

 

誰がここまで似せて作れって言った?

一目で違いが分かるようにしとかんかいボケ! カス!

そんなんだから、最後どっちが勝ったか分からなくて逃げるタイミング無くすんだぞ!

 

「腹! さっき飛んでる時に腹がなんかこう……ベルト的な、腹巻きみたいな奴がついてました!」

「腹巻き……?」

「……確かにベルトらしき金属部品が見えます!」

 

双眼鏡を覗いていたアマギが、俺の主張を裏付ける。

 

「……元からしてなかったかぁ? いつも、かっちょいいプロテクターつけてるしよ」

「いいえ……そうよ! セブンは頭と肩以外はいつも裸よ! いつかそんな話をしたわね! ソガ隊員!」

「そ……そう! それ!」

 

イマイチ詳細を覚えていない様子のフルハシが首を捻るも、セブンの見た目に関しては一家言あるアンヌが、こちらを素早く振り返った。

 

はえー、やっぱり女性って、他人のお洒落とか良く見てるんすねぇー!

え? 違う? 患者の些細な変化に気づけないようでは医者失格? ……さ、流石っすアンヌさん。マジリスペクトっす。

 

「だから操ってるにしても、あれが洗脳装置的なサムシングに違いない!」

「そうか……じゃあそうなのか」

「よし! 全火力をセブンの腹部に集中!」

「了解!」

 

よっし!

ニセモノ案件は比較的あっさり解決できたぞ!

 

たかがニセモノ程度で、今更狼狽えたりしねえんだよ! ざまあみやがれ!

 

さて問題は……

 

強さに関しては紛う事なき本物だって事。

 

しかもそのうえ、原作とは違ってニセガイロスまで同時に相手しなきゃならんときたもんだ。

 

……うん、どうしよう。

 

コレ、詰んでね?

 

 

―――――――――

 

 

「おや、もう攻撃を始めたぞ。ダン、お前は存外信頼されてないらしい……まあ、所詮は地球人か。ひとたび自分達の敵となれば、今までの恩も忘れて攻撃するとは……敵ながら少しばかり同情するよ」

 

「可哀想にね、ダン。ウフフ」

 

モニター内で、警備隊の仲間達が自身の姿をした巨大アンドロイドへ攻撃を加えるのを見て、ダンは思わず目頭が熱くなった。

 

サロメ星人の言うような理由で悲しいからではない。

むしろその逆だ。

 

彼は、これまで共に長く戦ってきた仲間達が、自分よりも強大な相手に対し、いつもどのような戦術を採ってきたか、よくよく理解していた。

 

まずは冷静に敵の弱点を探り、皆で力を合わせてそこを叩く!

 

それだけが、非力で小さな人類に許された、唯一にして最大の対抗手段なのだ!

 

そんな彼らの火線が、今はいったい何処を狙っているかなんて、このモニターで遠くから見れば一目瞭然じゃないか!

 

腹だ。明らかに皆はアンドロイドの腹を狙っている。

でもセブンの弱点は、そんな場所ではない。

 

もしも彼らが本気でウルトラセブンを殺そうとするのなら、真っ先に額を狙うハズだ。

 

ウルトラ警備隊は、囚われたセブンにそこからエネルギーを注入し、命を助けた事がある。

だったら、その場所がセブンにとって非常に重要な器官である事くらい重々承知しているはずなのだ!

 

だが、彼らは限りある火力を、セブンの顔面ではなく腹へと放っているではないか。

 

きっとみんなは、あれを拘束具か何かだと思い込んで、僕を自由にするために破壊しようと必死なのだろう。

 

ダンは込み上げる感情で胸がいっぱいになった。

 

「すまない……みんな……っ」

 

「ウルトラ警備隊の最期の相手がセブンとは……皮肉な巡り合わせだな!」

 

「これでウルトラセブンも……地球人の敵になった!」

 

「これでこの工場の役目は終わった。時限装置をセットしろ」

 

「ハイ!」

 

手下が爆弾のタイマーを作動させると、カチカチと不快な音が部屋に響き渡る。

 

「ここがお前の墓場だ」

 

「サヨウナラ……ダン」

 

ダンを一人残し、撤収していくサロメ星人達。

 

「う……くっ……」

 

力を籠めても、チブルタイト製の手錠はビクともしない。

 

(待てよ……チブルタイト? ……そうか!)

 

ダンは隊服の腰ポケットに人差し指を突っ込むと、鎖を関節に絡ませて、一気に引き抜いた!

 

「しめた!」

 

ソガ隊員のくれたキーチェーンは、胸ポケットのウルトラアイをサロメ星人の手から守る事は出来なかったが、腰につけていたもう一本は、ダンの手に素早く目当てのライターを握らせる事に成功した!

 

「アッ……ツ! グウッ……」

 

ライターの火で、火傷も気にせず手首の手錠を炙るダン。

 

チブルタイトの編み込まれた繊維は、柔軟な布に織物とは思えない程の強靱さを与えるが、逆に異常なまでの可燃性まで齎してしまっていたのだ!

 

「えいっ!」

 

手錠を焼き切り自由を取り戻したダンは、チラリと時限装置のタイマーに幾分余裕がある事を確認すると、腰のポーチからカプセルを一つ取り出した!

 

「アギラ! さっきの話は聞いていたな!」

 

ウインダムはガッツ星人に完全破壊され修復中、ミクラスはアロンとの戦闘で消耗したので本調子ではなく、パゴスは論外。

 

「今はお前だけが頼りだ! 皆を頼む! 敵の姿に惑わされるんじゃないぞ!」

 

そうしてダンは、手元のカプセルに意識を集中し……

 

「だぁーッ!」

 

彼の手からカプセルが掻き消える。

 

まだダンはウルトラアイを取り戻しておらず、能力には大きく制限がかかったまま。

 

この姿でウルトラ念力を使う事は、激しく消耗を強いられ、まさに寿命を削るに等しい行為だ。

 

だが、逆に言えば……寿()()()()()()()()()()()()()()()使()()()のである!

 

流石に人間一人をテレポートさせる事は難しいが、指先程度の小さなカプセル一つを転移させる程度ならば、どうという事は無い!

 

戦友達にささやかな援軍を送ったダンは、ガラスの向こうを見上げ、瞳をキラリと光らせた。

 

「ウルトラアイは……あそこか!」

 

工場の天井近く、アンドロイドの頭部があった辺りを確認したダンは、大きく助走をつけて……

 

「でゅわーっ!」

 

ガラスを体当たりで突き破り、工場の通路に躍り出た。

 

「よし、行くぞ!」

 

だが、その時……!

 

「オッ!?」

 

激しく警鐘を鳴らす第六感に従って、咄嗟にその場を飛び退くダン。

 

そこへ銃撃が殺到し、金属製の手摺や床が、まるで紙切れのようにボロボロになっていく。

 

「……なにっ!」

 

ダンが射線の先を見上げれば、そこには似たようなシルエットの人影が三体、彼の行く手を阻んでいた。

 

脳裏に思い起こされるのは、先ほどのサロメ星人の言葉。

 

『お前がここで死のうが、生き延びてゼロセブンの前に立ちはだかろうが、別にどちらでも構わない』

 

『その時お前は、ゼロセブンに絶対勝てないようになっている』

 

「……なるほど、そういう事か……!」

 

ダンがここから脱出するには、あのプロトアンドロイド達を倒さなくてはならず、その戦闘分だけ、セブンは消耗した状態で現れる。

 

その上で、最後に自分自身を倒せというのなら……いいだろう。

 

「……やってみせる!!」

 

なぜならモロボシ・ダンは……ミラクルマンの一員なのだから!!

 

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